エッグヘッド編で登場した正体不明のロボット「エメト」。
ジョイボーイとも交流があり、ベガパンクですら動力源を解明できなかったその正体について徹底考察していきます。
この記事では、エメトの基本情報や正体、ジョイボーイとの関係などをまとめています。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
鉄の巨人(エメト)とは
出典: one-piece.com
エメトとは、エッグヘッド編で登場した謎のロボット。通称「鉄の巨人」です。
約900年前に製造され、約200年前にはマリージョアを襲撃した危険性から完全な廃棄を命じられていましたが、ベガパンクがエッグヘッドのスクラップ場に隠して密かに研究を続けていました。
そのほか現在判明している情報は次の通りです。
- ベガパンクでさえ動力を解明できなかった
- 約800年前にジョイボーイと交流があった
- ギア5のリズムに呼応して目覚めた
ニカのリズムに反応して動き出していたことから、完全自律型のロボットで動かなかったのは休眠状態にあったのでしょう。
また、800年前の戦争では古代兵器が用いられていたため、鉄の巨人と古代兵器はほぼ同時期に製造されていた可能性があります。
ここから、古代兵器を開発する過程で生まれた副産物だったのか、逆に古代兵器のプロトタイプだったのかといった予想も立てられます。
ジョイボーイの覇気を体内に閉じ込めていた
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ジョイボーイの覇気が詰まったロープの結び目はエメト自身、もしくは誰かが危ないときに、ジョイボーイの覇気が詰まったロープの結び目をほどくというものでした。
解放された覇気は、
- 五老星らが強制撤退に追い込まれた
- エッグヘッドの海兵を全員気絶させる
- ジョイボーイの覇気を感知したイム様が絶叫した
イム様に至っては当時の記憶がフラッシュバックしたのか、五老星のダメージを肩代わりしていたからなのかは不明ですが、作中屈指の覇王色の覇気なのは間違いありません。
シャンクスもワノ国近海から花の都まで覇気を飛ばして緑牛を威嚇して撤退させていましたが、牽制程度の効果でした。
ジョイボーイの覇気がいかに桁違いの威力なのかがよく分かりますね。
ジョイボーイとの関係は?
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エメトとジョイボーイは協力関係にあり、ジョイボーイは死後に備えた保険として自分の覇気をエメトの体内に閉じ込めていました。
エメトはジョイボーイに何度も助けられた経験があるようで、恐らく800年前の戦争にもジョイボーイの一団として加わっていた可能性があります。
ただし、エメトがジョイボーイの危機に直面していたら、咄嗟に体内の覇気を解放しそうなので、何らかの理由があって戦争には参戦できなかったのかもしれません。
「スマナイ。ジョイボーイ」としきりに謝罪していたことからも、何か複雑な事情が絡んでいるように感じさせます。
マリージョアを襲撃した目的は?
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エメトが約200年前にマリージョアを襲撃した一件は、魚人差別と深い関連性が隠されていそうです。
燃料不足により天竜人側に大きな被害はありませんでしたが、
- 魚類から魚人・人魚と分類されるようになった
- リュウグウ王国が世界政府加盟国に加入する
- さらに世界会議の参加も認可された
このように魚人の待遇が大幅に改善された時期でもありました。
また、魚人島はジョイボーイとある約束を交わしており、島に隠されたポーネグリフには約束を果たせなかったこと対するジョイボーイの謝罪文が残されていました。
エメトはルフィのギア5に反応して動き出していましたが、ゴムゴムの実の覚醒者は数百年間現れていなかったため、誰が起動させたのかという謎も残っています。
約200年前に独断で鉄の巨人の研究を推し進めたサターン聖の関与が疑われますが、200年前の関係者はほとんど明かされていません。
そのため、現段階でエメトのマリージョア襲撃事件を推測するのは困難となり、今後の続報によるところが大きいです。
鉄の巨人は死んだ?
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鉄の巨人は五老星から集中攻撃を受け、左腕を損傷して全身がボロボロになっていました。
ルフィたちがエッグヘッドを無事に脱出した後は、眼光が失われ、動きも完全に停止しています。
しかし、去り際にルフィが笑って挨拶を済ませていたので、読者には伝わらない形でルフィと鉄の巨人の間で再会の約束を交わしたようにも解釈できます。
動力に関しても不明なうえ、約900年前から動作していたことも踏まえると、動力不足が原因で停止したわけではなさそうです。つまり、損傷部分の修復さえできれば再び動き出す可能性も考えられます。
大きさは推定25~50m!?
エメトの大きさについては、巨人族と五老星を比較することで推定できます。まず、巨人族の大きさを比較してみると次のようになります。
比較対象 |
身長 |
|---|---|
巨人族の平均 |
12~13m |
ブロギー |
22m |
ドリー |
22.6m |
作中の描写から、鉄の巨人≧五老星>ドリーとブロギーと読み取れるため、エメトの大きさは推定で約25~50mはあると予想されます。
象主を除くと古代巨人族が最長の約60mだったので、エメトはロキと並んで作中最長クラスのキャラということになりますね。
ベガフォース1はエメトから着想を得た
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エッグヘッドで登場したベガパンクの兵器ベガフォース1は、鉄の巨人を倣って製造された物でした。
ベガフォース1はジェット装置、潜水、反重力システムが搭載されたサテライトに並ぶ兵器です。
メカシャークのヒレに03が付いていたりと、他のベガフォースシリーズと思われる兵器はいくつか登場していましたが、ベガフォース1以外はエメトとはあまり関係なさそうです。
エメトは今後、修復される伏線もあるので、解明したベガパンクにより強化されての再登場が期待されるでしょう。
鉄の巨人の正体について考察
鉄の巨人の正体1.人格移植された子ども
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『フフー。ウレシイ。アリガトウ』 『ソウシタラ、オマエガ死ンデモ、ソバニイルミタイ』 『ズット…サミシクナイカナ…』エメトのこうした台詞から、子どもと結びつけたことはないでしょうか。
人格移植手術はオペオペの実の特殊能力として既に言及されており、900年前に実在した子どもの人格が機械に乗り移っている可能性は高いと考えられます。
そこで、エメトの正体が人格移植手術された子どもという説に対して以下の3点を中心に深掘りしていきます。
- エメトの語源が未完成=未成熟な存在
- オペオペの実を使えば人格移植が可能
- ベガパンクでさえ動力が分からなかった
ゴーレムの語源は未完成(未成熟な存在)
ユダヤ教の伝承に登場するゴーレムはエメトと書かれた紙を額に張り付け、主人の命令通りに動く泥人形です。そして、そのゴーレムはヘブライ語で「命を吹き込む」「未完成のもの」という意味が含まれています。
作中のエメトも、こうしたゴーレムの伝承をモデルにしていた場合、元々は意思を持たないエメトに何らかの方法で子どものような未成熟な魂を吹き込んだと予想されます。
オペオペの実を使えば人格移植が可能
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オペオペの実の不老手術に関する解説の中で、ドフラミンゴから「人格移植手術も然り」とあったように、オペオペの実を使えば人格移植も可能であると判明しています。
さらに、イム様が800年前から生き続いているのも不老手術がかかわっている可能性が高く、ジョイボーイやイム様の関係者の中に、オペオペの実の能力者が存在していたことを裏付けています。
ベガパンクでさえ動力が分からなかった
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エメトの動力に悪魔の実の特殊能力が関係していたとしたら、ベガパンクが動力を解明できなかった件ともつながってきます。
作者からも作中における不思議な事象は大抵悪魔の実が関係していると語られているので、それが機械と人間の魂の複合体であれば、たとえ聡明な学者であっても解明には困難を極めるでしょう。
鉄の巨人の正体2.ジョイボーイ海賊団
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ジョイボーイは原初の海賊と判明しており、さらに一団を率いて20の王国と戦争していたので、ここからジョイボーイ海賊団が結成されていたと推測できます。
また、エメトはジョイボーイに何度も助けられた経験があったことから、こうした付き合いの長い人物が他にも何名か存在していた可能性が高いです。
鉄の巨人の正体3.鉄巨兵の能力者
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エメトは鉄巨兵の能力を持つ悪魔の実の能力者である可能性も考えられます。
これまで物が悪魔の実を食べた事例はいくつも登場しており、ベガパンクが発明した特殊な技術がそれを可能としていました。
そして、ジョイボーイの生まれた王国ではベガパンクの知能すら及ばない高度な文明が築かれていたので、悪魔の実に物を食べさせる技術の起源は800年前から存在していた可能性が高いです。
実際に、本来は意志を持たない毒ガスのスマイリーがゾオン系の悪魔の実を食べたことで意志を持った生物と化した前例もあります。
鉄の巨人の正体4.月のロボット
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扉絵連載シリーズ「エネルのスペース大作戦」では、月のロボットが多数登場していました。
壁画には、月の住民がロボットたちを残して下界へ移住する様子が描かれています。
さらに、月の住民の特徴が空島とシャンドラの部族に酷似しているだけでなく、シャンドラの部族は代々ポーネグリフを守る一族でした。
大昔に襲撃を受けて都市が一度滅んだことから、ジョイボーイの一団ともつながりがあったと解釈できます。
このように、月の住民→シャンドラ→ポーネグリフ→ジョイボーイの一団と結びつけられ、ジョイボーイの一団のなかには、月でロボットを開発した者も含まれていたのではないでしょうか。
その他の考察について
腕にバツ印が付いていたのはなぜ?
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約800年前のエメトの腕には麦わらの一味が仲間の証として付けたバツ印が付いていました。
このバツ印は、元々Mr.3のマネマネの実による変装を見破るためのものでした。
ワノ国編でも黒炭ひぐらしがマネマネの実で変装していたことから、マネマネの実は悪役が味方を騙すための能力として用いられる傾向があります。
なので、鉄の巨人のバツ印も当時のマネマネの実の能力者を警戒したアイデアだったのではないでしょうか。
イム様がジョイボーイの王国が作ったはずの古代兵器ウラヌスを隠し持っている可能性が高いことから、ジョイボーイ側にスパイが紛れ込んでいた可能性を示唆しています。
なので、イム様がウラヌス持っているのはマネマネの実の能力者と裏でつながって古代兵器を盗み、20の王国側に流したといった予想が立てられますね。
ジョイボーイに謝っていたのはなぜ?
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エメトがジョイボーイに「スマナイ。オマエを王にデキナクテ」と謝っていましたが、これには同じくジョイボーイの仲間だったと思われるズニーシャの罰と関連性が深いと見られます。
ズニーシャは1000年間海を歩き続けており、海底に沈んだ800年前の建物や遺跡などを踏み潰しているとの解釈できます。
実際、サルベージャーや海底で生活する魚人族などが存在する世界観の中で、海底遺跡や考古学的に価値のあるものなどが不自然なほど発見されていません。
結び目は空島の技術?
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エメトが解放した結び目と同様の技術は、ハレダスも披露していました。
3つある結び目を解いた数に比例して強力な風を引き起こし、最後の3つ目を解くとナミの体を拭き飛ばす突風が発生していました。
ハレダスはエネルと同じ空島ビルカ出身で、扉絵連載「エネルのスペース大作戦」では月の古代都市ビルカも登場するなど、本編でもなにかと深いかかわりを持つ名称です。
また、空島では「どんとっと♪」とのニカとリズムで音頭を取る宴が行われていました。
つまり、ハレダスが披露していた結びの技術は恐らくジョイボーイの一団が起源で、空島にはジョイボーイや空白の100年につながる謎がまだまだ隠されているのかもしれません。
エルバフの壁画のロボットはエメト?
112巻1138話に登場したエルバフの壁画には、エメトに似た人物が登場しています。
壁画の内容はニカの一団と巨大な怪物の決戦という構図でしたが、ニカ→ルフィ、怪物→イム様、一団→麦わら大船団だと捉えると、政府との最終決戦にエメトが参戦することを示唆した内容であると解釈できます。
エッグヘッドでは左腕を損傷したり、経年劣化によって一部機能不全に陥っていましたが、壁画に描かれたエメトと似た人物は左腕が元に戻っていたので、ベガパンクやフランキーなどがエメトを修復し、戦線に復帰するという展開が想定されます。
なお、エルバフの壁画と神典の解釈は下記記事でも考察しているので、合わせてご確認ください。
まとめ
鉄の巨人の正体は人格移植された子供か?
鉄の巨人の正体に関して様々な説が考えられますが、オペオペの実で人格移植された子どもの可能性が高いと予想されます。
イム様もまた不老手術により800年前から生き続けていた可能性が高いので、当時のオペオペの実の能力者を中心に、鉄の巨人の謎も解明される流れにありそうです。
エルバフの壁画を通して再登場の伏線も張られており、なにより200年前にマリージョアを襲撃した伏線が未回収のままなので、最終局面前に再登場する展開が想定されます。


























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