【ワンピース】フィガーランド・シャムロックはケルベロスの能力者?基本情報から伏線をまとめて解説【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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ONE PIECE

シャンクスは双子

ロキについて

ガープの死

くまの死

ベガパンクの死

イム様の正体

軍子について

ギャバンについて

ハラルドについて

ロックス海賊団

黒ひげ海賊団

神典(ハーレイ)

エルバフ

ロッキーポート事件

ゴッドバレー事件

Dの一族

108巻

109巻

110巻

111巻

112巻

エルバフに突如現れた神の騎士団団長「フィガーランド・シャムロック」

シャンクスと瓜二つな容姿、謎の能力ケルベロス、五老星との謁見、1121話のシルエットなど、その正体は敵か味方か?

この記事では、シャムロックのプロフィールの解説から能力や正体、シャンクスとの関係性などを考察しています。

本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。

フィガーランド・シャムロックとは?

フィガーランド・シャムロックとは、天竜人(世界貴族)の中でも上位の神の騎士団団長を務める人物です。

実の父親であるフィガーランド・ガーリング聖は、以前は神の騎士団最高司令官に在籍(現在は五老星[科学防衛武神])しており、親子で組織の2トップを連ねていました。

同じくガーリング聖の息子であるシャンクスとは双子。外見は瓜二つですが、利き腕や立場は真逆です。

初登場時、本誌では「フィガーランド家 シャムロック」と紹介されていましたが、コミック版では「シャムロック”聖”」と修正されています。

プロフィール

本名

フィガーランド・シャムロック

悪魔の実

不明

年齢

39歳

所属

神の騎士団団長

出身

西の海 ゴッドバレー

家族

父:フィガーランド・ガーリング

双子の弟:シャンクス

誕生日

3月9日

星座

うお座

初登場

1134話〝フクロウの図書館〟

これまでの活躍

主な活躍はエルバフ編での軍子と島内の潜入活動。

エルバフを世界政府の指揮下に置くという最終目的に向けてロキを神の騎士団へのスカウトしたり、エルバフの子供達を誘拐しての脅迫を計画します。

ハラルドが治める島の西部のアウルスト城「王の間」から五芒星(アビス)で転移して、門番からロキの情報を無理やり聞き出し、ロキをスカウトしに冥界へ移動し、勧誘を断るロキに対して暴行を加えるなどして強制的に従わせようとします。

頑なに受け入れないロキを諦めてケルベロスを使って殺害を決行。その後は神の騎士団のソマーズ聖とキリンガム聖を新たに呼び寄せて、ゲーム感覚でエルバフの子供の誘拐を指示。

シャムロックは聖地マリージョアの緊急事態に対応するべく帰還しました。

 

38年前のゴッドバレー事件の回想でも赤ん坊の姿で登場。

ゴッドバレーの原住民である母親と、その住民に愛されていましたが、ガーリング聖に裏切られて母親は瀕死の重傷を負います。

その後、シャンクスとシャムロックを何とか取り返した母親がドラゴンに2人を託して死亡。

ドラゴンは島から逃がそうと奔走している途中、マッフィー宮に襲われてシャムロックのみ取り返されています。

 

名前や経歴の初公開はエルバフ編でしたが、シャンクスの経歴から世界会議編に登場していた可能性が高いです。

該当回のスタッフロールの表記はシャンクスでしたが、正体を隠すための措置だとしたら、声優はシャンクスと同じ池田秀一を担当している可能性があります。

本当だったシャンクスの双子説

シャムロックの初登場時にはシャンクス双子説が現実味を帯びてきましたが、最新話でシャンクスとの双子関係が確定しました。

双子説については、以下のような形で匂わされていました。

シャンクス双子説の匂わせシーンまとめ

  • マリンフォード頂上戦争時での瞬間移動したかのようなトリック
  • 五老星と謁見していたシャンクス似の人物に顔の傷が無かった
  • シャンクスは天竜人としての一面も持っていた

シャムロックとシャムロックの違い

シャムロックとシャンクスはローブ越しだと判別が付かない程似ていましたが、いくつか見分け方があります。

異なる点

シャムロック

シャンクス

性格

冷徹

熱血

利き腕

右利き

左利き

経歴

神の騎士団

海賊

髪型

三つ編みのハーフアップ

センターパート

一人称

シャンクスの好物はロブスターとキムチチャーハン。嫌いな物はブルーベリーだったので、この辺りも反対になってきそうですね。

ケルベロスの能力者?

出典: one-piece.com

これまで登場してきた神の騎士団は全員能力者でした。

悪魔の実は天竜人にとっても希少価値が高いようで、先住民一掃大会では目玉景品としてウオウオの実 幻獣種モデル「青龍」とニキュニキュの実が用意されていました。

神の騎士団は聖地マリージョアの警備も務めている戦闘部隊なので、神の騎士団に加入した時点で戦力増強目的で悪魔の実が与えられるのかもしれません。

またガーリング聖は非能力者の可能性が高く、神の騎士団を能力者でまとめるために五老星に昇格させたというのも考慮されていそうです。

剣が悪魔の実の能力者?

ケルベロスの能力は、シャムロック自身ではなく、剣から出現させていました。

ロキ「なんだそれ!?」 → シャムロック「私の剣だ」のやり取りからも、悪魔の実を食べたのは剣と考えられます。

動物系はほぼ確定

出典: one-piece.com

ケルベロスには動物系覚醒者特有の羽衣が付いていました。

なので、ケルベロスが悪魔の実の能力によるものなのは間違いないでしょう。

イヌイヌ系の幻獣種?

  • ケルベロスは犬
  • 架空の生物
  • 動物系

上記を総合すると、悪魔の実の名前は「イヌイヌの実 幻獣種モデル”ケルベロス”」と予想されます。

神話のケルベロスから能力予想

神話上のケルベロスは3つの頭を持ち、冥界を守護する地獄の番犬でした。

また3つの頭は地獄における三位一体の象徴として解釈され、「再生」「保存」「霊化」とそれぞれ死後の順序を辿る形で司っていると言われています。

体液はトリカブトと同等の毒性を持ち、その恐ろしさから地獄の炎というあだ名も付けられています。

 

悪魔の実に落とし込むとしたら、以下の3つの能力が秘められていそうです。

地獄の炎のあだ名から「炎」

猛毒の体液から「毒」

死者の眠る地を管理する点から「魂」

緊急発進(スクランブル)という技では、ミサイルのように頭部を発射させて攻撃していました。

攻撃前には首輪を回転させてエネルギーを溜めているような描写もあります。

これらは炎の火力を使っての能力だったのではないでしょうか?

五老星と謁見していたのはシャムロック?

出典: one-piece.com

世界会議編では、シャンクスと思われる人物が五老星と謁見していました。

これまでシャンクスには瓜二つの双子が居るのではないかと考察されてきましたが、シャムロックの登場により五老星と謁見していた人物の答え合わせができるようになりました。

1.シャンクスがマリージョアに戻った時期

シャンクスは14年前以前に”一度だけ”マリージョアに戻っていました。

世界会議編はワノ国編とほぼ同時期に進行していたので、シャンクスが五老星と謁見した場合は時系列が完全に矛盾してしまいます。

2.顔の傷が無い

シャンクスのトレードマークである顔の傷は、五老星と謁見していた人物からは確認できませんでした。

これまでシャンクスの横顔のコマではしっかり描かれており、シャンクス本人だったのであれば、顔の傷が無いのは不自然な描写です。

つまり、顔の傷が無いシャムロックが謁見していたことになります。

作画ミスの可能性は?

「顔に傷が無かったのは作画ミスの可能性もある」

作画ミスについては、YouTuber「フィッシャーズ」と尾田栄一郎の対談が発端でしたね。

対談の中でシャンクス2人説について尾田栄一郎本人から「傷の書き忘れはよくあります」と、五老星と謁見していたのはシャンクス本人だったけど傷の書き忘れにより誤解を生む形になったという匂わせがありました。

しかし、基本的に作画ミスはコミック収録時に修正されます。

110巻を例に挙げると、S-スネークの髪色が「黒 → 白」、ロジャーの処刑時期「23年前→24年前」のように修正されていました。

つまり、作画ミスによる正体の匂わせの可能性は低いと考えるべきでしょう。

 

▼フィッシャーズと尾田栄一郎の対談

シャンクスと裏でつながっている?

センゴクに謎の好待遇を受けたシャンクス

出典: one-piece.com

シャンクスは頂上戦争終結時にエースと白ひげの弔いを申し出て、センゴクから「お前ならいい」と承認されていました。

本来であれば、ロジャーの息子であるエースと四皇海賊団の船長である白ひげの首は民衆にアピールできる最高の戦果です。

それだけの戦果を棒に振ってまで承認した裏には、少なくとも天竜人の影響があったと考えられるでしょう。

『ONE PIECE FILM RED』でも、五老星がウタの処遇について議論する際に「あの娘がフィガーランド家の娘でもか?」とフィガーランド家は特別視されていました。

シャンクスの好待遇には、父親のガーリング聖か兄のシャムロックがかかわっていていそうです。

シャムロックのシャンクスに対する印象

シャムロックはロキに顔が似ていると尋ねられた際に「…」と複雑な心境を匂わせつつ、「生き別れた弟」「ウス汚れた下界が好きらしい」と軽蔑しつつも弟に対する情を感じさせるやり取りがありました。

しかし、例え天竜人であっても、一般人に肩入れするような人物は断罪されてしまいます。

実際にミョスガルド聖がしらほしを誘拐しようとしていたチャルロス聖を殴り飛ばした天竜人殺害未遂事件でも、ミョスガルド聖はガーリング聖に「クズ」とまで罵られ、処刑されました。

そんなシャンクスを今でも弟として認識しているのは、今でも3人の親子関係が継続しているからではないでしょうか?

頂上戦争時の瞬間移動のトリック

出典: one-piece.com

頂上戦争にシャンクスは、まるで瞬間移動したかのように現れました。

海兵

『「新世界」にて”赤髪”が少々小競り合いを起こしたそうで』

モモンガ

『”赤髪”が!?何かの間違いじゃないか…なぜ今…相手は誰だ…!!』

海兵

『「四皇」の”カイドウ”です…!!この機に白ひげを討ち取ろうという”カイドウ”を”赤髪”が止めたのではという本部の見解で…皆冷や汗を流しました…!!』

出典: 『ONE PIECE』55巻533話〝LV4 灼熱地獄〟

海兵

『四皇カイドウとの小競り合いはつい昨日の事 その当人がもうここに!!?』

出典: 『ONE PIECE』59巻580話〝終戦〟

可能性としては以下の3つが挙げられます。

  1. 五芒星を使ってワープした
  2. 移動系の悪魔の実の能力を使った
  3. シャムロックが変装していた

    1.五芒星によるワープ

    出典: www.youtube.com

    五芒星によるワープは、マリージョアから遠く離れたエルバフだろうと瞬時に移動できる能力です。

    カイドウとの小競り合いがワノ国近辺で行われたと考えると、マリンフォードまでワープしたからと説明できます。

    しかし、五芒星によるワープはマークを持つ者でないと移動できない条件がありました。

    頂上戦争にはシャンクスだけではなく赤髪海賊団も集結していたので、赤髪海賊団が全員政府とつながっていて、マークを与えられたことになってしまいます。

    カイドウとの小競り合いの途中にシャンクスだけ移動した可能性もありますが、今度は赤髪海賊団の船員の前でシャンクスが突然現れたことになります。

    流石のシャンクスでも不信感を抱かれてしまいかねず、明らかに不自然です。

    またシャンクスは右腕であるベックマンにも知らせずに、政府の護送船からゴムゴムの実を奪ったこともありました。

    シャンクスは、船員達にすら何か隠していることがありそうですね

    2.悪魔の実の能力

    出典: one-piece.com

    赤髪海賊団、または海賊船「レッド・フォース号」に能力者が居るとの情報はありません。

    一説ではバラバラの実を食べていたバギーとシャンクスがラフテルで留守番していたのは、ラフテルに上陸する条件には非能力者のみだったからという説もありますが、現状では憶測の域を出ていません。

    3.シャムロックが変装していた

    出典: one-piece.com

    最も可能性が高いのは、シャムロックが変装していたからでしょう。

    シャムロックはローブ越しだとシャンクスと判別が付かない程似ているので、適当なものを被っていればシャンクスと誤認させられそうです。

    左腕の欠損も隠そうと思えばできなくもないでしょう。

    また百獣海賊団の参戦を食い止めにも成功していたので、シャムロックが変装していたとしたら、シャンクスに匹敵するぐらいの実力は持っていそうです。

    ゴムゴムの実の強奪が不問にされている

    出典: one-piece.com

    13年前、シャンクスは政府の護送船からゴムゴムの実を強奪していましたが、何故か不問にされています。

    襲った際に上層部に報告しない条件で見逃した可能性はありますが、当時CP9のフーズ・フーは責任を取らされて投獄されています。

    フーズ・フーの心境としては、どうせ捕まってしまうなら少しでも罪を軽くするために自白してしまうのが自然ではないでしょうか?

    なので、シャンクスにゴムゴムの実を奪われた件は報告済みと考えられます。

    しかし、センゴクから好待遇を受けていたりとゴムゴムの実の強奪の件は明らかに考慮されていません。

    天竜人の中でもトップクラスの権力を持つ神の騎士団などの圧力や、もみ消しでもあったのでしょうか?

    出典: one-piece.com

    1121話のシルエットはシャムロック?

    出典: x.com

    110巻1121話〝時代のうねり〟では、ひとつなぎの大秘宝に近付いているであろう人物一同が紹介されていました。気になるのは、画像右下に居る正体不明の人物です。

    当時は未登場だったシャムロックの武器と同じサーベルで、シャンクスの双子の兄と超重要性人物です。

    しかし、剣を握っている手が左側。つまり、左利きである点に注意が必要です。

    シャムロックは左側に帯刀しており、シャンクスとは逆の右利きでした。シルエットの特徴と明確に異なってしまい、少なくとも正体はシャムロックではなさそうです。

    中には満を持してのヒグマ再登場説もまことしかやにつぶやかれていますが…現時点では登場機会を伺っている新キャラ説が濃厚です。

    【確定】白ひげに傷を付けたのは…

    出典: one-piece.com

    マリンフォード頂上戦争前にあった白ひげとシャンクスとの会談では、白ひげから気になる発言がありましたね。

    エドワード・ニューゲート(白ひげ)

    『てめェの顔見てると、あの野郎から受けた傷が疼きやがる』

    出典: 『ONE PIECE』45巻434話〝白ひげと赤髪〟

    あの野郎とは、シャンクスと瓜二つのシャムロック?はたまた若い頃のガーリング聖?

    答えは、実は既にファンブック『ONE PIECE YELLOW』で判明していました。

    白ひげの体に残る傷は、ロジャーとの激戦の証であり、忘れ得ぬ思い出…。

    出典: 『ONE PIECE YELLOW』

    三つ葉「シャムロック」から見る家族関係

    パンゲア城

    ブラーニー城

    出典: one-piece.com

    出典: www.expedia.co.jp

    「シャムロック」には、シロツメクサやコメツブツメクサなどの三つ葉を総称した意味もあります。

    さらにアイルランドでは、聖パトリック教会がキリスト教を布教する際にシャムロックの三つ葉を例に三位一体を説明していたこともありました。

    他にも、アイルランドにあるブラーニー城とパンゲア城の構造が似通っている点も見逃せない要素です。

    三位一体とは?

    世界の創造主である父なる子キリスト、人間の姿となって顕現した子なる神イエス、人々の心に宿る聖霊の3体が本質的には1つの神であるという教え。

    フィガーランド家も三位一体?

    三位一体の意味にある「父なる神キリスト」「子なる神イエス」「聖霊」も、それぞれフィガーランド家に落とし込めます。

    ガーリング聖:父なる神キリスト

    シャムロック:子なる神イエス

    シャンクス:聖霊

    ガーリング聖は父として2人を導き、シャムロックは子としてガーリング聖に続き、シャンクスは神(天竜人)ではなく人として生きる道を選んだ…というように解釈できます。

    マリンフォード頂上戦争でシャンクスが瞬間移動したかのようなトリックの裏には、シャンクスとシャムロックが通じているからであったり、そのシャムロックも神の騎士団団長として父親の跡を継いでいってます。

    一見するとバラバラに見える三人ですが、三位一体にある教えを通して目的や思想などは一致しているのではないでしょうか?

    フィガーランド家による逆襲が始まる?

    能力や家族関係など、シャムロックはまだまだ謎の多い人物です。

    弟のシャンクスに対しては軽蔑しつつも、兄弟仲を肯定していたりと僅かな情を匂わせていました。

    特に頂上戦争での瞬間移動のトリックの種が、シャムロックの変装だったとしたら、2人の協力関係は明白になります。

    ガーリング聖も先住民一掃大会で「見ていろ子供達」と子供に対しての愛情が感じられたので、親子の絆はあるでしょう。

    既にガーリング聖とシャムロックは五老星と神の騎士団のトップで、天竜人の中でもトップクラスの権力者です。

    全てはイム様からの信頼を得るために内部に組み込む策略だとしたら、最終盤にはフィガーランド家による逆襲劇が始まりそうですね。

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