【ワンピース】古代巨人族について｜カイドウやロキは古代巨人族？失敗作(ナンバーズ)など【ネタバレ注意】

この記事では、古代巨人族に関する考察や既出情報をまとめています。カイドウやDの一族の正体にも言及しています。

古代巨人族について

出典： one-piece.com

ワンピースには、魚人族や小人族、ミンク族など様々な人種が登場します。その中でも特に物語の鍵を握る人種は「古代巨人族」といえるでしょう。古代巨人族は、一般的な巨人族と比べても3倍以上の体の大きさを持つことが明らかになっています。

エルバフ編においては、ハラルドの正体などと関連してさらに注目されています。そこで本記事では、古代巨人族に関する考察についてまとめました。既出情報についても記載していますので、ぜひ最後までご覧ください。

「カイドウは古代巨人族の血を引く」説

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ここでは、「カイドウは古代巨人族の血を引いている」という説についてまとめました。根拠は次の3つです。

・古代巨人族の特徴
・ハラルドと血縁関係にある？
・シャンクスとの小競り合い

1つずつ見ていきましょう。

古代巨人族の特徴

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古代巨人族の特徴には、カイドウの姿と共通している部分があります。

作中で既出の古代巨人族、「オーズ」と「リトルオーズjr.」を見てみると彼らには「大きな角を持つ」という特徴があります。また、エルバフ編にてルフィとロードは次のような会話をしていました。

ルフィ「角も生えてんな…!!オーズの仲間か!?」
ロード「でかい骨は『古代巨人族』の血を引く戦士の物」

出典： 尾田栄一郎(株)集英社「ワンピース1137話〝シャムロック登場〟」

つまり「大きな角」は、古代巨人族に共通してあることがわかります。これを踏まえてカイドウを見てみると、彼も「大きな角」を持っています。

こういった特徴の類似からカイドウも古代巨人族の血を引く一人であると予想できます。

ハラルドと血縁関係にある？

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また、ハラルドとカイドウの姿の類似でも、「カイドウが古代巨人族の血を引いている」と予想できます。

ハラルドはエルバフ編にて姿が判明しました。ハラルドは「大きな角」「横に伸びるヒゲ」「顎からギザギザに伸びるヒゲ」といった特徴がありますが、これらはすべてカイドウにも該当する特徴です。

こういった類似から、カイドウとハラルドは血縁関係にある可能性が高いと考えられます。よって、ハラルドが古代巨人族であることがわかっていることから、カイドウも古代巨人族の血を引いていると予想できます。

シャンクスとの小競り合い

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頂上戦争時に語られた次のシーンも、カイドウが古代巨人族の血を引いているからと考えています。そのシーンとは、頂上戦争のラスト、シャンクスが戦争を止めにきた際に海兵が放った一言です。

〝四皇〟カイドウとの小競り合いはつい昨日の事
その当人がもうここに…………!!?

出典： 尾田栄一郎(株)集英社「ワンピース59巻579話〝勇気ある数秒〟」

この「小競り合い」とは、今思うとおそらくは「カイドウ」と「シャムロック」による小競り合いでしょう。エルバフ編にてシャムロックがロキを神の騎士団に勧誘したときのように、カイドウも神の騎士団に勧誘されていたと予想できます。

シャムロック率いる神の騎士団は、カイドウを「古代巨人族の血を引く強い戦力」として彼を勧誘していたのではないでしょうか？

「Dの一族の先祖は古代巨人族」説

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ここでは、「Dの一族の先祖は古代巨人族である」という説についてまとめています。

・800年前の「ある巨大な王国」
・戦争の時代を想起させる
・世界政府と敵対していた？

1つずつみていきます。

800年前の「ある巨大な王国」

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オハラのクローバー博士は、ポーネグリフを読み解くと判明する国について、次のように語っていました。

文献の上に浮かび上がったのは
ある巨大な王国の姿……!!

出典： 尾田栄一郎(株)集英社「ワンピース41巻395話〝オハラvs世界政府〟」

この「ある巨大な王国」に関する情報では、「世界政府にとってこの王国の思想は脅威」「900〜800年前にもみ消された」「ジョイボーイが生まれた国」といったことが明らかになっています。

以上を踏まえると、「ある巨大な王国」とは、「Dの一族が住んでいた国」と予想できます。また、「ある巨大な王国」とはそのネーミングそのままに「古代の巨人たち」が住んでいた王国なのではないでしょうか？？

つまり、「ある巨大な王国」とは、Dを名前に持つ古代巨人族が住んでいた王国であると考えています。

戦争の時代を想起させる

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また、「古代巨人族」についてはエルバフ編にてロードが次のように語っています。

古代巨人族は戦争の時代を
想起させてしまうからと

出典： 尾田栄一郎(株)集英社「1137話〝シャムロック登場〟」

つまり古代巨人族が生きていた時代は、戦争が起きていたことが考えられます。

では、その時代とはいつのことなのでしょうか？それは、おそらくは空白の100年のことでしょう。すでに作中では、この100年の期間の中で、後の世界政府となる一団がジョイボーイの一団と戦争をしていたことが明らかになっています。

つまり、このジョイボーイの一団には古代巨人族もおり、その時期の戦争から「古代巨人族は戦争の時代を想起させる」という印象が生まれたのではないでしょうか？

世界政府と敵対していた？

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古代巨人族は、政界政府と敵対していたことが考えられます。それは、古代巨人族のハラルドが住んでいたエルバフが世界政府非加盟国であったことから考えられます。

また、Dの一族は「神の天敵」とも呼ばれ、世界政府のトップであろうイム様もDの一族を敵視している描写が描かれました。つまり、世界政府と対立していたのが、「古代巨人族」と「Dの一族」であることがわかります。

これらのことから、そもそもDの一族とは、元々は古代巨人族で構成される一族だったとも予想できます。

またDの一族は、下記の記事でも考察しています。

【ワンピース】Dの一族の一覧や考察｜笑うことや正体について、「Dawn(夜明け)説」や「月の民説」など【ネタバレ注意】

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「ロキは古代巨人族の力を持つ」説

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ここでは、「ロキが古代巨人族の力を持つ」説について解説していきます。次の3点に沿ってご紹介していきます。

・ロキの特徴
・「巨大な戦い」の古代巨人枠
・ハイルディンと2人船長になる？

1つずつみていきましょう。

ロキの特徴

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ロキの容姿を見てみると、一般的な巨人よりも体が大きいことや、大きな角が生えているという古代巨人族の特徴を持っています。また、古代巨人族の血を引くハラルドの子供であることも明らかになっており、ロキも古代巨人族の血を引き、その力を持っていると考えられます。

「巨大な戦い」の古代巨人枠

出典： gamepedia.jp

作中では、今後物語のクライマックスに「一大事件」が描かれることが示唆されています。それが語られたのは下記のナレーションです。

〝麦わら〟ルフィの子分にと名乗り集った曲者７人
この先 各個に成長を遂げ…いずれ歴史に名を残す「一大事件」を引き起こすのだが…
今はまだ…誰も知らない物語

出典： 尾田栄一郎(株)集英社「ワンピース80巻800話“子分盃〟」

この一大事件は作中における最終決戦となることが予想できます。そして、この事件に麦わら大船団の一員が関係することを考えると、巨人族や小人族、足長族や手長族など、多くの種族がこの戦いに参加することとなります。

これらを考えると、この「一大事件」は作中の全種族が参加する戦いになると考えられます。ロキは、この戦いにおける「古代巨人族」の枠として参加するのではないでしょうか？

ハイルディンと2人船長になる？

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また、ハイルディンは「大きな角」などの古代巨人族の特徴はあまり見られませんが、ハラルドの子供であることが明らかになっているため、彼もまた古代巨人族の力を持っていると考えられます。つまり、現状作中で存命である、古代巨人族の血を引く人物は「ロキ」と「ハイルディン」の2人であることがわかります。

また、今までに登場した巨人は2人組で描かれることが多々ありました。例えば、「ドリー・ブロギー」「オイモ・カーシー」「ヤルル・ヨルル」といった人物です。

以上から、今後ロキとハイルディンは、古代巨人族の血を引く新巨兵海賊団の2人船長になると考えています。

古代巨人族の既出情報

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ここでは、古代巨人族の既出情報についてまとめています。次の5項目に沿って記載しました。

・巨人族よりも大きい
・角が生えている
・純血はいないが、血を引く者たちはいる
・世界政府が研究していた
・戦争の時代を想起させる

1つずつ見ていきましょう。

巨人族よりも大きい

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古代巨人族の体の大きさは、巨人族よりも3倍以上の大きさを持つことが明らかになっています。作中で初めて初登場した古代巨人族「オーズ」は、身長が67mという脅威の大きさを持っていました。

角が生えている

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古代巨人族には、頭に大きな角が2本生えていることがわかっています。この大きな角は、今まで登場してきた古代巨人族にはもちろんついていますが、その他にもカイドウやヤマト、マゼランなど体の大きさが古代巨人族のように大きくない人物にも生えているケースがあります。

彼らは古代巨人族の血を引いているのでしょうか？

純血はいないが、血を引く者たちはいる

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作中の現在において、「古代巨人族は純血はいないが血を引く者たちはいる」ことが明らかになっています。これが明らかになったのはエルバフ編でのロードの発言です。ハラルドの説明の際に言及がありました。

「血を引く者たち」も古代巨人族のような「大きな体」や「角」、「牙」といった特徴を持っているのでしょうか？

世界政府が研究していた

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パンクハザードにて、世界政府は古代巨人族をつくる実験をしていたことが明らかになっています。また、この実験の失敗作として登場したのが百獣海賊団にいた「ナンバーズ」です。

戦争の時代を想起させる

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古代巨人族は、「戦争の時代を想起させる」存在であることも明らかになっています。これが明らかになったのは、ロードが語った次のセリフです。

古代巨人族は戦争の時代を
想起させてしまうからと

出典： 尾田栄一郎(株)集英社「ワンピース1137話〝シャムロック登場〟」

では、古代巨人族はいつ誰と戦っていたのでしょうか？明かされる日を楽しみに待ちましょう。

古代巨人族のキャラクター

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ここでは、作中で登場した古代巨人族・もしくは古代巨人族の血を引いているキャラクターをご紹介します。次の4キャラクターについてまとめました。

・オーズ
・リトルオーズjr.
・ナンバーズ
・ハラルド

1人ずつみていきましょう。

オーズ

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スリラーバーク編にて、ゲッコー・モリアが操るゾンビとして登場しました。古代巨人族の登場としては作中初めてのキャラクターです。

約500年前の人物で「国引きオーズ」という肩書きがあり、討ち取った国ごと自分お領土に持ち帰ったという伝説が語られています。また、身長は67mで享年は159歳であることが明らかになっています。

リトルオーズjr.

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頂上戦争で登場した、白ひげ海賊団の傘下にあるリトル海賊団の船長です。1つ前に紹介したオーズの子孫と言われ、エースと関わりがあったことも判明しています。

ナンバーズ

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パンクハザードで実験され、つくられていた古代巨人族の研究の失敗作です。カイドウが買い取って百獣海賊団の一員となりました。戦闘力は高いものの、知性や言語能力が低いことが明らかになっています。

ハラルド

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エルバフ編で初登場した、古代巨人族の血を引いている1人です。ウォーランド王国の元国王で、ハイルディンとロキの父親であることがわかっています。古代巨人族の特徴である角を「古代巨人族は戦争の時代を想起させてしまうから」という理由で引きちぎったことが判明しています。

またハラルドについては、下記の記事でも考察しています。

【ワンピース】 ハラルド王について｜裏切り？元神の騎士団説、古代巨人族との関連など【ネタバレ注意】

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まとめ

以上が、古代巨人族の考察・既出情報でした。

今後物語の根幹を担ってくることはほぼ確実ですが、その正体はいまだ謎が多いのが現状です。古代巨人族がワンピースの最終章にどうかかわってくるのか、楽しみに今後の展開を待ちましょう。