マインクラフト(Minecraft)統合版プレビューおよびJava版スナップショットにて、「棚ブロック(Shelf)」が追加されました。
棚ブロックは、似た形や似た機能のブロックが少ないことから、様々な場面での活躍が予想されます。
本記事では、棚ブロックの体験方法や実装時期の予想を紹介しています。
棚ブロックの入手方法や便利な使い方についても解説しているため、ぜひ目を通してみてください。
目次
棚ブロックとは
「棚ブロック(棚/Shelf)」は、アイテムを飾りながら収納できるブロックです。
スタック数 |
64 |
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適正ツール |
斧 |
入手方法 |
クラフトで入手 |
棚ブロックは、木を材料にすることから、12種類のバリエーションがあり装飾としても優秀です。
また、今まで実装されていなかった縦ハーフブロックの代わりとして使うこともできるかもしれません。
実装時期はいつ?
棚ブロックは、2025年のゲームドロップ第三弾として実装予定です。
日付は未定
棚ブロックは、銅ゴーレムなどと同時に2025年のゲームドロップ第三弾として実装される予定です。
配信の時期は未定ですが、2025年のゲームドロップ第一弾は3月、第二弾は6月に配信されたことから、9月頃に配信される可能性が高いのではないかと予想できます。
棚ブロックを体験するには?
棚ブロックは、以下のバージョンにて先行体験ができます。
- Java版スナップショット25w31a以降
- 統合版プレビュー1.21.110.20以降
プレビューやスナップショットで遊ぶ方法を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
棚ブロックの一覧
棚ブロックのブロックID(コマンドID)と外見の一覧です。
ブロック名 |
ブロックID |
棚ブロックの見た目 |
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オークの棚 |
oak_shelf
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トウヒの棚 |
spruce_shelf
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シラカバの棚 |
birch_shelf
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ジャングルの棚 |
jungle_shelf
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アカシアの棚 |
acacia_shelf
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ダークオークの棚 |
dark_oak_shelf
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マングローブの棚 |
mangrove_shelf
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サクラの棚 |
cherry_shelf
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ペールオークの棚 |
pale_oak_shelf
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竹の棚 |
bamboo_shelf
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真紅の棚 |
crimson_shelf
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歪んだ棚 |
warped_shelf
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燃えない棚が2種
ネザーに生える木を材料とする「真紅の棚」「歪んだ棚」の2種は、燃えません。
真紅の棚と歪んだ棚は、かまどなどでの燃料としても使用できません。
統合版プレビューでは、Ver1.21.110.22にて同様の仕様に変更されました。
古いバージョンでは挙動が異なります。
棚ブロックの作り方
棚ブロックは、クラフトから入手できます。
クラフトで作成
棚ブロックは、樹皮を剥いだ原木、表皮を剥いだ幹、表皮を剥いだ竹ブロックのいずれか6つでクラフトできます。
棚ブロックは、複数の種類の原木を混ぜるとクラフトできません。
樹皮を剥いだ原木の種類一覧
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樹皮を剥いだオークの原木
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樹皮を剥いだトウヒの原木
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樹皮を剥いだシラカバの原木
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樹皮を剥いだジャングルの原木
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樹皮を剥いだアカシアの原木
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樹皮を剥いだダークオークの原木
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樹皮を剥いだマングローブの原木
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樹皮を剥いだサクラの原木
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樹皮を剥いだペールオークの原木
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表皮を剥いだ竹ブロック
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表皮を剥いだ真紅の幹
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表皮を剥いだ歪んだ幹
樹皮を剥いだ原木の作り方
樹皮を剥いだ原木、樹皮を剥いだ幹、表皮を剥いだ竹ブロックは、設置してある原木や竹ブロックに対して斧を使用することで作成できます。
樹皮を剥いだ原木は、原木に戻すことはできません。
一部の樹皮を剥いだ原木は、村などの構造物に使用されていることがあり、それらを回収して入手することも可能です。
棚ブロックの使い方
棚ブロックは、アイテムを収納できるほか、装飾としても使用できます。
アイテムを収納する
棚ブロックには、最大3種類のアイテムをそれぞれ1スタックずつ収納できます。
収納したアイテムは、棚ブロックの前面に表示されます。
アイテムを収納する方法
アイテムを収納する方法は、収納したいアイテムを手に持った状態で棚ブロックを使用することです。
アイテムを取り出す方法
手に何も持たない状態で棚ブロックを使用すると、収納されているアイテムを回収できます。
ホッパーを接続できる
棚ブロックは、チェストなどと同様にホッパーによるアイテムの搬入、搬出ができます。
統合版プレビューでは、Ver1.21.110.22にて同様の仕様に変更されました。
古いバージョンでは挙動が異なります。
また、棚ブロックをドロッパーの正面に設置している場合は、発射されたアイテムを収納することが可能です。
棚ブロックに接続したドロッパーをレッドストーン信号で動かすと、棚ブロックがレッドストーン信号の影響を受けます。
左から順に埋まる
ホッパーなどを用いて棚ブロックへアイテムを搬入すると、棚ブロックの左のスロットから順番に埋まっていきます。
搬入したアイテムが1スタックに達するまでは同じスロットに搬入され、1スタックを超えると次のスロットが埋まり始めます。
レッドストーンで状態変化
棚ブロックは、レッドストーンで動力を送られている状態では前面の仕切りがなくなり、機能が変化します。
動力が送られた状態の棚ブロックを使用すると、プレイヤーのホットバーの右端から3つのアイテムをまとめて交換します。
棚ブロックを繋げて収納
動力が送られた棚ブロックを横に並べると、棚ブロック同士が繋がったような見た目に変化します。
繋げられる棚ブロックは最大で3つです。
繋がった棚ブロックは、中身をまとめて収納、回収できるようになります。
動力が送られた棚ブロックを横に3つ並べた場合、ワンクリックでホットバーの中身を全て入れ替えることが可能です。
コンパレーターで検知
棚ブロックの背面にレッドストーンコンパレーターを接続することで、レッドストーン信号を検知できます。
統合版プレビューでは、Ver1.21.110.22にて同様の仕様に変更されました。
古いバージョンでは挙動が異なります。
棚ブロックの信号強度はアイテムが入っている位置により異なり、0から7までの信号を出力できます。
不具合は修正済み
統合版プレビューにて発生していた不具合は、統合版プレビュー1.21.110.23にて修正されました。
統合版プレビュー1.21.110.22では、棚ブロックやレッドストーンコンパレーターを設置する向きにより信号を検出できない不具合が発生していました。
この不具合に悩まされている場合は、統合版プレビューを更新することで解決できます。
装飾として使用
棚ブロックは、特有の外見からや様々な色から装飾としても活躍します。
部屋の中のアクセントとしても優秀ですが、並べることで外壁の装飾などにも使用できるでしょう。
統合版では光源隠しにも
統合版では、棚ブロックをどの向きに設置しても光が透過するため、裏に光源を隠すことができます。
Java版では、光源を完全に塞ぐ向きで設置した場合には光が漏れません。
縦ハーフブロックとしても使用できる?
追加された棚ブロックは、ある程度は縦ハーフブロックの代わりに使用できると言えるでしょう。
実装されていないアイテムです。
ハーフブロックを縦向きにしたようなブロックを指し、いずれ実装して欲しいという声が上がることがあります。
棚ブロックは、1ブロックの3分の1程度の厚さであり、ハーフブロックより薄めです。
加えて、棚ブロックは設置できる向きに制限があるため、現状ではハーフブロックほどの自由度がないことには注意が必要です。
トラップドアとの厚みの比較
左……棚ブロック
右……トラップドア
棚ブロックは、トラップドアよりも分厚くなっており、当たり判定も広くなっています。
トラップドアより狭い空間になりますが、フルブロックと棚ブロックの隙間に入ることが可能でした。
建築の際には、表現したい厚みや、当たり判定の広さの違いによって使い分けるとよいかもしれません。
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