漫画1126話より、ガープの生存が確定しました。
クザンに止めを刺されて以降は消息不明となりましたが、黒ひげ海賊団に囚われていたことが判明しました。
この記事では、そんなガープがコビー救出~クザン戦までどのような過程を経てきたのかを解説しています。
ガープが今後どのように再登場するかも考察しているので、最新話の内容にも追い付ける構成となっています。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
ガープ生存確定!なぜ生存していたか解説
出典: one-piece.com
111巻1126話では、ガープが黒ひげ海賊団に敗れた後、そのまま囚われていたことが判明しました。
ガープが消息不明となった107巻1088話では、クザンの氷柱に腹部を貫かれたまま満面の笑みを浮かべて横たわり、ハチノスに取り残されるという最後を迎えました。
ロジャー処刑時やエースの最期、ルフィが処刑されかけた時のように、Dの一族は死ぬ前に笑うという定説があります。
なので、ガープも同じように死亡したのではないかと多くの読者が予想していました。
しかし、クザン曰く「殺したつもりだったが生きていた」とのことです。
クザンはガープとの戦闘中にも迷っていたり、これまでもガープを師匠として尊敬していたりと最初から殺すつもりなどなかったのではないでしょうか。
ガープvs黒ひげ海賊団の経緯まとめ
ガープが黒ひげ海賊団に敗北するまでの経緯を要約すると、次のようになります。
- 世界会議で王下七武海の撤廃が決定する
- 海軍が元王下七武海の拘束に向かう
- 海軍と黒ひげ海賊団がアマゾン・リリーで鉢合う
- コビーが黒ひげ海賊団に誘拐される
- ガープがコビーを助けにハチノスに向かう
- 黒ひげ海賊団 vs ガープ・SWORD部隊勃発
- コビーを救出できた代わりにガープが置き去りとなる
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 王下七武海の撤廃が決定する
出典: one-piece.com
ガープが黒ひげ海賊団と戦うきっかけとなったのは王下七武海制度の撤廃にあります。
ドレスローザ編でドフラミンゴの悪行が発覚した件も相まって、これまでも疑問視されていた王下七武海制度は、世界会議の決議によって正式に撤廃されることになりました。
これにより、海軍は元王下七武海を拘束しようと動き出し始めました。
2. 海軍が元王下七武海の拘束に向かう
出典: www.youtube.com
王下七武海制度が撤廃されると、海軍はバギーやミホークといった元王下七武海の拘束に向かいました。元王下七武海のそれぞれの対応をまとめると次のようになります。
- バギー:クロコダイルと鉢合わせ結果的に助けられる
- ミホーク:自力で海軍の包囲網を突破して脱出する
- エドワード・ウィーブル:海軍に捕まる
- 黒ひげ、ハンコック:コビーを含む海軍との三つ巴
バギー、クロコダイル、ミホークはその後にクロスギルドを結成し、ウィーブルは詳細不明となっています。
コビー、黒ひげ、ハンコック側の動向は次の章で詳しく解説しています。
3. 海軍と黒ひげ海賊団が鉢合う
出典: one-piece.com
海軍はアマゾン・リリーを包囲し、コビーはハンコックの身柄を差し出すよう要求しましたが、メロメロの実を奪おうと目論む黒ひげ海賊団の奇襲に遭いました。
さらに王下七武海に代わるセラフィムも加わって戦況は荒れ、結果的にハンコックは黒ひげに捕まります。
しかし、既に海軍と黒ひげ海賊団の多くが石化され、両軍には甚大な被害が出ていました。
石化はハンコックにしか解けないため、黒ひげは部下を助けるためにハンコックを見逃すか、そのまま殺すかの二択に悩まされます。
そこにレイリーが登場し、ハンコックが石化を解除するまで見届ける代わりに、海軍と黒ひげ海賊団をアマゾン・リリーから立ち退かせます。
このように、ハンコックはレイリーによって救出されましたが、まだ海軍と黒ひげ海賊団の問題は続いていました。
4. コビーが黒ひげ海賊団に誘拐される
出典: one-piece.com
レイリーが駆け付けたことにより、黒ひげ海賊団と海軍はハンコックの拘束を諦めることとなりましたが、既に何人もの海兵が黒ひげ海賊団に捕まっていました。
そこでコビーは、800人の海兵と軍艦1隻の身代わりとして自ら人質になることを志願し、そのまま黒ひげ海賊団に誘拐されます。
コビーはロッキーポート事件を経て市民から英雄視されていたため、黒ひげは利用価値があると判断し、交渉に応じました。
今後の黒ひげの計画としては、コビーを人質にとって政府と交渉し、ハチノスを世界政府加盟国に加入させ、自身は国王として君臨するというものでした。
なお、ロッキーポート事件の真相などは下記記事でも考察しているので、合わせてご確認ください。
5. ガープがコビーを助けにハチノスに向かう
出典: one-piece.com
誘拐されたコビーを助けるため、今度はガープがSWORDの部隊を率いて黒ひげ海賊団の拠点であるハチノスに向かいます。
ガープが到着するまでは、親友のヘルメッポや同僚のひばりがSWORDの隊員に泣きすがって助力を求めていました。
しかし、四皇相手に軽率に軍を動かすことが難しいため、手をこまねいていました。そこにガープが突然来訪するという流れです。
本来、海軍は四皇と戦う前に上層部の許可を取る必要がありましたが、ガープはそれを無視するばかりかエッグヘッドのバスターコール要請に向かうはずのドール中将の戦力を一部引き連れて、強引にハチノスへ向かいました。
ガープのこの行動は、愛弟子であるコビーを救うためという理由もありましたが、コビーに期待を寄せていたことも後に明らかになっています。
6. 黒ひげ海賊団vsガープ・SWORDが勃発する
出典: one-piece.com
ガープたちがハチノスに到着する少し前、既にコビーはペローナと交渉して牢から脱出していました。
追手の海賊から逃げ惑う途中、先行していたひばりやグリスと合流し、ガープもハチノスに到着すると同時に拳骨唐竹割(ギャラクシーインパクト)を放ち、広場にいた海賊たちを一瞬で制圧しました。
そこにクザンが立ちはだかります。
ガープはクザンを海軍に戻そうと説得しましたが、「おれも今やりてェ様に生きてんだ!」と決別し、師弟対決へと発展しました。
クザンの氷拳(アイスグローブ)とのクロスカウンターにより相打ちとなるなど、両者の実力は拮抗していましたが、脱出準備は着々と進みます。
しかし、脱出目前にしてシリュウの不意打ちにあったコビーを守るためにガープが負傷し、戦況はひっくり返りました。
7. ガープが置き去りになる
出典: one-piece.com
シリュウの攻撃により負傷したガープは、最後の力を振り絞ってピサロの追跡からSWORDの部隊を守ります。
覚醒したコビーも、実直拳骨(オネスティインパクト)でピサロの腕を破壊し、コビーたちは脱出に成功しました。
しかし、力を使い果たしたガープはクザンの追撃によって倒れ、そのままハチノスに置き去りになり、以降は消息不明となりました。
【余談】パンダマンはガープ生存の伏線だった?
出典: one-piece.com
ガープとコビーたちが別れた最後のコマでは、ガープの生存を示唆するかのような伏線がありました。
107巻1088話の上記のコマでは、バスコ・ショットが持っているひょうたんの下にひっそりとパンダマンが描かれています。
パンダマンとは、漫画「キン肉マン」の読者投稿企画に合わせて尾田先生が考案したキャラで、裏表紙や作中のコマに度々登場しています。
特にパターン化されていませんが、登場回数は計400回以上にも及ぶため、ガープの生死に関する何らかの伏線なのか、単なる遊び心なのかと話題になっていました。
ガープは今後どうなる?3ルート別に考察
出典: one-piece.com
ガープの今後の展開としては、しばらくは黒ひげ海賊団に囚われたままとなり、誰かに助けられるといった展開が予想されます。
ガープが捕らわれる前、黒ひげはコビーを人質にとって政府と交渉し、ハチノスを世界政府加盟国に加入させようと目論んでいました。
黒ひげがハートの海賊団との戦闘を経てハチノスに帰還した後も、
- コビーの代わりにガープを捕えて上機嫌だった
- 海運会社 UMITシッピング本社にラフィットが潜入
- 黒ひげがラフィットに準備を進めるよう指示
このように、ガープが人質として利用される可能性がより高まってきています。
そこで、ガープが今後どのように再登場を果たすのかを以下の3つのルートに分けて紹介します。
- 覚醒したコビーがハチノスに乗り込む
- クザンが黒ひげを裏切る
- ルフィたちが助けに向かう
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 覚醒したコビーがハチノスに乗り込む
出典: one-piece.com
ガープの今後の展開として最も有力なのは、覚醒したコビーによって救出されるというものです。
これまでもコビーの覚醒イベントは何度も与えられており、
- ガープに弟子入り:雑用→曹長と出世
- 頂上戦争後:戦闘のショックで覇気を習得
- 2年後:海軍の英雄となり、曹長→大佐へ昇進
- ピサロ戦:黒ひげ海賊団隊長クラスの実力者になる
このように、コビーは徐々にルフィに並ぶ存在として成長を続けています。
コビーの最終目標も大将になることなので、負傷したガープの代理として中将に就任し、そのまま大将に昇進するという流れも物語上、綺麗につながってきます。
ほかにも、海軍の面子を重視する赤犬の指示で救出されるという展開も想定されます。
しかし、赤犬との相性は最悪なので、報道を改ざんするなどして市民に反感を買わないように工夫しながら見捨てるといった可能性の方が高いです。
2. クザンが黒ひげを裏切る
出典: one-piece.com
ガープにとどめを刺した張本人はクザンですが、逆にクザンによって助けられるという展開も予想されます。
クザンが黒ひげを裏切る主な根拠として、
- 黒ひげに協力しているのは利害が一致しているから
- クザンの目的を聞いたスモーカーが納得していた
- ガープとの戦闘中にも迷っていた
- ガープにとどめ刺す機会はあった
このように、クザンは最初からガープを殺すつもりなどなく、ある目的を叶えるために仕方なく戦っていたと解釈できます。
また、最後の戦闘でも、シリュウに貫かれた腹部を止血しているようにも見えます。
出典: one-piece.com
なお、クザンの目的については下記記事で詳しく解説しているので、合わせてご確認ください。
3. ルフィたちが助けに向かう
出典: one-piece.com
ガープはルフィたちに助けられるという展開も想定されます。
これまでもガープとルフィは海軍と海賊という敵対関係にありながら、2人とも戦闘を極力避けようとしていました。
- ウォーターセブン編:「孫だから」とガープが見逃す
- 頂上戦争編:ガープが手加減したり、ルフィが「どいてくれ」と戦闘を避けようとした
このように家族としてお互いを大切に思い続けており、ルフィがガープの危機に駆け付けようとするのも自然な流れと言えます。
これまでもアラバスタ編でスモーカーを助けたり、パンクハザード編では本格的に共闘したりと、既に海軍に協力する機会はいくつかありました。
ルフィの血縁者であれば、なおのこと一味も協力してくれるでしょう。
ただし、ガープが消息不明となったのはルフィたちがエッグヘッドにいた時期でした。
エッグヘッド脱出後は、報道の内容を確認することなくエルバフに上陸してしまったので、現在、ルフィはガープが消息不明となっていることを知りません。
なので、もしルフィがガープを助けに行くとしたら、早くてもエルバフ編後となるでしょう。
ガープのプロフィール
|
出典: one-piece.com |
|
本名 |
モンキー・D・ガープ |
|---|---|
異名 |
海軍の英雄 ゲンコツのガープ 伝説の海兵 |
年齢 |
76歳 → 78歳 |
身長 |
287cm |
所属 |
海軍本部中将 |
覇気 |
覇王色、武装色、見聞色 |
懸賞金 |
30億(クロスギルドの懸賞金。ガープは特例で大将と同額) |
出身 |
東の海 ドーン島 ゴア王国 |
誕生日 |
5月2日 (ゲン)コ = 5 ツ = 2 |
家族 |
息子:モンキー・D・ドラゴン 孫:モンキー・D・ルフィ |
掲げる正義 |
おれの正義 |
初登場 |
漫画:45巻 431話〝愛の拳〟 アニメ:313話〝海軍本部へ!激突!ルフィVS海軍中将!〟 |
声優 |
中博史 |
人情深いトラブルメーカー
出典: one-piece.com
ガープはコビーやたしぎのように任務や体裁よりも義理や人情を優先する珍しい海兵です。
生まれてくる子供に罪は無いと敵である筈のロジャーの息子 エースを引き取ったり、ルフィも「孫だから」と言う理由で見逃したりもしました。
特に海軍に所属していながら公認の天竜人嫌いで、天竜人直属の部下になるのが嫌だという理由で大将への打診を断っています。
さらには天竜人のことをうっかり「ゴミクズ」と呼んでしまったりと、自由奔放な立ち回りで部下や同僚のセンゴクを困らせるトラブルメーカーでもあります。
全盛期の強さはロジャーに匹敵する
出典: one-piece.com
ロジャーの時代はガープの全盛期でもあり、何度も激戦を繰り広げた間柄でした。
ゴッドバレー事件では、その脅威度から白ひげやカイドウを撤退させたり、ロジャーと一緒にロックスを討ち取った功績もあります。
結局、ロジャーは自首という形で決着が付くことはありませんでしたが、「伝説の海兵」「海軍の英雄」と称されるに相応しい自他共に認める実力者です。
複雑な家族関係
出典: one-piece.com
ガープの家族関係は非常に複雑で、息子は革命軍のリーダー ドラゴン。
孫は世界中をひっかきまわし、四皇にまで上り詰めた海賊ルフィと、2人とも海兵のガープとは敵対関係にあります。
しかし、家族愛は深く、ルフィを海兵に育てるためにスパルタ教育をしたり、息子のように可愛がっていたエースが殺された時は怒り狂って暴走しかけたりしていました。
ガープの再登場までは間が空きそう
黒ひげに連れ去られたコビーは無事に取り返しはしたものの、今度はガープが捕まってしまいました。
生存は確定しましたが、重傷を負っているので活躍はしばらくお預けとなるでしょう。
今後は急成長するコビーの救出劇が始まるか、このまま政府の交渉材料にされてしまうかで物語の流れが大きく分かれそうです。
ガープはルフィの肉親だけでなく、ロジャーのライバルとしても替えの効かないキャラなので、ルフィたちの冒険に何らかのヒントを与える影の立役者としても今後の活躍が期待されますね。































記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。