本記事では「Dead by Daylight(デッド・バイ・デイライト)」10月28日に告知されたVer.6.4.0パッチノートについまとめています。
目次
忙しい人向けのまとめ
次回6.4.0アップデートで、以下の変更が行われる予定です。
カスタムマッチで生存者BOTを呼び出せる機能を実装
1人で殺人鬼を練習したり、4人以下でもフルメンバーのマッチが組めたりするようになります。
破壊可能壁、パレット、地下室のグラフィックを改善
破壊可能壁とパレット、地下室のグラフィックが改善されます。
懐中電灯 (目眩まし) の仕様を一部変更
殺人鬼が生存者をロッカーから引きずり出すとき、目眩ましを受けないように変更します。
殺人鬼が生存者を持ち上げるとき、0.25秒の目眩まし受付時間を追加します。
受付時間中に目眩ましに成功すると、持ち上げアニメーションが終わると同時に自動的にスタンして生存者が解放されます。
マッチメイキングシステムの機能改善
生存者は、仲間の戦績もレーティングの変動に考慮されるように変更されます。
例えば仲間を助けるために自分を犠牲にしたとき、マイナスが少なくなります。
中長期のお休み後にDbDに復帰したとき、数戦はレーティングが変動しやすく変更されます。
この調整でもし腕がなまっていても最適なレーティングに調整されやすくなります。
期限付きBANの厳罰化を行い、ルール違反者はより長期間ゲームができなくなるように
違反者に対して今まで以上にBAN期間が長くなります。
チート対策としてさらに脆弱性を修正し、チートの影響を制限するのに成功
今後も追加で対策を実施予定であり、実施後に詳細が公開される予定です。
カスタムマッチでのBOT機能について
1人で殺人鬼を練習したり、4人以下でもフルメンバーのマッチが組めたりするようになります。
カスタムマッチのホストはロビーの中央に表示されている「+」ボタンを押すと生存者BOTを呼び出せるようになります。
呼び出される生存者はランダムで決まるようです。
BOTのキャラクターを変えたいときは、ホストがBOTの名前をクリックすれば削除でき、再びBOTを呼び出すせるようになります。
6.4.0で実装されるのは生存者のBOTのみですが、将来的に各殺人鬼を相手にして1人で練習できるよう殺人鬼BOTも実装される予定です。
さらに、それ以外にも生存者BOTのキャラクターを選択できる機能やBOTのロードアウトを指定できる機能の追加も目指しています。
グラフィック改善
次回アップデートで破壊可能壁とパレット、地下室のグラフィックが改善されます。
破壊可能壁
パレット
地下室入口
地下室内部
懐中電灯の変更点について
ロッカーキャッチ時に目眩まし耐性がつくように
殺人鬼が生存者をロッカーから引きずり出すとき、目眩ましを受けないように変更されます。
一部のロッカーは周囲の地形の関係上、殺人鬼が生存者をロッカーから引きずり出すとき他の生存者が懐中電灯で目眩ましを与え、救助を行うことができました。
このような場面では殺人鬼側の対抗手段は限られていたので、次回アップデートで目眩まし体制がつくこととなりました。
ライト救助の判定緩和
ライト救助は「言うは易く行うは難し」であり、殺人鬼が持ち上げる瞬間に正しい位置にいる必要があるだけでなく、懐中電灯を点けるタイミングもシビアでした。
殺人鬼が生存者を持ち上げるアニメーションの終わりに、0.25秒の目眩まし受付時間を設けられます。
この受付時間の間に殺人鬼を目眩ましさせることに成功すると、持ち上げるアニメーションが終わった直後に殺人鬼がスタンし、生存者を落とすようになります。
この調整により今まで以上にライト救助が行いやすくなるでしょう。
マッチメイキングの改善について
チームベースレーティング実装
生存者にとっての勝利は、儀式から生きて脱出することです。
それを考慮すると、仲間を助けるため自らを犠牲にして命を落とすのは少し拍子抜けなように思えます。
そこで、次回アップデートで “チームベースレーティング” が実装され、この点が改善します。
チームベースレーティングにより、自分自身の戦績だけでなく、他の生存者の戦績もレーティングの評価に加味されるようになります。
この調整により仲間を助けるために処刑されてしまっても、レートの減少が抑えられるようになるようです。
中長期プレイしていなかったときのレート変動幅を増加
しばらくDead by Daylightをお休みして戻ってきたとき、カンが戻る前にお休み前の自分に近い腕前のプレイヤーと対戦するのは大変でした。
ブランクがあっても復帰がしやすくなるように、お休みから戻って来た後数戦はレーティングが変動しやすくなります。
この調整により、自分に最適なレーティングにより早く落ち着けるようになります。
期限付きBANの厳罰化について
期限付きBANは、嫌がらせやハラスメント、スポーツマンシップに反する行為を含め、軽度の違反行為に対して行われます。
マッチ中に切断することで与えられるマッチメイキングBANとは別のものです。
悪意ある行動を抑制するため、期限付きBANの期間を増やすことになりました。
- 期限付きBAN1回目: 24時間→48時間
- 期限付きBAN2回目: 48時間→1週間
- 期限付きBAN3回目: 1週間→1ヶ月
- 期限付きBAN4回目: 永久BAN (変更なし)
また、チート行為は即永久BANが行われます。
悪意ある行動が度を超していたり、繰り返し行われたりした場合、必要に応じ段階をスキップして上位の処分を行うこともあります。
処罰対象となる行為の一覧はこちらの記事「期限付きBANについて(DbD公式サイト)」をご覧ください。
チート対策についての続報 (実装済)
先日、チートに対する取り組みと今後のロードマップが共有されました。
発表から数週間が経った今に至るまでの間に、チートの影響を抑えるため脆弱性を複数修正されました。
- チーターが自身をフックに吊ることができる問題に対策を行いました。
- チーターが発電機を一瞬で修理できる問題に対策を行いました。
- チーターが2人目の殺人鬼としてマッチを開始できる問題に対策を行いました。
- チーターが複数のパークやアドオンをスタックできる問題に対策を行いました。
- チーターが懐中電灯の目眩ましの時間を延長できる問題に対策を行いました。
- チーターが発電機の修理進行度を一瞬で後退させられる問題に対策を行いました。
- マッチの異常な長期化を防止するため、マッチの最長時間を調整しました。
- “終局の崩壊” が終了した後、マッチを強制的に終了させる対策を実装しました。
- チーターが他のプレイヤーのロビーに侵入できる問題に対策を行いました。
- チーターがゲームをクラッシュさせられる問題に対策を行いました。
これらの対策を実施後、対策は有効であり、ひとまずチーターが行えることを制限することに成功したようです。
また、運営チームは他の脆弱性も複数特定しており、今後数週間にわたって修正が行われる予定です。
下記の表は、永久BANが行われたチーターの数を示したものです。
2022年の列は10月までのデータであり、年末まで伸びていくと思われます。
本実装は11月中、PTBは近日実装予定
Ver.6.4.0の本実装は11月中、PTBは近日実装予定です。
今まで通りであれば、本実装は11月23日(水)、PTBは11月2日(水)に実装と予想されます。
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