ゼルダの伝説シリーズのネタバレを含む考察記事です。筆者の独自解釈や考察を含む内容となっていますのでご了承ください。
『ゼルダの伝説』全シリーズの時系列をまとめました。ゲームの発売された順と各タイトルごとの概要も紹介しています。
目次
- 1 ゼルダ史についての概要
- 2 時系列まとめ
- 3 発売された順一覧
- 4 発売順に簡潔な作品解説
- 4.1 ゼルダの伝説
- 4.2 リンクの冒険
- 4.3 ゼルダの伝説 神々のトライフォース
- 4.4 ゼルダの伝説 夢をみる島
- 4.5 ゼルダの伝説 時のオカリナ
- 4.6 ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
- 4.7 ゼルダの伝説 ふしぎの木の実
- 4.8 ゼルダの伝説 風のタクト
- 4.9 ゼルダの伝説 4つの剣
- 4.10 ゼルダの伝説 4つの剣+
- 4.11 ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
- 4.12 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
- 4.13 ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
- 4.14 ゼルダの伝説 大地の汽笛
- 4.15 ゼルダの伝説 スカイウォードソード
- 4.16 ゼルダの伝説 神々のトライフォース2
- 4.17 ゼルダの伝説 トライフォース3銃士
- 4.18 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
- 5 引用させていただいた書籍
ゼルダ史についての概要
ゼルダの伝説シリーズには、「ゼルダ史」または「ハイラル史」と呼ばれる歴史が紡がれています。しかし、この時系列は現時点での内容となっており、公式設定資料集の「ハイラル・ヒストリア」には、「今後の作品次第で歴史は変わる」と記載されています。
つまり、2021年6月時点では、この「ゼルダ史」だったのが今後の設定変更により、時系列が変わってしまう可能性があることを注意しましょう。
時系列まとめ
上から時系列が古い順になっています。
※クリックで拡大できます
3つの世界に分岐
「時のオカリナ」で世界が3つに分岐し、それぞれの世界が別のゲームとして展開されています。
「時のオカリナ」で分岐した理由として、
世界 |
分岐した原因 |
敗北ルート |
時の勇者が魔王に敗北してしまった世界 |
勝利ルートの子供時代 |
時の勇者が魔王に勝利し、時の勇者が7年前に戻った後、 姫に魔王の計画を伝え、魔王の計画が失敗した世界 |
勝利ルートの大人時代 |
時の勇者が魔王に勝利し、時の勇者が7年前に戻ってしまったために、 7年後の世界に魔王が復活し、そして勇者が現れずに、 神によってハイラルは魔王もろとも海に沈んでしまった世界 |
となっています。
ブレスオブザワイルドの世界
「ブレスオブザワイルド」は、どの時間軸なのか、どの世界なのかは現時点で不明となっています。”すべての世界が合流した世界“かもしれませんし、”そもそも完全に別の世界“かもしれません。
派生作品や外伝作品
「ゼルダの伝説」シリーズには、様々な派生作品や外伝作品、コラボ作品があります。しかし、これらの作品は上記の時系列には含まれておらず、少し特殊な作品となっています。
さらに特殊な作品として、「ゼルダ無双 厄災の黙示録」という作品があり、こちらは「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の100年前が舞台となっていると公式ページやゲーム内で明言されています。しかし、「ゼルダの伝説ポータル」という公式ページには上記の時系列に含まれておらず、独立しているのか解禁できない情報なのかだと思われます。
発売された順一覧
派生作品や外伝作品などを含めたすべての「ゼルダの伝説」シリーズ一覧となっています。
発売順 |
タイトル |
対応機種 |
発売日 |
1 |
ゼルダの伝説 |
ディスクシステム |
1986/2/21 |
2 |
リンクの冒険 |
ディスクシステム |
1987/1/14 |
3 |
ゼルダの伝説 神々のトライフォース |
スーパーファミコン |
1991/11/21 |
4 |
ゼルダの伝説 夢をみる島 |
ゲームボーイ |
1993/6/6 |
5 |
ゼルダの伝説1 |
ファミリーコンピュータ |
1994/2/19 |
6 |
BSゼルダの伝説 |
サテラビュー |
1995/8/6 |
7 |
BSゼルダの伝説 古代の石盤 |
サテラビュー |
1997/4 |
8 |
ゼルダの伝説 時のオカリナ |
NINTENDO64 |
1998/11/21 |
9 |
ゼルダの伝説 夢をみる島DX |
ゲームボーイカラー |
1998/12/12 |
10 |
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 |
NINTENDO64 |
2000/4/27 |
11 |
ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章 大地の章 |
ゲームボーイカラー |
2001/2/27 |
12 |
ゼルダの伝説 風のタクト |
ニンテンドーゲームキューブ |
2002/12/13 |
13 |
ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣 |
ゲームボーイアドバンス |
2003/3/14 |
14 |
ゼルダの伝説 4つの剣+ |
ニンテンドーゲームキューブ |
2004/3/18 |
15 |
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし |
ゲームボーイアドバンス |
2004/11/4 |
16 |
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス |
ニンテンドーゲームキューブ、Wii |
2006/12/2 |
17 |
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計 |
ニンテンドーDS |
2007/6/23 |
18 |
リンクのボウガントレーニング |
Wii |
2008/5/1 |
19 |
ゼルダの伝説 大地の汽笛 |
ニンテンドーDS |
2009/12/23 |
20 |
ゼルダの伝説 時のオカリナ3D |
ニンテンドー3DS |
2011/6/16 |
21 |
ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション |
ニンテンドーDSiウェア |
2011/9/28~2012/2/20 |
22 |
ゼルダの伝説 スカイウォードソード |
Wii |
2011/11/23 |
23 |
ゼルダの伝説 風のタクトHD |
WiiU |
2013/9/26 |
24 |
ゼルダの伝説 神々のトライフォース2 |
ニンテンドー3DS |
2013/12/26 |
25 |
ゼルダ無双 |
WiiU |
2014/8/14 |
26 |
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D |
ニンテンドー3DS |
2015/2/14 |
27 |
ゼルダの伝説 トライフォース3銃士 |
ニンテンドー3DS |
2015/10/22 |
28 |
ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ |
ニンテンドー3DS |
2016/1/21 |
29 |
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスHD |
WiiU |
2016/3/10 |
30 |
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド |
WiiU、Nintendo Switch |
2017/3/3 |
31 |
ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDX |
Nintendo Switch |
2018/3/22 |
32 |
ケイデンスオブハイラル クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説 |
Nintendo Switch |
2019/6/14 |
33 |
ゼルダの伝説 夢をみる島 |
Nintendo Switch |
2019/9/20 |
34 |
ゼルダ無双 厄災の黙示録 |
Nintendo Switch |
2020/11/20 |
35 |
ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD |
Nintendo Switch |
2021/7/16 |
36 |
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 続編 (仮) |
Nintendo Switch |
未定 |
※太字ではない作品はリメイク作品です
発売順に簡潔な作品解説
発売日順にいわゆる本編のみの作品を解説します。
ゼルダの伝説
記念すべき第1作目は、1986年にファミリーコンピュータ ディスクシステムで発売されました。当時としては、広大なマップに豊富なダンジョン、剣を使ったアクションなど、ここから「ゼルダの伝説」としてのゲーム性は確立されています。
旅をしていたリンクは、魔物に襲われているインパを助け、ハイラルの状況を知ります。魔王ガノンに襲撃されているハイラルは、ゼルダが「知恵のトライフォース」を8つに分け、各地に隠しました。「知恵のトライフォース」の回収、魔王ガノンを倒し、そしてゼルダの救出のために旅に出ます。
主なプレイできるハード
ハード |
備考 |
---|---|
ニンテンドー3DS |
バーチャルコンソール |
WiiU |
バーチャルコンソール |
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ |
|
Nintendo Switch |
ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online |
リンクの冒険
第2作目にして、一番の異色作である「リンクの冒険」は、1987年にファミリーコンピュータ ディスクシステムで発売されました。
全作品で唯一、横スクロールアクションとなっており、攻撃や防御を上段・下段と使い分けたり、魔物を倒すとレベルが上がったりと独自の要素が多いですが、各地のダンジョンを巡ったり、アイテムを使って謎解きしたりと「ゼルダの伝説」らしさも健在です。
リンクによって魔王ガノンは倒されましたが、残党がガノン復活のために各地を暴れまわっていました。インパはリンクに初代ゼルダ姫の真実を明らかにし、永遠に眠り続けている初代ゼルダ姫を救うために、最後のトライフォースである「勇気のトライフォース」を手にするためにリンクは再び旅に出ます。
主なプレイできるハード
ハード |
備考 |
---|---|
ニンテンドー3DS |
バーチャルコンソール |
WiiU |
バーチャルコンソール |
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ |
|
Nintendo Switch |
ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online |
ゼルダの伝説 神々のトライフォース
1991年にスーパーファミコンで発売され、初代「ゼルダの伝説」から正当進化しており、ゲーム性、グラフィック、音楽などすべてがパワーアップしています。高低差のあるダンジョンや、光と闇の世界を行き来し物語が展開していく内容がヒットし、国内販売本数がミリオンセラーを記録しました。
ハイラルに現れた謎の司祭「アグニム」、アグニムは王の命を奪い、かつてガノンを封印した7人の賢者の末裔を生贄にし、最後のゼルダも生贄に捧げられそうになっています。自宅で就寝していたリンクは夢の中で助けを求めるゼルダの声を聞き、先に助けに行った叔父の後を追いハイラル城へ向かうところから始まります。
主なプレイできるハード
ハード |
備考 |
---|---|
ニンテンドー3DS |
バーチャルコンソール |
WiiU |
バーチャルコンソール |
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン |
|
Nintendo Switch |
スーパーファミコン Nintendo Switch Online |
ゼルダの伝説 夢をみる島
初めて携帯機向けに開発された今作は、1993年にゲームボーイで発売され、「ゲームボーイのタイトルとして最高のものを作る」をコンセプトに作られました。
さらに初めてハイラルが舞台じゃない作品となっており、リンクは修行からハイラルへ帰る航海の途中に、嵐に巻き込まれ海へ投げ出されてしまいます。流れ着いた島は「コホリント」、助けてもらった「マリン」という少女に島のことを少し教えてもらいますが、奇妙な島で脱出するために「コホリント」の探索が始まります。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 夢をみる島DX |
ニンテンドー3DS |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 夢をみる島 |
Nintendo Switch |
リメイク版 |
ゼルダの伝説 時のオカリナ
初めての3D作品となっており、1998年にNINTENDO64で発売され、奥行きのある空間で謎解きや戦闘がおこなえるようになりました。
世界観でもゲーム性としても分岐点となる作品となっており、世界観では初めて「ガノンドロフ」が登場し、時を越えるストーリーがあるせいで3つの世界に分岐したりと、ゼルダの伝説シリーズの世界観の全体を把握するためにも大事な作品です。
リンクは相棒の妖精「ナビィ」とももに、デクの樹サマの遺言に従い、ハイラル城でゼルダと出会います。ゼルダから「魔盗賊ガノンドロフ」野望を聞き、その野望を阻止するために旅に出ます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 時のオカリナ |
Wii |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 時のオカリナ3D |
ニンテンドー3DS |
リメイク版 |
ゼルダの伝説 時のオカリナ |
WiiU |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
第2作目の3D作品となっており、2000年にNINTENDO64で発売され、基本的にシステムは前作の「時のオカリナ」を引き継いでいますが、仮面を使って変身したり、ゲーム内時間で3日間以内にクリアしなければならないシステムだったりと、新要素も取り入れております。
舞台はハイラルではなく、ハイラルに似た異世界にある「タルミナ」が舞台となっており、前作「時のオカリナ」の子供時代の時間軸で、エポナと共に相棒の「ナビィ」を探す旅に出ている途中に、「スタルキッド」に襲われ追いかけていくと、「タルミナ」に迷い込んでしまうところからゲームが始まります。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 |
Wii |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D |
ニンテンドー3DS |
リメイク版 |
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 |
WiiU |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 ふしぎの木の実
2001年にゲームボーイカラーで発売され、「夢をみる島」以来の2D作品となっております。今作も異色作で、発売元は任天堂ですが開発の中心はカプコンとなっており、「ゼルダの伝説」シリーズでは初めての任天堂以外の会社がメインで開発をした作品となります。
そして唯一、2作品構成で主なゲームシステムや登場人物は同一ですが、物語やダンジョンなどは違います。両方をクリアし、片方の章に表示される「あいことば」をもう片方の章に入力すると、さらにその続きの物語を楽しむことができるようになります。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 |
ゲームボーイカラー |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 |
ニンテンドー3DS |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 風のタクト
2002年にゲームキューブで発売され、第3作目の3D作品となっております。「触れるアニメ」をコンセプトに開発され、トゥーンレンダリングという技術を使い、3DCGを使ったアニメ映画のようなデザインで、キャラクターたちもデフォルメされており、全体的に可愛らしい雰囲気があります。舞台もハイラルですが、リンクは帆船に乗り風を自在に操り、大海原の各地にある島々を旅していきます。
物語の始まりは、海賊船の船長である「テトラ」が怪鳥に襲われ、リンクの住んでいる島にある森に落ちてしまいます。テトラを助けると、怪鳥はテトラと間違えてリンクの妹である「アリル」を連れ去らってしまい、テトラと一緒にアリルを助けに行くところから始まります。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 風のタクト |
ニンテンドーゲームキューブ |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 風のタクトHD |
WiiU |
リメイク版 |
ゼルダの伝説 4つの剣
2001年にゲームボーイアドバンスで発売され、「神々のトライフォース」のリメイク版と、この「4つの剣」の2作ゲームが1つのゲームソフトに収録されています。
4つの剣は、初めて2~4人プレイに対応していますが、1人でプレイすることができません。友達や家族とプレイし、協力して謎解きや魔物を倒してクリアしていくステージ方式になっています。
「風の魔人グフー」を封印していた「フォーソード」の異変に気づいたゼルダ姫がリンクとともに、グフーを封印していた地に向かうと、グフーの封印はすでに解かれており、待ち伏せしていたグフーにゼルダ姫がさらわれてしまいます。リンクは「フォーソード」を抜き4人に分裂し、ゼルダ姫の救出とグフーの封印をするため旅に出ます。
※リメイク版の4つの剣は1人でもプレイできます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣 |
ゲームボーイアドバンス |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション |
ニンテンドーDSiウェア |
リメイク版 (現在は配信終了) |
ゼルダの伝説 4つの剣+
2004年にゲームキューブで発売され、「ハイラルアドベンチャー」、「シャドウバトル」、「ナビトラッカーズ」の3つのゲームに分かれており、特に「ハイラルアドベンチャー」は「4つの剣」をさらに発展させた作品となっています。
「ハイラルアドベンチャー」は本編に組み込まれており、突如闇に覆われたハイラルが、ゼルダと6人の賢者によって光を取り戻そうとしますが、これまた突如現れたシャドウリンクに襲われさらわれてしまいます。ゼルダと6人の賢者を救うために「フォーソード」を抜いたリンクは4人に分裂しますが、封印されていた「風の魔人グフー」が復活してしまいます。
グフーの封印、ゼルダと6人の賢者を救う、さらに「フォーソード」の退魔の力を取り戻すために、4人のリンクは旅に出ます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 4つの剣+ |
ニンテンドーゲームキューブ |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
2004年にゲームボーイアドバンスで発売され、こちらの作品もカプコンが中心で開発されました。エゼロと呼ばれるふしぎなぼうしと共に、小さくなり新たな道を開くをコンセプトに作られています。
リンクとゼルダは「ピッコル祭り」の武術大会の表彰式に赴きますが、大会の優勝者「グフー」は魔力で安置されていた「ピッコルの剣」を折り、封印されていた魔物の封印を解いてしまい、さらにはゼルダを石化させてしまいます。ゼルダを救うためには「ピッコルの剣」が必要で、リンクは折れた「ピッコルの剣」を修復するために旅に出かけます。
「聖剣フォーソード」や「魔人グフー」が誕生するまでの物語が描かれております。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし |
ゲームボーイアドバンス |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし |
WiiU |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
「風のタクト」以来の3D作品で、2006年にゲームキューブとWiiで同時発売され、「120%のゼルダ」をコンセプトに開発が進み、「風のタクト」のアニメ調とは違い、「時のオカリナ」のようなリアルな世界を作り上げました。
村で自然に囲まれ、穏やかに過ごしていたリンクは、突如村に魔物が襲撃し、幼なじみの「イリア」や村の子どもたちをさらってしまいます。魔物を追いかけていくと黒い壁に阻まれますが、壁に引き込まれてしまい、リンクが狼に変身してしまいます。そこで、「ミドナ」という謎の人物と出会い、2人でゼルダに会います。そして、ハイラルの今の状況を知り、ハイラルを救うためにミドナとともに旅に出かけます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス |
ゲームキューブ、Wii |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスHD |
WiiU |
リメイク版 |
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
2007年にニンテンドーDSで発売され、ゲームジャンルが「ペンアクションアドベンチャー」と特殊なジャンルで、初めてのニンテンドーDSでの作品なので、ニンテンドーDS特有の2画面を応用したり、タッチペンを使っての操作が売りとなっています。
物語は「風のタクト」の続き、テトラの海賊団とともに大海原へ旅に出たリンクですが、突如幽霊船と遭遇し、テトラは連れ去られてしまいます。海へ投げ出されたリンクは、流れ着いた島で妖精のシエラとラインバックと出会い、テトラを救うために旅に出かけます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計 |
ニンテンドーDS |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計 |
WiiU |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 大地の汽笛
2009年にニンテンドーDSで発売され、全体的なゲームの仕様や世界観は「夢幻の砂時計」を引き継いでいます。物語も「夢幻の砂時計」から地続きになっており、「風のタクト」と「夢幻の砂時計」のリンクが、テトラ海賊団とともに新大陸を発見し、新大陸に「新生ハイラル王国」が建国されて100年後のハイラルが「大地の汽笛」の舞台です。
リンクが正式な機関士になるための任命式に行き、任命式の後、ゼルダにハイラルに異変が起きていることを聞かされます。ゼルダと2人、その異変の原因を調べるために「神の塔」に向かっている途中で、大臣のキマロキに襲われ、ゼルダは魂と体が分離させられてしまい、キマロキはゼルダの体だけ持ち去ってしまいます。
魂だけになったゼルダとリンクは「神の塔」に住んでいる賢者のシャリンに、「魔王の封印が解かれそうなこと」と「魔王の封印を解くためにはゼルダの力が必要」ということを教えてもらいます。ハイラルを守るため、そしてゼルダの身体を取り返すために、リンクとゼルダはシャリンから託された「神の汽車」に乗り旅に出ます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 大地の汽笛 |
ニンテンドーDS |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 大地の汽笛 |
WiiU |
バーチャルコンソール |
ゼルダの伝説 スカイウォードソード
2011年にWiiで発売されました。ゲーム性としては、Wiiリモコンを剣、ヌンチャクを盾と見立て、リモコンを振って攻撃するなど、直感的な操作が特徴的で「スカイウォードソード」以前の作品の集大成のような作品となっています。公式で「ゼルダの伝説シリーズ」の最古の物語であることと、マスターソードが誕生するまでの物語であることが明言されております。
物語は、空に浮かぶ浮島「スカイロフト」に住む、リンクとゼルダは、リンクの騎士への昇進試験をかけた「鳥乗りの儀」の最中に、ゼルダは黒い竜巻に飲まれ、行方不明になってしまいます。ゼルダの父親であり、騎士学校の校長である「ゲポラ」に事の顛末を話しますが、まだゼルダは生きている希望を見出します。
そしてその夜、リンクは謎の人物にスカイロフトにある女神の像まで導かれ、そこの台座には「女神の剣」がありました。女神の剣まで導いた謎の人物は「ファイ」という女神の剣の精霊でした。ファイに女神から告げられた使命が、ゼルダを探す道にもなると言われ、ファイとともに雲の下の大地に降り、ゼルダを探す旅に出ます。
2021年7月16日に、Switchで「ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD」としてリメイク作品が発売予定ですので、プレイしていない方はぜひプレイしてみましょう。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 スカイウォードソード |
Wii |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD |
Nintendo Switch |
リメイク版 |
ゼルダの伝説 神々のトライフォース2
2013年にニンテンドー3DSで発売され、世界観でもゲーム性でも、「神々のトライフォース」の正当進化となっており、さらに新要素として、リンクが壁画になって動けるようになったり、立体的なダンジョンやマップなど、3DSの3D機能を活かして開発されています。
鍛冶見習いのリンクは、騎士長が置いていった剣を教会に届けに行きますが、教会では、謎の司祭のユガにより、かつてガノンを封印した7賢者を絵画に変え、連れ去ってしまいます。ユガの狙いは、賢者の力と勇者の力を使い、封印されたガノンとトライフォースを復活させること、リンクはユガの野望を阻止するために旅に出ます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 神々のトライフォース2 |
ニンテンドー3DS |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 トライフォース3銃士
2015年にニンテンドー3DSで発売され、「4つの剣+」以来のマルチプレイが可能な作品となっています。「4つの剣」と違って「3人プレイ」となっており、新要素の「トーテムシステム」や着ると能力が変わる特殊な「服」など、他のゼルダの伝説シリーズにはない要素がありました。
物語は、ハイラルとは違う「ドレース王国」という国が舞台で、ドレース王国のフリル姫が魔女の呪いにより脱ぐことのできない全身タイツ姿になってしまいます。呪いを解くためにカールキング王は、魔女を倒すことのできる勇者を国をあげて募集をかけ、集まった3人の勇者は魔女を倒すための旅に出ます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 トライフォース3銃士 |
ニンテンドー3DS |
オリジナル版 |
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
2017年にWiiUとNintendo Switchで同時発売されました。「ゼルダのアタリマエを見直す」をコンセプトに開発され、シリーズ初の「オープンワールド」となっており、「何でもできるようにする」ということも根底にあり、かなり自由度の高いゲーム性になっています。
物語は、本編より1万年前はガノンとの決戦に、「神獣」や「ガーディアン」といった兵器を、勇者と姫のサポートをさせ、ガノンを見事封印した伝説が残っています。そして本編より100年前にガノン復活の予兆があり、ハイラルは国をあげて伝説にのっとり「ガーディアン」や「神獣」を研究し、国の防衛に回しました。
しかし、ガノンが復活すると「ガーディアン」と「神獣」は乗っ取られて利用され、ハイラル王や神獣の操縦者など様々な犠牲を出し、そのままハイラルは滅亡してしまいます。生き残ったゼルダは、致命傷を負ってしまったリンクを「回生の祠」に運び、ゼルダ自身はガノンの力を抑えるために、ハイラル城に残り続けます。
そして100年後、リンクは目を覚ましますが、傷が癒えた代償に記憶を失ってしまいます。謎の老人やゼルダのテレパシーの導きにより、記憶を取り戻すため、そしてガノンを倒すための旅に出ます。
主なプレイできるハード
タイトル |
ハード |
備考 |
---|---|---|
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド |
Nintendo Switch、WiiU |
オリジナル版 |
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