本記事では、チェンソーマンに登場する主要キャラとその死因、死亡シーンまでまで詳しく解説します。
本記事では、「チェンソーマン」第一部完結と第二部の最新話までのネタバレを含んでいるのでご注意ください。
第1部のキャラ
マキマ

出典: x.com
公安対魔特異課のリーダーでデビルハンターとして働いていました。
デンジやパワー、アキなどの上司でしたが、その正体は「支配の悪魔」です。能力は自分自身より格下だと思う相手を支配し、操ることや遠隔で敵を圧死させることです。さらに内閣総理大臣との契約でマキマが受ける致命傷は日本国民の病気や事故死に変換させることで、不死身に近い能力を持っています。
彼女の夢は憧れであるチェンソーマンを自分のものとし、チェンソーマンの持つ「食べた悪魔を存在ごと消す」という能力を使い、より良い世界を作ることでした。
不死身や支配などの能力を持ち、チェンソーの悪魔やデンジと戦いを繰り広げました。
その戦いの結果、マキマはデンジに倒され、全身すべてを調理され食べられてしまい死亡しました。
早川アキ

出典: mobile.x.com
公安特異4課のデビルハンターで、契約している悪魔は「狐の悪魔」、「呪いの悪魔」、「未来の悪魔」の3体です。
能力は狐に自身の髪を与えることで狐の頭を呼び出し、噛みつかせることです。呪いの悪魔に自身の寿命を捧げることで、釘のような剣を相手に4度刺すことで相手を確実に殺すという強力なものです。未来の悪魔は右目に悪魔を住まわせることで少し先の未来を見るという力を持っています。
デンジ、パワーと一緒に同じ部屋で暮らし、二人にとっての兄貴のような存在になっていました。そしてデンジとパワーを自分の命よりも大事に思うようになり、二人を守るため「銃の悪魔」を倒せるくらいの力をもらいにマキマに会いに行きました。
ですが、マキマはアキを「支配」し「銃の魔人」に変え、デンジのもとへ向かわせました。そこでデンジと銃の魔人と化したアキが戦い、アキはデンジに殺されてしまいました。
パワー

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アキと同じ公安特異4課のデビルハンターですが、人間ではなく「血の魔人」で自分の血を操り、固めることで武器にして戦います。
「銃の魔人」になったアキが死んだあと、デンジが待つマキマの家にバースデーケーキを持っていきました。玄関で待つパワーはマキマに銃の悪魔の力によって胴体を吹き飛ばされ、一度死亡しました。
ですが、マキマに瀕死にされたデンジの中に残っていた「パワーの血」から復活し、マキマからデンジを守りました。「血の悪魔」になったパワーはマキマからデンジを守りながら戦いますが、不死身のマキマには敵いませんでした。そしてパワーはデンジをゴミ箱の中に隠し、そこでデンジに
デンジこれは契約じゃ。ワシの血をやる、かわりにワシを見つけに来てくれ。
出典: チェンソーマン 第11巻 91話
といってデンジを助け、死亡しました。
姫野

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上記の三人と同じ公安特異4課のデビルハンターです。早川アキの先輩で元バディです。アキとは親交が長く。朝まで宅飲みをしたり、二人の行きつけの中華料理屋などが描かれていました。
契約悪魔は「幽霊の悪魔」です。自分の右目を捧げることで、相手からは目に見えず触れられないゴーストの腕を使い敵を握りつぶしたり、安全な位置から攻撃をできます。
パワー、デンジ、アキたちと一緒にご飯を食べているときにサムライソードに襲われます。目の前でアキが切られ、彼を助けるために右目だけでなく全てをゴーストに捧げることで、ゴーストの全てを使いサムライソードを追い詰めました。ですが「蛇の悪魔」の能力を持つ沢渡にゴーストを倒され、姫野は死亡しました。
荒井ヒロカズ

デンジと同期のデビルハンターでホテルで「永遠の悪魔」と対峙しました。その時に能力を使用するシーンはありませんでした。
その後東山コベニと行動しているときに、サムライソードの仲間たちに襲われ撃たれそうになるコベニを庇い、頭を打たれ死亡しました。
死亡後にあらわれた「暴力の魔人」の素顔やコベニを心配し、守ろうとする姿から同一人物ではないかと思われましたが、真相は依然謎のままです。さらに「暴力の魔人」も地獄で「闇の悪魔」からコベニを庇い死亡します。
京都公安のデビルハンターたち
天童ミチコ、黒瀬ユウタロウ、スバル



天童、黒瀬は姫野が死んでしまい、アキが病室にいるときに初めて登場しました。その際にはアキにデビルハンターをやめるように促したり、まだ続けるとアキが言った時は今以上に強い悪魔との契約が必要だと伝え、「未来の悪魔」と契約することになった機会を与えた人物です。
デンジが世界中の殺し屋から狙われる「刺客編」でスバルが初登場しました。スバルは京都屈指のデビルハンターとして知られていて、天童・黒瀬を率いて東京へ向かいました。
その道中でアメリカの殺し屋に拳銃で襲われ三人とも即死しています。
スバルの契約悪魔は出てきていませんが、天童・黒瀬は「罰の悪魔」と契約していることがマキマと「銃の悪魔」の戦いの際に支配された状態で出てきています。
日下部

「刺客編」で登場したデビルハンターです。契約している悪魔は「石の悪魔」で能力は、自分で書いた陣の中で相手に息を吹きかけると石に変えることができます。性格は几帳面で超が付くほどの真面目です。
デパートで人形たちと戦った後、地獄に落とされ「闇の悪魔」のよって両手を切り落とされます。そして反撃するために自分の血で陣を書き、「闇の悪魔」を石に変えようとしましたが、逆に自身が石に変えられてしまい死亡します。
玉置

日下部の相棒のデビルハンターで契約している悪魔はわかっていません。性格は冷静で任務を達成するために作戦を練る頭脳派です。
地獄に送られたときはほかの人たちと同様に「地獄の悪魔」によって両手を切り落とされてしまいました。そしてクァンシと共に「地獄の悪魔」に蹴りかかりましたが胴体を真っ二つにされてしまい死亡しました。
中村

日下部と同様に「刺客編」で登場したデビルハンターで「狐の悪魔」と契約しています。アキとは違い頭ではなく狐の手を使って戦います。
作中では人形を狐の能力で倒した時には、デンジ、アキ、天使の悪魔から「誰だ?」と全く知られていませんでした。そしてクァンシの高速移動で何も気づかず首を切られて死んでしまいました。
沢渡アカネ

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サムライソードとタッグを組んでいた女性で契約していた悪魔は「蛇の悪魔」で能力は自身の皮膚や爪を捧げることで巨大な蛇の尻尾や頭を使い戦います。そして蛇が飲み込んだ悪魔は使役することができ、幽霊の悪魔を支配していました。
アキとの戦闘ではゴーストを吐き出し、圧倒していましたが、ゴーストの弱点である恐怖を感じないものにたいして何もできないことを突かれ、ゴーストを倒されてしまいました。
焦った沢渡は蛇の悪魔を出そうとしましたが、コベニに背後を取られ捕まってしまいます。しかしコベニに連行されている途中に沢渡は自身の蛇によって自殺しました。
ビーム

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パワーと同じ特異4課に所属している「サメの魔人」でデンジ(チェンソーマン)を崇拝していて、デンジに出会う度に抱き着こうとしますが、毎回デンジに殴られてしまいます。
能力は地面や壁の中を泳ぐことができ、顔をサメに変えて敵にかみついたり、サメの悪魔の姿になることができます。レゼとの戦いではデンジを背中に乗せて戦いました。
地獄でビームは「闇の悪魔」の攻撃により重傷を負います。同じように瀕死のデンジを助けるために自身の血を与え、復活させました。しかしその直後、「闇の悪魔」によってバラバラにされ死亡しました。
プリンシ

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パワーやビームと同じ4課所属の「蜘蛛の悪魔」でいつもマキマの側近としてサポートをしていました。能力は蜘蛛のような脚を使い、相手を突き刺したり引き裂くことです。そして地獄に転送されたとき体の真ん中にあるジッパーのようなものを開くことで、マキマを地獄に転送させました。そのあと「蜘蛛の悪魔」が意識を取り戻した描写もなく、ジッパーが開いたままだったので死亡したものだと考えられます。
天使の悪魔

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上記の悪魔たちと同じデビルハンターで、姫野の代わりにアキのバディとして登場しました。能力は「彼に触れた相手の寿命を吸い取る」というものです。
吸い取った寿命は武器にすることができ、その年数が長ければ長いほど強力な武器を生成できます。
彼はアキと一緒にマキマに会いに行き、そこで自分の奪われていた記憶を思い出します。天使の悪魔は南国の海辺にある村で大切な人と幸せに暮らしていました。ですが急に現れたマキマに支配され、彼らの寿命を吸い尽くし殺してしまいました。
そのことを思い出し、支配されそうになったアキを守るため寿命の武器を使い、攻撃しようとしましたがそれも空しくマキマに「支配」され、「銃の悪魔」と「チェンソーマン」との戦いに使われて死亡しました。
モヒカン男

台風の悪魔と契約をしていた殺し屋です。これまで人を殺してきた過程で相手に自分の要求をのませるには、相手にとって大事な人を人質にとることが効果的であると考えています。デンジの心臓を奪うために、学校でレゼを人質にしようと襲いましたが返り討ちにされ、そのまま首を絞められ続け死亡しました。
レゼ

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雨の日、デンジと電話ボックスの中で出会った女の子です。いつもはカフェで働いていてデンジとよく遊んでいました。
彼女の正体は「爆弾の悪魔」でソ連のスパイとして育てられました。能力は首にある手榴弾の安全ピンを抜くことで「爆弾の悪魔」の武器人間に変身し、自分の腕や足、切り取った自分の肉体を遠隔で爆発させることや、手足を爆発させることで高速移動をします。
デンジとの戦闘では途中まで圧倒しましたが、デンジのチェンソーのチェーンを体に巻き付けられ、水中に引きずりこまれることで敗北しました。しかしデンジはレゼを助け、一緒に逃げようと提案し、レゼはそれを拒否し一人で逃げようとしましたが、気を変えてデンジの待つカフェへ向かいました。けれどその道中で待ち伏せをしていたマキマと天使の悪魔によって殺されてしまいました。
その後、マキマとチェンソーマンの戦いの際にマキマに「支配」された状態で登場し、チェンソーマンと戦いました。戦いの後、第二部におけるサムライソードのように再登場はしていません。
レゼに殺された対魔2課のデビルハンターたち
野茂

対魔2課のデビルハンターでアキと親交がある人物です。契約している悪魔は「狐の悪魔」です。出世に対し意欲的で副隊長になった時にはアキを本気で誘うことを伝えています。
レゼに訓練施設を襲撃された際に狐の手で攻撃しましたが、レゼに抱き着かれて爆発され、右手を失いました。その後もう一度レゼと戦い、首以外粉々にされてしまい死亡しました。
対魔2課の副隊長

対魔2課の副隊長で名前はわかっていません。契約している悪魔はアキと同様の狐で、しかも手ではなく頭を使うことができます。右手を失った野茂がレゼに殺されそうになった時に、狐の頭で攻撃しましたがレゼを倒すことはできずに野茂と同じく殺されてしまいました。
加藤、田辺


対魔2課の訓練施設にいた野茂の部下たちです。契約している悪魔は「カビの悪魔」でレゼに襲撃されたときには心臓と腸にカビを生やし、レゼにダメージを与えました。
しかしレゼの頭の爆発によって殺されてしまいました。
クァンシ

出典: x.com
元公安のデビルハンターで、岸辺の元相棒でした。
能力は素の状態で高速移動ができ、クァンシに切られた相手は切られたことにさえも気づかないほどで、格闘能力でもデビルハンターの吉田や岸辺を圧倒するほどです。
そして右目の中にある矢を引き抜くことで「弓(弓矢)の悪魔」の武器人間に変身し、両腕から無数の矢を撃つことができます。
デンジとともにサンタクロースの悪魔と戦いましたが、不死身である彼女を倒すことはできず、宇宙の魔人に無力化させることで勝利しました。
その直後に現れたマキマに即降伏し、4人の彼女はせめて助けてもらうように頼みましたが、マキマは
死体が喋っている
出典: チェンソーマン 第7巻 60話
といいクァンシたちの首をはね、殺しました。
そしてレゼと同様にマキマの下僕となった状態で再登場し、チェンソーマンと戦いました。そして第2部でマキマの支配から逃れることができ、再登場を果たしました。
クァンシの恋人の魔人たち
ピンツイ

ポニーテールが蛇の形をしている魔人で、作中で岸辺の契約悪魔が「爪の悪魔」「ナイフの悪魔」「針の悪魔」であることだけでなく、岸辺の体がすでにボロボロで悪魔との契約で支払えるようなものは特にないことを見抜きました。
そして地獄で「闇の悪魔」によりバラバラに殺されてしまい、現世に戻った時サンタクロースの悪魔によって人形にされてしまいました。
ロン

頭に角のようなものが生えている魔人で口から火を吐くことができます。ピンツイと同じように何の魔人かはわかりませんが「サラマンダー」や「ドラゴン」のような火を吐くことができる怪物の魔人ではないかと考えます。
ピンツイと同様に地獄で殺された後、人形に変えられてしまいました。
ツギハギ

ブラックジャックのような全身に縫った痕があり、地獄でクァンシの首が切られ現世に帰ってきたときにクァンシの目から矢を抜いて、クァンシを復活させました。こちらも同様に何の魔人かはわかりませんが、見た目から「死体」や「傷跡」の魔人ではないかと考えられます。
そしてサンタクロースとの戦いの後、現れたマキマによって首を切られて死亡します。
コスモ

クァンシの恋人の中で唯一何の魔人か判明している人物で、その正体は「宇宙の魔人」です。つねに「ハロウィン」としか喋ることはありません。
しかし彼女の能力は「相手にこの世のあらゆる情報を強制的に与える」ことで、サンタクロースに対し使用した時には「ハロハロウィーン」というセリフとともに攻撃しました。その攻撃を受けたサンタクロースは「ハロウィン」としか喋れない状態になり、行動不能になりました。
その直後現れたマキマによって、クァンシ、ツギハギと共に首を切られて殺されてしまいます。
トーリカ

サンタクロースの弟子で雪山でウサギを狩るなどをして暮らしていました。
契約している悪魔はいませんが、師匠と契約している「呪いの悪魔」の能力を使い、一度デンジを殺害しています。
その後サンタクロースの「触れた相手を人形にする」という能力によって人形に変えられてしまい、彼女の代わりに地獄へ行き「闇の悪魔」の肉片を手に入れます。
そして地獄にやってきたマキマによって支配され「地獄の悪魔」と全てを捧げる代わりに全員を地獄から帰るための生贄として、消費され死亡しました。
死亡した悪魔たち
トマトの悪魔

デンジがまだ人間でポチタも素の状態で生きていた時に、ヤクザから依頼を受けデンジたちに退治された悪魔です。
殺した後もトマトの特性から種から復活する能力があるので、しっかりと燃やすようにデンジから教えられます。強さ自体は「チェンソーマン」でもないデンジに殺させるくらいなので、見た目ほどの強さではないようです。
ゾンビの悪魔

第一話で登場した悪魔で見た目は名前の通りグロテスクです。
「ゾンビの悪魔」と契約しているのはサムライソードのおじいちゃんで、デンジの借金の借主でヤクザでもありました。
「ゾンビの悪魔」はデビルハンターであるデンジを殺すためにおじいちゃんを使い、倉庫におびき寄せデンジを殺害しましたがポチタが心臓になり、「チェンソーマン」となったデンジに体を真っ二つにされ、死亡しました。
その後マキマとチェンソーマンの戦いで「ゾンビの悪魔」が支配された状態で再登場しました。
筋肉の悪魔

デンジが「コウモリの悪魔」を殺し。マキマに保護されパーキングエリアにいたときに、少女に取りついていた悪魔です。
最初は少女とデンジに友好的でかわいらしく振舞いましたが、それはデンジを警戒を解かせ隙を作るための罠で、少女を介してデンジを攻撃します。その名前の通り筋肉でデンジの腕を握りつぶし追い詰めますが、口でチェンソーのスターターを引き「チェンソーマン」に変身したデンジに殺されます。
コウモリの悪魔

パワーの飼いネコであるニャーコを人質にして、怪我を治すための食料である人間を連れてくるようにパワーを脅した悪魔です。能力は翼で飛ぶことや大きな体を生かしたパワーです。
デンジの血を吸い、回復した「コウモリの悪魔」はもっと人間を食べるために街へと飛んで行きましたが、ついてきていたデンジにチェンソーマンに変身されて、殺されてしまいました。

第2部でもアサを襲う新たな「コウモリの悪魔」として登場します。突然現れた「ゴキブリの悪魔」と戦っているデンジと「ゴキブリの悪魔」に押しつぶされて、そのまま「コウモリの悪魔」は死んでしまいました。
ヒルの悪魔

「コウモリの悪魔」との戦いが終わった後、突然現れた悪魔でコウモリの悪魔と一種の恋愛関係に似た関係でした。そして「コウモリの悪魔」を殺した瀕死のデンジを、自身の触手で殴り追い詰めます。そのままデンジを食べようとした「ヒルの悪魔」でしたが、アキの契約している「狐の悪魔」に食われて死亡します。
永遠の悪魔

ホテルの中にいた「銃の悪魔」の肉片を食べた悪魔で、能力は階段を無限に続く階段に変えたり、部屋にある窓を別の部屋につなげるといった完全な閉鎖空間にすることと、その空間のみ時間を止めること、自身の肉体を永遠に回復し続け、増殖させることです。その能力によってデンジたちを数日にわたって精神的に追い詰め、仲間たちにデンジを殺し心臓を渡すように交渉しました。しかしデンジによって何日もチェンソーで切り続けられ、食べられ続けることに耐えられなくなった「永遠の悪魔」は、その苦痛から解放されるためにデンジに心臓を差し出し、死亡しました。

第二部ではホテルではなく水族館で再登場しアサやデンジたちを追い詰めますが、デビルハンターの吉田の攻撃やアサの水族館を武器に変えた「水族館槍」によって殺されます。
台風の悪魔

名前の通り台風を起こせる巨大な悪魔で、モヒカン男と契約していましたが、レゼにモヒカンが殺されたときに彼女の下僕になりました。
レゼとデンジの戦いの際にレゼの助けとなるために乱入し、レゼと共に戦いました。しかしビームの背中に乗ったデンジによって切られて殺されてしまいました。
銃の悪魔

アキが子供のころに現れた、主要大陸に十数秒で人間を大量虐殺してしまえるほどの力を持つ悪魔です。アメリカの大統領が「支配の悪魔」であるマキマを殺すため、アメリカ国民の寿命1年分を生贄に「銃の悪魔」を不完全な形ですが復活させました。
秋田県の現れた「銃の悪魔」はマキマへ住民を巻き込みながら攻撃を行います。しかし不死身であり死体やその契約していた悪魔を支配し、能力を同時使用することで「銃の悪魔」を瀕死まで追い込み、アキに乗り移らせ「銃の魔人」に変えました。

前述のとおり「銃の魔人」となったアキは、夢うつつな状態で自身がどこにいるのかもわからないまま、そこの住民を巻き込みながら攻撃しデンジを攻撃します。ですが住民の血によって復活したデンジのチェンソーによってお腹を切られて死亡します。

第二部では「銃の悪魔」ではなく「戦争の悪魔」であるヨルによって「銃の女神」という自由の女神をもとにした悪魔のようなものが登場します。
地獄の悪魔

マキマを殺す作戦の際に公安のデビルハンター数人の命を生贄として呼び出された悪魔です。ですがチェンソーマンに瞬殺されてしまい、瀕死のデビルハンターの血を飲んでチェンソーマンを地獄に送らせることに成功します。ですがチェンソーマンは地獄で悪魔を殺しまくり、現世に帰ってきます。能力も対象を地獄に送ること以外はあまりわかっていません。
ゴキブリの悪魔

第2部で登場した拳でビルを倒壊できるほど強力で巨大な悪魔です。デンジと戦い、追い詰められた際には一人の学生と5人の老人が乗った車を人質に取り、どちらかを助けさせることで隙を突こうとします。ですがデンジはどちらも無視して「ゴキブリの悪魔」を両断し殺します。デンジが助けたのは人間ではなく近くにいた「一匹の猫」でした。
正義の悪魔

委員長やユウコと契約し、異形の姿と力を与えていた悪魔であると考えられていましたが、現在では「火の悪魔」と契約していたのではないかと考えられています。
「正義の悪魔」の能力は自身の触覚のようなものを伸ばし突き刺すことや、お腹にある大きな口で食べることです。「落下の悪魔」との戦いのときに登場しデンジやアサと戦い、アサが作ったスーパーチェンソーマンバイクで交戦するなど、非常にユニークな戦闘をした悪魔です。そしていつの間にかチェンソーマンに殺されていました。
第2部のキャラ
コケピー

第2部の1話に登場した「鶏の悪魔」です。頭がなく鶏は怖がられる存在ではないので特に悪魔らしい能力もないですが、アサのクラスメイトと仲良く学校で生活していました。ですが3か月たったある日、先生から
今からデビルハンター志望の生徒にコケピーを殺して貰う!
出典: チェンソーマン 第12巻 98話
と説明されるが、クラスメイトはそれを拒否して先生もその判断を喜び、みんなで校庭に出て遊びます。アサは一人でいましたがコケピーに誘われ、一緒に遊ぼうとします。
しかしアサはコケピーを抱きかかえたままこけてしまい、そのままコケピーを押しつぶして殺してしまいました。
田中先生

アサのクラスの担任で生徒からは人気があり、一人で馴染めていないアサに気を配っていた先生です。その正体はクラスの委員長と肉体関係を持ちながらアサにも好意を持っている変態でした。そして戦争の悪魔に乗っ取られたアサによって脊髄を引き抜かれ、田中脊髄剣となり死亡しました。
委員長

アサのクラスの委員長で、先生と同様に一人ぼっちのアサを気にかけたり、コケピーを殺さないと生徒を代表して発言するなど良い委員長です。
ですが前述のとおり担任である田中先生と肉体関係にあり、先生がアサに好意を持っていることに嫉妬していました。そしてその嫉妬が爆発し、アサを殺し先生を自分のものとするために正義の悪魔と契約し、異形の肉体を手に入れアサを一度殺しました。しかし戦争の悪魔と契約したアサ(ヨル)によって田中脊髄剣で切られ、手榴弾で爆発し死亡しました。
ユウコ

アサと同じ学校に通う女の子で、チェンソーマンのような正義のヒーローに憧れています。
ユウコはコケピーを殺した日からアサがいじめられているのを知り、何とかしようと考えます。そして「正義の悪魔」と契約することで力を手にし、学校で暴れます。アサはそれを止めるために制服強強剣でバラバラにします。アサは友人であるユウコを殺してしまったことに悲しんでいると、ヨルの姉を名乗る「飢餓の悪魔」が現れ、より異形な見た目で復活させます。
するとそこにデンジが現れユウコを撃退し、敗走させます。その日の夜ユウコはアサの家を訪ね、異形となった姿で別れを告げます。その後ユウコは偽チェンソーマンによって殺されてしまうのでした。
ナユタ

出典: www.s-manga.net
支配の悪魔であるマキマが新たに転生した少女で、デンジとマキマが飼っていた犬たちと一緒に暮らしています。いつもは小学生として学校に通っています。能力はマキマと同様に支配をする能力で、鎖を指から出し相手に攻撃し、操ります。
ですがマキマほどの強さではなく、不死身や対象を遠隔で圧死させるような能力はないようです。その能力を使いデンジを誘惑したヨル(アサ)を鎖で攻撃するなど、デンジに好意を持っていることが分かり、それはデンジに興味がなかったマキマとは違う存在であることの証明といえそうです。
そんな平穏もつかの間、チェンソーマン協会の副総裁バルエムの「デンジをチェンソーマンにする」という目的のために、ナユタは首を切られて回転寿司店で皿に乗せられてしまいました。
マキマがパワーやアキを殺した時の模倣犯であることが分かります。それ以降ナユタが新たな支配の悪魔として復活した描写はありませんが、マキマと同様に新たな存在として登場する可能性はあります。
バルエム

チェンソーマン協会の副総裁で信者にナユタを殺すように指示した男です。その正体はクァンシやサムライソードのような「火炎放射器の悪魔」の心臓を持つ武器人間であり、第1部ではマキマに支配され、チェンソーマンと戦いました。能力は手を火炎放射器にし、相手を燃やすことです。ただの炎ではなくコンクリートを吹き飛ばすほどの火力ですが、チェンソーマンには通用せず勝つことはできませんでした。
バルエムの目的はデンジをチェンソーマンにすることで、デンジとナユタの住む家に火をつけたり、ナユタを信者に殺させました。さらに倒れている吉田ヒロフミを火炎放射器で燃やし、殺しました。その結果チェンソーマンになったデンジに食べられ、死亡します。
吉田ヒロフミ

公安所属のデビルハンターでデンジの監視をするために同じ高校に通う高校生です。
第1部では「刺客編」でクァンシと戦い、岸辺とマキマについて話すなどかなり重要なポジションにいました。能力はクァンシとも戦える格闘能力と契約している「蛸の悪魔」による触手の攻撃や墨での目くらましです。第2部ではアサと同じデビルハンター部に入り、少しの間アサから好意を持たれたり、デンジとカフェでお茶をするなど高校生活を満喫しています。
公安として三船フミコとバディを組んだり、デンジがチェンソーマンであることが周囲にばれそうになった時は、ばれないようにごまかすなどデンジに振り回されることも多々あります。
雨が降る日、学校でデンジとピザを一緒に食べていると急に爆発し、現れたバルエムの火炎放射器で燃やされ死亡しました。その目的はデンジを絶望させ「チェンソーマン」にするためのスイッチでした。
生存キャラ
名前 |
現在の動向 |
|---|---|
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デンジ
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高校生として生活しながらチェンソーマンとして「ゴキブリの悪魔」や「正義の悪魔」など強力な悪魔を退治している。頭の中は女の子にモテたい欲でいっぱいで、自分がチェンソーマンであることが自然にバレてモテることに必死です。 ナユタがチェンソーマン協会の手によって殺されたり、ヨルと「老いの悪魔」との戦いで共闘をするなど波乱万丈な人生を歩んでいます。 |
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三鷹アサ |
「戦争の悪魔(ヨル)」を体に宿している女子高生です。触れたものを自身の武器に変えることができ、それが自分にとって罪悪感を感じれば感じるほど、より強力な武器になります。 ユウコとの戦闘では親の形見である制服を武器に変えることで、悪魔になったユウコを一瞬でバラバラにできるほどの剣に変えました。現在は公安のデビルハンターである吉田に片腕を奪われました。そしてデンジに対する複雑な感情を持ちながら協力をしています。 |
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ヨル(戦争の悪魔)
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最初の見た目はフクロウのような外見で委員長によって殺されかけたアサに契約を持ち掛けます。そしてアサの体に入ることに成功しました。 チェンソーマンを殺すことを目的としている悪魔で、アサからヨルに変わると頬に十字傷が現れ、目がマキマのような目になります。チェンソーマンであるデンジを自分の武器に変えようとしたり、デンジとキスをしました。黒いチェンソーマンになったデンジを銃の力を使い、追い詰めます。 |
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岸辺
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公安特異1課の最強のデビルハンターで、デンジとパワーの師匠です。契約している悪魔は「爪・釘・ナイフの悪魔」でデンジとパワーの訓練の際に奇襲を受けても余裕でいなし、クァンシの愛人の悪魔を無傷で人質にするなど実力は折り紙付きです。 マキマ討伐作戦ではデンジのサポートをして、マキマに追われているデンジとコベニを保護したり、マキマを食べるための部屋を借りたりしました。マキマが死んだ後現れた「ナユタ」を中国から回収し、以前のような「支配の悪魔」にならないようにデンジに任せました。 |
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東山コベニ
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デンジたちと同じ特異4課のデビルハンターで精神的には不安定ですが戦闘能力は非常に高く、「蛇の悪魔」を使う沢渡を追い詰め捕縛しました。地獄で「闇の悪魔」と遭遇し公安をやめバーガーショップで働いていました。 しかし、デビルハンター以外に不向きな彼女はそこでパワハラを受けるなど苦しんでいました。そこに現れたチェンソーマンに上司や同僚が殺され、アイスクリームを一緒に買いに行き、ゲームセンターのダンスゲームで踊るように命令されるなど遊び相手にされ、マキマの敵として扱われるなど散々な目に遭いました。 |
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三船フミコ
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公安特異7課所属のデビルハンターでデンジの護衛が主な任務です。デンジとカラオケ店で遊ぶなどしていましたが、デンジとレゼが襲われた際には二人を置いて逃げました。 老いの悪魔とチェンソーマンの戦いでは「老いの悪魔」や吉田の契約している悪魔「蛸の悪魔」に心臓を捧げ、死亡しました。ですが彼女は「性病の悪魔」と契約していて自身と性行為をした人物は、三船フミコになるという能力によって世界中に何人もフミコがいます。なので彼女はほぼ不死身のような状態で生き続けています。 |
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シーちゃん(死の悪魔)
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マキマやヨルの姉に当たる悪魔です。初登場時は自身を「飢餓の悪魔」キガちゃんと呼ばせていましたが、正体は「死の悪魔」でした。基本高校生として生活していてかなりの大食いでもあります。 彼女は「来るべき日」という何かが訪れる瞬間のために様々な悪魔を使役しながら画策しています。その「来るべき日」が何なのかはまだ明かされていません。 |
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キガちゃん
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転校してきた本当の「飢餓の悪魔」でほかの生徒に対しデリカシーがなく、思いやりの足らない部分がある女子高生です。ほかの姉妹と違い、あまり強くなく偽チェンソーマンに一瞬で首を切られるほどです。 |
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デンジの借金の借主であったおじいちゃんの孫であり、そのおじいちゃんを殺したデンジに対して恨みを持っています。一度目の戦闘ではデンジを倒せましたが、その後デンジに倒され金球を蹴り続けらるという地獄を味わいます。マキマとチェンソーマンの戦いで「マキマ」に支配された状態で登場し、戦わされます。 第2部ではマキマの支配から逃れた「サムライソード」は公安と協力関係であり、チェンソーマン協会強襲作戦では教祖を殺すなど実力を発揮しました。デンジとは以前のような完全な敵対関係ではなく、一時的に協力をするなど関係性が変化していました。 |
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伊勢海ハルカ
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デビルハンター部部長兼生徒会長で胸にはデンジと同じスターターロープをつけている男子高校生です。チェンソーマンに憧れていて、少しでも近づくために手術でスターターロープをつけました。 チェンソーマン協会の顔として活動していましたが、チェンソーマン協会の解体運動によって捕らえられ、悪魔収容センターに入れられました。そこでアサたちに助けられ、デンジが本物のチェンソーマンであることに衝撃を受けました。 |
生死不明のキャラ
サンタクロースの悪魔

デンジの心臓を奪うために雇われたデビルハンターの女性で、契約している悪魔は「人形の悪魔」でサンタクロースに触れられた人間は彼女の人形になり、行動不能になるまで操られます。
サンタクロースは地獄に行き、「闇の悪魔」の肉片を「デンジの心臓」と交換し、強大な力を手にしました。新たな力でデンジとクァンシに戦いを挑み善戦しますが、ガソリンをかぶって火だるまになったデンジにより闇の力を弱められ、倒されます。
そしてクァンシの恋人であるコスモ(宇宙の悪魔)による能力、この世のあらゆるすべての情報を頭に入れる攻撃を受け、ハロウィンのことしか考えられなくなり行動不能になってしまいます。
まとめ
第一部、第二部と多くの主要キャラクターたちが殺され死んでいきました。
中にはマキマのように新たな存在として生まれ変わることもありますが、基本そのまま死んだままです。今後もしかしたらパワーのような地獄で転生を繰り返すキャラが再登場するかもしれません。さらにクァンシやサムライソードのようにマキマの支配から逃れた武器人間のようにレゼも再登場するかもしれません。今後の展開に期待です。













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