この記事では、呪術廻戦の最新話の第267話や渋谷事変での、釘崎野薔薇の復活についてネタバレ解説・考察しています。第268話の予想や、含まれているとされる要素などについてもまとめています。
この記事では、単行本最新巻やジャンプ本誌の最新話までのネタバレが含まれているのでご注意ください。
目次
ついに釘崎野薔薇復活
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最新話第267話において、渋谷事変で真人の「無為転変」を食らった後に離脱してから、ついに釘崎野薔薇が復活となりました。
釘崎が復活した理由は未だに不明なものの、五条悟が隠していた最後の宿儺の指に「共鳴り」を繰り出して虎杖を援護し、宿儺の領域展開の発動を抑止しました。
釘崎が復活した理由を考察
家入硝子の反転術式
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単純に考えると家入が使える他者の治癒ができる反転術式を使って復活だと思われますが、それだけではないとも思われます。
まず理由として「漫道コバヤシ」に出演された芥見下々先生によると、新田新の術式により死んだ直後に固定された状態でした。さらに、今後復活できるかどうかも蘇生処置次第とおっしゃられていました。
つまり、死にたてほやほやの状態で固定されており、何らかの蘇生処置により復活したのだと思われます。
歌姫のバフ
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五条が隠していた宿儺の指の場所に、庵歌姫と楽巌寺嘉伸がいます。
歌姫の術式「単独禁区」は術式範囲内の歌姫を含む、任意の術師の呪力総量と出力を増幅させる術式です。そして、一切の省略をしない歌姫の術式は、楽巌寺の琵琶も必要となります。
この二人のバフを家入にかけることにより、普段よりも強力な反転術式が使えるようになり、その反転術式で釘崎の蘇生処置が上手くいったのではないかと予想しました。
“縛り”を課した
何らかの”縛り”を課したことにより、蘇生処置が成功したという可能性もあります。
縛りが厳しければ厳しいほど、強力な術式の発動が可能になるので、かなり厳しい縛りを課したのだと思われます。
眼帯について
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釘崎が登場した際に、左目に眼帯をしています。
なぜ眼帯をしているのか、この理由は「渋谷事変」で真人の無為転変で抉られたのは左目だったからです。アニメだと眼球が飛び出している描写もあるほどだったため、おそらく左目は失明しているのだと思われます。
265話の釘崎はブラフ
第265話において、今までのストーリーで死んでしまったキャラたちが描かれていきます。そのシーンに虎杖倭助や吉野順平、七海建人など描かれていき、その中に五条や釘崎も描かれています。
これは全員が死んだわけではなく、虎杖自身が死んだと思っていた人物だったということでした。
さらに、もし虎杖が釘崎が生きていて「共鳴り」で援護してくれることを知っていた場合、「共振」により宿儺にその手段がバレる可能性があり、虎杖を含めた読者にも「釘崎は死んでしまった」というブラフを仕掛けざるを得なかったのだと思われます。
共振について
「宿儺の指」はそれぞれの指が繋がっており、第1話で虎杖が「宿儺の指」を取り込んで宿儺が受肉したことがきっかけに、他の「宿儺の指」を取り込んで呪霊が「”宿儺が復活した”」ということを感じ取ることが「共振」です。
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「八十八橋」に出現した伏黒と戦った特級呪霊は、この共振によって感じ取って目覚めた呪霊でした。
そして第259話において、新宿決戦で東堂葵が発案した作戦を確実に実行するために、虎杖にはこの作戦のことを伝えないことにしました。これは、虎杖が作戦を知ってしまうと「共振」によって、無意識で宿儺に作戦が漏れる可能性があるからでした。
つまり、釘崎が無事だったということも、虎杖に伝えてしまうと「共振」によって漏れる可能性があったために隠していたということになります。
“喜べ男子ども”
釘崎の久しぶりの登場シーンに「“喜べ男子ども”」と言って登場します。
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これは釘崎の初登場シーン、五条に虎杖と伏黒に対し紹介するシーンにおいて「“釘崎野薔薇。喜べ男子、紅一点よ”」と自己紹介をします。このセリフのオマージュとなっているわけですね。
渋谷事変ぶりの登場でこのセリフのオマージュは、胸が熱くなる展開です。
“オッパッピー”
さらに、宿儺の指に「共鳴り」を当てた後に「“オッパッピーだよ、馬鹿野郎!!”」とも言います。
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これは、「京都姉妹校交流会」の始まりでみんなからは死んだと思われていた虎杖が、「“はい!!おっぱっぴー!!”」と言いながらみんなの前に久しぶりに登場します。
「”喜べ男子ども”」とは少し違うものの、釘崎も久しぶりに登場したからこそ、当時も久しぶりに登場した虎杖のセリフを引用したことがエモい展開となっていますね。
なぜ復活しなければいけなかったのか
ご都合主義?
釘崎が復活する展開は熱い展開でもありますが、少しご都合主義な展開でもあります。
しかし、五条悟という現代最強の呪術師でも勝てなかった宿儺という史上最強の呪術師を倒すには、ほぼ死人のような人を蘇生しないといけなかったのでしょう。
共鳴り
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釘崎の術式である「芻霊呪法」、これは形代に金槌を使って五寸釘を飛ばし、その釘から呪力を流し込むというものです。
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この術式の技の1つである「共鳴り」は、相手の欠損した部位や分身体など呪力をおびたモノに対し、藁人形を重ねて五寸釘を金槌で打ち込む技です。
これは対象が離れていても呪力をおびた相手のモノがあれば、遠隔で本体にダメージを与えることができるからこそ、釘崎が適任だったわけです。
“縛り”
宿儺の指は、物理的でも呪術的でも耐えるほど強力な特級呪物ですが、釘崎ほどの術師でも術式を通すことができるのか、これこそが懸念事項でした。
しかし、これは呪物の破壊ではなく、術式の効果を通すだけという”縛り”を課すことで、これを可能にしました。
最終回で死んでいる登場人物
2019年の「ジャンプフェスタ」において芥見下々先生は、「最終回は虎杖・釘崎・伏黒・五条の4人のうち1人だけ死ぬか、1人以外全員死ぬかのどちらかだと思う」と発言されていました。
つまり、釘崎は復活したことにより、「4人のうち1人だけ死ぬ」という最終回に落ち着くと思われます。
ちなみに、もし釘崎が復活しなかった場合は伏黒を助けるものの、虎杖が代わりに死んでしまうという最終回だったのではないかと思われます。
しかし、5年も前の2019年の発言ということもあり、芥見下々先生の中で考えが変わっていることもあり得るので、最終回のオチが完璧にわかったわけではないことに注意しましょう。
釘崎野薔薇ってどんなキャラ?
釘崎野薔薇とは、「呪術廻戦」におけるスリーマンセルとしてのヒロインです。
「地元の田舎で嫌で東京に住みたかったから」という東京(都会)に憧れを持つミーハーな女子とも捉えられますが、実際は田舎という狭い社会に嫌気が差した過去があり、このことにより上京して呪術高専に転入しました。
釘崎野薔薇の基本情報
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年齢 |
16歳 |
---|---|
生年月日 |
8月7日 |
所属 |
東京都立呪術高等専門学校一年 |
等級 |
3級呪術師 |
好きな食べ物 |
流行り物、スイカ |
嫌いな食べ物 |
浅漬け |
ストレス |
乾燥 |
一人称 |
「私」 |
出身地 |
東北の田舎(盛岡市まで4時間かかるほどの村) |
術式 |
芻霊呪法 |
領域展開 |
使用不可 |
反転術式 |
使用不可 |
担当声優 |
瀬戸麻沙美 |
まとめ
渋谷事変で真人にやられてしまって以来、本当に死んでしまったのかどうかをずっと考察されていましたが、ついに復活しました。
作中でも復活して間もないためまだ本調子ではないとも思われ、虎杖、伏黒、釘崎の3人が揃ったまま最終回を迎えることを祈りつつ、あと4話の間の活躍に期待ですね。
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