劇場版名探偵コナンの次回作(2025年)について予想を踏まえて解説していきますので参考にしてください。
次回作(2025年)の映画名探偵コナンのメインは…
次回作(2025年)は長野県警がメイン!?
毎年、名探偵コナンの劇場版のメインストーリーが終了すると、次回作(来年)の公開決定と、次回作にまつわるヒントが公開されるのが恒例となっています。
そんな中、2024年「100万ドルの五稜星」のメインストーリー終了後公開された映像で、雪が吹き荒れる林のような場所と、
諸伏高明「疾きこと風の如く 私が風を吹かせてご覧にいれましょう」
毛利小五郎「へくしょん!(くしゃみ)」
大和敢助「風邪ひいてんじゃねぇよ」
の音声が公開されました。
この映像と音声によって、次回作の映画に諸伏高明、毛利小五郎、大和敢助の出演が確定したことになります。
中でも諸伏高明と大和敢助は2人も名探偵コナンの世界の長野県警に所属する警察官であることから、長野県警メインの映画になるのでは?と噂されているわけですね。
また小五郎の意味深なくしゃみも含まれていることから、劇場版9作「水平線上の陰謀」以来の小五郎の何かしらの活躍が期待できるかもしれません。
劇場版名探偵コナンの映画に関する新情報は、毎年段階的に公開されています。これから公開されるであろう続報を待ちましょう。
事件の舞台となるのは?
長野県警所属の大和敢助と諸伏高明の出演が確定していることから、長野県の大雪が降る場所が舞台になる可能性は高いと思われますが、まだ確定されていないので不明です。
更に映像の中で雪が吹き荒れていることから、次回作(2025年)の映画は、劇場版15作「沈黙の15分」以来の季節が冬の物語になりそうですね。
また劇場版13作「漆黒の追跡者」のように、長野県を含む広域連続殺人事件が発生した場合、よその都道府県に長野県警所属の2人が派遣されるという形で登場する場合も考えられます。
映画のメインになると思われるキャラ
大和敢助
アニメ516話「風林火山 迷宮の鎧武者」、アニメ517話「風林火山 影と雷光の決着」で初登場を果たした長野県警所属の警察官です。
とある事件の捜査中に雪崩に巻き込まれてしまい、隻眼になり、以来杖が手放せなくなってしまいます。
高い推理力を持つ非常に優秀な刑事です。その優秀な推理力は、コナンが事件解決まで見届けることなく先に東京まで帰るほど。
上原由衣とは幼少期からの、諸伏高明とは小学生の時からの幼馴染。
特に諸伏を相手にすると対抗心からつい空回りしてしまい、ほとんど彼に勝てたことはないようです。
諸伏高明
アニメ558、559、560、561話「死亡の館、赤い館(三顧の礼/掌中の物/死せる孔明/空城の計)」で初登場した長野県警の刑事。
東都大学をトップで卒業したにも関わらず、キャリア試験を受けずノンキャリアで警察官になった変わり者。
登場した当初は、所轄の刑事として登場しましたが、アニメ652、653、654、655話「毒と幻のデザイン(EYE/S/Poison/Illusion)」で県警本部に自力で復帰したことが明かされます。
大和同様、非常に高い推理力を持つ優秀な刑事で、その高い推理力から「名探偵コナン」作中に登場する「2年A組の孔明君!」という絵本のモデルにもなっています。
基本的には冷静沈着で穏やかですが、推理にのめりこんでしまうと周りが見えなくなってしまいます。
敢助と上原の恋の行方は…
作中、両想いであることがほぼ確定している2人ですが、他のカップルと比較するとその進展状況はかなり遅め。
また、これまで長野県警が絡む事件は「死亡の館」シリーズ、「赤い女の惨劇」シリーズ、「県警の黒い闇」シリーズなど、シリアス要素やホラー要素が多めな事件になることが多いことから、恋愛メインというよりは謎解きメインのミステリー映画になる可能性が高いと予想します。
もし勘助と上原の恋に進展があるとしても、その要素は少なくなりそうだと予想します。
他に出演しそうなキャラは…
「名探偵コナン」の主人公である江戸川コナンとメインヒロインである毛利蘭を除いて、次回作の映画に出演しそうなキャラクターについてまとめていきます。
上原由衣
大和敢助と幼馴染の現在長野県警所属の警察官。
大和敢助とは両想いの関係でありながら、彼が雪崩に巻き込まれて行方不明になっている期間中に長野の虎田家に嫁入り。
その際に一度警察を退職したが、アニメ516話「風林火山 迷宮の鎧武者」、アニメ517話「風林火山 影と雷光の決着」の事件を経て、長野県警に復職します。
大和敢助、諸伏高明の幼馴染2人の出演が確定しているため、上原由衣が出演する可能性が高そうです。
諸伏景光(スコッチ)
諸伏高明の実弟。かつて公安に所属していた警察官。コナンの宿敵である黒の組織にスパイとして潜入していたが、正体が露見したことから、自分とかかわりを持つ人の情報を守るため自決。
そのため、現在の時間軸においてはすでに故人。
ちなみにこのスコッチの自決が公安警察官・安室がFBI捜査官・赤井秀一を一方的に嫌悪する原因となりました。
ただし、ストーリーの時間軸にもよりますが、現在は故人となっているキャラクターであるため、出演したとしても回想シーンによる出演になる可能性が高いでしょう。
安室透(バーボン/降谷零)
現在、黒の組織に潜入中のスパイである警察庁公安部所属の警察官で、普段は毛利探偵事務所の下に構えている喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている3つの顔(トリプルフェイス)を持つ男性。
安室透は、身元を知られないための偽名で、本名は降谷零。
諸伏景光とは幼馴染であり親友で、警察学校時代では同期でした。
ちなみに警察学校の同期は諸伏景光の他、松田陣平、萩原研二、伊達航がいた。しかしいずれの人物も殉職や交通事故などの理由ですでに故人。
景光の兄である諸伏高明とは、在学中に一度だけ景光を介して会ったことがあるが、アニメ1003、1004、1005話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)」(前中後編)で再会した際はなんらかの理由からお互い初対面のふりを通しました。
そのため、諸伏高明と直接的にかかわりがあることから、話の内容によっては出演する可能性がありそうです。
山村ミサオ
群馬県警所属の警部。
警察官とは思えないほどのドジっぷりで、エイリアンの存在を信じているなど、とても警察官とは思えない言動が目立ちます。
そんな様子からコナンや小五郎から「へっぽこ刑事」呼ばわりされています。
ただし、そんなおちゃめな性格から刑事の中で唯一コナンが時計型麻酔銃を使って眠らせて、推理を披露できる人間でもあります。
「~してくれちゃってる」などという独特の口調が特徴。
一方でアニメ1123話「群馬と長野 県境の遺体」(前後編)*で、山村と景光が幼馴染であったことが発覚します。
「群馬と長野 県境の遺体」の原作はコミック102巻に収録されていますが、この話よりも後に掲載された「千速と重悟の婚活パーティー」が先に放送されたことから、意図して後回しに放送された可能性が高いです。
このことから、山村警部も出演する可能性が高いキャラの1人であると言えます。
2025映画の情報解禁はいつごろ?
毎年、11月末頃に発売される少年サンデー1号で、次年度に上映される映画の公開日や映画のメインタイトルといった情報が解禁されます。
そのため、おそらく2024年の今年も11月末ごろに発売されるサンデー1号で次回作に何かしらの映画に関する情報が解禁されることになると思われます。
大和敢助&諸伏高明が出演しているアニメ回一覧
以下に大和敢助と諸伏高明が出演しているアニメ回をまとめています。
大和敢助 |
諸伏高明 |
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アニメ516話 「風林火山 迷宮の鎧武者」アニメ517話 「風林火山 影と雷光の決着」 |
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アニメ557話 「危険な二人連れ」 |
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アニメ558話「死亡の館、赤い館(三顧の礼)」 アニメ559話「死亡の館、赤い館(掌中の物)」 アニメ560話「死亡の館、赤い館(死せる孔明)」 アニメ561話「死亡の館、赤い館(空城の計)」 |
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アニメ652話「毒と幻のデザイン(EYE)」 アニメ653話「毒と幻のデザイン(S)」 アニメ654話「毒と幻のデザイン(Poison)」 アニメ655話「毒と幻のデザイン(Illusion)」 |
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アニメ754話「赤い女の惨劇(湯煙)」 アニメ755話「赤い女の惨劇(悪霊)」 アニメ756話「赤い女の惨劇(復讐)」 |
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アニメ810話「県警の黒い闇(前編)」 アニメ811話「県警の黒い闇(中編)」 アニメ812話「県警の黒い闇(後編)」 |
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アニメ983話 「キッドVS高明 狙われた唇(前編)」アニメ984話 「キッドVS高明 狙われた唇(後編)」 |
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アニメ1003話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)(前編)」 アニメ1004話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)(中編)」 アニメ1005話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)(後編)」 |
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アニメ1123話「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体」(前編) アニメ1124話「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体」(後編) |
「風林火山」シリーズ
- アニメ516話「風林火山 迷宮の鎧武者」
- アニメ517話「風林火山 影と雷光の決着」
長野県の龍尾家と虎田家をめぐる、「風林火山」になぞらえて発生した連続殺人事件。
長野県警・大和敢助初登場回。
危険な二人連れ
- アニメ557話「危険な二人連れ」
阿笠博士の発明品の発表会の帰りに森の中で立ち往生していた、博士と灰原。
そんな二人の前に一台の車が現れ、東京まで行くついでに二人を乗せていってくれると言う…。
「死亡の館」シリーズ
- アニメ558話「死亡の館、赤い館(三顧の礼)」
- アニメ559話「死亡の館、赤い館(掌中の物)」
- アニメ560話「死亡の館、赤い館(死せる孔明)」
- アニメ561話「死亡の館、赤い館(空城の計)」
大和警部らが東京に向かっていたのは、小五郎に捜査の協力を申し出るためだった。
大和警部らとともに長野県にある「希望の館」と呼ばれる場所に向かったコナン一行は、そこで諸伏高明警部と遭遇する。
「毒と幻のデザイン」シリーズ
- アニメ652話「毒と幻のデザイン(EYE)」
- アニメ653話「毒と幻のデザイン(S)」
- アニメ654話「毒と幻のデザイン(Poison)」
- アニメ655話「毒と幻のデザイン(Illusion)」
一か月ほどに別荘でデザイン会社の社長が殺害された。
その犯人を見つけるために、服部平次とともにコナン一行は別荘に訪れる。
「赤い女の惨劇」シリーズ
- アニメ754話「赤い女の惨劇(湯煙)」
- アニメ755話「赤い女の惨劇(悪霊)」
- アニメ756話「赤い女の惨劇(復讐)」
世良の兄に依頼された、とある別荘に残された謎を代わりに解くことになった世良。
その別荘に向かう途中で、同行していた蘭と園子が赤いレインコートと赤いレインブーツを着た女性を目撃する…。
「県警の黒い闇」シリーズ
- アニメ810話「県警の黒い闇(前編)」
- アニメ811話「県警の黒い闇(中編)」
- アニメ812話「県警の黒い闇(後編)」
長野に訪れていたコナン一行は偶然、大和敢助、諸伏高明、上原由衣の三人に遭遇する。
三人の案内で長野の名所を巡っていたところ、千曲川に人の首が流れてくる…。
更にその流れてきた首は、長野県警捜査一課の警部だという…。
「キッドVS高明」シリーズ
- アニメ983話「キッドVS高明 狙われた唇(前編)」
- アニメ984話「キッドVS高明 狙われた唇(後編)」
今度こそキッドの対決に勝利するため、作戦を練る鈴木次郎吉、中森警部ら。
しかし妙案が浮かばず、今回も怪盗キッドにしてやられてしまうと困っていたところ、鈴木次郎吉の前に諸伏警部が現れ、とある策を伝授する…。
「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)」シリーズ
- アニメ1003話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)(前編)」
- アニメ1004話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)(中編)」
- アニメ1005話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)(後編)」
依頼人からの都合で必ず4人で長野まで訪れるよう言われていた小五郎でしたが、直前まで一緒に行くはずだった園子が風邪をひいて寝込んでしまい、それを聞いた蘭もお見舞いに行くからと、探偵旅行をドタキャンする。
困った小五郎に、蘭は代わりにと安室に声をかけていた。
三人まではそろったが、あと一人をどうするかと迷っていると、話を聞いていたらしい、いろは寿司の板前である脇田兼則がその探偵旅行に名乗りを上げる…。
「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体」シリーズ
- アニメ1123話「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体(前編)」
- アニメ1124話「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体(後編)」
人探しの依頼を受けて群馬を訪れていたコナン一行。対象の人物は早々に見つかり、群馬でおいしいグルメについて教えてもらおうと、地元の警察官である山村警部に連絡を取ると、群馬県と長野県の県境で発生した殺人事件解決に協力してほしいと頼まれます。
コナン達が事件現場に到着すると、そこには長野県警所属の警察官・大和勘助、上原由衣、諸伏高明の姿があり…?
群馬県警・山村ミサオと諸伏高明の弟・景光が昔よく一緒に遊んでいた仲だと発覚する回となっています。
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