この記事では、元七武海であるハナフダに関する考察や既出情報をまとめています。悪魔の実の能力や種族についての言及もしています。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新巻および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
目次
元七武海ハナフダ
出典: one-piece.com
ワンピースには1500を超えるキャラクターが登場していますが、原作では物語の進行上、詳しい説明がないまま存在しているキャラクターたちがいます。そういったキャラクターは、単行本の質問コーナー「SBS」やファンブック「ビブルカード」で明らかになることが多いです。
元七武海のハナフダはそういったキャラクターの1人です。彼の正体は、コミックスの質問コーナー「SBS」で明らかになりましたが、彼の正体や能力にはいまだ謎が残されています。
そこで本記事では、ハナフダについての考察をまとめました。明らかになっている既出情報についても記載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
「ティラノサウルスの能力者」説
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ここでは、ハナフダが「リュウリュウの実モデル”ティラノサウルス”の能力者である」という説をまとめました。根拠は次の3つです。
・カイドウとの目的の一致
・二つ名が「トカゲの王」
・古代種の悪魔の実を集めるのが趣味
1つずつ見ていきましょう。
カイドウとの目的の一致
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SBSにてハナフダはカイドウと目的が一致していたことが明らかになっています。では、カイドウのどんな目的と一致していたのでしょうか?カイドウは、ドフラミンゴがルフィによって倒された際にこう語っています。
全て能力者の最強の海賊団を作ろうぜって言ってたじゃねェか!!!
ハナフダの他の特徴として、古代種のゾオン系の悪魔の実を集めていたこともわかっているので、「全て能力者の海賊団をつくる」が2人の目的だったのかもしれません。
以上をふまえると、この目的を掲げるカイドウ自身が悪魔の実の能力者だったように、ハナフダも能力者であることが考えられます。では、何の能力者だったのでしょうか?
二つ名が「トカゲの王」
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ハナフダの二つ名が「トカゲの王」だったという情報も明かされています。この呼び名と強い関係をもっているのが、「ティラノサウルス」です。
ティラノサウルスとは、正式名称を「ティラノサウルス・レックス」といいます。これを日本語に訳すと、「暴君トカゲの王」となります。
つまり、ハナフダの二つ名には「ティラノサウルス」という意味合いもあるのです。これらのことから、ハナフダはティラノサウルスの能力者であることが予想できます。
古代種の悪魔の実を集めるのが趣味
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上記でも述べましたが、ハナフダは古代種のゾオン系の悪魔の実を集めるのが趣味だったことも明らかになっているため、その一環としてティラノサウルスになる悪魔の実も集めていたことが考えられます。
カイドウの部下である大看板と飛び六砲のほとんどがゾオン系古代種の悪魔の実を食べていたことを考えるとハナフダがカイドウに悪魔の実を渡していたと予想できます。
また、その部下の中に「恐竜といえば」で誰しもがはじめに思い浮かぶであろう「ティラノサウルス」の能力者がいなかったのも、これの伏線なのかもしれません。
「フクロウナギの魚人」説
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ここでは、ハナフダが「フクロウナギの魚人である」という説をまとめました。根拠は次の3つです。
・口が裂けている
・うるてぃとページワンのマスク
・カタクリの事例
1つずつ見ていきましょう。
口が裂けている?
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SBSで描かれているハナフダの顔を見てみると、彼の口には大きなキバがあり、一般的な人間の口ではないことがわかります。
また、その口は全貌こそ明らかになっていないものの、左右に伸びているような印象も受けます。彼はシンプルな人間族ではないのかもしれません。
うるてぃとページワンのマスク
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ただ、ハナフダの独特な口が先天的なものなのか、後天的にそうなっているのかはまだわかりません。そこで、ハナフダの子供を見ていきましょう。SBSにて、彼の子供はうるてぃとページワンであることが明らかになっています。
うるてぃとページワンを見てみると、口にはマスクをしており、その様子は確認することができません。彼らは自分の口が「他の人とは違う」という点でコンプレックスを持っており、それを隠すためにマスクをしているのではないでしょうか?
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これらを考えると、ハナフダの独特な口の特徴は種族的なものである可能性が高いと言えます。つまり、ハナフダはやはりシンプルな人間族ではないと言うことになります。
では何の種族なのでしょうか?
カタクリの事例
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作中で口が左右に大きいキャラクターは「カタクリ」が思い浮かぶでしょう。彼の場合は後天的なものであり、「幼少期にドーナツを頬張って裂けた」のが特徴の要因でした。
ただ、カタクリがその口の特徴を明らかにしたシーンにハナフダの正体を明らかにするヒントがあると考えています。カタクリの妹フランぺは、彼の口を見てこう語っています。
耳まで口が裂けて
ーまるでフクロウナギ!!
口が裂けている一般的な表現はこの他にも数多くありそうですが、ここではあえて「フクロウナギ」という表現をしています。
これも後にフクロウナギのキャラクターが出てくる伏線となっているのかもしれません。これらを踏まえて、口が裂けているであろうハナフダはフクロウナギの魚人であると考えています。
ハナフダに関する既出情報
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ここでは、ハナフダについての既出情報をまとめています。次の6項目に沿って説明していきます。
・エースに敗北した元七武海
・恨みを買った海賊たちに襲われた
・二つ名は「トカゲの王」
・カイドウと共闘関係にあった
・ゾオン系悪魔の実を集めるのが趣味
・うるてぃ・ページワンの父親
1つずつ見ていきましょう。
エースに敗北した元七武海
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ハナフダの正体は、エースに敗北した元七武海であることがわかっています。今までエースが倒した七武海が誰なのか不明でしたが、109巻のSBSにて明らかになりました。
また、ハナフダの後釜はバーソロミュー・くまであることも判明しています。果たしてその際に様子が作中で今後描かれるのでしょうか?
恨みを買った海賊たちに襲われた
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ハナフダは、エースに倒されたあと彼の子供達のもとに戻ろうとしますが、その道中で海賊たちに襲われて亡くなってしまったことが明らかになっています。エースに殺されたわけではないということになります。
果たして、その海賊が誰なのか明らかになることはあるのでしょうか?
二つ名は「トカゲの王」
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ハナフダの二つ名は「トカゲの王」であることがわかっています。この二つ名はどのような理由で呼ばれるようになったのでしょうか?
本記事冒頭でも考察していますが、ハナフダはゾオン系古代種の能力者である可能性が高いと予想しています。
カイドウと共闘関係にあった
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ハナフダは、カイドウとの目的の一致から、共闘関係にあったことが明らかになっています。カイドウと彼がどういった目的が一致したのかは明かされてはいませんが、「悪魔の実の能力者だけの最強の海賊団をつくる」が有力であると考えています。
ゾオン系悪魔の実を集めるのが趣味
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ハナフダは、ゾオン系古代種の悪魔の実を集めていたことが明らかになっています。
カイドウの部下の多くが古代種の能力を持っていたことを踏まえると、彼らの悪魔の実はハナフダが集めていたものなのかもしれません。
うるてぃ・ページワンの父親
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ハナフダは、うるてぃとページワンの父親であることが明らかになっています。これは111巻のSBSで明らかになった事実ですが、作中で語られていた「うるてぃとページワンの親は海賊で今はすでに亡くなっている」という伏線が回収された形になります。
まとめ
以上がハナフダについての考察・既出情報です。
いまだ謎が多いハナフダですが、元七武海という重要なポジションのキャラクターであるため、今後作中でも過去回想などで登場するかもしれません。
彼の登場は果たしてあるのでしょうか?物語の展開を楽しみに待ちましょう。
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