この記事では、ビブロの正体や代々受け継がれていた手紙と道具の中身について考察しています。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
謎に包まれたビブロの生態について
出典: one-piece.com
ビブロは、セイウチの学校の開校に尽力したサウロでさえ詳しい素性を把握しておらず、どこから流れ着いたのか、何の目的で一味に保管していた手紙と道具を引き渡したのか、といった部分が今後、明らかになるのか注目されています。
ビブロについて判明していることは、何百年も前からフクロウの図書館に住み着いて館長として働き、図書館を訪れた人物を監視していることだけです。
神の騎士団の襲撃時には、燃やされるはずだった図書館の本を守り、隠し部屋に移しています。さらに、隠し部屋にはビブロの祖父の代から受け継いだある手紙と道具を保管していました。
このように、ビブロは長い年月にわたって歴史を守り、イム様と神の騎士団の襲撃に合わせて一味に保管していた手紙と道具を引き渡していたことから、空白の100年やジョイボーイと何らかの関係があると見られます。
ビブロの正体候補
ビブロの正体として考えられる候補は、主に以下の2つです。
- ジョイボーイの仲間
- 探検家ルイ・アーノートの成れの果て
ひとつずつ見ていきましょう。
1. ジョイボーイの仲間
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ビブロがジョイボーイの仲間だったのではないかという説は、作中での一連の行動や、ジョイボーイとかかわりの深い象主と鉄の巨人との共通点から考察できます。
ビブロは、神の騎士団の襲撃時にエルバフの住民が大切に守ってきた図書館の本を守っただけではなく、何百年前から保管されていた手紙と道具を一味たちに引き渡しています。
手紙と道具の中身について詳しいことはまだ分かっていませんが、タイミング的に、イム様や神の騎士団に対抗するために必要なものと見て間違いないでしょう。
こうした一連の行動からは、かつて世界政府と敵対していたジョイボーイの一団とのつながりも見られます。
また、ジョイボーイの仲間とされる鉄の巨人と象主は、いずれも人間ではない巨大な生命体で、ビブロとの共通点が多いです。ジョイボーイの王国が巨大だったこともあり、ビブロもかつてジョイボーイの王国に暮らしていたのかもしれません。
2. ルイ・アーノートの成れの果て
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ビブロが探検家ルイ・アーノートの成れの果てではないかという説は、ネット上でも支持されている説の1つです。
特に注目されているのは、エルバフ編序盤における「この地に長居してはならない」とのルイ・アーノートの記述にあります。
長居してはいけない理由は現在も不明のままですが、4巻SBSでは、そのヒントと思われる要素が示されていました。
Q.ルフィ、ゾロ、ナミ、シャンクスの年齢を教えてください。
A.ルフィは17歳。ゾロは19歳。ナミは18歳。シャンクスは現在どこの島にいるか分からないので、10年前の年齢を答えておきます。27歳です。
シャンクスは、エルバフの住民とも親交が深く、特にドリー、ブロギーとは兄弟と呼ばれるほどの関係性にありました。なので、シャンクスは過去にエルバフを訪れていたと見られます。
わざわざ10年前の年齢で回答したことと、長居してはいけないという記述を合わせると、エルバフには、時間や空間に何らかの異常が生じている可能性があります。
さらに、もう1つの可能性として、人間族がエルバフに長居すると動物に変異してしまうのではないかという説も考えられます。
ただし、この説には時系列上の矛盾点もあります。
リトルガーデンの書記が作成されたのは102年以前からです。よって、ビブロが何百年も前からエルバフに住み着いていたというサウロの説明と矛盾が発生します。
そのため、長居してはいけない理由が人間族の変異や時間軸の乱れを指していたとしても、ビブロ=ルイ・アーノートの説にはやや難しい面もあります。
手紙はリオ・ポーネグリフ?道具は不死身対策のアイテム?
ここでは、ビブロが代々受け継いだ手紙と道具の中身について考察しています。
漫画1193話時点で判明しているのは、以下の2点です。
- イム様と神の騎士団に襲撃されたタイミングに意味がある
- 保管庫が巨大であること
これらを踏まえると、手紙はリオ・ポーネグリフで、道具は不死身対策のアイテムに関係するものではないでしょうか。
それでは、順番に根拠を解説していきます。
ポーネグリフは手紙に使用された前例がある
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魚人島の海の森にあるポーネグリフには、ジョイボーイから魚人島へ向けた謝罪文が綴られています。
ロビンが発見した際にも、「今までのとは違う。まるで手紙」とコメントしていたことからも分かる通り、手紙ないしは特定の人物に向けたメッセージが綴られたポーネグリフは他にも残っているのではないでしょうか。
さらに、保管庫のサイズも、ポーネグリフのサイズとほぼ一致していました。
また、手紙と道具がセットだとしたら、手紙の中身は道具の説明書のような役割を果たしているのかもしれません。
道具は不死身に対抗するアイテム?
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ビブロが保管している道具の中身については、神の騎士団の不死身能力に対抗するアイテムの可能性があります。
現在、神の騎士団の不死身能力には、覇王色の覇気をまとった攻撃が有効だと判明しています。しかし、麦わらの一味の中で覇王色の覇気を扱えるのは、ルフィと今後覚醒する伏線が張られているゾロとサンジだけです。
そして、単行本107巻1083話に登場した神の騎士団のシルエットが最低9名以上確認されており、今後新たに団員が登場する可能性が高いです。
そのため、神の騎士団と一味による総力戦が描かれるとしたら、他の一味でも対抗できるための道具となりそうです。
鋼の心臓は覇気なしでも破壊できる可能性がある
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道具が不死身能力の対抗手段になる可能性を考えるうえでヒントとなりそうなのは、鋼の心臓のからくりです。
鋼の心臓には、月に現れた宇宙海賊が身に付けていたものと同じメーターがありました。このことから、鋼の心臓はアクマの実ではなく、宇宙由来の技術によって作られたのかもしれません。
さらに、月には地上とは異なる古代文明が発展しており、壁画には、月の住民が空島に移住したことも示唆されています。
そのため、宇宙の技術が月の住民を経由して地上へ伝わったと解釈できます。
もし、神の騎士団の不死身能力も、宇宙の技術が関係しているのであれば、イム様は何らかの経路で宇宙由来の技術を入手し、それを不死身能力に利用したという仮説も成り立つでしょう。
実際、浅海契約は五老星が仲介役を担っており、深海契約も、イム様以外の人物が同様に使用できるのかもしれません。
また、マリージョアは地上では最も標高が高く、宇宙との距離も近いです。こうした特殊な環境にも、不死身能力との関係が隠されているのかもしれません。
ビブロのモチーフは名無しの鷲?
エルバフには、ニーズホッグやリンドヴルム、ユグドラシルなど北欧神話に登場する神々や生物の名前が数多く登場しており、ビブロとも共通点がある生物が描かれています。
北欧神話には、世界樹ユグドラシルの頂上に生息する名無しの鷲も登場しており、神話上では世界を見渡す存在として描かれています。
ビブロもフクロウの図書館を訪れた人物を見張り、長年にわたって図書館の本を(歴史)を守る存在でした。
こうした共通点から、恐らくビブロは名無しの鷲をモチーフにしている可能性があります。
ビブロはジョイボーイの仲間?
ビブロの正体に関して、ジョイボーイの仲間説や、ルイ・アーノートの成れの果て説といった説が有力です。
作中の状況を整理すると、
- チョッパーが神の騎士団の攻略につながる戦闘を目撃
- ポーネグリフを解読できるロビンが図書館にいる
- 覇王色を扱えない一味が神の騎士団に勝てない
こうした状況を踏まえると、手紙と道具には、不死身能力の攻略につながる情報が含まれていそうですね。
また、今後、一味と神の騎士団との総力戦が描かれるのであれば、その際、覇王色の覇気を扱えない一味にとって、特別な対抗手段が必要になります。
そう考えると、ビブロは、空白の100年にまつわる謎と、今後の戦いへとつなぐ橋渡し役として描かれるかもしれません。

























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