【ダイパリメイク】カイリューの育成論【ポケモンBDSP】

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド シャイニングパール(BDSP/ダイパリメイク)』の対人戦で強力なポケモンの1匹「カイリュー」の育成論を掲載しています。

カイリューの基本情報

タイプ	ひこう ドラゴン
特性	せいしんりょく 相手の技の追加効果でひるまない。
	マルチスケイル 隠し特性 HPが満タンの時、受けるダメージが半分になる。

 カイリューの種族値

HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
91 (75位)	134 (11位)	95 (95位)	100 (67位)	100 (62位)	80 (160位)	600 (14位)

 カイリューのタイプ相性

4倍	こおり
2倍	いわ ドラゴン フェアリー
0.5倍	ほのお みず かくとう むし
0.25倍	くさ
無効	じめん

 カイリューの解説

高い攻撃を持ち、その他のステータスも平均的と扱いやすい性能、広い技範囲を持っているポケモンです。

特性の「マルチスケイル」によってHP満タン時にダメージを半減出来る点が強力で、これを利用して本来であれば不利な組み合わせも有利に立ち回ったり、積み技を使用する起点を無理矢理作る事が可能です。

逆に天候ダメージなどでマルチスケイルを無効化されてしまうと弱点を突かれてあっさり倒されてしまうという場合があるので、これらに対しては選出や構築時点で注意しましょう。

カイリューの育成論

物理アタッカー型

特性	マルチスケイル
性格	ようき（素早さ↑特攻↓）
努力値	HP20 攻撃252 防御4 特防20 素早さ212
実数値	169-186-116-×-123-139
持ち物	いのちのたま
技構成	・げきりん ・じしん ・しんそく ・りゅうのまい ↳その他の候補かみなりパンチ ・ドラゴンクロー

 物理アタッカー型の解説

HPが満タンの際に受ける攻撃のダメージを半分にする「マルチスケイル」を盾に「りゅうのまい」を使用して全抜き体制を整える型です。

技範囲を広く取り、先制技も持っている為止まりづらいアタッカーです。

げきりんを使用すると他の技の使用や交代が出来なくなってしまう為、相手に鋼タイプやフェアリータイプが居る場合は使用タイミングに注意しましょう。不安であればげきりんでは無くドラゴンクローを採用するのも有効です。

特殊耐久はいのちのたま持ちラティオスのりゅうせいぐん耐えまで振っており、火力と素早さを保ちつつ対面でりゅうのまいを使用出来る範囲を拡げた振り方となっています。

 物理アタッカー型の運用方法

初手や死に出しのHPを満タンにしておける状況(マルチスケイルが発動している状況)を作り、りゅうのまいを使用して火力と素早さを上げていきます。

先に攻撃技を使用してしまうと「いのちのたま」でマルチスケイルが消えてしまうので、積みが必要無い場合以外はりゅうのまいから入りましょう。

マルチスケイルを貫通する連続技や天候ダメージ、ステルスロックを使用する相手が居る場合は立ち回りが窮屈になってしまう為、対策出来るポケモンを同時に構築しておくのがおすすめです。

 物理アタッカー型と相性のいいポケモン

ポケモン	解説
クレセリア	カイリューが苦手なドラゴンタイプに後出しから役割を持ちやすく、「みかづきのまい」を使用する事でカイリューのマルチスケイルを復活させられる
カバルドン	あくびやステルスロックでカイリューの全抜き体制を整えられる。 カイリューを後出ししてしまうとすなあらしダメージでマルチスケイルが無効になってしまう点に注意

カイリューの対策

カイリューの対策方法

マルチスケイルによるある程度の行動保証と積み技のコンボが強力なポケモンです。

氷4倍という大きな弱点がある他、マルチスケイルを無効化してしまえば大きな脅威ではなくなるので「ステルスロック」などを使用してHPを満タンに保てなくしましょう。

状態異常も有効と言えますが、「ラムのみ」で回復されてしまう場合もあるので注意が必要です。

カイリュー対策のおすすめポケモン

ポケモン	型
マンムー	きあいのタスキ型など 4倍弱点である氷タイプの連続技を使用出来る為、マルチスケイルが残っている場合でも対面から勝つ事が可能です。 こだわりハチマキ型の場合は相手が先制してそのまま倒されてしまう場合もあるので「きあいのタスキ」を持たせると安定度が増します。
パルシェン	積みアタッカー型 カイリューに多い物理技を受けやすく、4倍弱点である氷タイプの連続技を使用してマルチスケイルがある状態からでも勝ちやすいポケモンです。 逆に積みの起点にしてしまえばそのまま一気に全抜きを目指せるパワーもある為、パルシェンが居るだけでカイリューの選出を牽制出来ます。