本記事は『ONE PIECE』に登場するジェイガルシア・サターン聖の解説・考察です。モチーフと思われる牛鬼の伝承にも言及しています。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
目次
ジェイガルシア・サターン聖とは
出典: one-piece.com
ジェイガルシア・サターン聖とは、五老星の科学防衛武神を務めていた人物。
エッグヘッド編終了直前にはイムに粛清されて死亡しました。後任は神の騎士団最高司令官だったフィガーランド・ガーリング聖が務めています。
主な活躍は以下の通りです。
- ジニーに人体実験して、副作用で青玉鱗を発症(間接的に殺害)
- くまのサイボーグ化を推し進める(親子の絆を引き裂く)
- 悪魔の実とは毛色の異なる”牛鬼”という能力
- 五芒星(アビス)からの登場
作中でも取り分け異質な存在として描かれています。またくま、ジニー、ボニーの人生を狂わせたのもサターン聖の仕業です。「虫けら気持ちを理解しろと言うのか?」という言動など、そのあまりにもクズ過ぎる所業が話題になっていました。
どうして死亡したのか
サターン聖の死亡の裏には「イムに与えられた不能能力を没収されたのではないか」というのが主な意見です。同時にイムに不老能力が扱えるのは設定的に厳しい面もあります。
以下の4つの描写を振り返りながら、本当に不老能力だったのかどうかを考察してみましょう。
- 死亡描写
- 200年前から姿が変わっていない
- パワーバランスの崩壊
- 象主の前例
死亡描写まとめ
出典: one-piece.com
以下はサターン聖の死亡の前後の描写です。
- ジョイボーイ(ルフィ)を取り逃がした件でイムの怒りを買う
- イムの力により黒いもやもやに包まれる(人体発火?)
- 眼球がくぼみ、皮膚が爛れ、最終的に白骨化
直前には「イム様…慈悲を…」と命乞いするやり取りもありました。五老星はイムに忠誠を従う存在ですが、どうやらかなり一方的な力関係のようです。
死亡描写に関しては全体的に老化と似た症状です。不老が没収されて通常の肉体に戻された反動で、肉体が耐えきれずに白骨化したと解釈できないことはありません。
また現場にいた中将達も全く状況が掴めず半ばパニック状態にありました。これらも人知を超えるような能力が働いていると捉えられますね。
約200年前から姿が変わっていない
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約200年前の回想に登場したサターン聖は現在と容姿が変わっていませんでした。22、10、6年前の回想シーンでも同様です。
全種族中最長の寿命を持つと思われる巨人族でさえ人間族の3倍です。巨人族最高齢の408歳のヤルルも、160歳のドリー、ブロギーと比較すると顕著な老化が見られました。
つまり五老星が老いないのは長命種などの種族由来ではなく、何らかの外的要因によるものと考えられます。
パワーバランスの崩壊
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仮にイムが不老を与える能力を持つ場合は作品全体のパワーバランスが崩壊してしまうのが、不老能力を与えた説が厳しい理由になります。
さらに言えばサターン聖だけ特別扱いしているような様子も無かったので、他の五老星も同様の不老能力を付与された事になります。
仮に何らかの代償が伴うとしても、複数人に付与できる時点であまりにもチート能力過ぎるでしょう。漫画の設定的にも大きな矛盾が生まれかねません。
究極の悪魔の実と称されるオペオペの実ですら、不老手術の代償に能力者本人が死亡します。マリージョアに眠る国宝の正体を知るドフラミンゴでさえ、オペオペの実を手中に収めようとしていました。
象主の前例
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現存している中で恐らく最高齢と思われる象主を例にして探っていきましょう。
空白の100年に該当する約800~900年より、さらに昔と思われる神典(ハーレイ)の第一世界には、巨大な象のような生物の上にイム似た者と他4名が搭乗していました。
第一世界は業炎の蛇によって世界が滅びました。そして象主は現在まで何らかの罪により歩き続けています。
仮に第一世界の巨大な象が象主本人で第一世界が滅びた一件にも関与していたとするならば、寿命の謎は業炎の蛇に受けた呪いのようなものとも解釈できます。イムと他4名も同じような呪いを受けていたとすれば、イムと五老星が空白の100年を知っている理由にも説明が付くでしょう。
死亡したのは何話?
サターン聖が死亡した回は111巻1125話〝何をもって死とするか〟に収録されています。死亡理由はジョイボーイ(ルフィ)を取り逃がした失態によりイムに粛清されました。
またエッグヘッドでの活躍は106巻から始まります。
ルフィ戦で食べ物を与えたのは誰?
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ルフィ戦で食べ物を与えたのは黄猿でほぼ確定しています。根拠となる110巻SBSでは「ルフィにご飯を与えたのは誰?」という質問に対して「光の速さで行われた」と回答しています。
黄猿が裏切った理由はベガパンクと旧知の仲だったり、部下の戦桃丸を職務上殺されなければならないジレンマによるものだと考えられます。
正体は悪魔そのもの?
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サターン聖の正体が悪魔そのもの説は、これまでのキャラと比べて明らかに異質なのが大きな根拠になります。以下の3つから解説していきます。
- 羽衣はあっても能力の記載がない
- トシトシの実が効かなかった
- 魔法陣
羽衣はあっても能力の記載がない
出典: one-piece.com |
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サターン聖には動物系覚醒者特有の羽衣がありました。一方で○○の実という記載は無く、”牛鬼”としか表記されていません。能力者であれば必ず上記画像のルッチのように表記されます。
これは悪魔の実の能力にカテゴライズされない、特殊な能力だと示唆しています。
トシトシの実が効かなかった
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サターン聖に捕まったボニーはトシトシの実の能力で反撃しようとしましたが、不発に終わっています。
ワノ国編で悪魔の実の能力は覇気で解除できるという新たな設定が登場しましたが、能力自体が無効化された前例はありません。また悪魔の実の能力は動植物にも作用するので、無効化したサターン聖は一般的な生物とは隔絶した存在となります。
元々ボニーの能力は、赤ん坊の頃に悪魔の実をそのまま食べられないからと実から抽出したエキスで飲ませていました。実験者はサターン聖だったので、開発者に能力が使えないようにプログラムされた可能性もあります。
魔法陣
サターン聖は、エッグヘッドに数字の5のような模様が刻まれた魔法陣から登場していました。同様のものを他の五老星と、神の騎士団も使っていました。
訓練を重ねた海兵が会得する六式や、一部の強者しか扱えない覇気とは明らかに異なる能力から、隔絶した存在であると示唆しています。
またイムへの服従と、サターン聖が粛清された件を合わせると、五老星、神の騎士団、イムは使い魔と主のような関係にあります。
ハラヘッターニャの魔法陣
出典: one-piece.com
偉大なる航路にあるナマクラ島のハラヘッターニャでは、悪魔「サタン」を呼び出す儀式が行われていました。
- サタンとサターンで名前が酷似している
- ワンピース界にも悪魔的、もしくは超常的なものが存在する
またナミがエルバフ西の村「アウルスト城」の王の間で、神の騎士団が使った魔法陣を見つけた際にも「どっかの国の儀式で悪魔呼んだりするやつ」と語っています。他に該当する国や儀式も無いので、ハラヘッターニャの事を指していたのでしょう。
悪魔の実の能力
サターン聖が仮に悪魔の実の能力者であれば以下のように考えられます。
悪魔の実 |
動物系ウシウシ or クモクモの実 幻獣種モデル「牛鬼」 |
---|---|
能力 |
|
備考 |
|
牛鬼(うしおに、ぎゅうき)の伝承
サターン聖と牛鬼の伝承を比較すると以下のようになります。
サターン聖 |
牛鬼 |
---|---|
海沿いに登場 |
主に海岸に現れる |
爪に毒をまとわせる |
毒を使う |
一般人を見下した |
性格は残忍で獰猛 |
薬物実験の副作用でジニーが青玉鱗を発症 |
見ただけで病気になる |
他の五老星も妖怪由来の能力を持つ |
濡れ女という妖怪と一緒に人を襲う |
特に類似点無し |
人に化けていると水面に正体が写る |
人に化けている時には水面に正体が写るという特徴以外は概ね一致しています。作中ではニカが猿神ハヌマーンをモデルにしていたり、実在する海賊をモデルにしていると公言しているので、サターン聖も能力の通り妖怪牛鬼の伝承をモデルにしているのでしょう。
他の五老星の固有能力
他の五老星の固有能力と見られるものは以下の通りです。
ナス十郎聖 |
ピーター聖 |
---|---|
出典: one-piece.com |
出典: one-piece.com |
・高速移動 ・斬撃が凍る |
強力な吸引力で対象を捕食 |
上記以外では体格や牙を活かしたフィジカル主体の攻撃が中心でした。
サターン聖のモデルは土星?
サターン聖のモデルは名前の通り土星のサターンが有力です。そして土星をモデルに前提にすると、ジョイボーイや他の五老星とのつながりが見られます。
名前と曜日のつながり
曜日は肉眼で見える太陽、月、火星~土星の各惑星のサイクルが起源と言われています。
- 太陽の神ニカの能力を持つジョイボーイ
- 三日月の髪型をしたガーリング聖
- 五老星の名前に含まれた火星~土星
これらを曜日に当てはめてみましょう。
キャラ:惑星 |
曜日 |
---|---|
出典: www.youtube.com ジョイボーイ:太陽 |
日 |
出典: one-piece.com フィガーランド・ガーリング聖:月 |
月 |
出典: one-piece.com マーカス・マーズ聖:火星 |
火 |
出典: one-piece.com トップマン・ウォーキュリー聖:水星 |
水 |
出典: one-piece.com シェパード・十・ピーター聖:木星 |
木 |
出典: one-piece.com イーザンバロン・V・ナス寿郎聖:金星 |
金 |
出典: one-piece.com ジェイガルシア・サターン聖:土星 |
土 |
新五老星のガーリング聖まで曜日の法則性にあてはまるので、ジョイボーイと五老星は実は同陣営だったと考えられます。
イムと五老星は一方的な関係だったので弱みを握られているか、従わざるを得ないような状況に追い込まれているとの見方ができるでしょう。
陰陽五行と五芒星の5のつながり
サターン聖が現れた五芒星にあった数字の5に似たマークは五行説と土(土星)をモデルにしている可能性があります。
陰陽五行と五芒星の違い
陰陽五行と五芒星はどちらも似た形をしていますが、概念は異なります。
簡単に言うと、五行は陰陽説由来の五つの要素を表しており、五芒星はその五つの要素を相互作用を表すシンボルです。本記事の解説上では、2つは同一の事柄から派生した別物とだけ理解していれば大丈夫です。
古代中国における陰陽五行の表し方
古代中国における陰陽五行の陰と陽は以下のように表されてます。
項目 |
陰 |
陽 |
---|---|---|
数字に表すと |
偶数(2,4) |
奇数(1,3,5) |
イメージ |
暗い、静かな動き |
明るい、活発な動き |
上記の由来は陰と陽というそれぞれ暗い、明るいイメージから派生していると言われています。
陰陽五行の土は5を表す
陰陽五行を落とし込むと以下のようになります。
五行 |
数字 |
特徴 |
---|---|---|
水 |
1 |
はじまり、上昇、動き出し |
木 |
3 |
成長、広がり |
火 |
2 |
揺らぎ、受け身、対立 |
土 |
5 |
中心、バランス、力の交差点 |
金 |
4 |
固定、構造、安定化 |
力の交差点…つまりガーリング聖との入れ替わりを暗示していたのかもしれません。
クロノスとの関連性は薄い
クロノスはギリシャ神話に登場する神で、サターンと同一視されています。クロノスの特徴は以下の通りです。
地位 |
ティーターン神族の長、2代目の神々の王 |
---|---|
象徴・役割 |
農耕の神、時間の神、収穫の神、破壊と再生の象徴 |
武器 |
アダマスの鎌(シックル、ハルパー) |
性格 |
冷酷で野心的、支配欲が強い、恐れを知らないが運命を恐れる一面も |
能力 |
時間の支配、強大な力、未来予知、策略 |
外見 |
巨大で力強い体格、老人として描かれることもある、鎌を持つ姿 |
弱点 |
運命に対する恐怖心、冷酷さゆえに信頼関係を築けない |
顛末 |
ゼウスに倒され、子供たちを解放される。タルタロスに投獄、またはローマ神話のサートゥルヌスとして信仰 |
ローマ神話名 |
サートゥルヌス(Saturn) |
父ウーラノスを鎌で打倒して神々の王となり、自分の子供達に王位を奪われるという予言を恐れ、子供を飲み込んだがゼウスに倒されるという代表的なエピソードがあります。
ウーラノスは古代兵器ウラヌスのモデルと思われますが、全体的に作中との関連性は薄そうですね。
容姿はカール・マルクスがモデル?
サターン聖 |
カール・マルクス |
---|---|
出典: one-piece.com |
出典: iisg.nl |
土星以外にも、容姿が似ているからという理由でカール・マルクスモデル説も浮上しています。
カール・マルクスとは?
カール・マルクスとは人物は以下のような人物です。
出身 |
ドイツ(プロイセン王国)トリーア生まれ |
---|---|
職業・肩書 |
哲学者、経済学者、革命家、思想家、ジャーナリスト |
主な業績 |
科学的社会主義(マルクス主義)の創始、資本主義批判、階級闘争理論の提唱 |
代表作 |
『資本論』『共産党宣言』 |
主な主張 |
資本主義は階級対立によって発展し、いずれ社会主義・共産主義へ移行する |
労働者階級(プロレタリアート)の解放と階級のない社会の実現を目指す |
|
剰余価値論、労働価値説、資本主義崩壊の必然性 |
|
活動地域 |
ドイツ、フランス、ベルギー、イギリス(主にロンドンに亡命) |
影響 |
社会主義運動、共産主義運動、20世紀以降の国際政治・思想に大きな影響 |
全体的には資本主義社会の不平等や抑圧を批判し、労働者の解放や自由を目指した思想家として多くの人々に尊敬されています。サターン聖とは容姿以外で共通する点は無さそうです。
また他の五老星も過去の偉人と容姿が酷似しており、下界の人を見下す姿勢を皮肉って偉人をモデルにしているという考え方も出来ますね。
サターン聖は無能なのか?
「五老星が無能過ぎる」とまで揶揄されている件について、結論から言うと今まで不自然な描写から無能とは断定するのは難しいです。
これまでの描写を振り返りながら、本当に無能だったのか考察していきましょう。
オハラにバスターコールを指示した際の違和感
出典: one-piece.com
無能と簡単に断定出来ない大きな理由は、オハラにバスターコールを指示した際の様子が不自然だったからです。
発令前にはクローバーの提唱した空白の100年の真実について「大胆な仮説」と揶揄して、しらを切ろうとしていましたが、結局口封じをするように攻撃を指示します。しかし、ナス寿郎聖は頭を抱えていました。
明確な法律違反を犯していながら、まるで攻撃を躊躇うかのような仕草には非常に違和感があります。
仮にオハラの学者が歴史の本文を解読していたのを黙認していたのであれば、重大な反逆行為となります。
無能と呼ばれる原因
出典: one-piece.com
無能とまで呼ばれる主な原因は以下の通りです。
- 覚醒前とは言え、世界政府が何度も手に入れようとしていた筈のゴムゴムの能力者のルフィへの警戒が甘い
- ロビンの懸賞金の低すぎる
- 常に後手に回る対応力の低さ
「過去何百年も覚醒する事がなかった」という点を鑑みても、これだけなら対応力が低いと言わざるを得ないでしょう。
ルフィ、ロビンの懸賞金推移
キャラ |
懸賞金 |
---|---|
モンキー・D・ルフィ 出典: one-piece.com |
3,000万 →1億 →3億 →4億 →5億 →15億 →30億 |
ニコ・ロビン 出典: one-piece.com |
7,900万 →8,000万 →1億3,000万 →9億3,000万 |
懸賞金には単純な強さ以外にも政府に対する危険度も評価されます。政府はポーネグリフの解読を禁じる程に不都合な内容が書かれているので、それを唯一読み解けるロビンの懸賞金は低すぎますね。
エルバフの壁画
壁画左側には第三世界と思われる内容が描かれており、太陽を手にした怪物と、太陽の神ニカ、海賊、侍、アラバスタ王国の船などとの戦闘模様が表されています。
左下には怪物と同陣営と思われる6名が乗船しており、その中の1人が相手の方へ身を乗り出しています。直前での裏切りを示唆しているのでしょう。
サターン聖は死亡しているため、新五老星の中から裏切り者が現れると考えられます。さらに第三世界はこれから起きる現世の話とも言われており、作中の流れともリンクします。
今後明かされる?サターン聖の伏線まとめ
鉄の巨人の研究を極秘に推し進めた理由
出典: one-piece.com
約200年前、サターン聖は数名の研究者に鉄の巨人の開発を指示していました。しかし鉄の巨人は聖地マリージョアを襲撃した危険性から完全な廃棄が命じられており、「万が一バレたら私が庇う」とまで強行していました。
「アレは”未来”だ。いずれ軍の役に立つ」と単純に見れば軍力拡充と捉えられます。また鉄の巨人は800年前にも存在していたので、サターン聖も800年前から生きていたのかもしれません。
悪魔の実の研究の目的
出典: one-piece.com
ボニーとジニーの青玉鱗は元々サターン聖が行った悪魔の実の実験の副作用でした。
「直接実を食えぬ赤子にエキスで能力を与えられるかの実験だった」とのことですが、単に科学者としての好奇心だったのか何か別の目的があったのでしょうか?
デボンにコピーされた影響
出典: one-piece.com
サターン聖はくまに殴り飛ばされた際にどさくさに紛れていたデボンに触れられました。デボンは触れた相手に化ける九尾の能力持っているので、今後サターン聖に化けて政府の内部に潜入する展開が濃厚です、
候補はラフィットが偵察していた海軍運送会社UMITシッピングです。UMITの名前は万国の結婚式に参列していた闇の組織にも名を連ねていました。黒ひげは今後、闇の組織を操った計画を進めているのでしょう。
不老能力について
出典: one-piece.com
サターン聖の命を奪った要因と思われる不老能力ですが、イム自身も不老の疑いがあります。
他にも再生能力どころかダメージを受けている様子も無かったからという理由でホログラムのような実態を伴わないものだったとも解釈できます。
しかし周りのものに影響を与えていたのでホログラムの線は低いでしょう。ただいくらイムがラスボス候補とは言え、不老能力を分配できるのはパワーバランスを崩壊させかねません。
この辺りの情報が明かされる頃にはイムの正体も凡そ見えてくるかもしれませんね。
基本情報
出典: one-piece.com |
|
本名 |
ジェイガルシア・サターン |
---|---|
肩書き |
旧五老星「科学防衛武神」 |
所属 |
世界貴族 |
能力 |
牛鬼 |
覇気 |
覇王色 |
年齢 |
200歳以上 |
声優 |
野田圭一 |
初登場 |
アニメ:151話〝一億の男!世界最高権力と海賊黒ひげ〟 漫画:25巻233話〝世界最高権力〟 |
変遷(その他の五老星含む)
空島編 |
|
---|---|
ウォーターセブン編 |
|
マリンフォード頂上戦争編 |
ルフィとレイリーのつながり、七武海の後任、黒ひげの動向に関して議論する |
ドレスローザ編 |
ドフラミンゴの件で直談判した赤犬をあしらう |
世界会議編 |
シャンクスから「ある海賊」について情報提供される |
ワノ国編 |
|
エッグヘッド編 |
|
年表
約200年前 |
科学者たちに鉄の巨人の研究を指示 |
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22年前 |
オハラにバスターコールを指示 |
14~12年前 |
|
10年前 |
スパンダムにプルトンの設計図捜索を一任する |
6年前 |
ボニー治療費を請け負う代わりに、くまに七武海の加入と人間兵器として自我を失う交換条件を提示、合意する |
まとめ
サターン聖の後任として配属されたガーリング聖は、他の四名とは明らかに毛色の異なる人物でした。元々五老星とは、たった一人に権力が集中させないという名目で五人就くことになっています。同じ五老星でも思考や行動原理が食い違う場合がああるという意味であり、ガーリング聖の加入を皮切りに内部分裂を起こすかもしれません。
今後は、やはりイムとの関係性が特に鍵になると考えられ、先ずは同じ指示系統である神の騎士団から少しずつ情報が判明する事でしょう。
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