麦わらの一味の船医であるトニートニー・チョッパーはアラバスタ編のドラム王国で麦わらの一味の仲間となりました。
ドラム王国で培った医術やヒトヒトの実の能力、動物と話せる能力を使って様々な活躍をしてきました。
初登場時から多くの年月が経っていますが、チョッパーには明かされていない謎はいくつかあります。
そこで、本記事ではチョッパーに関する考察や情報をまとめていきます。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
ロックスはチョッパーの悪魔の実を探していた?
出典: one-piece.com
ロックスがニーズホッグの実を探していたという情報をもとに、チョッパーの悪魔の実の正体は、ヒトヒトの実 幻獣種モデル”ダイダラボッチ”だと突き止められます。
大きなヒントとなったのは、今まで謎だった黒ひげ海賊団のドラム王国の襲撃事件です。ドミ・リバーシを解除していたチョッパーの攻撃からも、イム様に対抗できる数少ない悪魔の実との情報も明らかになりました。
これまでのヒトヒトの実の前例も含め、チョッパーの悪魔の実の正体につながる手がかりをひとつずつ解説していきます。
ヒトヒトの実にはモデルが割り振られてる
次のように、これまで登場したヒトヒトの実には何らかのモデルが割り振られていました。
ヒトヒトの実 幻獣種 モデル〝ニカ〟 |
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ヒトヒトの実 幻獣種 モデル〝大仏〟 |
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ヒトヒトの実 幻獣種 モデル〝大入道〟 |
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これらの前例通りから分かる通り、ヒトヒトの実にはいずれも幻獣種のモデルが割り振られています。
つまり、チョッパーも単なるヒトヒトの実ではなく、幻獣種のモデルがあると推測できます。
ドミ・リバーシの洗脳を解除できる
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ロックスはドミ・リバーシへの対策として、チョッパーの悪魔の実を探していた可能性があります。
まず、花の部屋に侵入して、「おれは戻ってくる」と宣戦布告をしていたり、世界の王を目指していたことからイム様に敵対心を抱いていたのは間違いありません。
そして、イム様への対抗手段として、多くの読者はニカを想定していましたが、ダイダラボッチも国作りの神に対する信仰心から生まれた怪物です。
奴隷やバッカニア族の間で信仰されていたニカと信仰心という共通点があり、実際に、1177話〝怒り〟では、チョッパーの攻撃を受けた巨人族がドミ・リバーシの洗脳を解除されていました。
さらに、20巻SBSでは、人がヒトヒトの実を食べたら人に成る(正気に戻る)との設定も明らかになっています。
恐らく、信仰心がもととなっている能力は、ドミ・リバーシの洗脳を中和する形で解除できるのではないでしょうか。
黒ひげ海賊団がドラム王国を襲撃していた
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黒ひげ海賊団がドラム王国を襲撃していた件からも、ロックスがチョッパーのヒトヒトの実を探していた理由が見えてきます。
黒ひげはハチノスを拠点にしていたり、世界という野望を掲げていたようにロックスの意志を継いで行動しており、能力者狩りを通して戦力を増やしていっていました。
襲撃時期も、ルフィ達がドラム島に上陸する数カ月前であり、時期的に白ひげ海賊団を裏切る段取りを取っていたからだと考えられます。
66巻650話〝知っておくべき2つの変化〟の、黒ひげが四皇に上り詰めた一件をジンベエが一味に報告していたシーンでは、チョッパー「やべェおれ!」→ウソップ「ヒトヒトの実はいらねェだろ」とチョッパーの悪魔の実を黒ひげが狙っていると示唆するやり取りもあります。
巨大化関係の悪魔の実を探した前例がある
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ロックスは2つの悪魔の実を探しており、残りの1つも巨大化関係のものだと推測されます。
1つは、ロキが食べたニーズホッグの実で、全種族でもトップクラスの体長を持つ古代巨人族が食べることで真価を発揮するという能力でした。
チョッパーもまた、怪物強化で巨人族に匹敵するくらいの巨大化を可能としており、ランブルボールは悪魔の実と生来のトナカイとしての能力を引き出すための薬なので、巨大化関係のヒトヒトの実を宿している可能性が高いです。
ロックスが巨大化関係の悪魔の実を探していた理由については、ニーズホッグの実をハラルドに食べさせようとした狙いから、恐らく、政府の敵対勢力としての戦力を増やす狙いがあったためでしょう。
余談ですが、2年前まで、怪物強化をコントロールできていなかった点からも、動物系は覚醒すると人格を取り込まれる危険性がある設定的なつながりも見られます。(111巻SBS参照)
チョッパー自体を探していた可能性も
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ロックスが2つの悪魔の実を探していたこととは別件で、黒ひげはチョッパー自体を捜索する目的でドラム島を訪れていた可能性も考えられます。
1178話〝醒めてゆく悪夢〟では、戦さ神に由来するニーズホッグの能力を持つロキと、太陽の神ニカの能力を持つルフィがドミ・リバーシを完全に無効化しており、ドミ・リバーシが神に由来する能力が弱点となる仮説が成り立ちます。
チョッパーも叩いただけで洗脳を解除しており、神に由来する悪魔の実の能力を秘めていると考えられますが、特異な出生が影響していた線もあり得ます。
実際、チョッパーの出生や鹿の文化的背景を深掘ってみると、チョッパー自体が神につながる素養を持っていることを示唆しています。
- 青鼻のトナカイという特異な出生を持ち、その外見から周囲に疎まれていた(一般的なトナカイではないことの証明)
- 奈良を始め、一部地域では鹿は神の使いとして神聖視されている(神の代弁者としての能力を発現する伏線)
チョッパーが万病に効く薬を求めて修行を重ねているのも、もしかしたら、人類の救済という神に与えられた課題に対して取り組むという運命的なものが影響しているかもしれませんね。
月でつくられたロボット説

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次に、チョッパーの正体に関する考察です。結論から言うと、チョッパーの正体は月でつくられたロボットであると考えています。根拠は次の3つです。
・月のロボットとの酷似
・ドラえもんとのリンク
・トナカイ時代との整合性
月のロボットとの酷似

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1つ目の根拠は「月のロボットとの酷似」です。
月のロボットが描かれたのはエネルがピックアップされた扉絵連載「エネルのスペース大作戦」です。この物語の中で、エネルはマクシムを使って月に訪れます。月の地下には古代都市があり、そこでロボットと思われる月の兵士と出会いました。
その兵士はチョッパーの通常の姿に酷似しているのです。このことから、チョッパーが月のロボット兵士であることが示唆されています。
※エネルの扉絵連載については下記の記事でも考察しています。
ドラえもんとのリンク

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また、チョッパーが月のロボット兵である根拠は、「チョッパーとドラえもんとのリンク」からも予想できるでしょう。
チョッパーとドラえもんには、下記のような類似点があります。
チョッパー |
ドラえもん |
|---|---|
ワノ国の呼び名が「チョパえもん」 |
「ドラえもん」という名前 |
トナカイの群れの中で唯一青い鼻を持つ |
他の猫型ロボットが黄色の中唯一青い体を持つ |
たぬきと間違えられると怒る |
たぬきと間違えられる怒る |
以上のようなリンクから、ドラえもんの「ロボット」という要素もチョッパーに当てはまっているのではないかと予想しています。
トナカイ姿との整合性

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以上を踏まえると、チョッパーは生まれた時は二頭身のロボット兵で、その後ヒトヒトの実を食べているので、作中にトナカイの姿があることに矛盾が生じます。1つ前の「ヒトヒトの実モデル〝ダイダラボッチ〟」の考察と合わせることで成立すると考えています。
上記でも述べたようにジブリ映画「もののけ姫」に登場するダイダラボッチの正体は「シシガミ」で昼の姿はトナカイに似ています。
つまり、月のロボット兵として生まれたチョッパーは「ヒトヒトの実モデル〝ダイダラボッチ〟」を食べます。その後、ドラム王国でDr.ヒルルクと出会うまでは、トナカイの群れに馴染むために悪魔の実の能力でトナカイの姿で生活していたと予想します。
◯人目のサブタイトル

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麦わらの一味に新しい仲間が加わるときには、そのエピソードは「◯人目」というサブタイトルがつく法則があります。しかし、チョッパーにはまだそのサブタイトルがついていません。
ここでは、チョッパーに「◯人目」のサブタイトルがつくタイミングを考察します。根拠は下記の3点です。
・今までの麦わらの一味の「◯人目」
・条件はルフィが職業としての必要性を感じたとき?
・今後ルフィが不治の病にかかる?
今までの麦わらの一味の「◯人目」

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まず今までの「◯人目」がついたキャラクターのタイミングとサブタイトルをまとめます。
話数・サブタイトル |
加入した麦わらの一味 |
|---|---|
6話・1人目 |
ロロノア・ゾロ |
94話・2人目 |
ナミ |
439話・3人目と7人目 |
ウソップ、フランキー |
68話・4人目 |
サンジ |
8人目・8人目 |
ブルック |
上の表を見てみると、チョッパーと同様にロビンとジンベエもサブタイトルになっていないことがわかります。このキャラクターたちに共通点はあるのでしょうか?
条件はルフィが職業としての必要性を感じたとき?

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共通点として考えられるのが、「ルフィが職業としての必要性を感じたとき」です。
今までにサブタイトルに「◯人目」とついたキャラクターはいずれもルフィが船の上での職業の必要性を発言しています。例えばナミは航海士、サンジはコック、ブルックは音楽家といった形でいずれもルフィは彼らをその職業をする仲間として認識している描写があります。
一方でチョッパーは、ルフィが医者として必要とする描写は少ないです。ワノ国編にてクイーンの疫災弾のウィルスでルフィがピンチになったところをチョッパーが救っていますが、ここでは「◯人目」のサブタイトルはついていません。
では、どのタイミングでサブタイトルがつくのでしょうか?
今後ルフィが不治の病にかかる?

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ルフィはこれまで体に負荷がかかる戦いをしてきました。ギア2〜5はいずれも体に負担がある描写がある上、インペルダウン編のマゼランに敗北した後のイワンコフの治療ではこう語られています。
寿命10年…!!!
ヴァナタがこの先生きたであろう人生を10年分!!!
使わせて貰うわよ…麦わらボーイ
また、ロジャーも不治の病を持っていたことがレイリーから語られました。以上の要素から、ルフィはロジャーと同じように不治の病にかかってしまうと考えています。

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さらに、チョッパーは自身が医者になるきっかけとしてこのような言葉を残しています。
おれが〝万能薬〟になるんだ!!!
何でも治せる医者になるんだ!!!
ルフィがチョッパーを「何でも治せる医者」として必要となったタイミングで、「○人目」というサブタイトルがつき、そしてチョッパーの夢も実現するのかもしれません。
チョッパーの変遷

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ここでは、チョッパーが麦わらの一味に加入してから現在までの変遷をまとめます。
アラバスタ編 |
ドラム王国にて麦わらの一味加入 |
|---|---|
空島編〜スリラーバーク編 |
能力の暴走での巨人化 |
シャボンディ諸島〜一味修行編 |
トリノ王国に飛ばされて修行 |
魚人島〜ゾウ編 |
モンスターポイントとカンフーポイントを習得 |
ホールケーキアイランド編〜エルバフ編 |
ランブルボールの改良でモンスターポイントを30分維持できるようになる |
上記それぞれのポイントを抜粋して下記の3点でまとめます。
・グランドライン編
・2年間の修行編
・新世界編
1つずつみていきましょう。
グランドライン編

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チョッパーはドラム王国で麦わらの一味に加入しました。
仲間になった当時からヒトヒトの実の能力を持っていて、7段階に変形することが可能でした。変形する際には、ランブルボールというチョッパーが独自に開発した薬を服用する必要があります。
しかし、ランブルボールは3回服用するとある副作用が発生します。それが判明したのはエニエスロビー編です。CP9との戦闘の中で、悪魔の実の暴走で巨人化することが判明しました。
2年間の修行編

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その後、バーソロミューくまによって麦わらの一味はバラバラになってしまいます。チョッパーはトリノ王国に飛ばされました。トリノ王国は製薬技術が発達した文化水準の高い島でここでチョッパーは2年間の修行を行います。
ここで、元々変形可能だった形態のパワーアップと、「カンフーポイント」と「モンスターポイント」という新たな形態変化が可能となりました。
新世界編

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新世界編では新たな力を武器にして様々な戦いを繰り広げますが、シーザー・クラウンとの出会いによって新たな成長を遂げます。
シーザー・クラウンはランブルボールの改良方法をチョッパーに教え、かつては3分のみしか維持できなかった「モンスターポイント」は30分の維持が可能となりました。
チョッパーの基礎情報
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ここでは、チョッパーについての基礎情報をまとめます。今後、能力の真の名前の判明や覇気の発現があるかもしれません。
本名 |
トニートニー・チョッパー |
|---|---|
異名 |
わたあめ大好きチョッパー |
年齢 |
15歳→17歳 |
身長 |
90cm(人獣型) |
懸賞金 |
50ベリー(エニエスロビー編後) →100ベリー(ドレスローザ編後) →1000ベリー(ワノ国編後) |
悪魔の実 |
ヒトヒトの実 |
出身地 |
偉大なる航路 ドラム島 |
誕生日 |
12月24日 |
血液型 |
X型 |
好きな食べ物 |
わたあめ、チョコレート、甘い物全般 |
嫌いな食べ物 |
辛い物全部 |
夢 |
何でも治せる医者になること |
初登場 |
単行本15巻 第134話『Dr.くれは』 |
まとめ
以上、チョッパーの考察や情報をまとめました。
チョッパーは、「正体」や「悪魔の実」の真の名前、サブタイトルの謎など、物語初期から登場しているものの謎が多く残されています。
物語はクライマックスにさしかかり、様々な伏線が回収されているため、チョッパーの謎も明かされる日は近いかもしれません。物語の展開を楽しみに待ちましょう!

























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