【呪術廻戦】禪院家の家系図を徹底解説!複雑な関係性をわかりやすく整理【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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この記事では、『呪術廻戦』に登場する禪院家は、御三家の一つとして呪術界に大きな影響力を持つ名家です。そんな禪院家の複雑な家系図や主要キャラクターの関係性、術式、そしてその崩壊と終焉までを深く解説・考察します。

禪院家とは?

出典: x.com

呪術界において五条家、加茂家と並び「御三家」と称されるのが禪院家です。強力な生得術式を持つ呪術師を家系に取り込むことで発展し、揺るぎない地位を確立してきました。

比較的新しい術式にも寛容な側面を見せる一方で、「禪院家に非ずんば呪術師に非ず、呪術師に非ずんば人に非ず」という独善的な家風が特徴です。

呪力や相伝の術式を持たない者は落伍者として冷遇され、特に女性はスタートラインにすら立てない男尊女卑的な価値観が存在します。当主の座を巡る権力争いや分家との確執が絶えず、常に内部に「呪い」を抱える一族と言えるでしょう。

禪院家の主要な関係性と家系図

禪院家の家系図は複雑で、多くの人物が絡み合っています。ファンブックや本誌の情報から判明している主要な人物の関係性を整理します。

主要人物の相関図

禪院直毘人

(26代目当主)

禪院家の26代目当主で特別1級術師。投射呪法の使い手。禪院扇の兄。禪院直哉の父親です。

禪院扇

直毘人の弟で特別1級術師。禪院真希・真依の父親にあたります。炎の術式の使い手。

禪院甚壱

特別1級術師。伏黒甚爾の兄であり、直毘人や扇の甥にあたる人物です。

禪院甚爾

(伏黒甚爾)

伏黒恵の実の父親。禪院家から出奔し、伏黒姓を名乗ります。

天与呪縛により呪力がありませんが、「術師殺し」と恐れられるフィジカルギフテッドです。直毘人の兄の息子であることが判明しています。

禪院真希

扇の長女で、真依の双子の姉。

呪力は極小ですが、呪具使いとして実力を伸ばしました。直毘人の姪にあたります。

禪院真依

扇の次女で、真希の双子の妹。構築術式の使い手。直毘人の姪にあたります。

禪院直哉

直毘人の息子で特別1級術師。投射呪法の使い手です。真希・真依とは従兄妹の関係にあたります。

伏黒恵

甚爾の息子。禪院家相伝の術式「十種影法術」の使い手です。一時的に禪院家の27代目当主となります。

伏黒恵から見た禪院家の人々

伏黒恵から見た主要な禪院家の人々の関係性は以下の通りです。

禪院甚爾

禪院甚壱

伯父 (父親の兄)

禪院直毘人

大叔父 (父方の祖父の弟)

禪院扇

大叔父 (父方の祖父の弟)

禪院直哉

従叔父 (父親の年下の従兄弟)

禪院真希・真依

従叔母 (父親の年下の従姉妹)

禪院家の組織

禪院家は独自の階級制度と組織体制を持ち、当主選出には厳しい基準が存在します。

当主の選出と条件

出典: jujutsukaisen.jp

禪院家の当主は基本的に家系の男子が優先され、強い術式や呪力、カリスマ性が重要な条件とされます。

直毘人が26代目当主を務め、その息子である直哉が次期当主として有力視されていました。これは、禪院家の「最強主義」が色濃く反映された方針と言えるでしょう。

宗家と分家の扱い

禪院家では、血筋が近くても呪力が低い者や呪力を持たない者は本家扱いされず、差別や排除の対象となります。

伏黒甚爾は天与呪縛により呪力を持たなかったため家から追放され、姓を「伏黒」に変えました。真希・真依の双子も呪力がない、または極小であることから「家の面汚し」として蔑まれた立場にありました。

分家や分家筋にも当主継承権が残るため、これが内部争いの火種となることも少なくありません。

禪院家内の部隊構成

出典: x.com

禪院家には以下の3つの部隊が存在しました。

「炳(ヘイ)」

高専資格条件で準1級呪術師以上の実力を持つ者たちで構成される精鋭部隊です。

少なくとも12名以上の術師が所属していました。直毘人、直哉(筆頭)、扇、甚壱、長寿郎、蘭太らがこれに属します。

「灯(あかし)」

術式を所持しているものの、「炳」の資格条件を満たしていない術師の部隊です。

少なくとも9名以上の術師が所属しており、禪院真依も条件を満たしていました。

「躯倶留隊(くくるたい)」

術式を持たない禪院家の男子が所属を義務付けられる、「炳」の下部組織です。

少なくとも30名以上が所属し、武芸に励み有事の際には「炳」の露払いを務めます。禪院真希もかつてここに所属していました。隊長は禪院信朗です。

禪院家が持つ相伝の術式

禪院家には主に2種類の相伝の術式が存在し、これらが一族の強さの根幹を成しています。

投射呪法

出典: x.com

判明している使い手は、直毘人と直哉の二人です。

1秒を24分割し、術師自身の視界を画角として、あらかじめ作った動きをトレースする術式です。これにより、術師は高速の体術を可能にします。術式発動中は、掌に触れられた相手も1/24秒で動きを作らなければならず、失敗すると1秒間フリーズしてしまいます。

しかし、あらかじめ作った動きは途中で修正できず、過度に物理法則を無視した動きは術師自身もフリーズさせる可能性があります。

十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)

出典: x.com

判明している使い手は、伏黒恵の1人のみです。

自身の影を媒介に十種の式神を使役する術式です。異なる式神を駆使して戦うスタイルが特徴で、式神が完全に破壊されるとその術式と力は他の式神に引き継がれます。その力は最大限に引き出された際、無下限呪術に匹敵すると言われています。

主な式神

玉犬 (白・黒)

最初に与えられる式神。白は宿儺に破壊され、黒は白の力を継承し「渾(こん)」へと変化しました。

蝦蟇 (がま)

長い舌で敵を拘束・攻撃、仲間を救助します。

大蛇 (おろち)

巨大な蛇の式神で、敵の捕食が得意。宿儺に破壊されました。

鵺 (ぬえ)

骸骨の面をつけた怪鳥の式神。空中戦や移動手段として有用で、帯電した呪力攻撃や防壁にもなります。

満象 (ばんしょう)

象の式神。鼻から大量の水を出して攻撃したり、巨体で押し潰したりします。呪力消費が激しく単体でしか顕現できません。

脱兎 (だっと)

多数の兎の式神を顕現させ、敵の視界を奪うなどの撹乱に役立ちます。

円鹿 (まどか)

反転術式による治癒能力を持つ鹿。他者の回復や術式の無効化が可能です。

貫牛 (かんぎゅう)

直線にしか動けないが、距離を走るほど破壊力が増す牛。

虎葬 (こそう)

本編での単独使用描写は少ないですが、宿儺が「嵌合獣 顎吐」を構成する素材として使用しました。

八握剣異戒神将 魔虚羅

(やつかのつるぎいかいしんしょう まこら)

歴代術師が調伏できなかった最強の式神。あらゆる事象へ適応し、適応するたびに回復する能力も持ちます。指15本の宿儺と互角に渡り合い、六眼持ちの無下限術師と同等レベルの実力と言われます。

拡張術式「嵌合獣 顎吐 (かんごうじゅう あぎと)」

宿儺(伏黒恵の肉体)が披露した鵺、大蛇、円鹿、虎葬を融合させた人型式神。高い再生能力と攻撃力を併せ持ちます。

禪院家の主要な関係者

禪院家を巡る因縁は、主要キャラクターたちの運命に深く関わっています。

伏黒恵

出典: x.com

甚爾の息子で、禪院家相伝の術式「十種影法術」の持ち主です。

幼少期に甚爾の意思によって禪院家から遠ざけられましたが、直毘人の遺言により一時的に禪院家27代目当主となります。真希・真依と同世代であり、禪院家の呪いに巻き込まれていく存在です。

禪院真希

出典: x.com

直毘人の弟である扇の長女。真依の双子の姉です。呪力は極小のため、禪院家では「家の面汚し」として虐げられてきました。

しかし、その反骨精神から呪具使いとして努力し、実力を伸ばします。渋谷事変後、「葦を啣む」において禪院家を壊滅に追い込みます。

禪院真依

出典: x.com

扇の次女で、真希の双子の妹。真希よりは呪力を持つものの、身体能力は劣ります。

姉の真希とは対照的な性格に見えますが、深い絆と家への恨みを共有していました。禪院家の忌庫内で扇に斬られ、自らの命と引き換えに構築術式で刀を生み出し、真希に力を託して死亡します。

禪院甚爾(伏黒甚爾)

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直毘人の長男。生まれつき呪力をまったく持たない天与呪縛のフィジカルギフテッドの持ち主であり、禪院家を捨て「伏黒家」に婿入りして生きました。

息子である恵には複雑な感情を抱きつつも、彼のことを気にかけていました。2006年に五条悟との戦いで死亡しましたが、渋谷事変で「降霊術」により一時的に復活します。

禪院直毘人

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禪院家26代目当主。71歳。術師等級は特別1級術師。

投射呪法を操り、「最速の術師」と呼ばれました。血と呪力への執着が強く、呪力を持たない甚爾を落ちこぼれ扱いし、呪力極小の真希には昇格を妨害する試練を与えました。渋谷事変にて漏瑚の攻撃を受け、死亡します。

禪院直哉

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直毘人の息子で特別1級術師。「炳」の筆頭です。

父と同じ投射呪法を使いこなすエリートですが、女性蔑視の思想を持つ傲慢な性格が目立ちました。直毘人亡き後の当主争いの筆頭でしたが、真希との壮絶な死闘の末、瀕死の状態で真希の母に刺され死亡します。

禪院扇

出典: x.com

直毘人の弟で特別1級術師。真希・真依の父親です。

実力は直毘人と同等でしたが、子供たちの出来が直哉に劣ると見なされ、当主にはなれませんでした。渋谷事変後に真希と真依を誅殺する計画を発案するなど、冷酷な性格の持ち主です。天与呪縛が強化された真希に斬られ死亡します。

禪院甚壱

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特別1級術師。甚爾の兄にあたります。

直毘人の遺言により伏黒恵が禪院家当主となり全財産を譲られることに反対し、扇らと共に伏黒達の誅殺を目論みました。真希相手に術式を発動するも、覚醒した真希に首を斬られ死亡します。

その他の禪院家

禪院長寿郎

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「炳」の一員。常に不気味な笑顔を浮かべている、モヒカンの小柄な老人です。

生得術式の詳細は不明。しかし、建物を巨大な岩の腕を生成したり、禪院家の鍛錬所を作ったりと、何かから何かをを生成する術式でないかと推測できます。

禪院信郎

「躯倶留隊」の隊長。躯倶留隊は呪力があるものの、生得術式を持たない禪院家の男子が入隊するので、術式はありません。

覚醒した真希に躯倶留隊は壊滅。残った信郎と「炳」で真希と戦うも、長寿郎とともに喉を潰されて死亡しました。

禪院蘭太

出典: x.com

「炳」の一員。丁寧で真面目な性格で、他の禪院家の人間とは違って善人ではありそうな人物です。

生得術式の詳細は不明。しかし、対象の正面に巨大な目を出現させ、睨んだ対象の動きを止めることができる術式です。覚醒した真希の動きを完全に止めることができたものの、自身の目にダメージもあるらしく、真希に殺される寸前には失明していたと思われます。

禪院扇の妻

禪院扇の妻、禪院真希と真依の母親。「あんたなんか産むんじゃなかった」と真希に直接言うほど、親子関係は冷え切っています。

相伝の術式の子供を産めなかったことから、禪院家内で虐げられてきたのだと思われ、徐々に心が壊れていき、娘に辛く当たっていたのだと推測できます。

伏黒津美紀

出典: x.com

伏黒恵の義理の姉。津美紀が小学1年生の頃、母親と伏黒甚爾が再婚するも両親が揃って蒸発、恵と二人で暮らしていました。

しかし、中学卒業してすぐ、原因不明の呪いで倒れてしまい、寝たきりとなってしまいます。

禪院家が辿った軌跡

禪院家は渋谷事変を機にその権力構造が大きく揺らぎ、最終的には壊滅へと向かいます。

渋谷事変

渋谷事変において、禪院家26代目当主の直毘人が漏瑚の攻撃を受け死亡しました。

同じく攻撃を受けた真希は重傷を負い、火傷の跡が残りながらも生還しましたが、この出来事が禪院家の転換点となります。

遺言状と当主継承

直毘人の死後、遺言状が開封されます。

出典: jujutsukaisen.jp

遺言状には、まず直哉を27代目当主とし、高専忌庫および禪院家忌庫の呪具を含む全財産を継承させると記されていました。ただし、以下の条件が付け加えられていました。

「なんらかの理由で五条悟が死亡、または意思能力を喪失した場合、伏黒甚爾との誓約状を履行し伏黒恵を禪院家に迎え、同人を禪院家当主とし全財産を譲るものとする。」

出典: 呪術廻戦 16巻 第138話

これは、過去に甚爾が直毘人に対し、9巻第75話において術式を持つ恵を禪院家に売る交渉をしていたこと、そして、7巻59話において五条悟がその誓約に介入し、恵が禪院家に囲い込まれるのを阻止していた経緯があるためです。

直毘人は、十種影法術を高く評価し、息子の直哉への嫌がらせも兼ねて、五条悟の不在を条件に恵を当主とするよう指名したと読み取れます。

真希による禪院家の壊滅

直毘人の遺言により伏黒恵が当主となることに、直哉、扇、甚壱らは反発します。扇の発案により、呪術総監部の通達を悪用し、「五条悟解放を企てた謀反者として、伏黒恵・真希・真依を誅殺する」という計画を発案しました。

出典: jujutsukaisen.jp

実の娘である真希と真依をも殺害することで、恵を狙った疑いを避けるという冷酷な策略でした。しかし、この計画は真依の死を招き、真依は自らの命と引き換えに真希の呪力を完全にゼロにするという「天与呪縛」の完成を促します。

覚醒した真希は、甚爾と同様、呪力から完全に脱却したフィジカルギフテッドとして、禪院家内の「炳」「灯」「躯倶留隊」といった部隊を壊滅させ、扇、甚壱、そして直哉らを次々と粛清しました。

この一連の出来事により、禪院家は実質的に崩壊し、御三家除名が提議される事態となります。

その後の禪院家

禪院家の壊滅後、その屋敷は両面宿儺がある儀式を行うための施設として利用されました。本編終了の時点で、明確に禪院家の血を引いて生き残っているのは禪院真希と伏黒恵の二人だけです。

しかし、直哉には出来の悪い兄弟がいるらしく、彼らが禪院家にいる描写もないために、甚爾のように禪院家を出奔している可能性があります。もしそうなのであれば、彼らは生き残っている可能性があります。

呪術廻戦≡モジュロでの禪院家

『呪術廻戦』のスピンオフ作品である『呪術廻戦≡モジュロ』にも禪院家のことは名残として登場しています。

モジュロでの家系図

『モジュロ』の主人公である「乙骨真剣」と「乙骨憂花」の二人は、真希が乙骨憂太と結婚し、その二人の孫となっています。真剣は天与呪縛の「フィジカルギフテッド」、憂花は「十種影法術」、と禪院家の相伝の術式やフィジカルギフテッドが生まれています。

真剣と憂花は真希が禪院家を潰したことを知っている描写があることから、禪院家は舞台である2086年には存続していないのでしょう。

宿儺との決戦後、乙骨憂太が五条家の当主代理に就任したことで乙骨家は五条家に所属しています。つまり、真剣や憂花も五条家であり、禪院家特有の選民思想や差別などはなく、呪術師として普通に育てられたことがわかります。

まとめ

禪院家は『呪術廻戦』において、呪術界最大の「権力と呪い」の象徴として描かれました。血筋や才能への過剰な執着が、家族間の確執や差別を生み、やがて自らの破滅を招くというドラマは、作品の根底に流れるテーマを深く掘り下げています。

禪院家の崩壊は、旧態依然とした呪術界の「しがらみ」が打ち破られ、新たな時代へと移り変わる大きな節目となりました。真希や恵といった生き残った者たちが、禪院家の呪いを乗り越え、どのような未来を切り拓いていくのか。その行く末は、今後の物語においても重要な意味を持つことでしょう。

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