【呪術廻戦】五条悟はなぜ死亡確定?生き返る可能性と第236話『南へ』について【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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この記事では、衝撃の展開を迎えたJC最新26巻『南へ』のネタバレ情報と五条悟の死についてまとめています。まだコミックスの入手をされていない方は購入の参考にどうぞ!

出典: www.shueisha.co.jp

この記事には単行本最新26巻とジャンプ本誌の最新話のネタバレが含まれています。

最新話の第261話において死亡確定

最新話の第261話において、五条悟は死亡してしまったことが確定しました。

五条悟の死亡が確定した理由

羂索の「他者の死体と自身の脳を入れ替えることで、身体を渡ることができる」という術式を乙骨がコピーし、乙骨が五条の死体へと渡りました。それが前回第260話の最後に現れた五条悟らしき影でした。

つまりこれは、羂索の術式は死体が相手でないと使用不可なので、五条の死亡が確定してしまったことを意味していますね。

六眼の移植ではなく死体の乗っ取り

乙骨憂太に「六眼」を移植したのではないかと予想していましたが、予想は外れてしまいました。

さらに「六眼」は移植もできないのかもしれません。作中で家入が「六眼」は体質なのでコピーできないと言っています。つまり、体質を移植することも不可能なのではないかという推測です。

乙骨憂太の術式「”模倣”」

そして、261話で乙骨憂太の術式について、新たな情報が出ました。それは、「リカ」が捕食することにより、捕食した相手の術式をコピーできるようになるということです。

つまり、「羂索」を捕食して術式をコピーしたので、羂索が死亡したことも確定しました。

乙骨憂太も死亡してしまう?

乙骨憂太の術式「模倣」は、「リカ」の完全顕現中の5分間のみ使えます。5分経った後は乙骨憂太はどうなるのか、それについて「冥冥」が答えています。

死亡するなら…?

  1. 羂索の術式が常時または断続運転タイプなら、肉体と魂のどちらかが維持できずに死亡
  2. 羂索の術式が間欠的に運転するタイプなら、即死することはないもののいずれ死亡

この場合だと、5分後の完全顕現が終了した時点でもう死亡は確定したのも同然となってしまいます。

生存するなら…?

  1. 羂索の術式が一度きりの発動だった場合、5分経っても無下限呪術が使える

この場合だと、肉体の移動した時点で乙骨憂太の術式はなくなり、代わりにその五条悟の術式である「無下限呪術」が使え、そのまま生きていくことになるかもしれないとも言っています。

「冥冥」もわかっていないからこの3つの可能性を挙げたのでしょうから、どの結末を迎えるのか、少し不安な展開となっています。

第265話でも…?

最新話の第265話において、虎杖悠仁が発動した領域内で、宿儺に対し虎杖自身の死の価値観を語っている場面に、今までのストーリーで死んでしまったキャラたちが描かれています。

この中に、五条悟と釘崎野薔薇も描かれており、この二人は実はまだ復活の余地があるのではないかと考察されていましたが、ここで描かれていたということはつまり、死亡が確定してしまったということなのかもしれません。

しかし、虎杖悠仁は自身の想いを語っているだけなので、虎杖悠仁は死んだと思っているだけという解釈もできます。

五条悟、宿儺に敗北し死亡したのか?

白熱する戦い|大技の大判振舞い

伊地知や歌姫のバックアップを受け、万全の状態で戦闘に突入した五条悟。領域展開や大技が飛び交う新宿では、多くの建造物が崩壊するほど広い空間で戦闘を行っています。

作中で登場した「簡易領域」や術式を治す「反転術式」など作中に登場した呪術の集大成。

史上最強の術師『両面宿儺』VS現代最強の術師『五条悟』による規格外2人が新宿にて衝突します。

第236話 『南へ』の回想シーン

熾烈な戦いの中、前話235話で「五条の勝ちだ」と言われていたため戸惑った読者は多いと思います。

高専時代の「五条」と「夏油」が突然登場。最悪だなどと軽口を叩きつつ、話を始めます。

「どうだった?呪いの王は」
「いやマジでつぇーわ。しかも宿儺は全力出し切ってねぇってんだから。あっちに恵の十影がなかったとしても勝てたか怪しい
「君にそこまで言わせるとはね」
「ちょっと申し訳ないとすら感じてるよ」
「?」
「孤高の侘しさは誰よりも共感できるつもりだ。みんな大好きさ寂しくはなかった。でもどこかで人としてというより生き物としての線引きがあったのかな」
「…」
「花を咲かせることも愛でることもできる。でも花に「自分をわかってほしい」なんて思わないだろ」
「鍛え上げた肉体に身につけた技術、磨きあげたセンスや場当たりの発想と瞬発力すべてをぶつけた」
「宿儺には全部伝えたかった伝わって欲しかった」

─絶対的な勝者 それ故の孤独 あなたに愛を教えるのは

「…………楽しかったな」
「宿儺は僕に全てをぶつけることができなかった。そこを申し訳なく思うよ」
「……妬けるねぇ でも君が満足できたのならよかったよ」
「……満足ね 背中を叩いた中にお前がいたら満足だったかもな」
「……ははっ」

出典: www.amazon.co.jp

そんな会話をしていると背後に後輩の七海と灰原の姿が。積もる話や恩師との再会・昔守れなかった存在の笑顔が次々に描写されていく。

空港のラウンジと思わしき場所でまるで青春時代を思い出すような人達に囲まれながら五条悟は呟きました。

「これが僕の妄想でないことを祈るよ」と。

次のシーンで五条悟が地面に倒れている場面が描写され、上半身と下半身に分かたれていることが判明します。
宿儺の世界を断つ斬撃により、五条悟の身体は切り離され『死亡』したと思われます。

五条悟の死因は?

死因は「世界を断つ斬撃」で真っ二つに

五条の術式「無限」を破るため、宿儺は魔虚羅を手本に「術式対象を五条本人ではなく空間や存在、世界そのものまで拡張し斬る」という方法をとりました。

不可侵など関係なくその空間世界に存在する限りその空間世界ごと存在を分断される至難の技です。要するに、油性ボールペンで紙に書いた絵や文字を消し去るのであれば、一番容易いのは描かれている紙自体を破ってしまうことでしょう。

無下限という術式を中和し、一撃を加える方法をとることが自分では難しいと判断した宿儺は、紙を破るように空間自体を斬り裂くことで五条悟の身体を分断しました。

『無下限術式』が万能ではないことは、作中に登場する呪具の『天逆鉾』や『黒縄』などが証明しています。

どうして五条悟は負けたのか?

現代最強と呪いの王の間にあった実力差

五条悟は現代最強の呪術師と名高い男ですが、両面宿儺は過去に平安時代の名だたる呪術師などを破ってきた経験と実績があります。
格下の存在と戦うことが多かった五条と魑魅魍魎揃いの平安の呪術師と死闘を潜り抜けてきた宿儺には経験の差があった可能性が高いです。

出典: jujutsukaisen.jp

五条が作中で宿儺と交戦したのは指を取り込んだばかり、受胎したばかりの序盤が最後です。

歌姫の支援など自身の能力底上げをおこなったうえで五条は戦闘に向かっています。しかし結果は敗北両面宿儺の一撃により両断。

作中で五条本人が「宿儺は全力出し切ってねぇってんだから。あっちに恵の十影がなかったとしても勝てたか怪しい」と発言していることからも2人の間に実力があったことは確かです。

五条悟の死亡を考察

反転術式が使用不可?

今回五条は世界を断つ斬撃を受けた上、致命傷を受けるまでに呪力を消耗していることから、反転術式を回す呪力を供給できずに死亡した可能性が高いです。

反転術式は使用者の練度やセンス、呪力のコントロール精度などで治癒力が決まりますが、直前まで格上の宿儺と領域を一時的に展開できなくなるほど五条は消耗していたこともありしていたものと考えられます。

負傷の状態によっては治療が間に合う可能性もありますが、憂憂に回収された後に蘇生されるような描写がないことから死亡している可能性が高くなっています。

そもそも反転術式って?

「負のエネルギー」である呪力を掛け合わせることで「正のエネルギー」を生み出す術。この「正のエネルギー」によって人間を治癒することができる。

また、「正のエネルギー」である為に「負のエネルギー」の塊である呪霊に対して圧倒的な優位性を持っているが、反転術式を使用すると通常の倍の呪力を消費することになるので、乱用してしまうとすぐに呪力が尽きてしまう欠点も。

『南へ』など作中の描写

空港で夏油や七海などのキャラと出会うことについて

空港内には死亡が確定しているキャラクターのみが登場しています。

  • 夏油傑
  • 七海建人
  • 灰原雄
  • 夜蛾正道
  • 天内理子
  • 黒井美里
  • 伏黒甚爾

どのキャラクターも高専時代の姿をしており(夜蛾は担任時代のサングラス無し姿)、死亡が確定しているキャラクターだけが登場することから、走馬灯と考えられます。

しかし登場した七海が、五条が知らない情報を話しています。七海が死ぬ間際にした行動や灰原の姿を見たことは、五条は知らないはずです。

他にも「十種がなかったとしても勝てたか怪しい」というセリフも、敗北が確定してなければ言えないセリフなので、「死後の世界」のような場所の可能性もあります。

「呪術師に悔いのない死はない」という言葉

呪術師に悔いのない死はないという言葉は作中で夜蛾正道が口にした言葉です。

呪術師は死に至るような任務も、救えなかった命も、守れないことも多く『後悔』を人よりも多く抱える職です。

死に際に虎杖へ後を託した七海や秘密を託した夜蛾など自分の後を走る仲間へ言葉や意志を託す描写が多く、満足して死を迎える人間は片手で足りるほど。

五条は「楽しかった」と前向きな言葉を残していることから、「悔いのない死はないんじゃなかったんですかあ!?」というセリフとともに、五条は自身の死を「悔いのない死」だったと思っているからでしょう。

「南へ」

走馬灯と思わしき空港で、五条は高専時代の姿で同じく高専時代の夏油や後輩たちと対話しています。
南へで五条が洩らした後悔は「両面宿儺に全力を出させることができなかったこと」、「背中を叩いた中にお前がいたら満足だったかもな」のふたつ。

『新しい自分になりたいなら北へ、昔の自分に戻りたいなら南へ行きなさい』冥冥が言っていたセリフと照らし合わせると、自分たちの姿が高専時代のものである時点で、昔の自分に戻っているといえるでしょう。

つまり、五条は未来ではなく、過去に戻りたがっていた、五条にはそもそも生き返ってまで戦う意思がないということがわかります。

『南へ』のタイトルは既に選択していることを表しているのかもしれません。

五条悟再び現れる?

第260話のラストにおいて、五条悟らしき影が現れ、宿儺に衝撃を与えていました。

しかし、これは五条悟が復活したわけではなく、「羂索」の術式をコピーした乙骨憂太が五条悟の遺体を乗っ取って宿儺の前に現れたのでした。

「羂索」の術式はおそらく、遺体を渡り、その肉体に宿る術式が使えるようになる術式、つまり、五条悟が死亡してしまったことが確定してしまいました。

JC26巻 収録話・価格

収録話

人外魔境新宿決戦⑥~⑬・『南へ』を収録

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