エルバフ編では、これまで謎だったブルックの過去が掘り下げられ、神の騎士団・軍子との意外な関係も明らかになりました。
軍子の正体は、ブルックがかつて仕えていたエスペリア王国の王女「シュリ姫」です。 ブルックとは幼少期から交流があり、剣術や音楽を通じて親しい関係にありました。
本記事では、ブルックと軍子の関係やエスペリア王国での過去を整理しつつ、現在も未判明の記憶・年齢・イムとの関係、元神の騎士団説についても考察します。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
これまでのブルックの活躍
出典: one-piece.com
項目 |
判明していること |
|---|---|
軍子の過去 |
エスペリア王国の王女シュリ |
ブルック |
エスペリア王国の護衛戦団を率いていた |
2人の出会い |
ブルックがルンバー海賊団へ入る以前 |
シュリとの関係 |
幼少期から親しく交流していた |
剣術 |
シュリはブルックと共に剣の腕を磨いていた |
音楽 |
シュリはブルックの音楽を好んでいた |
ルーヴェン |
ブルックにとって命の恩人 |
キャンデル |
ブルックに礼儀や剣術を教えた人物 |
王国滅亡後 |
シュリは聖地マリージョアへ向かった |
現在 |
シュリは「軍子」として神の騎士団に所属 |
ブルック |
軍子をもう一度信じ、救おうとしている |
つまり現在は、以前のように「ブルックと軍子には何らかの過去があったのでは?」と推測する段階ではありません。
軍子=シュリ姫であり、ブルックとはエスペリア王国時代から非常に近い間柄だったことまで判明しています。
ただし、シュリがどのような過程を経て現在の軍子になったのかについては、まだすべてが明かされたわけではありません。
1183~1186話で判明したブルックの過去
ブルックは麦わらの一味の中でも特に長い人生を送っています。
これまでは、「西の海のある王国の護衛戦団団長」だったという経歴しか分かっていませんでした。しかし、1183話から始まった回想によって、その「ある王国」がエスペリア王国だったことが明らかになりました。
さらにブルックとルーヴェン、キャンデル、シュリの関係まで描かれています。
ブルックが仕えていたのはエスペリア王国だった
エスペリア王国は西の海に存在した国で、音楽と深い関わりを持つ王国でした。ブルックはこの国で護衛戦団を率いています。
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現行のプロフィールで語られていた、「とある王国の護衛戦団の団長」という経歴の答えが、ここでようやく明らかになった形です。これにより、以前考察されていた「護衛戦団=神の騎士団ではないか」という説についても、大きく状況が変わりました。
この点については後ほど詳しく考察します。
ブルックは貧しい少年だった
1184話では、さらに時間を遡ってブルックの幼少期が描かれました。
幼い頃のブルックは裕福な家庭で育ったわけではなく、音楽を学びたいと思いながらも、その環境には恵まれていませんでした。そんなブルックと出会ったのが、当時まだ王子だったルーヴェンです。
ある出来事をきっかけにブルックはルーヴェンたちに救われ、その後エスペリア王国の宮殿へ迎え入れられます。ルーヴェンはブルックに音楽を学ぶ環境を与え、後にブルックが剣士・音楽家として成長していくきっかけを作りました。
だからこそブルックは、成長してからもルーヴェンを「アニキ」と慕い、王国に強い忠誠を抱いていたのでしょう。
キャンデルから剣術や礼儀を教わった
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ブルックの成長に大きく関わったもう1人の人物が、後に王妃となるキャンデルです。ブルックは宮殿へ迎え入れられた後、キャンデルのもとで礼儀や剣術などを学んでいきました。
現在のブルックが持つ、
- 剣士としての技術
- 紳士的な振る舞い
- 音楽への強いこだわり
といったキャラクター性の原点が、エスペリア王国時代にあったことが分かります。
もちろん、「パンツ見せていただけないでしょうか?」という現在まで続く女性好きな性格も、この頃から大きくは変わっていません。
ブルックとシュリ姫はどんな関係だった?
???「お父様~!!」
軍子「!?なんだこの記憶は!!」
???「ヨホホ!!私はね海賊になるのが夢なんです。」
ブルックとシュリの関係は、単に「護衛と王女」という言葉だけでは表しにくいほど親しいものでした。シュリが幼い頃からブルックはその成長を見守っており、一緒に遊び、音楽を楽しみ、剣の腕も磨いています。
1184~1185話では、成長したシュリとブルックが気兼ねなく会話する様子も描かれています。
シュリはブルックの音楽が大好きだった
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シュリは幼少期からブルックの音楽を身近に聞いていました。
ブルックにとって音楽は夢そのものであり、ルーヴェンに人生を救われた理由でもあります。その音楽をシュリも好んでいたことは、現在の軍子との関係を考えるうえでも重要です。
なぜなら軍子もまた、ソウルキングとなったブルックの曲「NEW WORLD」を好んでいたからです。
この点は後ほど詳しく考察します。
シュリはブルックから剣を学んだ
ブルックとシュリをつなぐもう1つの要素が「剣」です。
シュリはブルックと共に剣を振るい、戦う力を身につけていました。そして1186話では、この過去が非常に残酷な形でブルックへ返ってくることになります。
エスペリア王国の最後の日、ブルックはルーヴェンが倒れている場所へ駆けつけます。そこで目にしたのは、変わり果てたシュリの姿でした。
エスペリア王国に起きた悲劇
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ブルックの故郷であるエスペリア王国は、その後大きな危機を迎えます。
王国を謎の霧・スモッグが襲い、音楽を中心としていた国の産業は壊滅。病による犠牲者も増え、その中にはキャンデルも含まれていました。
国力を失ったエスペリア王国は、世界政府との関係でも追い詰められていきます。そして最終的には、世界政府との戦争へ発展しました。
世界政府が本当に要求していたのはシュリだった
1185話の段階では、天上金を支払えなくなったエスペリア王国に対し、世界政府が代わりに大量の奴隷を要求したと語られていました。しかし1186話で、さらにその裏側が明らかになります。シュリによれば、世界政府側が本当に求めていたのは自分自身でした。
ルーヴェンはシュリを差し出すことを拒否し、その事実を隠したまま世界政府との戦争を選びました。
つまりルーヴェンは、国を犠牲にしてでもシュリを守ろうとしていたことになります。しかしその真意は、シュリ本人には違う形で受け取られてしまいました。
さらに1186話では、シュリ自身の出生についても重大な事実が明かされています。シュリはルーヴェンの実の娘ではなく、天竜人の血を引く人物でした。そして、その場には神の騎士団「マンマイヤー・グロウ聖」も現れています。
マンマイヤー・グロウ聖『コイツの持つ”双極の瞳”は生まれることが実に珍しく…御大がご所望なんだ。』
『――おれァ覚醒しなかったが…コイツはあるいは…』
グロウ聖はシュリと同じ特徴的な「双極の瞳」を持ち、過去にキャンデルやブルックを知っていることも示されています。シュリとグロウ聖の血縁関係を強く示す描写であり、実父であることが強く示唆されている人物です。
また、イムがシュリの「双極の瞳」に特別な価値を見出していたことも語られています。
軍子がイムから他の神の騎士団とは異なる扱いを受けているように見える理由にも、この血筋や瞳が関係しているのかもしれません。
シュリはルーヴェンを殺害して聖地へ
エスペリア王国と世界政府との戦いの中、ブルックは王宮へ向かいます。そこでブルックが目撃したのは、死亡したルーヴェンと、その傍らに立つシュリでした。
シュリはルーヴェンへの怒りをあらわにし、自分が本来は天竜人であったことを語ります。
そしてブルックにも攻撃を加え、その後マリージョアへと向かいました。ブルックは重傷を負ったものの生き延びています。ここでブルックとシュリは、一度完全に離れ離れになりました。
おそらくこの時、シュリは「黒転支配」されており、操られていたのでしょう。
ブルックは現在も軍子を救おうとしている
1186話でブルックの過去を語る回想は現代へ戻ります。
重要なのは、ここでブルックがシュリを「裏切り者」として切り捨てていないことです。
ブルックにとって、幼い頃から知っているシュリが突然豹変し、育ての父であるルーヴェンを殺害したことは、長い間理解できない出来事でした。
しかし現在のエルバフで、
- イムが他人へ干渉する力を持つこと
- 人間が悪魔のような姿へ変えられること
- 軍子の中に過去の記憶が残っていること
などを目の当たりにしたことで、ブルックは過去の出来事を改めて考え直しています。
そして麦わらの一味に対し、もう一度シュリを信じて救いたいと協力を求めました。
ブルックと軍子の関係は、単なる「昔の知り合い」というだけではなく、エルバフ編におけるブルックの最大の目的の1つになっています。
軍子が「NEW WORLD」のファンだった理由
エルバフ編の序盤では、軍子がソウルキング・ブルックの曲「NEW WORLD」を好んでいることが明かされていました。
この描写も、1183話以降の過去編によって意味が大きく変わっています。
「NEW WORLD」のファンなのは判明済み
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神の騎士団の軍子は、ブルックの「NEW WORLD」のファンでした。
「天竜人が下界の文化に興味を持つのは不自然なのでは?」という点から、ブルックの元神の騎士団説とも結びつけて考察されていました。
しかし現在は、もっと直接的な理由を考えられます。軍子は昔からブルックの音楽を聞いていたシュリ本人だったからです。
【考察】シュリ時代の記憶が無意識に残っていた?
シュリは幼少期からブルックの音楽を気に入っていました。
そのため、現在の軍子がソウルキングの曲を好んでいたのも、失われたシュリの記憶が無意識のうちに影響していた可能性があります。
軍子本人は当初、ブルックとの過去をはっきり覚えている様子ではありませんでした。それでも、その人物が作った音楽だけには無意識に惹かれていた。そう考えると「NEW WORLD」のファンという一見ささいな設定も、ブルックと軍子の過去を示す伏線だったと解釈できます。
ただし、軍子がNEW WORLDを好きだった理由=シュリ時代の記憶と作中で明言されたわけではありません。
ブルックは元神の騎士団だった?
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以前からネット上では、「ブルックは元神の騎士団なのでは?」という説がありました。
その最大の根拠になっていたのが、ブルック自身が語った「ある王国の護衛戦団団長」という経歴です。しかし1183話以降の情報を踏まえると、現在ではこの説の可能性はかなり低くなっています。
護衛戦団はエスペリア王国の組織だった
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ブルックは麦わらの一味加入時に、自分がかつて「ある王国の護衛戦団の団長」だったと明かしていました。また、リューマとの戦闘では「奇襲部隊」の出身であることも語っています。
以前は、「護衛戦団=聖地マリージョアを守る神の騎士団?」という考察も成立していました。
しかし現在、その王国がエスペリア王国だったことが判明しました。つまり、ブルックが所属していた護衛戦団は、エスペリア王国側の組織です。
「護衛戦団団長だった」という経歴だけから、ブルックを元神の騎士団と結び付ける根拠はほぼなくなったと言えるでしょう。
出身地がゴッドバレーと同じ「西の海」なのは偶然?
以前は、
- ブルックの出身が西の海
- ゴッドバレーも西の海
- 神の騎士団がゴッドバレーにいた
という共通点から、ブルックと神の騎士団を結び付ける考察もありました。しかし現在は、ブルックがエスペリア王国で護衛戦団を務めていた具体的な過去まで描かれています。
そのため、「西の海出身」というだけでゴッドバレーや神の騎士団と直接結び付ける根拠は薄いと考えた方が自然でしょう。
ゴッドバレーとの共通点は、現在では補強材料にはなりにくくなっています。
それでもブルックが神の騎士団を知っていた理由は謎
一方、現在も残っている重要な伏線があります。
ジンベエ『まさかお前さん”天竜人”か!!』
ウソップ『えー!?あの腹立つ…あ…!! おれらが知ってんのとイメージ違う!!』
ブルック『――おそらくその”上”ですね。”神の騎士団”。』
ブルックは軍子たちと対峙した際、他の麦わらの一味よりも早く「神の騎士団」であることを見抜いていました。ナミたちが相手を天竜人ではないかと推測する中、ブルックだけはさらに踏み込んで神の騎士団の存在を知っていました。
では、なぜブルックは神の騎士団を知っていたのでしょうか。
【考察】エスペリア王国時代に神の騎士団と接触していた?
現在最も考えやすいのは、エスペリア王国時代に世界政府・天竜人との接点があったからという説です。
ブルックは王国の護衛戦団を率いる立場でした。さらにエスペリア王国の過去には、世界政府の船や天竜人との接点も存在します。そして王国の最後には、実際に神の騎士団のマンマイヤー・グロウ聖が現れています。
ブルック自身が当時「神の騎士団」という名称まで知っていたのかは不明ですが、世界政府の上層部に存在する特別な戦力について知る機会があった可能性は十分にあります。
つまり現在は、「ブルック自身が神の騎士団だったから知っていた」よりも、「エスペリア王国の護衛戦団として世界政府側と接触した経験があったから」と考える方が自然でしょう。
ただし、この点についてはまだ作中で答えが示されていません。
軍子に残された謎
ブルックとの関係や過去が明らかになった一方、現在の軍子にはまだ大きな謎が残っています。
特に重要なのは、
- 記憶
- 年齢
- イムとの関係
の3点です。
なぜブルックとの記憶を失っていた?
1149話では、コロンの姿をきっかけに軍子の中へ過去の記憶が突然よみがえっています。
もし軍子が最初からシュリ時代の記憶をすべて持っていたのであれば、ブルックを見た時点ですぐ反応していても不思議ではありません。しかし実際には、失われていた記憶が断片的に戻ってきたような描写でした。
【考察】イムの支配や契約と関係している?
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現在の軍子は神の騎士団としてイム側に属しています。さらにイムが軍子の身体へ干渉する描写もありました。
そのため、
- イムによって記憶を封じられた
- 神の騎士団になる過程で記憶を失った
- 長い年月の中で意図的に過去を忘れさせられた
- 本人が精神的な防衛として過去を封じ込めた
などの可能性が考えられます。
ただし、「イムが軍子の記憶を消した」と明言されたわけではありません。
現在判明しているのは、「軍子にはシュリ時代の記憶が残っている」というところまでです。
なぜ軍子は老いていない?
軍子とブルックが出会ったのは、現在から何十年も前です。それにもかかわらず、現在の軍子は若い女性の姿を保っています。
ブルックの場合はヨミヨミの実によって復活したため特殊ですが、軍子は人間族として描かれています。にもかかわらず外見がほとんど老化していない理由は、現在も判明していません。
【考察】イムから与えられた力が関係している?
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神の騎士団や五老星には、通常の人間とは違う身体的特徴が見られます。
そのため軍子についても、イムとの契約や能力によって老化を抑えられている可能性があります。
おそらく、神の騎士団で唯一、軍子は深々海契約を結ばされており、それにより不老を得ているのだと思われます。
「双極の瞳」は今後の鍵になる?
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1186話では、軍子=シュリの「双極の瞳」にイムが強い関心を持っていたことも明らかになりました。
マンマイヤー・グロウ聖も同様の特徴を持っており、その「覚醒」がイムにとって重要であることが示唆されています。
ただし、
- 何が覚醒するのか
- どのような能力を持つのか
- なぜイムが求めているのか
- 軍子の現在の能力と関係するのか
についてはまだ明らかになっていません。
シュリが神の騎士団へ入った理由だけでなく、なぜイムが軍子を特別に扱っているのかを知るうえでも重要な伏線でしょう。
ラブーンとの再会はどうなっている?
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ブルックとラブーンはまだ再会出来てません。そもそもラブーンの居る双子岬はグランドラインの入り口にあるので、出会うとしたらルフィの冒険が終わる時になります。
またラブーンとの再会については2年前にブルックから「あと1、2年の辛抱です」とコメントしていました。作中の時間軸において年内に再会を果たすと考えられます。
ただし「今さら私とラブーンに時間などさしたる問題ではありません」とも語っていたので、まだまだ先のことかもしれません。
またビンクスの酒を一緒に合唱したり、歌詞にはルフィ達の冒険を示唆するような裏メッセージが隠されているとも言われているので、再会シーンではビンクスの酒が流れるかもしれません。
1番考えられるのは、アニメでよく用いられるように最終回のエンドロールのワンカットに特定のテーマを凝縮したような形でしょうか。
どうやってロードポーネグリフを奪った?
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ブルックはホールケーキアイランド編で、ビッグ・マムが所持していたロードポーネグリフの写しを入手しています。
大まかな流れは以下の通りです。
- サンジを救出するためルフィたちが万国へ侵入
- ペドロはロードポーネグリフの入手を重視
- ペドロが囮になる
- その隙にブルックが宝物庫へ侵入
- ロードポーネグリフなどの写しを入手
- 最終的に麦わらの一味へ持ち帰る
ブルックは普段、ゾロやサンジほど戦闘面で目立つキャラクターではありません。
しかし物語を振り返ると、ロードポーネグリフを手に入れるなど、一味が「ひとつなぎの大秘宝」へ到達するために欠かせない仕事を何度も成功させています。
こうした裏方としての活躍も、ブルックの大きな魅力です。
ロジャーを知っていたのはどうして?
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麦わらの一味とレイリーとの話の中で、ブルックは「ゴール・D・ロジャーそういうルーキーが昔いた様ないなかった様な…」と零していました。
「ブルックがロジャーを知っていたのは何か伏線?」と囁かされていますが、実は単純な時系列な一致で説明が付くので、深い意味はないと思われます。
ブルックが生きていた時代とロジャーの台頭が重なる
ブルックがルンバー海賊団として活動していたのは約50年以上前です。ロジャーもその頃には海賊として活動を始めていました。
そのため、
- ロジャーがルーキーとして名を上げ始める
- ブルックが新聞や噂などで名前を知る
- その後ルンバー海賊団が壊滅
- 長い年月が経ったためブルックの記憶も曖昧
という流れで十分説明できます。現時点ではブルックとロジャーが直接会ったことを示す描写はありません。
海賊王について思うところがあった?
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ブルックがロジャーを知っていたこと自体は伏線にならないかもしれません。しかし、麦わらの一味加入直後でのゾロとの会話でゾロが自分の身を犠牲になろうとした「ルフィは海賊王になる男だ」との回想の直後「あの…あーいえ」と何か含みのある様子でした。
これには2通りの解釈ができます。
- 海賊王に何かしら思うところがあった
- ゾロが自分の身を挺して仲間を守ろうした件について尋ねようとしたが、野暮だと思って適当にはぐらかした
1.海賊王に何かしら思うところがあった
1については、まだロジャーとブルックの関係性については確かなことは分かっていません。
クロッカスの元にラブーンを預けるなどロジャー海賊団とのつながりはありますが、ロジャーとの直接的なかかわりはありません。
2.野暮だと思って適当にはぐらかした
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2については、サンジにも「実は私も見ちまったのです」→「俺は間抜けを晒しただけだ」→「いえ、あなたにも同じだけの覚悟があった」とのやり取りがありました。
そしてシャボンディ諸島で黄猿、戦桃丸、PX-1、くまに追われている最中に瀕死のゾロに真っ先に合流して「実は私スリラーバーク身代わりの一件一部始終見てまして…」とフォローに向かっていました。
つまり、サンジとゾロも仲間を守りたい一心で動いていただけなので、これ以上の詮索は野暮だと考えた。けれどゾロが瀕死なのは知っていたのでブルックは真っ先に加勢したという心境の移り変わりを読者に分かるように説明したかった、という作者の意図が考えられます。
ブルックのプロフィール
|
出典: one-piece.com |
|
本名 |
ブルック |
|---|---|
異名 |
鼻唄のブルック、ソウルキング |
悪魔の実 |
超人系 ヨミヨミの実 |
懸賞金 |
3300万ベリー(生前〜新世界突入時) →8300万ベリー(ドフラミンゴ討伐後) →3億8300万ベリー(ワノ国出国後) |
武器 |
仕込み杖「魂の喪剣 (ソウルソリッド)」 |
所属 |
西の海 エスペリア王国護衛戦団団長 →ルンバー海賊団音楽家兼剣士 後に船長代理 →麦わらの一味音楽家 麦わら大船団大幹部 |
所属船 |
ルンバー海賊団の海賊船 →サウザンド・サニー号 |
年齢 |
88歳 → 90歳 |
身長 |
266cm → 277cm |
出身 |
西の海 |
誕生日 |
4月3日 (4343 = ヨミヨミ) |
星座 |
おひつじ座 |
血液型 |
X型 |
弱点 |
海、お化け |
家族に例えると |
じいちゃん |
イメージ動物 |
馬 |
イメージナンバー |
09 |
イメージカラー |
黒、白 |
イメージ国 |
オーストリア |
イメージ都道府県 |
鳥取県 |
イメージ職業 |
探偵 |
イメージ花 |
バラ |
夢 |
ラブーンと 偉大なる航路を一周しての再会 |
初登場 |
アニメ: 337話〝魔の海突入!霧に浮かぶ謎のガイコツ〟 漫画: 46巻442話〝魔の海の冒険〟 |
WT100 |
第1回 26位 第2回 27位 |
声優 |
チョー |
ソウルキングとは
出典: one-piece.com
ソウルキングとは、2年間の修業期間でアーティストデビューしたブルックの通称です。
「他の一味が修業している間、お前は歌っていただけかよ…」と突っ込まれていますが、黄泉の冷気を剣術にまとわせたり、万国編ではビッグ・マムのソルソルの実の能力に対して魂に干渉したりと、ヨミヨミの能力を中心にちゃんとパワーアップさせていました。
そして現在では、かつてシュリへ聞かせていた「音楽」が、軍子との記憶をつなぐ要素にもなっています。ブルックの音楽家という設定そのものが、エスペリア王国時代から現在まで一貫して物語に使われていることが分かります。
「パンツ見せて」は美人だけ?
出典: one-piece.com
ブルックのお決まりのフレーズ「パンツ見せていただけないでしょうか?」は、どうやら美人限定のようです。
これまでパンツ見せてと言った人物は、ナミ、ロビン、ハラヘッターニャの女性の教徒、ビッグ・マムとどれも美人ばかりでしたね。ビッグ・マムも若い頃は美人だったので、生前に当時の容姿を知っていたのでしょう。
一方でジョーラにはお決まりのセクハラ発言はありませんでした。
そして、1184~1185話の過去編では、こうしたブルックの女性好きな性格が若い頃からほとんど変わっていなかったことも描かれました。キャンデルのもとで礼儀を学び、シュリから呆れられるような場面もあります。
ブルックが90歳になっても現在の性格を保っているのは、ある意味では過去編によってさらに裏付けられたと言えるでしょう。
今後のブルックの活躍は?
これまでブルックについては、「過去編はスリラーバークでもう描かれているので、今後大きく掘り下げられる機会は少ないのでは?」とも考えられていました。
しかしエルバフ編で、その予想は大きく覆されました。ブルックにはルンバー海賊団よりもさらに前に、エスペリア王国で過ごした長い過去が存在していたからです。
そして現在、その過去が軍子=シュリとの物語へ直接つながっています。
エルバフ編では軍子救出がブルック最大の役割に?
現在のブルックにとって最も大きな目的は、軍子の中に残るシュリを救い出すことでしょう。
かつてブルックはシュリを守ると誓いながら、エスペリア王国の最後の日に救うことができませんでした。
それから長い年月が経ち、再びシュリと出会った。1186話の「もう一度」というタイトルの通り、ブルックにはかつて果たせなかった約束をやり直す機会が与えられています。
軍子が完全にシュリとして戻れるのか。イムの支配や神の騎士団との契約を解除できるのか。この2点が、今後のブルックの大きな見せ場になるでしょう。
元神の騎士団説は現在では可能性が低い
以前はブルックの「護衛戦団団長」という肩書きから、元神の騎士団説も考察されていました。
しかし現在は、エスペリア王国の護衛戦団だったと判明しています。そのため、ブルック自身が元神の騎士団だった可能性はかなり低くなりました。
一方、なぜブルックが神の騎士団を知っていたのかという疑問は残っています。
この部分については、ブルック自身が神の騎士団だったという方向ではなく、エスペリア王国と世界政府・天竜人との過去の接点から答えが明らかになる可能性がありそうです。
まとめ
ブルックと軍子の関係について、現在判明している情報をまとめると、
- 軍子の正体はエスペリア王国のシュリ姫
- ブルックは同国の護衛戦団を率いていた
- ブルックは幼い頃にルーヴェンとキャンデルに救われた
- シュリとは幼少期から非常に親しかった
- シュリはブルックの音楽を好み、剣術でも深い関わりがあった
- エスペリア王国と世界政府の戦争によって2人は離れ離れになった
- シュリは天竜人の血を引いている
- 現在は軍子として神の騎士団に所属
- ブルックは現在も軍子を救おうとしている
というところまで明らかになりました。
一方、
- なぜ軍子の記憶が失われていたのか
- なぜ長い年月が経っても老いていないのか
- 「双極の瞳」とは何なのか
- イムが軍子を必要としている本当の理由
- ブルックが神の騎士団を知っていた理由
などは未判明です。
また、以前考察されていた「ブルック=元神の騎士団説」については、護衛戦団がエスペリア王国の組織だったことが判明したため、現在では可能性が低くなっています。
むしろ今後注目したいのは、ブルックが軍子の中に残るシュリを救えるのかという点でしょう。
ルンバー海賊団を失い、50年間孤独に過ごしながら、それでもラブーンとの約束を忘れなかったブルック。そんなブルックが、さらに昔に守れなかったシュリと再会したことには大きな意味があります。
エルバフ編では、これまで一味の裏方として活躍することが多かったブルックにとって、最大級の物語が描かれることになりそうです。




































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