無機質な発射音と共に光線が放たれるその瞬間、何かが風を切る音が聞こえた。そう思えば、目の前のガーディアンは光線を放つことなく標的を見失い、頭部を目まぐるしく回していた。 「…!?一体何が!?」 「伏せて!!」 何者かの叫び声に反応し、咄嗟に頭を下げる。その頭上を掠めるように何かが通過し、目の前のガーディアンの元で爆発した。 「まさか…バクダン矢か!?」 果たして誰が放ったのかと男は振り向いた。するとその先、あのシーカー族の青年が遠方で弓を引き絞っていた。 「そいつはもう動けない!残るはあと一体...
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無機質な発射音と共に光線が放たれるその瞬間、何かが風を切る音が聞こえた。そう思えば、目の前のガーディアンは光線を放つことなく標的を見失い、頭部を目まぐるしく回していた。 「…!?一体何が!?」 「伏せて!!」 何者かの叫び声に反応し、咄嗟に頭を下げる。その頭上を掠めるように何かが通過し、目の前のガーディアンの元で爆発した。 「まさか…バクダン矢か!?」 果たして誰が放ったのかと男は振り向いた。するとその先、あのシーカー族の青年が遠方で弓を引き絞っていた。 「そいつはもう動けない!残るはあと一体、このまま始末しましょう!」 「…っ!応!!」 想定外の援軍に驚く暇もなく、男は残る一体へ向かい走り出す。しかし敵は先程とは違い機動力も健在なため、中々追いつくことができない。 「くっ…!」 思わず歯を食いしばっていると、ガーディアンが突如動きを止める。青年の放った矢がガーディアンの急所である眼を貫いたのだ。 「今のうちに!早く!」 男は駆ける。繰り返し硬い装甲に叩きつけられた大剣は、あと何度かガーディアンを斬れば砕け散ってしまうだろう。剣だけではなく、男の体力も限界に近い。長期戦が許される程の余裕は既に残されてはいなかった。 「だから!!今、ここで仕留める!!」 ガーディアンに急接近すると同時に剣を突き出した。渾身の突きにガーディアンの脚が吹き飛び宙を舞う。 続く追撃、男は跳躍すると同時に体を捻りながら剣を振り回す。螺旋を描く刀身が二本の脚を巻き込み、胴体を深く抉った。 漆黒の大剣は、青白い火花が散る中で幾度となくガーディアンを穿ち、その度に己の身に亀裂を刻んだ。 そして男は遂には身を乗り出し、止めを刺すべく、限界の近いその剣を頭上に構える。 心は奮い、体は震える。全身を巡る血液の流れが加速するのを感じた。今、体に残る全ての力を手に握る大剣に集中させる。 今までの努力も、葛藤も、全てはこの時の為だったようにすら感じる。神経の昂りは痛みも疲弊も忘れ、奮う心は不安も恐怖も感じない。 「これで…!終わりだァァァァ!!!!!」 叫びと共に、剣を振り下ろす。その刹那に、全てをかけて。今、男の生涯最後の一撃が放たれた。
ご拝読させていただきました。 リンクが厄災に乗っ取られてしまう、とは良く思いつきましたね。厄災の人格の得体の知れなさや、含みのあるオチが独創的で面白かったです。 段落分けや改行などを活かせばもっと読みやすくなると思いますよ。
男は付近の廃屋に周り込み、ガーディアンの死角に身を潜める。しかし標的を見失った三体は、このままでは再び村へ向かうだろう。 その事態を防ぐため、男はすぐに廃屋の屋根へとよじ登り、敢えて奥の二体のガーディアンの注意を引き付けた。屋根の上は、依然として男を探している目前の一体からは死角。そうなれば光線の命中度は格段に下がる。 「さあ!来い!」 奥の二体がほぼ同時に光線を放つその寸前、男は屋根から飛び降りた。 発射された二筋の光線はすぐ後ろの廃屋の壁に命中、すぐさま家は崩壊する。 その崩壊に巻き...
男は付近の廃屋に周り込み、ガーディアンの死角に身を潜める。しかし標的を見失った三体は、このままでは再び村へ向かうだろう。 その事態を防ぐため、男はすぐに廃屋の屋根へとよじ登り、敢えて奥の二体のガーディアンの注意を引き付けた。屋根の上は、依然として男を探している目前の一体からは死角。そうなれば光線の命中度は格段に下がる。 「さあ!来い!」 奥の二体がほぼ同時に光線を放つその寸前、男は屋根から飛び降りた。 発射された二筋の光線はすぐ後ろの廃屋の壁に命中、すぐさま家は崩壊する。 その崩壊に巻き込まれるのは、男に近づいていたガーディアンだ。元よりガーディアンの体は軽く、多脚の馬力も高いとは言えない。瓦礫に押しつぶされたガーディアンは、最早身動きをとることもできないだろう。更には崩壊した瓦礫がガーディアンの視界を塞ぎ、光線の発射はおろか敵の探知すらままならない。無力化されたも同然だ。 残る二体のガーディアンが男に接近する。しかし、その内一体は既に脚を切り落とされたがため、機動力は鈍く体もやや傾いている。 光線が放たれる前にと、男は全速力で走り出す。万全な状態なガーディアンならともかく、残る脚の少ないその個体は男から逃げ切ることができなかった。 男はそのガーディアンの胴体に身を乗り出した。更には反対側へ回り込み、その個体の頭部を遮蔽物とすることでもう一体の視線を遮る。 「喰らいやがれっ!!」 二撃、三撃と至近距離で斬撃を放つ。その衝撃に踏ん張ることも出来ないガーディアンは、一撃叩き込まれる度に大きく吹き飛ばされる。 何度目かの衝撃に、ガーディアンは廃屋の瓦礫を蹴散らしながらすぐ近くの崖上まで吹っ飛んだ。あと一撃喰らえば、崖下に広がるラネール湿原へと落下していくだろう。最後に渾身の一撃を叩き込み、すぐさま男はガーディアンから飛び降りた。 「落ちな!!!」 しかしガーディアンはそのまま崖下へ落下することはなかった。残り僅かなその脚で落下を目前に踏みとどまったのだ。 そしてガーディアンの青色の眼光は、今にも光線が男へ放たれんとしていることを意味していた。 「ッ!!」 この距離では避けることはできない。すぐさま剣を構ようと試みるが、惜しくも間に合いそうにない。正に万事休すだった。
最終章「我らが英雄」 ガーディアンの不気味な眼が青色に発光する。今まさに、そこから光線が放たれようとしているのだ。 ガーディアンから一度光線が放たれれば、それを止める術は殆どない。とはいえ、ガーディアンとの間に広がる距離は長く、放たれる前に対処することもできない。 「一か八かの大博打と行こうじゃねぇか…来い!!」 男が大剣を構えた直後、遂にガーディアンから全てを焼き払う怪光線が放たれる。そしてそれは男の元へと直進し、その屈強な肉体すらも跡形なく消し飛ばす、その筈だった。 光線が男の肉体を穿...
最終章「我らが英雄」 ガーディアンの不気味な眼が青色に発光する。今まさに、そこから光線が放たれようとしているのだ。 ガーディアンから一度光線が放たれれば、それを止める術は殆どない。とはいえ、ガーディアンとの間に広がる距離は長く、放たれる前に対処することもできない。 「一か八かの大博打と行こうじゃねぇか…来い!!」 男が大剣を構えた直後、遂にガーディアンから全てを焼き払う怪光線が放たれる。そしてそれは男の元へと直進し、その屈強な肉体すらも跡形なく消し飛ばす、その筈だった。 光線が男の肉体を穿つ直前、男は大剣を力一杯振り、光線の先端を刀身で薙ぎ払った。 すると光線は男を目前に進行方向を反転させ、そのままの威力と速度でガーディアンの装甲を貫いた。 ガーディアンの放つ光線を弾き返したのだ。そう、かつて王国の天才近衛騎士が、暴走したガーディアンを止めた時のように。 甚大なダメージを受けたガーディアンは、その場で数秒間硬直する。その隙に男は距離を詰める。そして大剣を大きく構え、力あるままに振りかぶった。 その切っ先はガーディアンの脚の一本を捉え即座に切断する。続けて二本、三本と次々に脚を切り落とし、その度に断面から青色のエネルギーが噴出する。遂にはその勢いでガーディアンは平原のなだらかな斜面を滑り落ちていった。 男は滑り落ちるガーディアンと、平原の全貌を眼下に捉える。 「敵は今の奴を含めて三体…奴らを一点にまとめ、まずは村から引き離す…!」 ガーディアンを追うようにして男は斜面を滑り降りると、三筋の赤い光が男を照らした。サハスーラ平原に存在する三体全てのガーディアンが、狙い通り男を排除すべき標的と見なしたのだ。 「奴らの光線は直進しかしない…ならば!距離さえあれば、避けるのも難くはない…!」 男はそのまま、村を背に北側のリコナ半島方面へ平原を走る。それを追う三体のガーディアンが代わる代わるに放つ光線も男は軽々と躱した。 内一体が、男に急接近する。至近距離となれば光線をかわすのも至難の業。とはいえ、先程のように動きを止め弾き返そうとするのなら、他のガーディアンの格好の餌食だ。 このままではまずい、そう判断した男は行動に出る。
カッシーワがリンクに語る詩物語は、遂に終局を迎える。男はいかにして詩に残されるまでになったのか?その所以たる勇気を描く最終章「我らが英雄」と、エピローグ「特別な詩」は明日から明後日にかけて投稿し終える予定です。
雨粒が顔に何度も当たり、激しい向かい風が吹く。それでも足を止めることなく、男は遂にカカリコ村へと辿り着く。 「全員村の上側に避難しろ!サハスーラ平原側の出入口から、ならべく離れるんだ!」 怯える住民達が、突然の来客に驚くのを尻目に男は坂を駆け下りる。 男の予想は当たっていた。出入口の通路の先に、一体のガーディアンが近づいていた。禍々しい紅色に発光しているそれは、八本の脚を忙しなく動かし、通路を進んでいた。 戦わなければ───決意が男を駆り立てる一方で、その胸中は恐怖感にも襲われていた。そう、ちょうどあの時、金色のモリブリンと対峙した時のような恐怖感に。 それでも、男はあの時とは違う。己の過去と、弱さと向き合った。醜く、惨めな自分を知り、その上で乗り越えた。 もう同じことは繰り返さない。そう思うだけで、足が震えることも、耐え難い動悸に襲われることもなくなった。 意志を固め、ガーディアンと対峙する。この物語における最後の戦い、知られざる英雄譚が今、幕を開けようとしていた。
「そういえば、カカリコ村の連中はどうした?あそこもハイラル平原に近い。安全とは言い難いだろう。」 男の質問に、兵士が答える。 「カカリコ村は切り立った崖の中にある都合上、彼らも下手に動くより村に留まった方が安全と判断したのでしょう。あの細い道をくぐれるだけの移動性能がガーディアンにあるとも思えない。」 確かに兵士の言い分も最もであった。だがしかし、男には一つ懸念があった。 「───いや、サハスーラ平原側の出入口はどうだ?ガーディアン本体が通過することはできなくとも、怪光線の射程圏内まで容易に進行...
「そういえば、カカリコ村の連中はどうした?あそこもハイラル平原に近い。安全とは言い難いだろう。」 男の質問に、兵士が答える。 「カカリコ村は切り立った崖の中にある都合上、彼らも下手に動くより村に留まった方が安全と判断したのでしょう。あの細い道をくぐれるだけの移動性能がガーディアンにあるとも思えない。」 確かに兵士の言い分も最もであった。だがしかし、男には一つ懸念があった。 「───いや、サハスーラ平原側の出入口はどうだ?ガーディアン本体が通過することはできなくとも、怪光線の射程圏内まで容易に進行されてしまう。」 兵士がはっとする。ただでさえ険しかった表情は、みるみるうちに絶望の色に染まった。 「なるほど…。でも、どうします?援軍をあちらに向かわせるにも、避難を命じに行くのにも人手と時間が足りなすぎる。」 「俺が一人で行く。大勢で向かえば、ガーディアンがそちらに誘導されてしまう恐れもあるからな。」 「!?そ、そんな無茶な!?それに、カカリコ村の住民が避難する途中で奴らに狙われば意味がないですよ!」 「そんなことは承知の上だ。住民を避難させるんじゃない。俺が奴らを食い止めるんだよ。」 兵士は、男の言っていることが信じられないという様子だ。 「それこそ無茶じゃないですか!一体倒すのにも数人がかりなのに、相手は何体いるのかも分からない!」 「じゃあ他に誰が行くんだ?こちらの戦力を減らす訳にも行かない。それに、今この瞬間にも、カカリコ村に脅威が迫っているんだ。」 「それでも!そうだとしても───」 兵士が言葉を言い切る前に、男は砦を飛び出していた。 「ここは任せた。幸運を!」 そう言い残すと、男はカカリコ村へ走り出した。平原の向こう、禍々しい赤色に輝く巨大な物体が見えた。遂にガーディアンが双子山を越えたのだ。そうとなれば、もたもたはしていられない。男はカカリコ村へ向かう足をさらに早めた。
ガノンは復活後、ハイラル城地下の格納庫内の無数のガーディアンを自らの怨念で汚染した。ガノンの内なる破壊衝動に支配されたガーディアンは、無差別に視界に入るものを焼き払う殺戮兵器と化した。 ガーディアンの大群に襲われた城下町は壊滅的被害を被り、住民も過半数は命を落としてしまう。それでも、彼らは諦めなかった。命拾いした僅かな住民達は、ハイラル残党兵らと共に希望の地、ハテノ村を目指すことになる。 そして、敵対したガーディアンが放たれたことを知った男が考えることも、また同じであった。双子山という自...
ガノンは復活後、ハイラル城地下の格納庫内の無数のガーディアンを自らの怨念で汚染した。ガノンの内なる破壊衝動に支配されたガーディアンは、無差別に視界に入るものを焼き払う殺戮兵器と化した。 ガーディアンの大群に襲われた城下町は壊滅的被害を被り、住民も過半数は命を落としてしまう。それでも、彼らは諦めなかった。命拾いした僅かな住民達は、ハイラル残党兵らと共に希望の地、ハテノ村を目指すことになる。 そして、敵対したガーディアンが放たれたことを知った男が考えることも、また同じであった。双子山という自然の防壁に守られたハテール地方は、避難場所としては理想的である。男は故郷であるアデノ村の住民達と共にハテール地方へ逃げ延びることにした。 男達は嵐の中、クロチェリー平原を必死に駆ける。ひ弱な老人や子供も引き連れながらの逃避行であるため、道中で不安の声や弱音を上げる者もいた。しかし、足を止められる余裕などない。高い機動力を持つガーディアンがここまで進行するのにそう時間がかからないことは明らかだったのだ。 長い逃走の末、一行はクロチェリー平原の最東端、ハテノ砦へと辿り着く。そこでは、来たる防衛戦に向け、ハイラル残党兵や戦う覚悟を決めた者達が戦の準備を進めていた。 「早く中へ!もう時間がありません!」 兵士の指示に従い、アデノ村の住民達はそそくさと砦の門をくぐる。しかしまだ安心はできない。ここからハテノ村への長い道のりを越えるまでは。 「戦力は足りてるか?」 同郷の彼らがハテノ村へ向かうのを見送ると、傍らの兵士に男は問いかけた。 「いえ、我々の中には本格的な戦を経験したことのないものも多くいます。そもそも、ガーディアンという未知の存在が相手故、勝てる望みは薄いかと…」 兵士の引き締まった表情が、ことの深刻さを物語っていた。 「俺も戦える。加勢させてくれ。」 そう言うと、男は背中に背負った大剣を示してみせた。その大剣が意味することを兵士は悟ったのか、頷きながら言う。 「助かります。でも、命の保証はしませんよ。」 ハテノ砦の奇跡───後世にそう言い伝えられる戦いの準備が、着々と進められた。弓矢を打ち下ろすための足場が急造され、あちこちで作戦会議や武器の整理がされている。 吹き荒れる雨風は一層強くなり、後に待つ激戦を先んじて告げているようだった。
第四章「その日」 惨劇の足音はいつだって聞こえはしない。それでも多くの者は、朧気ながら『それ』の存在を感じとることができていたのかもしれない。来たる『それ』の影は、徐々にその濃さを増していった。だから、人々は縋った。人々は願った。しかし、彼らの祈りを汲み取ることもせず、『それ』はこの世に何度目かの産声を上げた。 大地が震え、黄昏時の空は赤黒く染まった。ハイラルに人々の悲鳴が響くよりも早く、『それ』はこの世の全てを憎むべく咆哮した。それに共鳴するが如く、分厚い雲が広がり猛々しい嵐と共に雷鳴を響かせる。 他の何よりも禍々しく、他の何よりも獰猛な『それ』の復活を、ハイラルに住まう生きとし生けるもの全てが絶望した。 理性も、自我も、底無しの悪意により失った、かつての大魔王の成れの果て。安寧を望む全ての人々の宿敵であり、飽くなきこの世への憎悪と、満たされることのない破壊衝動の傀儡と化した『それ』によって、その日、ハイラル王国は滅ぼされるのであった。 ハイラルの地に巣食う、最凶にして最恐の厄災───ガノンの復活に、人々は逃げ惑うことしかできなかった。
なるほど、ガーディアンで練習する手がありましたか… 完全に盲点でしたので、今度試させていただこうと思います。 アドバイスありがとうございます。、
istであらかじめハイリアの盾を引きつくことでフラグがバグるそうで
ガノン倒した後ガノン倒した判定にならないんですけど(メインチャレンジ倒したことになっていない)
闘技場跡地のライネル自分白銀でした。
追加コンテンツSwitch2版ってあるの?
俺は買ってるで
ポーチ拡張を完了すると見れなくなる『ダンス』をいつでも見られるから、全くの無価値というわけでもないかと
光の夢を マジカノンを倒す前にもバグ技 を使えば普通に使える イカ 坊主っていう YouTube を見ればわかるよ
この話関係ないけど祠の名前濁点の文字抜き出したら「愚痴」やん(笑)
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ...
マゾで。 今度行ってみる。
ハイラル城って、ガーディアン多すぎ。 「ガーディアンから何とかにげっきた💦」と思っても、 そこがたまたま二の丸だった...
嬉しい楽しい超便利
おい、笑える。(ぼったくりん) てかぼったくりん行方不明ぐらい見つからない
近衛系は出てほしい。基本は王家が多いけど、ハイラル各地で集められる武器もある。 ハイラルの盾(←間違ってたらごめん)
すごすご~ 3か所もあって、スペアにも出来てベンリー! スペアはとってもおいておくスペースがないから助かるー! てか...
ストレスたまるのはガチで分かる~!!!!!!!!! (1分15秒の奴がウザいし、馬がハードルをよけるのもウザい。)
まごうことなきクソゲー。イライラしやすい人はやめといた方がいいレベル。掠っただけで死ぬのに死んだら始めからなのカスす...
青バフ付きのは出たんですけど、黄色までは程遠いですかね?
そうかそうか
どうやって木の枝で倒すのですか。
ウルフリンクほしいよーーーー^^ーーーーー
本記事の内容は攻略大百科編集部が独自に調査し作成したものです。 記事内で引用しているゲームの名称、画像、文章の著作権や商標その他の知的財産権は、各ゲームの提供元企業に帰属します。 ©2017 Nintendo
無機質な発射音と共に光線が放たれるその瞬間、何かが風を切る音が聞こえた。そう思えば、目の前のガーディアンは光線を放つことなく標的を見失い、頭部を目まぐるしく回していた。
「…!?一体何が!?」
「伏せて!!」
何者かの叫び声に反応し、咄嗟に頭を下げる。その頭上を掠めるように何かが通過し、目の前のガーディアンの元で爆発した。
「まさか…バクダン矢か!?」
果たして誰が放ったのかと男は振り向いた。するとその先、あのシーカー族の青年が遠方で弓を引き絞っていた。
「そいつはもう動けない!残るはあと一体...
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ご拝読させていただきました。
リンクが厄災に乗っ取られてしまう、とは良く思いつきましたね。厄災の人格の得体の知れなさや、含みのあるオチが独創的で面白かったです。
段落分けや改行などを活かせばもっと読みやすくなると思いますよ。
男は付近の廃屋に周り込み、ガーディアンの死角に身を潜める。しかし標的を見失った三体は、このままでは再び村へ向かうだろう。
その事態を防ぐため、男はすぐに廃屋の屋根へとよじ登り、敢えて奥の二体のガーディアンの注意を引き付けた。屋根の上は、依然として男を探している目前の一体からは死角。そうなれば光線の命中度は格段に下がる。
「さあ!来い!」
奥の二体がほぼ同時に光線を放つその寸前、男は屋根から飛び降りた。
発射された二筋の光線はすぐ後ろの廃屋の壁に命中、すぐさま家は崩壊する。
その崩壊に巻き...
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最終章「我らが英雄」
ガーディアンの不気味な眼が青色に発光する。今まさに、そこから光線が放たれようとしているのだ。
ガーディアンから一度光線が放たれれば、それを止める術は殆どない。とはいえ、ガーディアンとの間に広がる距離は長く、放たれる前に対処することもできない。
「一か八かの大博打と行こうじゃねぇか…来い!!」
男が大剣を構えた直後、遂にガーディアンから全てを焼き払う怪光線が放たれる。そしてそれは男の元へと直進し、その屈強な肉体すらも跡形なく消し飛ばす、その筈だった。
光線が男の肉体を穿...
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カッシーワがリンクに語る詩物語は、遂に終局を迎える。男はいかにして詩に残されるまでになったのか?その所以たる勇気を描く最終章「我らが英雄」と、エピローグ「特別な詩」は明日から明後日にかけて投稿し終える予定です。
雨粒が顔に何度も当たり、激しい向かい風が吹く。それでも足を止めることなく、男は遂にカカリコ村へと辿り着く。
「全員村の上側に避難しろ!サハスーラ平原側の出入口から、ならべく離れるんだ!」
怯える住民達が、突然の来客に驚くのを尻目に男は坂を駆け下りる。
男の予想は当たっていた。出入口の通路の先に、一体のガーディアンが近づいていた。禍々しい紅色に発光しているそれは、八本の脚を忙しなく動かし、通路を進んでいた。
戦わなければ───決意が男を駆り立てる一方で、その胸中は恐怖感にも襲われていた。そう、ちょうどあの時、金色のモリブリンと対峙した時のような恐怖感に。
それでも、男はあの時とは違う。己の過去と、弱さと向き合った。醜く、惨めな自分を知り、その上で乗り越えた。
もう同じことは繰り返さない。そう思うだけで、足が震えることも、耐え難い動悸に襲われることもなくなった。
意志を固め、ガーディアンと対峙する。この物語における最後の戦い、知られざる英雄譚が今、幕を開けようとしていた。
「そういえば、カカリコ村の連中はどうした?あそこもハイラル平原に近い。安全とは言い難いだろう。」
男の質問に、兵士が答える。
「カカリコ村は切り立った崖の中にある都合上、彼らも下手に動くより村に留まった方が安全と判断したのでしょう。あの細い道をくぐれるだけの移動性能がガーディアンにあるとも思えない。」
確かに兵士の言い分も最もであった。だがしかし、男には一つ懸念があった。
「───いや、サハスーラ平原側の出入口はどうだ?ガーディアン本体が通過することはできなくとも、怪光線の射程圏内まで容易に進行...
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ガノンは復活後、ハイラル城地下の格納庫内の無数のガーディアンを自らの怨念で汚染した。ガノンの内なる破壊衝動に支配されたガーディアンは、無差別に視界に入るものを焼き払う殺戮兵器と化した。
ガーディアンの大群に襲われた城下町は壊滅的被害を被り、住民も過半数は命を落としてしまう。それでも、彼らは諦めなかった。命拾いした僅かな住民達は、ハイラル残党兵らと共に希望の地、ハテノ村を目指すことになる。
そして、敵対したガーディアンが放たれたことを知った男が考えることも、また同じであった。双子山という自...
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第四章「その日」
惨劇の足音はいつだって聞こえはしない。それでも多くの者は、朧気ながら『それ』の存在を感じとることができていたのかもしれない。来たる『それ』の影は、徐々にその濃さを増していった。だから、人々は縋った。人々は願った。しかし、彼らの祈りを汲み取ることもせず、『それ』はこの世に何度目かの産声を上げた。
大地が震え、黄昏時の空は赤黒く染まった。ハイラルに人々の悲鳴が響くよりも早く、『それ』はこの世の全てを憎むべく咆哮した。それに共鳴するが如く、分厚い雲が広がり猛々しい嵐と共に雷鳴を響かせる。
他の何よりも禍々しく、他の何よりも獰猛な『それ』の復活を、ハイラルに住まう生きとし生けるもの全てが絶望した。
理性も、自我も、底無しの悪意により失った、かつての大魔王の成れの果て。安寧を望む全ての人々の宿敵であり、飽くなきこの世への憎悪と、満たされることのない破壊衝動の傀儡と化した『それ』によって、その日、ハイラル王国は滅ぼされるのであった。
ハイラルの地に巣食う、最凶にして最恐の厄災───ガノンの復活に、人々は逃げ惑うことしかできなかった。
なるほど、ガーディアンで練習する手がありましたか…
完全に盲点でしたので、今度試させていただこうと思います。
アドバイスありがとうございます。、