otpとは?
「one trick pony」の略で、「ひとつの技しか使えない子馬」と略される。ゲームにおいては、1人のキャラクターを使い続ける人に対して使われる。チーム構成の柔軟性を妨げるという考え方から、批判の意味を込めて使われることが多い。ただし近年では、1人のキャラクターを極めてどのような状況にも対処するプレイヤーを称賛する意味で使うこともある。
スキル向上にはotpもあり
ネガティブな意味で使われることが多いotpですが、ひとつのキャラクターを使い続けることは、ゲームのスキルを向上させる上で決して悪いことではありません。
技の性質や立ち回りなどを集中的に習得できるメリットは大きく、事実として格闘ゲームのプロプレイヤーは代名詞となるキャラクターが存在することがほとんどです。レート戦に挑戦する際も、ある程度のところまではotpのほうが効率よく勝ち進むことができるでしょう。
チーム編成で問題が生じることも
キャラクターの数が限られており、かつ同キャラ選択が不可能なシステムを採用している作品の場合、otpでしか対応できないプレイヤーは非常に厳しい状況に追い込まれます。
味方が先に自分のotpキャラクターを選択してしまえば、普段使うことのないキャラクターを使わざるを得なくなります。また、野良マッチでotpしかできないプレイヤーが集まり、チームバランスが偏り勝つのが難しくなるなんてこともあるかもしれません。
使いやすいキャラクターをつくるのは悪いことではないのですが、タイプの異なるキャラクターもある程度使えるようにしておくと、キャラクター選択でストレスを溜めることも少なくなるかもしれません。
オーバーウォッチにおけるotp
オンライン協力型のシューターゲームである「オーバーウォッチ」では、他の作品と比べてもotpが嫌われやすい傾向にあるようです。
キャラクターごとの相性がはっきりしているゲーム性に加え、試合の途中でキャラクターを変更することが可能であるため、1人のキャラしか使わないotpは嫌われがちです。もちろん、otpであっても確かな実力があれば問題とはなりませんが。
ゲームに慣れないうちは複数のキャラクターを使いこなすことは難しく感じることでしょう。しかし、オーバーウォッチで上を目指すためには越えなければいけない壁と言えます。
otpの動画
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