『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド シャイニングパール(BDSP/ダイパリメイク)』の対人戦で強力なポケモンの1匹「グライオン」の育成論を掲載しています。
グライオンの基本情報
タイプ | じめん ひこう |
---|---|
特性 | 「こうげき」を下げられることがない。 |
天気が「すなあらし」の時、相手の命中率が4/5になる。「すなあらし」のダメージも受けない。 天気が「すなあらし」の時に、野生のポケモンと出会いにくくなる。 | |
ポイズンヒール 隠し特性 「どく」「もうどく」状態になってもダメージを受けず、ターン終了時に最大HPの1/8のHPを回復する。 |
グライオンの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
75 (156位) |
95
(104位) |
125
(26位) |
45
(381位) |
75
(190位) |
95
(69位) |
510
(105位) |
グライオンのタイプ相性
4倍 | こおり |
2倍 | みず |
0.5倍 | かくとう どく むし |
0.25倍 | なし |
無効 | でんき じめん |
グライオンの解説
高い防御と、毒状態になると毎ターン回復する「ポイズンヒール」が特徴のポケモンです。
「まもる」で回復ターンを稼ぎながら一撃必殺や攻撃技を使用する事でダメージレースに優位に立ったり、他のポケモンで毒状態にすればみがわりまもるでHPを回復しながら状態異常ダメージを稼いでいけます。
オリジナル版では「めざめるパワー」によってどんな相手からも4倍弱点である氷技が飛んでくる可能性がありましたが、リメイク版の対戦環境ではめざめるパワーが実質廃止された為得手不得手がハッキリしており、その分運用もわかりやすくなっています。
グライオンの育成論
ポイズンヒール型
特性 |
|
---|---|
性格 |
わんぱく(防御↑特攻↓) |
努力値 |
HP212 防御140 素早さ156 |
実数値 |
177-115-179-×-95-135 |
持ち物 |
|
技構成 |
・まもる ・みがわり ・じしん |
ポイズンヒール型の解説
「どくどくだま」を持つ事で能動的に毒状態になり、ポイズンヒールの回復を利用してダメージレースで優位に立つ型です。
オリジナル版で使用可能だった「どくどく」が今作では使用不可能な為、別のポケモンで相手を状態異常にしおくとみがわりとまもるのループをしているだけでも相手が自動的に削れていくという状態になります。
みがわりがある状態であれば一撃必殺技の「ハサミギロチン」を使用して数的有利を作るような状況を積極的に狙っていきましょう。
素早さは最速70族抜き(キノガッサなど)、物理耐久はこだわりハチマキを持った特化ガブリアスのげきりん+みがわりが貼りやすい値まで確保してあります(げきりん最大乱数以外でみがわりが使用可能)。
特殊耐久はそれほど高くない為高火力特殊技や弱点となる特殊技は苦手となる他、みがわりを破壊した上で攻撃してくる連続技などには弱い点に注意が必要です。
技候補は、キノガッサを重く見るのであれば「つばめがえし」、耐久ポケモンや起点作成を封じるのであれば「ちょうはつ」、パーティ全体の動きやすさを考えるのであれば「がんせきふうじ」と求めている要素によって柔軟に選択可能となっています。
ポイズンヒール型の運用方法
有利対面や物理アタッカー相手にみがわりを使用し、ハサミギロチンでプレッシャーをかけていくのが理想的な運用です。具体的な例として、特化ハッサムのバレットパンチクラスの物理技であればほとんどの場合みがわりが壊れない為非常に有利です。
みがわりが残る程では無いがグライオンに明確な有効打を持たない相手であれば「じしん」でダメージレースを仕掛けるなどして少しずつ相手を削っていきます。
みがわりの消費HPは最大HPの1/4、ポイズンヒールでの回復量は毎ターン1/8となっており、みがわり+まもるによってみがわり消費分のHPを回復出来る(みがわりを使用し続けても疲弊しない)という点を覚えておきましょう。
ただしこのサイクルだけを行っているとまもるのタイミングが非常に読みやすく、まもるのタイミングで相手に積み技や交代、みがわりなどをされる場合もあるのでみがわり→みがわりと敢えてサイクルをずらす事も時には有効となっています。
ポイズンヒール型と相性のいいポケモン
ポケモン |
解説 |
---|---|
バンギラスの弱点である格闘・地面をグライオンが受けた上で起点にしやすく、それぞれ物理受け特殊受けの役割が持てる。 |
グライオンの対策
グライオンの対策方法
ポイズンヒールによる回復が厄介なポケモンです。
物理耐久は高い為氷での4倍弱点を突ける場合を除いて物理アタッカーでは相手取らず、なるべく特殊アタッカーをぶつけていきましょう。
みがわりを無視して攻撃出来る特性「すりぬけ」やみがわりを破壊した上で本体にもダメージを与えられる連続技「つららばり」などを構築に入れておくと、それだけでグライオンの選出や立ち回りを制限する事が出来ます。
また、主な技の候補が「ハサミギロチン」「じしん」「つばめがえし」などの為、全てを半減以下に出来一撃必殺技を無効に出来るエアームドなども対策として有効に働きます。
グライオン対策のおすすめポケモン
ポケモン |
型 |
---|---|
アタッカー型 物理耐久が高く、グライオンを起点に「からをやぶる」を使用可能な上に4倍弱点の連続技である「つららばり」を確定で5発撃てる為、構築に居るだけでグライオンを選出しづらいポケモンです。 |
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