本記事では、『呪術廻戦≡モジュロ』第23話『調和の儀』のあらすじ、主要登場人物、そして作品世界に深く関わる謎や考察について詳しく解説します。
目次
第23話あらすじ
前回第22話でのラスト、マルの”呪霊の生まれない世界”を作りたいという計画を虎杖が聞いていたところ、日本人から呪力を無くしても、おそらく呪霊は生まれると虎杖が告げたところから始まります。
呪霊は生まれてしまう
虎杖によると、地球での呪力は日本人や日本にルーツのある人間特有のものですが、海外の人も微弱とはいえ呪力を発しているそうです。だからこそ、海外にも数は少ないものの呪霊が生まれます。
呪力が微弱だからこそ、呪力の漏出先が限定されることから、たまに生まれる呪霊は強力なものとなっているそうです。
呪霊も調和する
呪霊は生まれてしまう可能性があることがわかり、どうすれば良いのか、それを虎杖は説明していきます。
虎杖がそもそも考えている「呪力を無くす」というのは、「可能な限り呪力を無くす」ということでした。呪力を無くすために魂の形を整えても、日本人やシムリア人からは、海外の人と同様に微弱な呪力が発せられる可能性があるため、どっちにしろ少ないながらも呪霊が生まれる可能性があると指摘します。
つまり、日本人とシムリア人から「可能な限り呪力を無く」し、それによってたまに出現する呪霊は長寿になってしまった虎杖が対策しつつ、呪霊も「調和」してルメル族が呪霊とカリヤンを混同する原因を取り除くことになります。
魂の色
呪力は「負」のエネルギー、だから呪力から生まれる呪霊は邪悪なものです。しかし、呪霊のようなものが邪悪とは限らないと虎杖は告げます。
つまり、カリヤンがルメル族以外の人間を襲う理由、呪霊の邪悪さのようなものからくるものではないのではと虎杖は聞くと、マルによると「魂の色」が同じなのだそうです。
マルは、「魂の通り道」に魂の分岐路と成形装置に作り替え、魂の色を散らして形を整えて、呪力も可能な限り無くす、これをマルの術式で行うことを宣言します。
ダブラとの別れ
一方、ダブラと魔虚羅の戦いはすでに終わった後として物語は進みます。
マルの術式なら、ダブラと妹のスベージョをシムリアまで運べるため、優花を助けるためにはダブラだけシムリアに帰れば良いとのこと。ダブラはドゥーラとの約束を守るために地球に来たからこそ、自身の役目は終わったと言い、戦士としての誇りも手にし、どこか満足気でした。
残っていた黒縄を使ったことで、デスクンテ族長による呪いも解けており、何もかも無事でした。
調和の儀
マルの術式により、乙骨兄妹やクロスたちの回復をします。その後、虎杖はマルに力を貸そうか聞くも、マルは1人でやるべきだと思うと告げ、マルと虎杖はお互いに後を頼み別れるのでした。
マルは「罪を背負う」覚悟をし、乙骨兄妹とクロスとともに「調和の儀」を執り行うことにしたところで第23話は幕を閉じます。
第23話の解説・考察ポイント
全ての人の呪力を調整する計画
出典: x.com
前回、虎杖悠仁から日本人から呪力を完全に消し去ることは不可能だと指摘されたマルは、虎杖から告げられたことから新たな計画を考えます。
その計画とは、これから生まれてくる存在の「魂の色」を散らし、形を整え、呪力をできる限り無くすことで、魂と器の在り方を操作し、呪霊の発生を抑えるというものです。
これにより、カリヤンがルメル族を襲わない理由である「魂の色が同じであるため、同じものと認識し攻撃しない」からくる信仰心という問題の根源に対処しようとします。
呪力と魂の構造に関する考察
出典: x.com
「代謝」という言葉は、かつて真人が吉野順平に魂の構造を説明する際に使用しました。この概念は、呪術師の共通認識として存在することが示唆されます。
また、「魂に体が肉付けされている」という真人の理論が、「呪力がないと肉体に害が出る」という考察の基盤となっている可能性が読み取れます。
国際的な呪霊の存在と東京の役割
作中では、海外でも稀に呪霊が生まれることが語られました。呪霊の存在が公表されて以降、外国人の負の感情が東京の呪力に集約され、東京がその受け皿となっていたことが判明します。
これは、これまで国内に限定されていた呪術界のスケールが、世界規模へと拡大する可能性を示唆する要素として捉えられます。
決着不明のままの戦闘
出典: x.com
ダブラと魔虚羅による領域展開を伴う激しい戦いは、その決着が直接描かれずに物語が進みました。
突如としてダブラがアフリカに転移?し、黒縄を入手して妹の呪いを解く場面が描かれます。この急展開により、ダブラの領域の効果や、魔虚羅がどのように対応したのかといった詳細が不明なままとなりました。
マル『何か……少し変わったか?ダブラ。』
ダブラ『別に。戦士達にようやく追いついた、それだけだ。』
出典: 呪術廻戦≡モジュロ 第23話
しかし、魔虚羅との戦闘のおかげで戦士としての誇りも理解し、これからはマルも大丈夫だからこそ、ドゥーラとの約束も果たせたから役目も終わり、満足気でした。
時系列がこんがらがっているだけで今後描かれる可能性もまだ高く、今後の展開に期待しましょう。
マルの術式による回復
ダブラが黒縄を持ち帰った後、マルは「調和」の術式を用いて、戦いで倒れた真剣やクロス、そして憂花を回復させます。
憂花の病もこの「調和」の過程、または無為転変の力によって解決したと読み取れます。これらの回復は、マルの術式が非常に強力な治癒能力を持つことを示しています。薬丸も同様に右腕を治されたと推測されますが、作中では明確に描かれていません。
呪霊を調和させるマル
マルが呪霊を調和させている時の隣には、クロスや乙骨兄妹の姿がありました。これは、日本人とルメル族が対話を経て、物理的にも精神的にも隣人として手を取り合った結果と捉えられます。物語が急速に終息へ向かっている印象を受けます。
クロス『やろう、私達で。大丈夫、みんないるよ。』
マル『ありがとう。』
出典: 呪術廻戦≡モジュロ 第23話
まとめ
『呪術廻戦≡-モジュロ-』第23話「調和の儀」は、物語の核心に迫る急展開を見せました。
マルが提示した呪霊問題への新たな解決策、ダブラと魔虚羅の決着が描かれないままの戦闘、そして呪霊消滅後の世界における虎杖の役割など、多くの情報が提示された一方で、依然として残る謎も少なくありません。次回の展開で、これらの謎がどのように解明されるのか、注目が集まります。





















記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。