本記事は『ONE PIECE』に登場するルフィの故郷である「フーシャ村」の解説・考察です。シャンクスが拠点にしていた理由や、何か知っていそうな村長「ウープ・スラップ」のことを考察しています。
本記事は『ONE PIECE』の単行本最新巻のネタバレを含みます。
フーシャ村とは
フーシャ村とは、東の海「ドーン島」の辺境にある村です。
ルフィの冒険の出発地というだけに終わらず、
- 村長の意味深な台詞
- シャンクスが一時期に拠点にする
これらの伏線が未だに回収されていません。さらには「シャンクスの左腕を食いちぎった近海の主が強過ぎる」と回を追う毎に、近海の主の強さにも焦点が当たっています。
村長は何を知っているのか?シャンクスの目的は何だったのか?その真相を考察していきます。
村長の正体
結論から言うと、村長「ウープ・スラップ」の正体はガープの兄と考察します。以下から解説していきます。
- ガープの家系を知っている
- ガープはフーシャ村に肩入れしている
- ドラゴンの出身がゴア王国
- 村長とガープの共通点
- エースを黙認
- フーシャ村の異常な地理
- 「夢か運命か」
ガープの家系を知っている
出典: one-piece.com
村長は「親子3代(ルフィ、ドラゴン、ガープ)どうかしとるわい」とガープの家系を知っていました。しかしガープの家系は一部の人間にしか知らない情報です。
ガープからルフィの血縁関係が明かされた時には、一味や海軍一同も驚愕していました。そんな重大な情報をどうして村長は知っていたのか?
可能性としてはガープと近しい人間、例えば兄弟などが挙げられるでしょう。
ガープはフーシャ村に肩入れしている
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これまでガープはフーシャ村で以下の活動をしていました。
- 頂上戦争後、不安定な世界情勢を危惧して、村に「警備 海軍本部中将ガープ」の標識を建てる
- 全盛期に何らかの経緯でダダンと知り合い、山賊として罰せずに見逃す
- 休暇中に滞在
休暇中に滞在する程ガープにとって心が休まる場所である事は、フーシャ村がガープにとって大切な場所、例えば故郷と考えるならば特別肩入れするのにも腑に落ちます。
ガープの天竜人嫌いは元貴族だったから?
出典: one-piece.com
ドラゴンの出身はゴア王国と判明しています。つまり、父親であるガープは元王族、もしくは貴族の可能性が高いです。
しかしゴア王国はと言うと、人を人として見ないような傲慢な人間達が暮らす環境でした。ゴア王国の王族であるサボも、そうした環境に嫌気がさして家出していました。
ガープも天竜人を「ゴミクズ」と称しており、直属の部下になるのを嫌って、大将の打診を断っています。サボのように元貴族という出で立ちだったのであれば、ここまで天竜人を嫌う理由にも説明が付くでしょう。
そして兄の村長も同じような志を持っていたとすれば、島の辺境にあるフーシャ村にまで住まいを移したと結びつけられます。
村長とガープの共通点
村長とガープは、ルフィに対する姿勢で2つの共通点があります。
キャラ |
海賊王の夢 |
愛情表現 |
---|---|---|
出典: one-piece.com 村長 |
「村の恥」 と吐き捨てる 最後まで海賊になるを反対していた |
ヒグマに襲われた時に、土下座して金を渡そうとするまでして助けようとした |
出典: one-piece.com ガープ |
ルフィを海兵にするつもりだった 海賊になるのにも反対していた |
頂上戦争後、エースとルフィの件で怒るダダンに無抵抗に殴られ続けた |
経緯は不明ですが、どちらも海賊を嫌い、ルフィに対して不器用な愛情を抱いています。
エースを黙認
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村長は、コルボ山に住むダダンの元にエースが匿われていると知りながら黙認してます。さらには本来襲う側と襲われる側の関係にある筈の山賊に、物資を提供していました。
仮親となるダダンに事情を説明するのは止むを得ないとしても、一介の村長がロジャーの隠し子という重大な情報を持っているのは非常に不自然でしょう。
そして頂上戦争前に、エースの父親がロジャーと公表された時にはガープは苦虫を噛み潰したようにしていました。つまり、エースの情報を知る村長は、ガープに信頼されている決定的な根拠になります。
ロジャー海賊団の関係者は処刑対象
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ロジャー海賊団の関係者は、女子供問わず処刑対象です。
エースの母親であるルージュは、ロジャーがガープに秘密裏に依頼したおかげで保護されました。他にもロジャー海賊船を造船したトムは政府に発見後、即死罪を言い渡されていました。
フーシャ村の異常な地理
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ドーン島は、ゴア王国と山に挟まれたグレイ・ターミナル(不確かな物の終着駅)で大半が占められており、フーシャ村はそれらに属さない辺境にある村です。
一見すると穏やかな環境ですが、山からは山賊の脅威、沖合には近海の主が睨みを効かせており、普通ならままならない生活を余儀なくされるでしょう。
しかし、フーシャ村の住民は豊かとまでは言えずとも、不自由無い程度の生活を送っています。これには海軍の英雄と称される、ガープの名声が影響していると考えられます。
例えばガープの名前を使って、特別な輸入ルートを確立しているなどが挙げられるでしょう。
そこまでしてガープが肩入れするには、フーシャ村に特別な思い入れがあるか、村に大切な人がいるなどが考えられます。
ルフィについて何か知っている
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マキノ
『でもあの子(ルフィ)の夢だもの…心配?』
ウープ・スラップ
『…”夢”か…”運命(さだめ)”か…』
ルフィに関する夢と運命は以下のように解釈できます。
夢…海賊王
運命…麦わら帽子を巡る運命、またはDの一族の運命
→「ルフィの夢だからなのか…それとも、これも麦わら帽子やDの一族の運命なのか」
麦わらの帽子やDの一族に関する情報を知る者と言えばロジャー海賊団の関係者か、Dの一族でしょう。村長がガープの兄ならば、ロジャーの情報もガープ伝手に知っていたり、Dの一族に心当たりがあるのもピッタリ当てはまります。
シャンクスが拠点にしていた理由
出典: one-piece.com
シャンクスがフーシャ村を拠点にしていた理由を、3つの視点から考察します。
- ゴムゴムの実に相応しい人物を探していた
- エースを探していた
- 世界中を巡る旅の一環
ゴムゴムの実に相応しい人物を探していた
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シャンクスは13年前、政府の護送船からゴムゴムの実を略奪しました。そして、フーシャ村には12~13年前の1年間滞在しています。
ルフィに「あとどれくらいこの村にいるの?」と尋ねられた際には「あと2、3回航海したら」と答えていました。しかし、出航直後に「もうこの町へ帰って来ないって本当!?」とルフィが驚いていた事から、当初の予定より滞在時間が短くなったと読み取れます。
ゴムゴムの実に相応しい人物を探していたが、ルフィに食べられてしまったから長居する必要が無くなったのでしょう。
エースを探していた
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ロジャー海賊団解散後、ルージュはエースを身籠りました。処刑後、ルージュの身柄はガープに保護され、生まれたエースはダダンの元に匿われたという流れになります。
そこでシャンクスは、エースを探すべくロジャーの故郷でもある東の海のフーシャ村に目を付け、一時的に拠点としていたと考えられるでしょう。
ただし以下の点で矛盾します。
- エースがシャンクスに挨拶に出向いた際にはルフィの兄貴以上の認識がなかった
- ロジャーの息子を探す目的で拠点にするなら、故郷であるローグタウンも候補に挙がる
- ロジャー海賊団には、エースとルージュの存在を知らされていない可能性が高い
まとめると、やはりロジャー海賊団は息子の存在すら知らされていなかったと考えられるので、そもそも探そうとすらしないでしょう。よって、エースを探していた説は少々弱いです。
世界中を巡る旅の一環
シャンクスは、ロジャー海賊団見習い時代に世界中を回ると語っていました。
シャンクス
『おれは自分の船を持ったら、時間をかけて世界をみてまわろうと思ってる。勿論海賊としてだ』
世界中を旅する目的は以下のように考えられます。
- 海賊として知見を広げたかった
- 仲間を集めたかった
- 単純な冒険心
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またラフテル帰還後にシャンクスはロジャーと問答しており、その後号泣しています。そしてロジャー処刑後には、ラフテルを目指すのは保留にして、別の目的に向けて動き出そうとしていました。
ただし世界中を旅する事と、海賊王を目指す事は直接的な関連性は低いです。よって、突然の方針転換はフーシャ村とは無関係と言えるでしょう。
マキノが抱いていたのは誰の子供?
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結論から言うと、フーシャ村に度々登場していた赤ん坊はラッキー・ルゥの子供と考察します。以下から、どうしてラッキールゥの子供がフーシャ村に居るのか解説していきます。
- 赤髪海賊団は結婚式に参列していた
- 子供は親の弱点になる
赤髪海賊団は結婚式に参列していた
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赤髪海賊団は、背の高いサボテンが特徴の荒廃した島で開催された結婚式に参列していました。幹部が勢揃いしていましたが、ラッキー・ルゥの姿だけありません。暗にラッキー・ルゥの結婚式だったと伝えています。
他にも傘下の海賊やエレジアも該当します。エレジアは特にサボテンとの関係性はなく、傘下の海賊団についても憶測の域を出ません。
ミスG.Wが居た島との関連性
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ミスG.Wが居た場所も、背の高いサボテンが特徴のやや荒廃した島でした。
経緯を辿ると、B.Wの再興を企てる扉絵「ミスG.Wの作戦名”ミーツバロック”」にあります。内容はミスG.Wが各地でエージェントを集め、最終的にM.2がオーナーだったB.W本社「スパイダーズカフェ」と雰囲気の似た拠点に集結するという話でした。
ラッキー・ルゥの子供だとしたら、B.Wの女性社員である以下の人物が候補に挙がります。
- Mr.2
- ミスG.W
- ミスバレンタイン
しかし、赤髪海賊団とB.Wの関連性は全くと言っていい程希薄なので、3人とは無関係と言えるでしょう。
子供は親の弱点になる
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ドラゴンとくまは自身に危険が付きまとう関係で、ルフィとボニーを敢えて避けていました。くまはボニーの青玉鱗を治す条件に課された接触禁止令もありましたが、2人とも親子として再会する機会は何度もありました。
ラッキー・ルゥも同じように、子供に危険が及ばないようにフーシャ村に子供を預けたのではないかと考えられます。
ドラゴンとルフィの関係は、111巻に収録された「尾田っちが答える10問10答」内でも言及されています。
マキノはシャンクスと関係を持っていた?
出典: one-piece.com |
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マキノとシャンクスの間に生まれた子供との見方もできます。
シャンクスは酒好きで、情に厚く豪快で人情深い性格であり、傘下の女性海賊に誘惑されるくらいの色男です。一方で、マキノと特別な関係性を匂わせているシーンは特にありません。
また尾田栄一郎も、母親が不明、もしくは死亡してるパターンが多い件を尋ねられた際には「冒険と母は対義語」と回答しています。
筆者個人としても、女性関係と冒険を繋げてしまうとONE PIECEの作風と乖離してしまうため、あまり描いて欲しくないという願望もあります。
近海の主の強さ
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主にSNS上で話題になった「近海の主が強過ぎる」というテーマに対して解釈を広げてみましょう。夢の無い話になりますが、長期連載により力関係が崩れたからだと考えられます。
同じ人気作品であり、尾田栄一郎も尊敬する「ドラゴンボール」もピッコロ大魔王を倒して最終回を迎える予定でした。
しかし、集英社の要望により、最終的に魔人ブウ編まで連載されました。結果的にキャラのインフレが起こり、今ではかつて悟空のライバルだったクリリンなど完全に蚊帳の外です。
ONE PIECEの場合は衰えたとは言え、かつてロジャーと肩を並べた白ひげを中心に、2年後のインフレに飲まれてしまいそうな勢いです。
余談ですが、実写版ではより怪物に近い見た目で描写されています。
出典: www.youtube.com
近海の主の強さと付随するシャンクスの左腕が食われた一件は、以下の記事でも考察しています。
村長の意味深なシーンまとめ
ルフィへの言及
マキノ
『でもあの子(ルフィ)の夢だもの…心配?』
ウープ・スラップ
『…”夢”か…”運命(さだめ)”か…』
村長の一番の意味深なシーンと言えばこの台詞でしょう。
夢と運命を英訳すると、夢(Dream)運命(Destiny)とどちらも頭文字にDが付くのが印象的です。Dについてはイムから「近年各地に湧き出て来たDは、己の意味も知らぬ抜け殻共」と何らかの意味が込められていると分かっています。
またローの本名「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」のように忌み名がありました。
さらに黒ひげからは「人の夢は終わらねェ」と1ページ丸々使ったシーンでは、夢というキーワードを強調させたい意図が見受けられます。
ジョイボーイから続く麦わら帽子の系譜もあるので、村長の台詞の解釈は麦わら帽子か、Dの一族の宿命のどちらかを指していると言えるでしょう。
海賊嫌い
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作中では海賊は悪者というのが通説ですが、他のフーシャ村の住民はマキノ含めてルフィが初めて賞金首になったと報道された時に宴を開催するくらいに祝福していました。
シャンクスの一件もあったので、海賊は必ずしも悪者ではないと既に理解していたのでしょう。しかし村長だけは一貫して海賊嫌いを通して、宴を快く思わずルフィを厄介者のように扱っています。
かと思えば、ルフィがヒグマに襲われた時には土下座や金を渡してまで助けようとしていました。
海賊嫌いであり、ルフィに不器用な愛情を抱いているガープと非常に似た考えを持っています。
ガープとの関係性
出典: one-piece.com |
出典: one-piece.com |
村長とガープの関係で特に印象的なのは、エースが匿われていると知りながら黙認していた件です。エースの件を知っているのはガープくらいなので、村長はガープから教えてもらったことになります。
決定的なのがルフィの過去編でマキノと一緒にダダンの元に訪れたシーンです。ロジャー海賊団の関係者は政府の抹殺対象なので普通なら即座に通報するところですが、村長がしたのは物資の提供とルフィへ説教のみ。明らかに不自然な行動です。
出典: one-piece.com
またガープは海軍の英雄なので、フーシャ村でも「ガープさん」と頼りにされています。しかし唯一村長だけは「ガープ」と呼び捨てにしており、頂上戦争後のルフィの安否を尋ねるなど踏み込んだ質問もしていました。
さらにガープが黒ひげに捕えられ、行方不明と報道された際には「数々の伝説を作った男じゃぞ。心配いらん」との後にはマキノが抱えていた赤ん坊の笑い声に脊髄反射で「何がおかしい!」と怒っていた事から、内心では心配しているのが窺えます。
ガープも休暇や全盛期時代にもフーシャ村に度々訪れていました。
村長とガープがどのような関係なのか明言されていませんが、非常に親しい間柄なのは間違いないでしょう。
基本情報
名前 |
フーシャ村 |
---|---|
地理 |
東の海「ゴア王国」辺境 |
村長 |
ウープ・スラップ |
特色 |
村の至る所に風車がある |
初登場 |
アニメ:4話〝ルフィの過去!赤髪のシャンクス登場〟 漫画:1巻1話〝ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-〟 |
関連人物
モンキー・D・ルフィ
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ご存知フーシャ村出身の少年。
シャンクス、エース、サボとの出会いなどルフィを語る上でフーシャ村の出来事は欠かせません。
フーシャ村に居た経緯は、ガープがドラゴンに頼まれた線が濃厚です。
シャンクス
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まだ四皇でない12~13年前に滞在していました。当時の懸賞金は10億4,000万ベリー。(現在は40億4,890万)
海賊でありながら特に住民から警戒されておらず、帰港の際には迎えが用意されていたりと、マキノを中心に友好的な関係を築いてました。
モンキー・D・ガープ
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フーシャ村には休暇やルフィとエースの稽古など、パトロール以外でも度々訪問。同じドーン島にあるゴア王国は出身地に関わらず足は運んでおらず、フーシャ村に特別な思い入れがあると示唆されています。
山賊のダダンとは全盛期からの付き合いで、当時はロジャーへの思いを語っていました。
ウープ・スラップ
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「ウープ・スラップ」は村長の本名です。
一介の村長でありながら、ルフィの出生を知っているかのように匂わせたり、エースが匿われた件も黙認するなど謎の多い人物。
マキノ
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酒屋「PARTYS BAR」を経営する村娘。
ルフィやエースの相談役になったり、頂上戦争後に起きたガープとダダンの騒動にも仲介するなど、心優しく気丈な女性。
村長と赤ん坊の世話をしていましたが、村長との親子関係や、マキノが出産したかどうかは不明です。
ダダン
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フーシャ村から離れたコルボ山に住む山賊。
ガープに頼まれ、エースとルフィの仮親になります。最初は厄介ごとを押し付けられ、問題ばかり起こす2人を敬遠していましたが、数々の困難を乗り越える内に実の親のような愛情を抱くようになりました。
ガープとは全盛期に捕らえたが見逃された事で借りを作り、半ば脅迫めいた形でルフィとエースを任せられました。
ヒグマ
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ヒグマ山賊団の棟梁。
かつて歯向かって来た56人を殺害した経緯を持ち、懸賞金は800万ベリー。
赤髪海賊団を撒いた功績から、実はとんでもない実力を秘めているのではないかと一部で噂されています。※ほとんどネタ的な扱いを受けている点に注意してください。
ウタ
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赤髪海賊団に襲撃された船の宝箱に紛れていた少女。
身寄りが無く、シャンクスが親代わりとなりました。フーシャ村ではルフィの良きライバルとして一緒に生活します。
エレジアに同行した際に意図せずトットムジカを復活させてしまい、騙し討ちする形でシャンクスと別れました。アニメオリジナル1029、1030話ではフーシャ村での生活していた様子が描かれています。
出典: one-piece.com
近海の主
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フーシャ村沖合に生息する海王類。ある意味でルフィの初めての敵。
シャンクスの左腕を食った張本人ですが、17歳に成長したルフィによって、あっさり撃退されました。
ゲーム『From TV Animation ONE PIECE とびだせ海賊団!』版では雌の個体が登場します。
ギョル、チキン
ギョル |
チキン |
---|---|
出典: one-piece.com |
出典: one-piece.com |
魚屋「UO」を経営する夫婦。通称ギョルおじさん、チキンおばさん。
絵に描いたような熟年夫婦で、夫婦揃ってルフィを見送っていました。
まとめ
真偽は不明ですが、ONE PIECEは当初5年程度の連載期間が予定されていたようです。また尾田栄一郎は「最後は決めている。そこまでどう辿り着くかは決めていない」と回答しています。長期連載化により、フーシャ村のように序盤で張られた伏線がどんどん引き延ばされてしまったのでしょう。
逆に言うと、一向に触れられないのはフーシャ村関連は重大な伏線だったと言えます。
余談ですが、「夢か運命か」の台詞を中心に、村長はWT100で37位という異例の大出世を遂げています。物語を鍵を握る老人という立ち位置は、ミステリー系では定番とも言える人気な立ち位置なので、最後の人気投票でも沸かせてくれるかもしれませんね。
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。