【呪術廻戦】黒沐死はなぜ死んだ?術式や強さ、乙骨との戦いを徹底解説【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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本記事では、『呪術廻戦』の「死滅回游」編において、読者に強い印象を残した特級呪霊、黒沐死(くろうるし)について、プロフィール、術式、乙骨憂太との激闘、そして二度にわたるその死の経緯について、詳細に解説します。

黒沐死の死滅回游での役割

出典: x.com

黒沐死は「死滅回游」の泳者の一体として、仙台結界に滞留する特級呪霊です。その外見はゴキブリを彷彿とさせ、漆黒の身体に長い触角、多眼の顔を持つ、まさに異形の怪物と表現できます。

元々は特級呪霊として呪術高専に登録されており、羂索の呪霊操術によって支配されていましたが、羂索によりその支配を外し、死滅回游に参加しました。

すでに黒沐死は54点という高い所持得点を持っていました。仙台結界では、ドルゥヴ・ラクダワラ、石流龍、烏鷺亨子との間で「三竦みの四つ巴」の均衡を保っていましたが、黒沐死と相性の悪かったドルゥヴが乙骨に倒されたことをきっかけに、休眠状態から覚醒します。

黒沐死の術式と恐るべき能力

黒沐死は、呪力で強化された大量のゴキブリを使役する術式で戦います。このゴキブリたちは、通常の生物とは比べ物にならないほどの攻撃力を持ち、人々を襲いました。

式神「土中蠕定」

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黒沐死は「瞎、瞎、瞎(くらい)」と三回唱えることで、式神「土中蠕定(どちゅうぜんじょう)」を召喚します。

背中に四枚の羽が生えた幼虫のような姿をしており、二体同時に召喚し、乙骨を襲撃しました。この式神は、倒されると体液が弾け飛び、その体液で相手の視界を奪うというトリッキーな攻撃もできます。

魔剣「爛生刀」の恐ろしさ

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黒沐死は「爛生刀(らんしょうとう)」と名付けられた鉈のような刀を使用します。

この刀は「生と死の交雑する魔剣」と呼ばれ、刃に無数のゴキブリの卵が付着しているのが特徴です。爛生刀の刃に付いている銃口のような部分から卵を発射し打ち込むことで、孵化したゴキブリが体内から肉体を食い破るという、見るも恐ろしい技でした。

乙骨との戦いでは、鍔迫り合いになったタイミングで卵を発射し、乙骨の肩に当てて体内から食い破っていました。

ちなみに、爛生刀という名称は、ゴキブリの卵鞘(らんしょう)に由来すると考えられます。

領域展開は不可能

作中において、黒沐死が領域展開を使用する描写はありません

もしかすると使用できる可能性もありますが、呪力への深い理解が必要とされる領域展開の習得は、術師になって間もない黒沐死には困難であったと推測されます。

乙骨憂太との激闘と二度の最期

黒沐死は仙台結界にて、乙骨憂太と熾烈な戦いを繰り広げました。その戦いは、乙骨の驚くべき能力と、黒沐死の執念深さを浮き彫りにします。

反転術式での奇襲

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黒沐死は爛生刀による猛攻や土中蠕定との連携で、乙骨を追い詰めます。乙骨の左肩に卵を打ち込み、体内でゴキブリを孵化させる寸前まで追い込みました。そして、乙骨は石流や烏鷺に反転術式を使え、アウトプットできることを悟られたくないという状況下で、土壇場に追い込まれます

しかし、その瞬間、乙骨は黒沐死の頭部を両手で掴み、口元に噛み付くようにして、反転術式の正のエネルギーを直接流し込みました。この奇襲によって黒沐死は祓われ、乙骨は5点を獲得します。

この時、乙骨が口から正のエネルギーを直接出力する反転術式を使ったことに、石流龍は驚きを見せていました。他者に反転術式をアウトプットできる術師は極めて限られており、乙骨の並外れた才能を示す一幕です。

単為生殖による「復活」

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一度乙骨に祓われた黒沐死でしたが、その執念深さは常軌を逸していました。乙骨が石流と烏鷺との三つ巴の戦いを続けていた第179話で、再び黒沐死が登場し、領域展開の結界の均衡を崩します。この二度目の黒沐死は、乙骨に祓われる前に単為生殖で産み落とされた「子」であり、親の能力と記憶を受け継いだ複製体のような存在でした。

再登場した黒沐死は、術式が焼き切れて満身創痍の烏鷺亨子を襲撃し、彼女の片腕を食い千切ることに成功します。しかし、最終的には再び乙骨の反転術式によって祓われ、完全に活動を停止しました。この二度目の敗北以降、黒沐死が作中に再登場することはありませんでした。

黒沐死の強さと弱点、そして他者との相性

黒沐死は特級呪霊としての高い身体能力と、無数のゴキブリを操る能力、そして爛生刀の致死性の高さによって、乙骨をも追い詰める強さを持っていました。特にその生命力と執拗さは、ゴキブリというモチーフが示す通り、まさに規格外と言えます。

黒沐死の弱点

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しかし、その最大の強みは同時に弱点でもありました。知性を持ち人間との会話も可能であったにもかかわらず、その戦い方は根源的な「飢餓」と「本能」に突き動かされている部分が大きく、洗練された戦術に欠けていたと読み取れます。

追い詰めた獲物が反撃してくることを予測しきれないなど、人間のような土壇場での対応力や戦略的な思考が不足していたことが、乙骨を相手にした際の敗因につながったと考えられます。

烏鷺亨子との相性

黒沐死は烏鷺亨子と相性が悪いとされていました。烏鷺の術式は「空(空間)を操る」能力ですが、これは空間を押し潰すような広範囲攻撃ではなく、手の届く範囲を曲げたり引っ張ったりするトリッキーな防御・妨害が主です。

そのため、単為生殖で無限に増殖し、波状攻撃を仕掛ける黒沐死の大量のゴキブリに対しては、攻撃範囲が決定的に不足しており、効率的に対処することが困難でした。烏鷺の防御技も、爛生刀のような卵を植え付ける攻撃に対しては短所を突かれやすい特性であったと考えられます。

まとめ

黒沐死は『呪術廻戦』の「死滅回游」編に登場した、ゴキブリをモチーフとする特級呪霊です。羂索によって生み出され、54点という高い所持得点を持つ泳者として仙台コロニーに滞留しました。

呪力で強化されたゴキブリの群れや、式神「土中蠕定」、そして体内に卵を打ち込む魔剣「爛生刀」を駆使して戦い、乙骨憂太を窮地に追い込みます。しかし、乙骨がとっさに出力した反転術式によって一度は祓われました。その後、単為生殖で生まれた「子」の黒沐死が再登場しますが、これも再び乙骨によって祓われ、その活動を終えました。

本能に忠実なその戦闘スタイルは、時に乙骨をも圧倒する力を見せながらも、結果的には彼の洗練された戦略と反転術式によって二度も敗れ去る形となりました。強烈な印象を残した黒沐死は、今後もファンの間で語り継がれることでしょう。

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