「ジャンプフェスタの作者コメントの意図、読み取れましたか?」
ジャンプフェスタ2026『ONE PIECE』ステージで発表された今後の展開を示唆する作者コメントが注目を集めていました。
この記事では、原作で未判明の出来事や、これまでの映画の公開スパンを例に、次回のアニメ映画の内容・公開時期、原作の今後の展開を予想します。
その他ジャンプフェスタで発表された情報もまとめています。
本記事は『ONE PIECE』最新巻および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
ジャンプフェスタより今後の展開に言及
出典: one-piece.com
2025年12月21日 千葉・幕張メッセで開催されたジャンプフェスタ2026『ONE PIECE』ステージでは、作者「尾田栄一郎氏」のコメントをルフィの声優を務める田中真弓さんが代読されました。
大阪万博のマスコットキャラ「ミャクミャク」の小ネタを取り入れつつ、主に次の内容について言及されていました。
- 現在、海外向けのプロジェクトが最低4つ進行中
- 実写版シーズン3の撮影が開始された
- 新作のアニメ映画が製作中
- 火の傷の男や海賊王にしか辿り着けなかった島など、原作の今後の展開を示唆
- 高齢となったため体調に気を付けながら務めていく
ファンの間で特に注目を集めているのが、アニメ映画と原作の今後の展開です。
ここでは、未判明の出来事やこれまでの映画の公開スパンを例に、次回のアニメ映画の内容・公開時期と、原作の今度の展開について予想します。
次回のアニメ映画はどんな内容になる?
「皆さんが興味あるだろうネタ」との匂わせ方には、原作で未判明の出来事と暗に示しています。
また、今後ストーリーと密接にかかわるネタも原作で取り扱うべき内容になるので、麦わらの一味関連の出来事は候補から外れるでしょう。
既に最新作の映画『ONE PIECE FILM RED』でも、ウタとシャンクスを中心に物語が展開していたため、麦わらの一味以外が主役ではない作品が描かれる布石が打たれています。
そんな次回のアニメ映画では、主に次の3つが候補になっています。
- シャンクスとミホークの決闘
- ゴッドバレー事件の深掘り
- ナミの出生の秘密
ひとつずつ見ていきましょう。
【候補1】シャンクスとミホークの決闘
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出典: one-piece.com |
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「読者が興味あるネタ」「映画の主役が務まるくらい格があるキャラ」で連想するのは、シャンクスでしょう。
シャンクスは原作最新話で一部の謎が判明しつつも、未だ謎が多いキャラです。
そんなシャンクスとかかわりの深いミホークも同様に謎が多く、特に2人が過去に激突した伝説の決闘は未だに詳細不明なままです。
45巻434話では、白ひげより「シャンクスとミホークの決闘は伝説と語り継ぐ者も少なくない」とまで語られていました。
シャンクスとミホークはどう知り合ったのか?決闘に至るまでの背景は?と、一度は考えたことがないでしょうか?
また、ミホークは四皇海賊団であるクロスギルドの実質的なトップとも言え、映画の主役が務まるだけの格が備わっています。
【候補2】ゴッドバレー事件の深掘り
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原作最新話では、ロックスの過去を中心にゴッドバレー事件に踏み込んでいました。
シャンクスが宝箱に入っていた謎や、ドラゴンが海軍を脱退した経緯など一部判明しましたが、ダイジェスト形式だったため、各キャラの細かな心情や背景までは深掘りされていませんでした。
また、ロジャー、ロックス、白ひげ、ガープと伝説級のキャラが数多く登場しているのもポイントです。
映画一本に収める内容として申し分なく、大迫力の群青劇が期待されますね。
【候補3】ナミの出生の秘密
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ナミは唯一、麦わらの一味で出生の謎が残されたままです。
出身地はオイコット王国とだけ判明しており、とある戦場跡地で義姉ノジコが赤ん坊のナミを拾い、海軍だった義母ベルメールに助けられる形で3人は出会いました。
なぜナミとノジコが居た島は戦場になっていたのか?ナミの天性の航海術は何らかの血筋が影響しているか?など、大きな疑問が未だに残っています。
しかし、映画でナミの出生の秘密を扱う場合は、必然的にナミが赤ん坊姿で登場することになり、主役はベルメールかノジコとなってしまい、企画的な弱さがあります。
題材自体がニッチなことあり、他の候補と比べるとやや可能性は低いでしょう。
映画の公開時期はいつ?
映画の公開時期は現時点で未発表となっています(2026年1月時点)。
これまで約3~4年スパンで公開されており、最新作の『ONE PIECE FILM RED』が2022年公開だったため、早ければ2026年に公開されるでしょう。
しかし、「超気長に待って」と順調とは言えない製作状況に触れていたので、年内に情報が解禁されれば良い方ですね。
火の傷の男はどう登場する?
出典: one-piece.com
年内に火の傷の男が登場する予定にあると、今度の展開に期待を高めています。
ここでは、これまで挙がっていた火の傷の男の情報から、原作でどう登場してくるかを予想します。
- 最後のロードポーネグリフを隠し持っているとされてる
- ローに心当たりがあった
- 黒い船に乗っているとの目撃情報が挙がっている
- 渦を操る能力者の可能性が高い
- 政府関係者だとシリュウが予想
どこかの海賊団が海上で遭遇する
火の傷の男の目撃情報で挙がっているのは、黒い船、渦を操るなど、海上でなければその特徴が分からないようなものでした。
逆に言えば、火の傷の男の登場シーンは海上であると確約されているようなものです。
流れとしては、どこかの海賊団が海上で火の傷の男が乗る黒い船に遭遇し、一瞬にして渦に飲みこまれてやられてしまうシーンが描かれるなどの展開が考えられますね。
ローを救出しての登場
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ハートの海賊団は、黒ひげ海賊団との対決に敗れて以降、船員のほとんどが生死不明となり、船長のローはベポに救出されて現在は生死不明となっています。
ローが命にかかわるような重傷を負ったとも示唆されており、火の傷の男が話題に挙がった際に、ローは意味深に顔を伏せているコマが挿し込まれていました。
もし、ローが火の傷の男と過去に何らかのかかわりを持っていたとすると、ローの危機を察知して助けに来てくれるかもしれません。
ちなみにベポに関しては生存が判明しており、包帯姿で登場していたため、現在はどこかでローを治療している可能性が高いです。
誰と誰が遭遇する?
「会う事のなかったあいつとあいつが遂に遭遇」「あいつとあいつも遭遇」「来年は遭遇祭り」と最低2組の名だたる人物同士が出会う展開を示唆していました。
これまで出会うことが無く、今後の展開に強く影響を与えそうな組み合わせとしては、次の4組が候補になります。
- ルフィ × シャンクス
- ルフィ × ドラゴン
- イム × ドラゴン
- 黒ひげ × バギー
ルフィ × シャンクス
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「会う事のなかった~」という文脈で、まずルフィとシャンクスを思い浮かべた方は多いのではないでしょうか?
実際、2人は絶対に再会しないように作為的に物語が進行されています。特に印象的なのは、頂上戦争において、シャンクスが意図的にルフィとの再会を避けたシーンです。
ラッキー・ルゥ
『お頭ァ10年振りのルフィだぞ!一目見ておかねェのか?』
シャンクス
『一目…会いてェなァ。』
(立派な海賊になったら帽子を返す約束の回想)
『今会ったら約束が違うもんな』
出典: 『ONE PIECE』59巻580話〝終戦〟
ルフィは、今やシャンクスと肩を並べられるほどの海賊に成長したので、既に立派な海賊の条件は十分クリアしています。
エルバフ編でも、ルフィはロキにシャンクスの居場所を聞こうとしていたこともあり、再会を期待していました。
今年中にエルバフ編が終わり、ロキ関連のいざこざも解決した後、シャンクスの居場所を教えてもらったルフィが遂にシャンクスと再会するのではないでしょうか?
ルフィ × ドラゴン
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出典: one-piece.com |
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ルフィは父親であるドラゴンの顔を新聞で目にするまで知りませんでした。
理由は「子は親の弱点になる」というドラゴンの懸念から、意図的に親子としてかかわることを避けていたためでした。
また、ドラゴンは親子関係が漏れないよう徹底しており、政府の極一部の者しか知りませんでした。作中で初めて2人の親子関係が判明したのも、ウォーターセブン編でガープが不意に漏らしてしまったためです。
つまり、ルフィとドラゴンも出会わないように作為的に物語が展開されていたことになり、出会う事のなかった組み合わせに適していると言えるでしょう。
イム × ドラゴン
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出典: one-piece.com |
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直接的に明言はされていないものの、現在、聖地は革命軍の襲撃を受けて火の海になるほどの混乱状態に陥っているとソマーズ聖やイム様の台詞から判明しています。
ドラゴンは、ベガパンクの配信を通して「市民が安全な場所を奪い合う」という懸念から天竜人との決着を急いでいました。
海軍 UMITシッピング本社を偵察していたラフィットも、聖地への物資輸送が革命軍の妨害により完全に滞っていると黒ひげに報告していました。
このまま革命軍が快進撃を続ければ、イム様が待つパンゲア城にも辿り着き、ドラゴンとイム様の直接対決が繰り広げられそうです。そうした意味では、順当とも言える組み合わせです。
黒ひげ × バギー
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現在、四皇海賊団の動向がおおよそ触れられていましたが、クロスギルドだけひとつなぎの大秘宝の争奪戦への参戦以外に詳しい状況が分かっていません。
また、クロスギルドは他の四皇海賊団と比べて大きく後れを取っているというのが現状です。
クロスギルドに足りていない要素は具体的には次の3つです。
- 古代文字の解読ができる人物(プリンの誘拐)
- ロードポーネグリフの回収(黒ひげの留守などを狙って写しを盗む)
- 戦力の補強(ミホークと過去に関係があった、ペローナとモリアが空いている)
いずれも、クロスギルドが黒ひげ海賊団を奇襲すれば達成できてしまいますね。
バギーは他の海賊団との戦闘は避けて、財宝だけを横取りにするという算段を立てていたので、正攻法での対決はしないであろうというのも大きな要素になっています。
ハチノスにはガープも幽閉されているので、クロスギルドがハチノスに潜入した際にはガープも解放して、黒ひげ海賊団をこれでもかと引っ掻き回しそうです。
遂にラフテルに上陸する?
出典: one-piece.com
「海賊王しか行きつけなかったあの島へ!?」には、ラフテル or 水先島(ロードスターとう)関連のイベントを示唆していますが、まだ未回収の伏線がいくつも残っています。
ラフテルには「全てがあった」とおでんの書記から明らかになっているので、どこかの海賊団が上陸するという展開は難しそうです。
シャボンディ諸島で麦わらの一味とレイリーが出会った際には、ロジャー海賊団の過去に踏み込んでいました。
これまでのペース的に、エルバフ編が完結して、レイリーと同じようにギャバンの回想などでロジャー海賊団とラフテルに軽く触れる展開が予想されますね。
また、4つの内、3つのロードポーネグリフを回収しており、既にラフテルは射程圏内です。
過去の経験を通して、ギャバンはラフテルに関する何らかのヒントをルフィ達に与えそうです。
去年(2024年)の作者コメント
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去年のジャンプフェスタ2025の作者コメントでは、長年フランキーの声優を務めていた矢尾一樹さんの交代を惜しみつつ、次のように言及していました。
- アニメ25周年イベントへの言及
- 『ONE PIECE FANLETTER』や実写版の感想
- 今後、原作・アニメ・映画・実写の全てに力を入れる意向
- ある男の登場によりエルバフの静寂が破られる
- 何者かが他の海をかき回す
ここでは、原作の進行度と作者のコメントがどの程度一致していたのかを照合していきます。
静寂を破った男 = イム様?
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静寂を破った男とは、恐らくイム様を指していたのでしょう。
イム様が登場する前から神の騎士団が暗躍していましたが、ドリーやブロギーなどの洗脳を始め、イム様の手によってエルバフ中は完全に混乱状態に陥りました。
冥界に居たルフィ達も、イム様の異常な覇気を感知して交戦状態に差し掛かろうとしており、イム様はエルバフ全土に多大なる影響を与えた人物として真っ先に名前が挙がります。
他の海をかき回した男は不明なまま
静寂を破った男がイム様とおおよそ判明していた一方で、他の海をかき回すと言われた男については、該当人物が不明なままです。
ジャンプフェスタ2025以降は神の騎士団の暗躍とハラルドとロキの回想シーンが大半だったので、前提としてエルバフ以外がほとんど描かれていませんでした。
回想のみに登場していたロックス、ロジャー、シャンクス、ハラルドに関しては「他の海にも異変が」に文脈的な違和感が生じてしまうため、候補から外れるでしょう。
作者本人は「最後は決めている。そこまでどう辿り着くかは決めていない」とバラエティ番組に生出演した際に発言していたので、途中で展開を変えた可能性が考えられます。
そうした経緯を踏まえると、今年のコメントも話半分程度に聞くのが良いかもしれません。
その他ジャンプフェスタの発表内容
ジャンプフェスタ2026の『ONE PIECE』ステージでは、作者コメント以外にも今後の展開や新プロジェクトなどを発表していました。
- アニメのエルバフ編は4月5日に放送開始する
- めざましテレビで『CHOPPER’s』というオリジナルアニメが開始する
- アニメ25周年記念の全話ライブプロジェクト『ANYTIME ONE PIECE』を再実施する
- 実写版のチョッパーとロビンの声優が決定した
- 実写版キャストに寄せられたスペシャルメッセージの公開
エルバフ編は4月5日から放送開始
アニメ『ONE PIECE』では、エルバフ編が2026年4月5日から放送開始します。
去年度末にエッグヘッド編が完結してから、原作との兼ね合いとクオリティアップのため1~3月は休止期間となりました。
また、今年度の放送回数も最大26話に削減されます。これは総集編を設けず、より濃縮した内容にするための措置とのことです。
新プロジェクト『CHOPPER’s』
2026年1月5日より、めざましテレビにてオリジナルアニメ『CHOPPER’s』の放送が決定しました。
現実世界に飛び出したチョッパーという設定で、日々の暮らしやお出かけするチョッパーを見て楽しむというほのぼのとしたアニメとなっています。
全話ライブ企画『ANYTIME ONE PIECE』
去年に引き続き、アニメ全話ライブ企画『ANYTIME ONE PIECE』の再実施が決定しました。
最新話放送後も順次反映される形式になっており、巻き戻し再生にも対応しています。
アニメを見逃した方や最新話の内容に一気に追いつきたいという方に特におすすめの内容となっています。
実写版チョッパー、ロビンの声優が決定
実写版『THE ONE PIECE』のチョッパーとニコ・ロビンの日本語吹き替えは、アニメ版と同じく大谷育江さんと山口由里子さんに決定しました。
一部の敵役はアニメ版と異なる声優が起用されていますが、麦わらの一味やシャンクスなどの主要メンバーはアニメ版の声優と同じキャスティングがされています。
実写版キャストのスペシャルメッセージ
実写版『THE ONE PIECE』シーズン3の撮影開始に合わせて、ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジのいわゆる初期メンバー組のキャストから、スペシャルメッセージが公開されました。
撮影現場では、麦わらの一味のような和気藹々とした雰囲気で進行されていたりと、これまでのシーズンを通しての感想やシーズン3に対する期待を中心に語っています。
来年でエルバフ編は完結する?
ジャンプフェスタ2026も盛り沢山の発表内容やイベントが進行していましたが、原作ファンとしてはやはり作者コメントが示唆する内容が気になるところです。
本記事では次のような予想を立てています。
- アニメ映画の内容はシャンクスとミホークの伝説の決闘、ゴッドバレー事件の深掘り、ナミの出生の秘密が候補
- ルフィとシャンクスが遂に出会うかもしれない
- 火の傷の男は、ローを救出するか形で登場するか、とある海上で顔見せ程度で終わると予想
- ラフテルはギャバンの回想で触れられる可能性が高く、同時にエルバフ編も完結する
全体的に去年より情報が多く、ハイペースで進行されると予想されますね。
もしくは、エッグヘッド編のように視点が二転三転し、情報量が非常に多くなるパートになるかもしれません。





































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