『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド シャイニングパール(BDSP/ダイパリメイク)』の戦闘に関わる要素「状態異常」の種類や、その詳細について掲載しています。
目次
状態異常とは
主に戦闘中にポケモンに付与されるステータスです。
基本的に付与されたポケモンにとってデメリットとなるもので、ダメージを受けるもの、行動が阻害されるもの、能力値が減少するものなど種類によって様々な効果があります。
また、状態異常を直す行動をしなければ次の戦闘にも引き継がれてしまうので、一通り効果を知っておくと冒険の進行に役立てる事が可能です。
状態異常と類似した要素として「状態変化」があり、こちらは付与されたポケモンにとって有利な効果も多く存在する他、別の状態異常や状態変化と共存できる、そのほとんどが交代をするか戦闘が終わると消えるという違いがあります。
状態異常の種類
1つの状態異常になっていると他の状態異常を上書きする事は出来ません。
状態異常 |
効果 |
---|---|
どく |
毎ターン1/8のダメージを受ける。 |
もうどく |
最初のターンに1/16のダメージを受け、以降2/16、3/16…とターン経過毎にダメージが増加。 |
やけど |
毎ターン1/16のダメージを受け、付与されたポケモンが物理技で与えるがダメージが1/2になる。 |
まひ |
素早さが1/2になり、25%の確率で行動が出来なくなる。 |
こおり |
ターンが来ても動けなくなる。ターン開始時に20%の確率で自動的に治る。 |
ねむり |
ターンが来ても動けなくなる。付与された技によって指定されたターンが経過すると自動的に治る。 |
どく
毎ターンHPの1/8のダメージを受けます。
オリジナル版ではどく状態になったポケモンを手持ちに入れてフィールドを歩くとダメージを受けていましたが、リメイク版ではどく状態のポケモンを持ち歩いてもダメージは受けません。
また、毒タイプはどく状態にならない為使用する際は留意しておきましょう。
もうどく
最初のターンに1/16のダメージを受け、以降2/16、3/16…とターン経過毎にダメージが増加します(最大15/16)。ダメージ増加効果は交代するとカウントがリセットされ、再び1/16からとなります。
自動的に大きなダメージが入っていくようになる為、耐久が高く攻撃技ではダメージを与えづらいポケモンに対して有効に働きやすい技です。
オリジナル版ではどく状態になったポケモンを手持ちに入れてフィールドを歩くとダメージを受けていましたが、リメイク版ではどく状態のポケモンを持ち歩いてもダメージは受けません。
また、どく状態と同様に毒タイプはもうどく状態にならない為使用する際は留意しておきましょう。
ステータス画面での表記は「どく」となっていますが、どくのアイコンよりも色が濃くなっているという差異で判別が可能です。
▼上がどく、下がもうどくのアイコン
やけど
毎ターン1/16のダメージを受け、付与されたポケモンが物理技で与えるがダメージが1/2になります。
物理攻撃を主軸に戦うポケモンに対して大きな弱体化を入れられる為、相手のアタッカーを潰すような目的で使用される場合も多い技です。
また、炎タイプはやけど状態にならない為使用する際は留意しておきましょう。
まひ
素早さが1/2になり、25%の確率で行動が出来なくなります。
高い素早さを持つポケモンは耐久が低めに設定されている事が多い為、一旦素早さを落としてから他のポケモンで先制して倒しやすくする、まひ状態の行動不能+ひるみでの行動不能を合わせて相手に行動させずに倒すなどの目的で使用される場合が多いです。
また、電気タイプはまひ状態にならない為使用する際は留意しておきましょう。
こおり
ターンが来ても動けなくなりますが、ターン開始時に20%の確率で自動的に解除され、解除されたターンも行動が可能です。
完全に行動出来ない為非常に強力な状態異常ですが、特定の技の追加効果でしか付与出来ない為他の状態異常と違って能動的に付与するのが難しい状態異常でもあります。
また、こおり状態中に以下の技を使用するとこおり状態が解除されます。
- かえんぐるま
- せいなるほのお
- フレアドライブ
- ねっとう
また、場がひざしがつよいの場合とこおりタイプはこおり状態になりません。
ねむり
ターンが来ても動けなくなります。指定されたターンが来ると自動的に解除され、解除されたターンも行動が可能です。
相手の技によって付与された場合は2~5ターンいずれかの経過によって解除とランダム性を孕みます。
オリジナル版では交代してしまうとねむりターンの経過がリセットされてしまう仕様でしたが、リメイク版ではリセットされない為必要であれば気兼ねなく交代しましょう。
「ねむる」によって自分からねむり状態になった場合は3ターン目で解除される為、ターン経過を数えておくと行動の予定が立てやすくなります。
状態異常を治す方法
オンライン対戦などでかかった状態異常は戦闘終了後に自動的に解除される為、基本的には冒険中や戦闘中に治す方法を記載しています。
ポケモンセンターを利用する
どんな状態異常になっている場合でもポケモンセンターで回復すれば状態異常を治す事が可能です。
お金などもかからずHPやPPも全回復するので最も割のいい回復手段と言えますが、戦闘中には使えない上にポケモンセンターのある場所が限られている為、ダンジョンの中や移動中などでは利用しづらい方法でもあると言えます。
アイテムを利用する
特定のアイテムを使う事で戦闘中でもダンジョンの中でも状態異常を回復する事が出来ます。
利便性が非常に高い方法ですが、事前に入手しておかなければならないという手間が発生する方法です。
アイテム名 |
回復する状態異常 |
---|---|
どくけし モモンのみ |
どく・もうどくを回復 |
まひなおし クラボのみ |
まひを回復 |
やけどなおし チーゴのみ |
やけどを回復 |
ねむけざまし カゴのみ |
ねむりを回復 |
こおりなおし ナナシのみ |
こおりを回復 |
なんでもなおし もりのヨウカン ラムのみ ばんのうこな |
全ての状態異常を回復 |
かいふくのくすり |
全ての状態異常を回復 |
ポケモンの技を使う
特定のポケモンの技を使うと自分や味方の状態異常を治す事が出来ます。
中にはデメリットを伴うものもあるので、使用の際は注意しましょう。
- アロマセラピー
手持ちの状態異常を回復 - いやしのすず
手持ちの状態異常を回復 - いやしのねがい
自分をひんし状態にし、次に出てくる味方の状態異常とHPを回復 - みかづきのまい
自分をひんし状態にし、次に出てくる味方の状態異常とHPを回復 - ねむる
自分の状態異常、HPを回復して3ターンの間ねむり状態になる - しんぴのまもり
事前に使う事で5ターンの間味方の状態異常を防ぐ
状態異常によって強化される特性
特性によっては状態異常になる事によって逆に性能が強化されるものもあります。
特性名 |
効果 |
---|---|
こんじょう |
ねむり以外の状態異常になると攻撃が1.5倍 |
はやあし |
まひ状態になっても素早さが下がらず、状態異常になると素早さが1.5倍 |
ふしぎなうろこ |
状態異常になると防御が1.5倍 |
どくぼうそう |
どくになると物理技が1.5倍 |
ねつぼうそう |
やけどになると特殊技が1.5倍 |
ポイズンヒール |
どく状態になるとダメージを受ける代わりに毎ターン最大HPの1/8を回復 |
コメント一覧(1)
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ポイズンヒールは毒ダメ受けないと思いますが…
それに、「毎ターン1/16のダメージを受け、付与されたポケモンが物理技で与えるがダメージが1/2」という説明文は「が」という文字は必要ないと思います。誤字脱字衍字はサイトの信頼性を損なう可能性がありますので、推敲の上で投稿の方をお願い致します。
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