『ドラゴンクエスト1(DQ1)』の主人公である勇者の血縁やクリア後の活躍、他シリーズでの登場について解説しています。
※この記事はドラクエ1および、ロトシリーズ(主にドラクエ1~3)のネタバレを一部含みます。お読みの際はご注意ください。
DQ1での勇者の立ち位置
主人公の勇者はロトの子孫
1の主人公は「伝説の勇者として語り継がれているロトの勇者の子孫」として冒険を開始しますが、具体的な出自などは明かされておらずシリーズを通しても比較的謎の多い人物です。
ロトの勇者はDQ3の勇者を指していると考えられる
また余談ですが、ここで言われる「ロトの勇者」とはDQ3の勇者を指していると考えられ、DQ3からは数百年の時が経過しているため、作中には出て来ませんがこの主人公の他にもロトの血を引いた子孫が居る可能性は高いです。
クリア後の勇者の動向
DQ1のラスボスである『りゅうおう』を倒した後は沼地の洞窟に捕らわれていたローラ姫と結婚しますが、それ以上の事は作中では明かされません。
具体的な足取りはDQ2にて明かされます。
他シリーズとの繋がり
ロトシリーズでの立ち位置
DQ2
DQ1の主人公の子孫たちの物語
DQ1から100年後の世界となっており、各国の要人であり主人公となる3人は全員「ロトの子孫」、つまりDQ1の主人公の子孫です。
また、DQ2のスタート地点は「ローレシア」という国となっており、DQ1の舞台であるアレフガルド大陸から海を越えて東に行った所にあります。
これらの事から、DQ1の主人公はローラ姫と結婚後海を渡って新たな大陸で国を興し、そこをローラ姫の名前にまつわるものにして嫡子を残していったと考えられます。
他にもローレシア大陸からムーンブルク大陸へ渡る際に「ローラの門」というダンジョンがあり、そこは「かつてロトの勇者がローラ姫と共に渡った事から名づけられた」とされている為、DQ2の主要王国の多くはDQ1の主人公自らが興した国々なのかもしれません。
DQ11(過ぎ去りし時を求めて)
シリーズで最も古い時代の作品でロトシリーズとの繋がりもある
DQ1の主人公自体が大きく関わっているわけではありませんが、作品としてはシリーズ中最も古い時代の話となっておりロトの勇者の原型の話と共に受け継がれていったロトの系譜としてムービーでDQ1の主人公が映っているシーンが存在します。
DQB(ドラクエビルダーズ)
DQ1の勇者が竜王から世界の半分を受け取った世界線の物語
DQ1のラスボス戦では、戦闘前に竜王から世界の半分をわけてやるという提案を受けます。
これに断るとそのまま戦闘開始、承諾するとゲームオーバーに類する展開になるのですが、ドラクエビルダーズは「勇者が竜王から世界の半分を受け取ってしまったDQ1の世界」が舞台です。
答えた張本人であるDQ1の勇者の姿も確認出来ますが、勇者の証である宝玉が奪い去られたロトの武具を身に着けた魔物と化しており、正しい選択をして竜王を倒した姿と比べると非常に痛ましいものであると言えます。
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