ハイドとは?
「隠れる」を表す英語。主にシュータージャンルのゲームにおいて、敵から見つからないように身を潜め、建物の中などに隠れる行為を指す。現状の装備で戦っても勝ち目がなかったり、実力差があったりする場合、正面から戦うのではなく物陰に隠れてやり過ごすこともあれば、奇襲を仕掛けて勝利を収めることを狙うこともある。
逃げではなく戦略の1つ
FPSで正面から撃ち合うのではなく隠れると言われると、消極的な戦い方であると感じる人もいるかもしれません。
しかし、ハイドはゲームに戦略性をもたらすための重要なテクニックとして、ハイドが利用されることを前提としたステージデザインやキャラクターづくりがなされていることがほとんどです。
正面から撃ち合うだけのゲームであれば、勝敗を分けるのは火力の高さや正確に射撃するテクニックです。それはそれで面白いのかもしれませんが、ハイドを一つの要素としてゲーム内に加えることで、戦い方に多様性をもたらします。
特にバトルロイヤル(バトロワ)ジャンルのシューターでは、目の前にいる敵を倒してそれで終わりではなく、こちらが弱ったところを狙うプレイヤーもいる可能性も考える必要があります。
ハイドからの攻撃で自身のダメージを抑えることは、より上を目指すために必要な心がけと言えます。
隠れるだけではだめ
ハイドは、ただ人目のつかないところでじっとしているだけの行動ではありません。上級者であればあるほど、他のプレイヤーが潜んでいそうなところは入念にチェックしますから、決して安全とは言えずむしろ狙われやすい可能性すらあります。
他のプレイヤーから見つかりづらい場所に陣取るのはもちろんのこと、周りの様子には常に目を配り、危険が迫っていないかよく確認しましょう。
他プレイヤーの姿や気配を感じたら、視線に入らないようこっそり移動しつつ、待ち伏せして攻撃のチャンスをうかがうか、別の安全な場所に移動するようにしましょう。
もちろんその際には、足音を立ててばれるなんてことがないようにする必要があります。
ハイドでポイント稼ぎの是非
個人、あるいはチームで戦うバトルロイヤルでは、戦闘を避けて隠れることで順位を上げてポイントを稼ぐのも、ひとつの戦略となることがあります。
チーム戦で自分一人だけが生き残ってしまったような状況では、チームメイトからハイドの指示が飛ぶこともあるでしょう。
戦いを避けることでポイント稼ぎができるようなシステムには批判が寄せられることも多いのですが、それがゲームのシステムとして許容されている以上、プレイヤーがそれを利用するのはやむを得ない部分もあります。
ハイドの動画
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