本記事では、ONEPIECEにおける重要人物であるガープの生死や今後について解説します。ハチノスでのクザンとの戦いについてや、クザンの動向についても考察していますので是非最後までチェックしてみてください。
※この記事にはONE PIECEの単行本最新巻やジャンプ本誌最新話のネタバレが含まれますので未読の方はご注意ください。
目次
ガープは生きていた
出典: one-piece.com
最新話1126話において、ガープは生きていることが判明しました。現在は「ハチノス」にて「黒ひげ海賊団」に囚われています。
黒ひげはハチノスに帰還すると、コビーを取り逃がしたとの報告受けてピサロを叱責しました。
しかし、代わりにガープを捕えたことで「価値が上がっただろ」「風向きがいい」と上機嫌になっています。
黒ひげは元々、コビーを人質に世界政府と何らかの交渉を仕掛けようとしていました。
なので、今後はガープがコビーの代わりに交渉の鍵になるでしょう。
ガープの生存については、クザン曰く「殺したつもりだったが生きていた」とガープの強靭な生命力を理由にしていました。
ガープが倒れるまでの経緯
ハチノスでの戦い
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1071話「英雄出撃」において、黒ひげ海賊団からコビーを救うためにガープは動き始めます。
SWORDを引き連れて順調にコビーを助け出すかと思いきや、1081話ではクザンの登場によってガープとの師弟対決となりました。
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ガープはクザンを必死に説得しようとしましたが、「おれも今やりてェ様に生きてんだ!!」と言ってクザンは聞く耳を持ちませんでした。
ガープがクザンを抑えるまでは良かったものの、1087話では民間人に偽装した者によって騙し討ちにあったコビーを庇い、ガープは黒ひげ海賊団2番隊隊長シリュウに剣で腹部を貫かれてしまったのです。
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続けてクザンの氷拳とクロスカウンターをして相打ちとなりましたが、ガープは最後の力を振り絞って海軍の仲間たちが逃げる手助けをしました。
その結果、コビーを含めた海軍の仲間たちは脱出に成功するも、ガープだけが1人取り残されてしまいます。
ガープの生存が確認できる最後のコマでは、身体を氷の柱が貫いている状態でクザンに凍らされて倒れており、黒ひげ海賊団たちに囲まれていました。
ガープの今後
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致命傷を負ったガープはどうなったのか?ここからはガープの今後について考察していきます。
コビーの代わりの人質になる
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もともと黒ひげはコビーを人質にして海軍と交渉をするつもりでした。
そこに海軍の英雄であるガープが手に入ったとなると、コビーよりも優良な人質として使うことができますよね。
せっかくの海軍との交渉材料をみすみす死なせてしまうのももったいないと黒ひげは考えるでしょう。
実はクザンは味方だった?
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ガープはクザンに凍らされましたが、実はこれは止血措置なのではないかとも考えられます。
黒ひげ海賊団の一員であるという立場上、ガープを倒さなければなりませんでしたが、凍らせることによって実は延命を施している可能性もあります。
クザンの攻撃はシリュウに刺された腹部を塞いでいるようにも見えますので、黒ひげたちにバレないようにガープを助けようとしていた可能性もあるのです。
今後の物語にも必要な重要人物である
主人公ルフィの祖父であり、革命軍ドラゴンの父であるガープがそう簡単に死ぬとは考えられません。
主にゴッドバレー事件など通してロジャー海賊団ともかかわりもあり、今後も何らかの活躍が期待できます。
これから物語は大混戦になっていくと尾田先生も話していることもあり、ガープの件をきっかけにワンピースの世界全体が大きな戦いの場になっていくのかもしれませんね。
余談:パンダマン
最新話よりガープの生存が確認されました。
1088話において、ガープがクザンに凍らされ倒れているコマのクザンとバスコ・ショットの間に、パンダマンが小さく描かれています。
ガープが死亡したかもしれないシーンで、ふざけているようなパンダマンを描くというのは、何かしらメッセージを込められているのではと思います。ガープの生存をほのめかしているのかもしれません。
クザンの動向
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ガープにとどめを刺したように見えたクザンですが、その真意は未だに掴みどころがありません。
これまでの動向からクザンの真意について解説します。
※以後の内容は推測・妄想を含みます。
クザンの目的
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オハラへのバスターコールやマリンフォード頂上戦争を経て、海軍の正義に疑問を持つようになったクザンはサカズキとの海軍元帥の座をかけた決闘に敗北。
サカズキに情をかけられ生き延びるも、サカズキの下につくのを拒否し海軍を辞めました。
自身の正義とは何かについて深く考えているクザンは、過去に正義だと思われてきた事件などについて調べるうちに最終的に「世界の真実」を追い求めはじめたのではないでしょうか?
その目的のためには黒ひげの秘密を暴くことが重要だと考え、黒ひげ海賊団に加担している可能性があります。
海軍のスパイ説
黒ひげの秘密を探るという意味では、実はクザンはまだ海軍とつながっておりスパイとして活動しているという可能性もあります。
黒ひげの血筋にもなにか重要なものが隠されていそうですし、海軍は次期海賊王として黒ひげを一番警戒しているとも考えられます。
そこで海軍と少し距離を置きたがったクザンとの立場上の利害が一致し、スパイとして送り込んでいるのではないでしょうか?
革命軍のスパイ説
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スパイはスパイでも、海軍ではなく革命軍からのスパイなのではという説も考えられます。
根拠は以下のとおりです。
- バルティゴ襲撃事件
- 革命軍結成のタイミング
- 革命軍と黒ひげの利害が一致
1.バルティゴ襲撃事件
まず、革命軍の本拠地であったバルティゴが黒ひげ海賊団によって襲撃された際に、革命軍側の犠牲者が0だったことに大きな疑問が生じます。
海軍とCPが到着した際にはバルティゴ自体は壊滅的なダメージを受けていました。
しかし革命軍の犠牲者が1人もいなかったということは、黒ひげ海賊団がバルティゴに到着する前に革命軍は逃走していたということになります。
つまり、黒ひげ海賊団の動向を革命軍に事前に伝えていたスパイがいたと考えられるのです。
そしてそのスパイがクザンなのではないのでしょうか?
2.革命軍結成のタイミング
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革命軍が結成した際にベガパングはドラゴンにこう言いました。
「世界政府」はバカでかい組織…
海軍には特に話のわかる者も多い…!!
これに対してドラゴンは「分かっている」と返したことから、海軍の中の誰かに話をつけた可能性が高いのです。
オハラの件で正義とは何かについて考え直していたクザンが、ベガパンクがいう「話のわかる者」だったのではないでしょうか?
もしかすると革命軍の創始者の1人である可能性も出てくるのです。
3.革命軍と黒ひげの利害が一致
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革命軍も黒ひげ海賊団もその目的は「世界政府を倒すこと」です。
さらに黒ひげはクザンを勧誘した際にこんな発言もしています。
「海賊」ってのは!!
利害が一致してりゃいいのさ!!
クザンが革命軍の創始者かつスパイであった場合でも、黒ひげ海賊団の一味に加担することはクザンの目的と反しないことになりますね。
以上の事は憶測ではありますが、クザンの真意は今後の展開にも大きく関わってきそうですので引き続き要注目です!
アニメ該当話
アニメでも1113話から1115話にわたって、コビー救出のためにガープ率いるSWORDが黒ひげ海賊団やクザンと戦う様子が描かれていますのでこちらも併せてご覧ください。
1113話 走れコビー!決死の脱出作戦!
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1113話ではペローナが「モリアを解放する」という条件でコビーを助け出しました。
自分が囮となって逃げながらもコビーは奴隷たちを次に次に解放します。
SWORDのメンバー孔雀も現れ、最後にはガープを載せた軍艦がハチノス島へ接近するシーンで終わりました。
1114話 愛弟子のためガープ中将の拳骨!
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1114話ではついにガープが到着しました。
特にハチノス上陸と共に繰り出した拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)は非常に高品質な作画でした。
そのため原作勢も必見の一話になっています。
ガープ以外にもたしぎやヘルメッポなど、コビーを助けに来た人々が同船していました。
自分を助けに多くの人々が来てくれたことにコビーは驚きを隠せません。
そんな中、クザンが攻撃を仕掛けてきました。
なぜ黒ひげとクザンが行動を共にしているのか?1114話の最後は2人の回想シーンで幕を閉じます。
1115話 海軍驚愕!元海軍本部大将クザン
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1115話ではガープとクザンの直接対決が繰り広げられます。
この回では、ガープによる大技「ブルーホール」によってクザンが地を割って沈んでいくシーンまでが描かれました。
後半は新世界の勝者島におけるトラファルガー・ローたちの様子が放送されましたので、ガープとクザンの決着はまた別の回で描かれることになりそうです。
まとめ
最後にガープに関する情報をまとめていきましょう。
- 事の発端はコビー救出
- クザンとシリュウによって3つの致命傷を受けた
- 実はクザンが延命措置をした可能性がある
- クザンの動向に要注目
生存が確認されたガープでしたが、果たして今後ガープはどのような活躍を見せるのでしょうか?
そして黒ひげたちはガープをどうする気なのでしょうか?今後の展開にも目が離せません!
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