【薬屋】42話『鬼灯』ネタバレ解説|楼蘭妃の失踪は偶然ではなかった?大宝や子昌、鬼灯の謎と初登場の羅半を徹底解説!【薬屋のひとりごと】

攻略大百科編集部
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1期の謎と伏線

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漫画が2種類

ある理由

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32話

「皇太后」

38話

「踊る幽霊」

40話

「巣食う悪意」

41話

「狐の里」

42話

「鬼灯」

アニメ「薬屋のひとりごと」第42話『鬼灯(ほおずき)』――楼蘭妃の失踪、大宝の墓に供えられた“鬼灯”、そして羅漢の暴走と羅半(らはん)の登場。さらに、壬氏が“宦官”を名乗り続けた理由とは? 複雑な伏線と人間関係を、わかりやすく解説します。

※本記事には、アニメ第2期の最新話に関するネタバレが含まれています。ネタバレが大丈夫な方のみご覧ください。

楼蘭妃はなぜ“姿を消した”のか?

【【薬屋】42話『鬼灯』ネタバレ解説|楼蘭妃の失踪は偶然ではなかった?大宝や子昌、鬼灯の謎と羅半の調査を徹底解説!【薬屋のひとりごと】

出典: kusuriyanohitorigoto.jp

第42話では、楼蘭妃(ロウランひ)が後宮から姿を消していたことが明らかになります。

行方不明となった猫猫の手がかりを求め、楼蘭妃の元を訪れた壬氏。しかし、そこで彼を迎えたのは楼蘭妃ではなく、彼女の“替え玉”でした。

妃の身代わりを用意し、密かに姿を消す――そんな行動は、後宮では極めて異例。壬氏が激しく怒るほど、その事態の深刻さが際立ちます。

ブチギレ壬氏と替え玉

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楼蘭妃と対面した壬氏は、すぐに違和感を覚えます。決定打は、こめかみにある“ほくろ”――本物の楼蘭妃にはなかったものです。

さらに、声を出さずに耳打ちで指示を出すという不自然な行動も。

こうした違和感から壬氏は、目の前の人物が“替え玉”だと見抜き、「本物はどこへ行った?」と激怒したのです。冷静な彼が感情を露わにするのは異例で、事態の重大さが浮き彫りになりました。

後宮は妃を囲う“鳥かご”

一見華やかに見える後宮ですが、実際には妃たちを外界から隔離するための“鳥かご”のような場所です。

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娘が懐妊すれば、孫が帝となる可能性もある――そのため後宮は、価値ある娘を人質として囲い込む場でもあるのです。

楼蘭妃もそんな境遇のひとりでした。しかし彼女は、自分に似た侍女を“替え玉”に仕立て、「もう戻らない」と言い残して姿を消します。

それは衝動的な逃亡ではなく、計画された脱出だったのでしょう。

楼蘭妃、そして子昌の目的

楼蘭妃の父・子昌(シショウ)も、行方不明となっています。

妃の脱走は重罪であり、楼蘭妃のような上級妃は極刑の可能性も。子昌も“謀反人”として処罰の対象となるはずです。

それでも2人は行方をくらましました。なぜそこまでして後宮を離れたのか。そして、どこにいるのか――。

子昌の持つ「王母の血筋」や、飛発(フェイファ)を使った壬氏暗殺未遂が関係していたとも考えられますが、真の目的は今も謎のままです。

後宮に囚われた女官「大宝」とは

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第42話では、「大宝(タイホウ)」と刻まれた墓が登場します。墓前には、赤く鮮やかな「鬼灯(ほおずき)」が供えられていました。

この墓は第39話『氷菓』のラストにも登場し、宦官・天(ティエン)――つまり翠苓(スイレイ)がこの墓を訪れていました。このことから、「大宝」が物語の核心人物であることがうかがえます。

幽霊として登場していた?

大宝は、怪談話を集めるのが唯一の楽しみだったと言います

第34話『怪談』では、怪談好きな女官が登場。怪談話の集まりを主催していました。

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その最中、猫猫はぐったりした女官たちを見つけ、慌てて助けに入ります。すると背後から、「……ああ、もう少しだったのに」と恨めしげな声が。振り返ると、主催していた女官の姿は消えていました。

この女官は大宝だったのではないでしょうか。

先帝のお手つきとなった少女の話をしていたことからも、彼女の無念があの場に現れたのでしょう。

大宝の過去と“追放された子”

大宝は、現帝が生まれる2年前に医官との不義で子を産んだとされる女官。その子は生後間もなく、後宮を追放されたという話です。

しかし、この話には別の可能性も存在します。

第34話『怪談』で翡翠宮の侍女頭・紅娘(ホンニャン)の言葉によれば、大宝と思われる女官は「先帝のお手付きだった」との証言が。

もしそれが事実であれば、大宝が産んだ子は医官の子ではなく、先帝の子だったのかもしれません。

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さらに第33話『先帝』では、皇太后が「幸運だったのは子が男子で、女帝が孫であると認めてくれたこと」と語っています。

同時に、「以前、女児を産んだ娘がいた。先帝に否定され、その父親とされた医官が女児とともに追放された」とも述べていました。

その“認められなかった子”こそ――大宝の産んだ子ではないでしょうか。

大宝の墓と“子の一族”をめぐる因縁

第42話では、大宝が“子の一族”の女性であり、ある妃に仕えていたことが明らかになります。

その妃というのは、楼蘭妃の母だったのです。

となれば、楼蘭妃の母が下賜されて嫁いだ子昌にとっても、大宝は何らかの関わりがあった可能性が。

大宝、子昌、そして楼蘭妃の母――この3人の複雑な関係から、“子の一族”のつながりが浮かび上がってきます。

墓前の鬼灯の意味は?

大宝の墓前には、赤く実った鬼灯が供えられていました。

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作中では、鬼灯は避妊や堕胎に使われる植物として描かれています。

さらに第41話『狐の里』では、子翠が鬼灯を好んでいることが明かされます。また、狐の里では鬼灯を祭りに使う風習があることも描かれており、大宝もその“狐の里”と何かしらの縁があったのではないか――そんな可能性が見えてきます。

つまりこの鬼灯は、単なる供え物ではなく、大宝が“狐の里”に関係していたことを示す手がかりなのかもしれません。

羅漢と羅半――謎に挑む“羅の一族”

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薬屋のひとりごと第42話では、羅漢(ラカン)の“後宮の壁破壊”に続き、新キャラクター・羅半(ラハン)が登場しました。

羅の一族として名高い彼らは、後宮の闇に切り込む役割を担っており、猫猫や壬氏たちと深く関わっていきます。

羅漢が後宮の壁を壊した理由

羅漢が後宮の壁を壊した理由は、行方不明になった愛娘・猫猫を探すためでした。

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“変人軍師”と呼ばれるほど常識にとらわれず、何をしでかすか分からない羅漢。しかし、娘に対する愛情は深く、「娘のためなら事件を起こしても構わない」という思いが伝わります。

天才にして奇人――そんな羅漢が、今後どんな手段で猫猫を取り戻すのか、注目せずにはいられません。

羅半、ついに登場!

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羅漢の養子・羅半が、ついに姿を現しました。くせ毛に丸眼鏡、切れ長の目が特徴的な、知性あふれる文官風の青年です。

“羅の一族”は、何かしらの才能に秀でた一族として知られており、彼の言動からは特に数字に強そうな印象。

そんな羅半は、ある“妙な動き”に気づきます。どうやら重大な何かを掴んでいる様子――。彼が知る“真実”とはいったい何なのか。今後の展開に要注目です。

”宦官・壬氏”だった理由が判明

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アニメ「薬屋のひとりごと」第42話では、ついに壬氏が“宦官”だと偽っていた理由が明かされました。

本当は皇弟・華瑞月(カズイゲツ)である壬氏。これまで長く伏せられてきたその正体と過去の背景には、自身の血筋に対する疑念と、複雑な思いがあったのです。

”不義の子”と言われていた過去

壬氏は幼い頃から、「先帝の子ではない」という噂にさらされて育ちました。

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母・安氏が彼を身ごもったのはすでに成人してから。幼い少女ばかりを寵愛していたとされる先帝の好みとは合いません。さらに、先帝に似ていない――そのことを、誰よりも本人が気にしていました。

真相を確かめる術もないまま、「自分は不義の子ではないか」と疑念を抱き続けてきた壬氏。

だからこそ、“宦官”という偽りの身分になりすまし、東宮としての役目を拒み続けてきたのではないでしょうか。

深緑の証言で知った先帝との共通点

そんな壬氏に転機をもたらしたのが、深緑の証言でした。

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かつて先帝の寵愛を受けていた彼女は、壬氏の声や容姿、振る舞いに“若き日の先帝”との共通点を見出します。

「あの方もまた、甘い蜂蜜のような声と、天女のような顔でした」

その言葉を聞いた壬氏は、長年抱えてきた悩みが、実は思い違いだったことに気づきます。

玉葉妃の出産が“東宮の座”を揺るがす?

血筋に問題がない以上、壬氏は正真正銘の「東宮」です

しかし現在、玉葉妃(ギョクヨウひ)と梨花妃(リファひ)が妊娠中で、なかでも玉葉妃はすでに産気づいています。

もし生まれてくる子が男児だった場合、新たな東宮として立てられるでしょう。

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これは、壬氏が東宮の座を正式に辞退するための、明確な理由にもなります。

今後、彼がどのような道を選ぶのか――その決断に目が離せません。

まとめ|第42話「鬼灯」で明かされた謎と今後の展開

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アニメ「薬屋のひとりごと」第42話『鬼灯』では、複数の人物と事件が複雑に絡み合う衝撃の展開が描かれました。

楼蘭妃の突然の失踪と“替え玉”騒動を皮切りに、後宮の女官・大宝の墓に供えられた鬼灯、羅漢による壁破壊事件、そして新たに登場した羅半――物語は一気に核心へと迫ります。

さらに、壬氏が“宦官”を名乗り続けた真相も明かされ、彼が抱えてきた出自への葛藤と、深緑の証言によって揺らぐ心情が描かれました。

同時に、玉葉妃の出産が迫る中、“東宮の座”にも新たな動きも始まろうとしています。

人間関係の因縁や権力争いの裏側に迫る第42話――今後の展開を読み解くうえで、見逃せない重要なエピソードです。

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