この記事では『ゼルダの伝説シリーズ』に登場するシリーズを通してのヴィランである「ガノンドロフ(ガノン)」ついてまとめて解説・考察しています。
概要
「ゼルダの伝説シリーズ」に登場するシリーズを通してのヴィランでキーパーソンであり、物語の舞台となっている世界を侵略するために様々な計画を練る知恵とそれを実行する力を持っている人物です。リンクやゼルダと違い、例外を除くとシリーズごとに登場するガノンドロフは同一人物です。
他の任天堂作品のマリオシリーズならば「クッパ」、カービィシリーズならば「デデデ大王」のようなポジションではあります。しかし、ガノンドロフは先ほど挙げたヴィランとは違い、絶対的な悪として必ずリンクたちの前に立ちはだかります。
ガノンドロフの共通の設定
ハイラル王国を侵略する悪
上記の通り、一時的に仲間になったりギャグパートを一緒にするような敵役ではなく、ハイラル王国を襲う絶対的な悪として描かれており、世界を自身の手にするためには手段をいとわない冷酷な性格です。
しかし、悪としての葛藤や運命も描かれていることもあり、なぜ世界を手中に収めようとしたのかを理解すると憎みきれない悪人でもあります。
ガノンとガノンドロフ
「時のオカリナ」にて、「ガノンドロフ」が登場するまでは「魔王ガノン」や「魔盗賊ガノン」などと呼ばれており、基本的にガノンはガノンドロフが豚の怪物へと暴走し変身した姿のことなので、別人ではありませんが別の存在と考えたほうが良いです。
ガノンは「ゼルダの伝説」や「神々のトライフォース」などで登場しており、容姿は二足歩行の豚の怪物、武器としてトライデントを携えています。
少しの例外として、「トワイライトプリンセス」に「魔獣ガノン」が登場していますが、こちらは豚よりも猪のような姿をしています。
容姿について
シリーズ共通の容姿として、赤い髪に褐色の肌、高い鼻に大柄な体に強面と見るからに悪役だとわかる容姿をしています。
年齢は作品によってバラバラで、野心的な側面を多く見せている30代前半のような年齢もあれば、少し落ち着いた威厳のある50代くらいの年齢のときも登場しています。
額に宝石のアクセサリーを付けていますが、これは「トパーズ」で彼が好んでいる宝石となっています。
ゲルド族について
ガノンドロフは「ゲルド族」と呼ばれる砂漠に住んでいる部族の出身であり、ほぼ女性だけの部族ですが100年に一度生まれてくる男性が「王」となり、それがガノンドロフです。
ゲルド族は登場している作品が少なく、初登場の「時のオカリナ」、異世界なため海に住んでいる「ムジュラの仮面」、現時点の最新作である「ブレスオブザワイルド」のみの登場となっていますが、名前だけ登場している作品もあります。
「時のオカリナ」では盗賊として生活し、砂漠の過酷な環境で暮らしているため弱肉強食を尊重しています。そのこともあってか荒っぽい性格の人が多く、細かいことを気にしないサバサバした性格でもあります。
「ブレスオブザワイルド」では盗賊ではなく、宝石加工や織物で生活を成り立たせており、他のハイリア人やゾーラ族のような先進的な社会が築かれています。そして、「厄災ガノン」がゲルド族出身であるということもおとぎ話として辛うじて伝わっている状態です。
ガノンドロフの死
作品によっては「ガノンドロフ」が完全に死亡し、その先の作品に登場しないということがあります。
「ゼルダの伝説」、「風のタクト」、「トワイライトプリンセス」以上の3作にて、リンクが勝利し死亡することにより、それ以降の時代の作品には登場しません。
※「4つの剣+」は例外となっており、以下の「4つの剣+」の欄をご参照ください
ガノンドロフ以外の悪役
「ゼルダの伝説シリーズ」には、ガノンドロフ以外にも悪役が存在しています。
「4つの剣」などに登場する「風の魔神グフー」や「夢幻の砂時計」に登場する「夢幻魔神ベラムー」、「スカイウォードソード」に登場する「終焉の者」など様々な作品で登場しています。
特に「グフー」はガノンドロフに次いで物語の黒幕であることが多く、「ふしぎのぼうし」ではグフーが魔神になるまでの物語が描かれています。
以下の表は黒幕の説明をしているのでネタバレに注意してください。
ガノンドロフ以外が 黒幕の作品 |
黒幕と簡潔な説明 |
---|---|
リンクの冒険 |
シャドウリンク 永遠の眠りについているゼルダを目覚めさせるために、リンクの最後の試練として立ちはだかります。 |
夢をみる島 |
シャドー 神の悪夢の裂け目から生まれた存在であり、コホリント島の神である「風のさかな」を永遠の眠りにつかせた元凶です。 |
4つの剣 |
風の魔神グフー フォーソードによって封印されていたが、永い時の中で封印が解けており、ゼルダをさらってしまいます。 |
ふしぎのぼうし |
魔人グフー 「フォース」を欲したピッコル族であり、ピッコルの剣を折って魔物の封印を解いた元凶です。 |
ムジュラの仮面 |
ムジュラの仮面 タルミナに月を落とそうとしている張本人で、仮面がかぶっているスタルキッドに魔力を使わせて、タルミナに様々な異変を起こしています。 |
夢幻の砂時計 |
夢幻魔神ベラムー 「海王の海域」と呼ばれる海に潜む魔神で、「フォース」を食べる魔物です。常人より多くフォースを持っているゼルダを狙うためにさらいました。 |
大地の汽笛 |
魔王マラドー 新天地にかつて存在していた魔王ですが、光の神に魂を封印されていました。キマロキとディーゴによってゼルダの体を依り代として復活します。 |
スカイウォードソード |
終焉の者 女神ハイリアと対になる存在であり、本作から数千年前に勃発した戦争の黒幕です。女神ハイリアによって封印されていましたが、完全に封印できず、右腕のギラヒムを使って復活を企んでいます。 |
神々のトライフォース2 |
ユガ ロウラルの王女「ヒルダ」の家来であり、トライフォースがなくなったロウラルを救うためにハイラルに来て事件を起こしました。 しかし、真の目的であるトライフォースを使って、この世のすべてを自分の作品に作り替えることを達成するためにヒルダを裏切ります。 |
トライフォース3銃士 |
シスターレディ 美しく国民から愛されていた「フリル姫」をよく思っていなかったため、フリル姫に全身タイツにする呪いをかけ、フリル姫を自室に引きこもらせました。 |
各作品のガノンドロフ(ガノン)の設定
発売順に各作品に登場する「ガノンドロフ」を紹介します。
「ゼルダの伝説」のガノン
記念すべき第1作目にして初登場になる「ガノン」です。
ゼルダと力のトライフォースを強奪し、その後デスマウンテンの地下迷宮に潜んでいます。「神トラ」のガノンとは違い、トライデントを持っておらず主な攻撃手段は魔法弾を放つのみです。
ゼルダはさらわれる前に「知恵のトライフォース」を8つに分けて世界の各地に隠しており、それを集めたリンクによって倒されます。
「神々のトライフォース」のガノン
人々がトライフォースを探し戦争をしていた時代、争いの結果、「魔盗賊ガノン」がトライフォースを手にします。
ガノンが願ったのは「世界を我が手に」という願いで、その願いはトライフォースがある聖地を「闇の世界」へと作り替えることになります。
そして、闇の世界から光の世界へと侵攻してくるガノン軍を「ナイトの一族」と「七賢者」が闇の世界の入り口を封印したことにより、ガノンの侵略を阻止するのです。この出来事を「封印戦争」と呼び、後世に語り継がれています。
しかし、ガノンは諦めておらず、光の世界にいる「司祭アグニム」に憑依し操って、七賢者の末裔たちを生贄に捧げることにより、闇の世界の入り口の封印を解くことを画策します。
ですが、リンクによって生贄に捧げられた娘たちを助けられてしまい、最後に逃げ込んだピラミッド内部での死闘の末、ガノンは敗北し彼の野望は今度こそ潰えたのでした。
「時のオカリナ」のガノンドロフ
「ガノンドロフ」が初登場になる作品です。
ガノンドロフは力を求めていくうちに、世界すべてを手中に収めることを野望を抱くようになります。その野望を達成するために表向きはハイラル王家に忠誠を誓っていますが、聖地にあるトライフォースを手に入れるために聖地に侵入しようと様々な謀略を巡らせます。
ガノンドロフの計画
リンクが聖地の入り口を開け、「マスターソード」を抜いて7年の眠りについた隙にトライフォースを強奪します。しかし、トライフォースは3つに分裂、ガノンドロフには「力のトライフォース」のみ宿ることとなります。
力のトライフォースを使って瞬く間にハイラルを征服、残りの勇気と知恵のトライフォースを手に入れるため、リンクを泳がせてゼルダを捕らえます。
ですが、「光の矢」を持つリンクに敗れ、ガノン城の崩壊に飲み込まれてしまいます。しかし、力のトライフォースを暴走させたガノンドロフが瓦礫の下から復活し、「魔獣ガノン」へと変貌します。
最後にはリンクの「マスターソード」に敗れ、ゼルダと六賢者に封印されます。
「ふしぎの木の実」のガノン
ゼルダと同様、「リンクシステム」と呼ばれる要素によって遊ぶことのできる追加シナリオのみ登場します。
本作の真の黒幕であり、「ツインローバ」が嘆き、滅び、絶望の力とゼルダを生贄に捧げることで復活させようと企んでいました。
この方法での復活はリンクが阻止しましたが、ツインローバ自身を生贄に捧げることで復活します。しかし、復活が完全ではなく暴走しており、リンクによって倒されます。
「風のタクト」のガノンドロフ
「時のオカリナ」にて封印されたガノンドロフが復活しますが、一方的に侵略されている人々が神に祈りを捧げた結果、神によってハイラルごと海に沈められて再び封印されてしまいます。
しかし、再び復活したガノンドロフは海に沈められているハイラルを取り戻し、我が手にするためにトライフォースを手にするために暗躍します。
長い時を経過しているが故に姿も年老いており、精神も少し摩耗しているように見受けられます。「時のオカリナ」のガノンドロフのような野望を果たすために手段を選ばない非情な性格ではなく、少々落ち着いた性格になっています。
ガノンドロフの最期
最終盤、ゼルダを捕らえたガノンドロフはゼルダを助けに来たリンクと対峙します。その際に、ガノンドロフは世界を我が手にするという野望を抱くようになった生い立ちを語るなど、やはり己の運命に疲れ果てているのかもしれません。
ハイラルを復活させるためにトライフォースに願おうとすると、待ち伏せていたハイラル王に「ハイラルの封印とリンクやゼルダたちの希望のある未来」という願いを先に叶えたことにより、ガノンドロフの野望は終焉を迎えます。
その後、リンク・ゼルダとガノンドロフの決戦が始まります。死闘の末、額にマスターソードで貫かれて石となり、ハイラルと共に海の底へと沈んでいきました。石となりましたが、ハイラルと共に眠れることはガノンドロフとって救済とも皮肉とも思える最期です。
「4つの剣+」のガノン
「トワイライトプリンセス」の数百年後の世界で「ゲルド族」から新たに誕生したガノンドロフです。本作のガノンドロフは「トワイライトプリンセス」で倒されたガノンドロフが転生したものなため、唯一同一人物でないガノンドロフとなっています。
本作の真の黒幕であり、ゲルド族の邪悪な武器である「トライデント」を奪うことで「ガノン」へと変貌します。その後、暗躍し「風の魔神グフー」を復活させ、グフーを操ってハイラルを侵略します。
しかし、フォーソードを抜いたリンクと六賢者、そしてゼルダの力で封印されます。
「トワイライトプリンセス」のガノンドロフ
「時のオカリナ」のリンクがガノンドロフはクーデターを起こすことをゼルダに告げて、未然に阻止された歴史です。
謀反が発覚したため、「砂漠の処刑場」で賢者たちに処刑が執行されます。
しかし、リンクが勇気のトライフォースを宿したまま帰ってきたため、聖地のトライフォースに干渉する形になり、力のトライフォースがガノンドロフに宿ります。その結果、処刑が執行される瞬間にトライフォースの力で賢者の一人を殺害し、残った賢者たちにより「影の世界」へと追放されます。
影の世界で彷徨っているガノンドロフの魂が「ザント」に宿り、ザントを利用する形で「光の世界」へ侵攻を開始、ハイラル城を占領します。
最終盤、「影の結晶石」を使ったミドナの抵抗やゼルダの「光の矢」、そしてマスターソードによって貫かれ、呪詛の言葉を吐きながら立ったまま果てます。
「ブレスオブザワイルド」のガノン
数万年もの遥か昔から「厄災」と伝承されてきた存在であり、「憎悪と怨念の権化」と成り果てたガノンです。作中では「厄災ガノン」と呼ばれ、すでに自我もなく憎悪と怨念に飲まれています。
自我がないために、かつて欲していたハイラルを滅ぼすために行動しており、何度も復活してはその度に「退魔の剣」を持つ勇者と女神の力を宿す姫によって、封印されることを幾度となく繰り返しています。
ハイラルを滅亡させた元凶
本作の1万年前は「シーカー族」の高度な技術によってハイラル王国は繁栄しており、その技術を使って「神獣」と「ガーディアン」を作り出して勇者と姫の助けとし、この際の厄災の復活では容易に封印することに成功していました。
そして本作の100年前は、この1万年前の出来事を参考にするため「神獣」や「ガーディアン」を発掘し、以前と同様の方法で再び封印することにします。
しかし、その事を事前に察知していた「厄災ガノン」は逆にそれらの古代兵器を利用しようと画策します。復活した「厄災ガノン」は瞬く間に「神獣」と「ガーディアン」を怨念の力で乗っ取り、これにより英傑や王、大勢の民は命を落とし、ハイラル王国は滅亡してしまいます。
ガノンを討ち果たすために
ハイラル王国が滅亡し、その時に女神の力に目覚めたゼルダが100年の間、厄災ガノンを封じていますが行動を封じているだけのため、ガノンの怨念の力がハイラル全土に影響を及ぼしています。
ゼルダが行動を封じている100年の後に、リンクが目覚めて乗っ取られた「神獣」と英傑の魂を解放し、退魔の剣と「神獣」の力を借りて厄災ガノンを討ち果たすのです。
「ティアーズオブザキングダム」のガノンドロフ
出典: twitter.com
前作「ブレスオブザワイルド」に登場した「厄災ガノン」の大元の存在となっており、ガノンドロフが生きていた時代は、リンクたちがいる現代から見ると遥か昔となっています。
100年に1度の男
ゲルド族は女性しか生まれない種族ですが、100年に1度だけ男が生まれるそうで、それがガノンドロフでした。その男はゲルドの王となることが定められており、「生まれながらの王」として運命付けられています。
「ブレスオブザワイルド:マスターワークス」には、ガノンドロフ以降、男性の首領が現れたという記録は残されていないという記載があります。
野望の計画
「生まれながらの王」であるガノンドロフは、ハイラルを我が手にという野望を抱くようになります。なぜ、そのような野望を抱くようになった理由は不明となっています。
秘石を手に入れるために、ハイラル王家の臣従としてラウルの下に付いていました。
とある日、偽物のゼルダを作り「時の秘石」を持つソニアを呼び出し殺害、奪った秘石で魔王となり、多くの魔物を生み出しハイラル王国への侵略を開始します。
封印戦争
ガノンドロフを止めるために、ラウル、ミネル、ゼルダ、各種族の族長の7人でガノンドロフを打ち倒そうとします。
ガノンドロフの力が想定以上に強力だったため、結果的に打ち倒すことは失敗し、ラウルの光の賢者としての力を使って自己の犠牲を負いながらも、ガノンドロフの封印に成功します。
復活したガノンドロフ
ラウルに封印され、現代、リンクたちがいる時代についに復活します。リンクとゼルダに見つけられた後、復活して”天変地異”を起こし、空から遺跡が降ってきたり、深穴を出現させたりと、ハイラルの環境を激変させました。
ハイラル城の遥か地底にいるガノンドロフの居場所へリンクは向かい、現代の4人の賢者とともにガノンドロフの軍勢を倒し、その後、ついにガノンドロフと戦うことになります。
黒龍
秘石を使った「魔王ガノンドロフ」は非常に強力でしたが、死闘の末、ガノンドロフを追い詰めます。追い詰められたガノンドロフはリンクと賢者を倒すため、秘石を呑んだことにより自我を捨て黒龍と化します。
自我を失ったはずの白龍とともに、マスターソードの力で黒龍を打ち倒すのです。
「知恵のかりもの」のガノン
「知恵のかりもの」のガノンは、ストーリー序盤にゼルダを捕らえていましたが、リンクに敗れ消滅してしまいます。しかし、残していったトライデントから巨大な裂け目が発生し、ハイラル中を裂け目で飲み込みました。
正体
ストーリー中盤、ゼルダの前に再びガノンが現れ戦うことになります。このガノンの正体は、黒幕がトリィと同じ「カリモノ」の力を使って出現させたカリモノのガノンだったのです。
本物のガノンではなかったうえ、ガノンのことを誰も知らずに「青い魔物」と呼んでいるので、ここに至るまで正体がわからずじまいだったわけです。
リンクとの関係性
ゼルダの伝説シリーズの主人公である、リンクとの関係性は直接的な関係はなく、ガノンドロフが一方的にハイラルを侵略しようとしているのを勇者リンクが阻止するのが基本形です。
「ブレスオブザワイルド」では少し変化しており、ガノンに自我がなく概念的な存在になっているため、リンクとガノンの会話が一度もないので関係性もほぼないに等しいです。
ゼルダとの関係性
ゼルダの伝説シリーズのヒロインであるゼルダとの関係性は、ハイラル王国を侵略しようとするガノンドロフを阻止するゼルダという構図が基本です。その過程でゼルダをさらったり、利用したりと侵略する前に被害を受けさせていることもあります。
「ブレスオブザワイルド」では少し変化しており、ガノンに自我がなく概念的な存在になっているため、ゼルダとガノンの会話が一度もないので関係性もほぼないに等しいです。
一方的に祖国を滅ぼし、ゼルダの父であるハイラル王や英傑たち、そして大勢の民も犠牲とするため、過去作に比べ悲惨な結果となってしまっています。
声優について
声優 |
担当作品 |
説明 |
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長嶝高士 |
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「時のオカリナ」にて、通常のゲームのガノンドロフとして初めて担当された方となっています。 |
宮田浩徳 |
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トワイライトプリンセスのガノンドロフのみを担当しており、「スマブラX」と「スマブラfor」ではトワプリのガノンドロフが参戦しているため、同じ方が担当されています。 |
荻野晴朗 |
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楠大典 |
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