【呪術廻戦≡モジュロ】第9話『ドゥーラ・ヴァル・ボビディ・メチカ(後編)』ネタバレ徹底解説!ドゥーラとダブラ、ルメルが星を離れた理由など【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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本記事では、『呪術廻戦≡モジュロ』第9話『ドゥーラ・ヴァル・ボビディ・メチカ(後編)』のあらすじ、主要登場人物、そして作品世界に深く関わる謎や考察について詳しく解説します。

本記事では、呪術廻戦本編の単行本最新巻と『呪術廻戦≡モジュロ』第9話までのネタバレを含んでいるのでご注意ください。

第9話のあらすじ

デスクンテ族長の死

前話でデスクンテ族とルメル族の親交がデスクンテ族長の娘の死によって破綻した状況から物語は展開します。

本話では、娘が殺害された直接的な理由は深く掘り下げられませんが、ルメル族がカリヤンを神聖視し、カリヤンが死ぬと第3の目から涙を流すことで死のリスクを伴う「ロロルカ」が増幅されるという信仰が明かされます。この信仰が、ルメル族が危険なカリヤンを放置する理由として提示されました。

ドゥーラとダブラの決闘

物語の中心は、ドゥーラがダブラとの決闘に臨む場面です。ダブラは以前クロスが「戦いになればダブラがいる」と語っていた人物であり、元デスクンテ族の一員で、死んだドゥーラの頼みによりマル・クロスに協力していました。

決闘の裏には、デスクンテ長老によるダブラの妹の人質という卑劣な策略が隠されており、ドゥーラはこの状況下で自らの過去の勝利の償いとして、あえて敗北を受け入れようとします。

旅立ち

決闘中にダブラが手を抜いたことにマルが激怒しますが、ダブラの真意はドゥーラの顔を傷つけたくないというものでした。この一連の出来事を通じて、シムリア人が星を離れた理由が直接的に今回の事件と結びつくことが判明します。

ドゥーラが集めていたムルという石の力を使い、マルとクロスが星を渡る船「ナウナクス」を建造したのです。

第9話の考察ポイント

娘殺害事件とカリヤン信仰

娘の殺害の真相は明かされていませんが、ルメル族がカリヤンを危険視しつつも信仰する理由が明らかになりました。

出典: x.com

第3の目は「ロロルカ」と呼ばれる地球でいう呪力と同じ力の源であり、シムリア人にとってとても大事なかけがえのないものです。

基本的にシムリア人は、生まれる前と死ぬ前だけ第3の目から涙が流れるそうです。しかし、ルメル族だけはカリヤンが死ぬと、その第3の目から涙が流れます

第3の目が涙を流すと脳への負担が大きく、命を落としかねないくらいの負担となるからこそ、カリヤンを保護対象として信仰していたのでしょう。

決闘の経緯

出典: www.youtube.com

デスクンテ族は、戦士としての本懐を遂げない相手にはより残酷になること、つまり、戦わないとルメルのみんなが殺されるかもしれないから、ドゥーラはダブラとの決闘を受け入れます。

シムリアでは強さが権力に直結するため、決闘は重要な問題解決の手段として用いられてきました。ドゥーラ自身もデスクンテ主催の闘技会で優勝経験があり、その実力は確かです。

決闘当日、クロスはダブラの姿を見てドゥーラに逃走を提案するなど動揺を見せますが、マルは落ち着いた表情でドゥーラを見守ります。この差は、マルがドゥーラの覚悟を尊重し、いかなる結果も受け入れる準備があったのでしょう。

ダブラの真意

ドゥーラを蹂躙したダブラの姿に、マルは激怒します。マルが憤ったのは、ダブラが「手を抜いた」ことに対してでした。後に判明するダブラの真意は、ドゥーラの顔を傷つけたくなかったというものであり、これまで戦闘兵器のような印象だった彼の人物像を一変させます。

目立つことを苦手とするダブラとドゥーラが親しくなれたのは、互いの内面を理解し尊重し合っていたからだと推察されます。

ドゥーラとダブラ、五条悟と夏油傑

出典: x.com

ドゥーラとダブラの関係性は、五条悟と夏油傑の関係性と近しい、それこそifの世界の関係性とも取れるような形となっています。ダブラが五条悟、ドゥーラが夏油傑のポジションです。

ダブラは「現状を変えたいけどどう変えればいいかわからず、その体制の流れのままに親友を手にかけてしまった五条悟」と捉えられ、ドゥーラは「現状は変えなければと変えようと努力し、理想を達成するために正々堂々と戦い続けたのに、その体制によって親友に殺されてしまった夏油傑」と捉えられます。

ダブラの「顔を傷つけたくなかった」と言って、戦士として侮辱したような戦い方をしたのも、夏油傑を最低限の攻撃で殺した五条悟と状況が似ています。本編の場合は、これのせいで遺体を利用されてしまうわけですが…。

「ムル」という石

ドゥーラがデスクンテに隠していた、マルとクロスが触れると光を放った石は、彼らの両親が死ぬまで握りしめていたものと同じ種類であると推察されます。

この石は「ムル」と呼ばれ、ロロルカを変換する力を持つとされており、「みとめる、ゆるす」という意味の「允(イン)」を分解した言葉でありそうです。ロロルカが「呪力」の「呪」を分解した「ロ・ロ・ル」と「力」をカタカナにした「カ」を組み合わせた造語であるのと近い語源です。

出典: www.youtube.com

しかし、「ムル」が光を放った時、ジャバロマが「ムルではない、より純度の高い…!!」と言っていたことから、おそらく「ムル」と似た違う石なのでしょう。

宇宙への旅立ち

出典: x.com

マルとクロスは、ドゥーラが隠していた石の力を利用して星を渡る船「ナウナクス」を建造しました。これまでナウナクスは科学的に作られたものと思われていましたが、本話の描写からは、故郷を離れ隣人を探しに行くというロマンチックな動機が込められていることが伺えます。

そして、当時のクロスと現在のクロスでは雰囲気が異なっていたり、ダブラを戦争の道具として利用していることから、地球へ辿り着くまでの過酷な旅が彼らを大きく変えたのかもしれません。

まとめ

第9話「ドゥーラ・ヴァル・ボビディ・メチカ(後編)」は、シムリア人の故郷での激しい対立と、彼らが星を離れて地球を目指すことになった壮大な背景が明らかになった回でした。

ドゥーラとダブラの決闘は、デスクンテ長老の策略とドゥーラの自己犠牲の精神が交錯する衝撃的な展開を見せました。特に、ダブラがドゥーラを傷つけまいと手抜きをした事実は、彼の人間性とドゥーラとの絆の深さを強調しています。

そして、マルとクロスがドゥーラの集めた石の力で星渡りの船を建造し、地球へと向かう経緯が明かされたことは、物語全体のスケールを一気に広げました。シムリアの文化、ロロルカやムルの概念、カリヤン信仰といった要素が提示され、作品の世界観がより一層深まったと言えるでしょう。

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