『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエスト2-悪霊の神々』『ドラゴンクエスト3-そして伝説へ…』『ドラゴンクエスト11-過ぎ去りし時を求めて』の繋がりや時系列を解説しています。
目次
ロトシリーズの繋がりと時系列
ロトシリーズは
失われた時を求めて(11)→そして伝説へ…(3)→無印(1)→悪霊の神々(2)
という時系列になっています。
勇者の子孫
ストーリーとしての繋がりは123が主となっており
3の主人公の子孫が1の主人公
1の主人公の子孫が2の主人公達
という血縁が存在します。
3から1は数百年、1から2は約100年の時が経っていると公式で発表されています。
1で勇者が救った姫の名前が「ローラ」、2で勇者の血を引く者の1人が居る国が「ローレシア」となっており、1の勇者がその後ローラと結婚し国を興した事が窺えるようになっています。
王者の剣とロトの剣
ロトシリーズ最初の時系列となる3にて、最強格の装備やストーリーアイテムとして「王者の剣」「光の鎧」「勇者の盾」「聖なる守り」というものが登場し、これらを纏って魔王を倒した事でその装備が後世である1や2に「ロトの剣」「ロトの鎧」「ロトの盾」「ロトの印」と名前を変えて語り継がれていきます。
「ロト」というのは3の舞台であるアルフガレドを救った者に与えられる称号です。
その為ロトシリーズ全体としては、既に存在する伝説になぞって魔王を倒すという形ではなく3で魔王を倒して「ロトの勇者の称号」を得た主人公が伝説となって1や2と言った後世に継がれていくという構図になっています。
ドラクエ11で語られた伝説の前日単
ロトシリーズの基本的な繋がりはこれまでで解説した通りです。
しかし、2017年に発売されたドラクエ11のクリア後ストーリーにあたる真エンディングではドラクエ3の冒頭に繋がる描写があった為、3の更に前の話が描かれている事になります。
ロトの意味
ドラクエ11は「ロトゼタシア」という地方を舞台に展開されます。
ナンバリングの順番から見るとロトから取ってロトゼタシアという形に見えますが、11の真エンディングは3よりも過去の時代に遡って展開される物語となっており、1~3のロトという名称の原型がロトゼタシアであった事が明らかになります。
11の真エンディングにおいて「聖竜と呼ばれる存在がロトゼタシアを救った11の主人公に与えた称号」が「ロトの勇者」であり、その存在が3の時代まで語り継がれているという事です。
また、聖竜がロトの勇者の称号を与えた際、「私が闇に堕ちたらこの剣(後にロトの剣となる剣)を手にして倒してください」という旨の発言をしています。
3の竜の女王や1のラスボスの竜王の関係性を考えるとこの聖竜が竜王の祖先である可能性も高いと考えられており、そう仮定するとドラゴンクエスト無印は王から託された「ドラゴン(ローラ姫を攫ったドラゴンや竜王)を倒すクエスト」であると共にロトの勇者という存在に託された「ドラゴン(聖竜)からのクエスト」というダブルミーニングとなっている事が窺えます。
その他シリーズとの繋がりについて
その他のナンバリングとの繋がりは決定的と言えるものが無い為現状は繋がっているとは言えない状態です。
他のシリーズも特定のナンバリング同士で関連があるものや時系列がハッキリしているものもあります。
▼天空シリーズの時系列・繋がり解説
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