本記事では、『呪術廻戦≡モジュロ』第20話『老兵は死なず』のあらすじ、主要登場人物、そして作品世界に深く関わる謎や考察について詳しく解説します。
目次
第20話あらすじ
前回第19話でのラスト、地球人とシムリア人が争いかけているところに、虎杖悠仁が介入したところから始まります。
虎杖の介入
虎杖はオスキの攻撃を素手で防ぎ、狙って黒閃を放ち、片手で「百斂」から「穿血」までするなど、やはり本編当時よりもかなり成長しており、術式に磨きがかかっていました。
自分のことを「どうでもいい」と言い、憂花とダブラ、真剣とマルの戦いには介入しないと美野さんに伝えました。
ダブラの成長
ダブラは魔虚羅の適応に対し、術式反転を思いつきそのまま習得しました。さらに、ただの術式反転ではなく、一撃で魔虚羅を屠るにはどうすれば良いのかを考えています。
真剣とマルの戦い
ほぼ互角の戦いをする真剣とマルですが、真剣は影から「釈魂刀」を取り出します。その後、呪霊たちがダブラを恐れて大移動し始めたのを見た真剣と虎杖は、釈魂刀と「解」で呪霊を一気に薙ぎ払います。
その結果、マルの第三の目にダメージが行き、その隙をついて真剣は攻撃を仕掛けます。そして、「リカ」に感謝を告げて変身を解き、力を手放す”縛り”により速度を上げてマルにトドメを刺したところで、第20話は幕を閉じます。
第20話の解説・考察ポイント
最強へと至った虎杖悠仁の戦闘描写
虎杖はオスキの斧を細かい「解」の斬撃を纏って受け止め、さらにその斧を「黒閃」によって粉砕しました。
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彼の放つ「黒閃」は、その威力とおそらく狙って黒閃を繰り出しているため、精度は極めて高い可能性、もしくはわざわざ狙わなくても黒閃を出せるの可能性もあります。また、彼の「解」の斬撃は広範囲に及び、宿儺が使用していたものよりも広大な範囲に影響を及ぼしているようにも見えます。
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虎杖は、威力を抑えた「穿血」を美野さんの頬に当て、自身の血を取り込ませて拒否反応を起こさせるという、人外的な側面も示しました。
この毒体質は、彼が九相図を取り込んだことに由来すると考えられます。虎杖がカリヤンの雰囲気に近いのも、九相図を取り込んだことに関連すると思われ、長い年月の中で呪霊のような存在に近づいているのだと思われます。
「どうでもいい」という言葉に込められた真意
虎杖『もう虎杖悠仁なんてどうでもいいだろって話。』
『心配しなくても東京から出た呪霊は片しておくし、先輩の孫が負けたらケツくらい拭くさ。』
出典: 呪術廻戦≡モジュロ 第20話
五条悟の「もう五条悟とかどーでもよくない?」という言葉に影響を受けているからこそのこの考えだと思われます。
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これは、彼が今後の世界の困難を、これからの世代が自ら解決していくことを願っているためであり、自身が介入することで他の術師たちの成長を阻害することを避けようとする意図があると考察されます。
彼の姿は、かつて自身の恩師である五条悟に酷似していると描写されており、その行動理念にも影響が見て取れます。
しかし、表情からは五条悟の「どーでもよくない?」の時とは違う切ないような表情をしており、虎杖本人の意志というよりは、五条悟の意志を尊重したいがゆえの想いの可能性もあり、この言葉が”呪い”となっていることがわかります。
虎杖『これでいいんだよね、先生。』
出典: 呪術廻戦≡モジュロ 第20話
ダブラの急成長と新たな術式
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ダブラは、前話で反転術式を会得したことに続き、第20話ではわずか2ページという驚異的な速さで術式反転を習得しました。彼が「光」を反転させて生み出した術式は「闇」、すなわちブラックホールを発生させていると推測されます。
他にも、術式順転の「光」と術式反転の「闇」をぶつけて仮想の質量を発現し、五条悟のような「虚式」を使えるようになる可能性もあります。
さらに、ダブラにはこれ以外にも謎の術式「■」が存在しており、その能力の全貌はまだ明らかになっていません。この急速な学習能力と術式の会得ペースは異例であり、今後の戦いにおいて「領域展開」の習得に至る可能性も示唆されています。
真剣の”縛り”
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マルの最後の”縛り”ですが、力を手放す”縛り”というのは、真希と真依のように「リカ」の真剣の呪力ごと持っていってもらい、完全に別れて指輪も手放すことにしたのではないかと推測できます。
この”縛り”により、真剣は真希や甚爾のように、完全なフィジカルギフテッドとなったのだと思われます。
「リカ」も真剣に対し、真希の孫というだけでなく色々と想うことはあったと思われますが、最後に頑張れと激励していることから、愛情はあったはずです。
マルとシムリア人の体質
マルは、虎杖と真剣によって呪霊が一掃されると、自身の第三の目から涙を流すという描写がありました。これは、ルメル族と呪霊との共生関係、特にマルとカリヤンの関係が、心理的な問題だけでなく体質的な影響によるものかもしれない可能性があります。
戦いの結末を示唆するかのように、Uターン禁止の標識が描かれ、もう元の関係には戻れないという暗喩ではないかと考察されます。
まとめ
『呪術廻戦≡-モジュロ-』第20話は、虎杖悠仁の想像をはるかに超える圧倒的な強さと、彼が抱える「どうでもいい」という複雑な信念が明らかになった回でした。
同時に、ダブラの天才的な術式会得、真剣の捨て身の覚悟、そしてマルと呪霊の深いつながりも描かれ、物語はさらなる深みを見せています。それぞれのキャラクターの行動とその背景にある思想が交錯し、読者に多角的な考察の機会を提供する一話となりました。
今後の展開で、虎杖の真意がどのように明かされ、各キャラクターの戦いがどのような結末を迎えるのか、注目されます。





















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