ズームハックとは?
制作側が意図したズームアウトの範囲を超え、より広い範囲を映し出す技術のこと。周りを広く見渡すことができることから、MMORPGやシューターなどのゲームをプレイする際にきわめて有利に作用する。一方、ズームハックはゲーム本来に実装されている機能ではなく外部ツールに頼ることから、オンラインゲームでは禁止されていることが多い。
FF14では再三の警告も
人気MMORPGの「ファイナルファンタジーXIV」でも、ズームハックを含む外部ツールの利用は利用規約において禁止されています。ツールの利用が確認された場合、アカウントの一時停止や永久停止などのペナルティが与えられます。
そのような厳しい対応がたびたび公言されているにも関わらず、ズームハックの利用報告は跡を絶ちません。背景には、FF14のいわゆる「レイドレース」の過熱化があることは間違いないでしょう。高難易度レイドをいかに早くクリアするかを競うもので、多くのプレイヤーが参加します。
非公式ながら一部はスポンサーが付いた大会として開催され、賞金が出るものもあります。ただし多くは賞金もなく、純粋に名誉としての高速クリアを目指すケースがほとんどです。それだけに、不正を働いてまで名誉を得ようとするプレイヤーには、呆れにも似た厳しい視線が注がれます。
絶オメガ検証戦でもズームハック疑惑
2023年1月に追加された高難易度コンテンツ「絶オメガ検証戦」でも、最速クリアを報告したチームでズームハックが使われたのではないかとの疑惑が持ち上がりました。
とある日本チームが世界初のクリアを成し遂げたとの報告をしましたが、ズームハックを利用したかに見える画像や映像が公開されました。同チームは攻略配信をしておらず、メンバーの一人は外部ツールの利用を認めた上で、不正アクセスによる動画の流出を主張しました。
ゲームの高速クリアを目指すRTA(リアルタイムアタック)の世界的コミュニティでは、タイムの登録にあたって記録動画の公開を義務付けており、その信頼性を高めています。FF14のレイドレースはプレイヤーの自己申告に委ねられているため、外部ツール利用の問題は今後もくすぶり続けることでしょう。
ウルトラワイドモニターも一部で人気
一般的なワイドモニターは16:9の画面比ですが、横方向がさらに広い「ウルトラワイドモニター」と呼ばれるモニターが、FF14プレイヤーの間では人気を集めています。こちらは過去に誤ってBANされたケースがあるものの、外部ツールに該当しないため規約違反ではありません。
ウルトラワイドモニターを使用することで、単純に横方向をより広く見渡せるほか、画面内の各種文字情報(HUD)がより外側に移動することにより、視点を大きく動かさずとも敵の攻撃やギミックに対応できるシーンが多くなります。
ワイドモニターと比べて価格が高い、対応していないゲームも多いなど考慮すべきことは少なくありませんが、よりよいプレイ環境を手に入れたいならひとつの選択肢になるかもしれません。
ズームハックの動画
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FF14 高難易度コンテンツ廃止のお知らせw
ぶっちゃけ高難易度プレイヤー全員消えても大勢に影響ないだろ
悪評からの顧客離れや社会から白眼視されるリスク考えれば切り捨てた方が健全
お客は大事だが選ばないと店たたむ羽目になる