本記事では、Dead by Daylight(デッドバイデイライト)の生存者側のパークであるデッド・ハード(デッハ)について解説します。デッハは2022年7月20日に行われた大型アップデートVer.6.1.0のパーク調整で弱体化されました。
パーク調整後の変更点と評価
アップデートでの変更点
アイコン |
効果説明 |
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旧デッハ |
負傷時、アドレナリンを一気に放出して前方に素早くダッシュする。 ・発動中はダメージを回避できる。 |
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負傷時、アドレナリンを一気に放出して攻撃を我慢する。 ・走っているときのみ発動可能 |
パーク調整では、前方にダッシュする効果とダメージを回避できる効果が削除され、0.5秒間の我慢のステータスを得るという効果が新たに追加されました。我慢状態で攻撃を受けると深手状態になるため、一撃だけ攻撃を耐えることができます。
新デッド・ハードの評価
新デッド・ハードはダッシュ効果が削除され、我慢時間が0.5秒という非常に短い時間になってしまったため以前に比べるとやや扱いにくいパークになりました。しかし、使いこなすことができれば強パークであることに変わりはなく、現環境で猛威をふるっているナース、ブライト、プレイグ対策として有効です。デッド・ハードは深手状態では発動できず、また成功すると深手状態になるため、深手を付与するキラー(リージョン、デススリンガー)や特定のパーク、医療キットのアドオン「止血剤」とは相性があまり良くありません。
デッドハードが調整されたことで、以下の使い方ができるようになりました。
- キラーの渇望を切る
- 我慢状態の負傷ブーストで距離を取る
- 負傷状態でも味方の肉壁をしやすい
旧デッド・ハードと比べると、以下の使い方ができなくなりました。
おすすめの発動タイミング
近くに板や窓枠がないとき
旧デッド・ハードと同様の使い方です。近くに板や窓枠がないとき、キラーの攻撃に合わせてデッド・ハードを発動させられれば負傷ブーストでチェイスポジションまで行くことができます。キラーの中にはデッド・ハードを警戒してなかなか攻撃してこない人や、警戒せずに即攻撃してくる人など様々いるので、試合の中で相手の特徴をつかむようにするとタイミングがうまく合い成功しやすいです。
板を倒すときに相打ちしそうなとき
板を倒すときに相打ちしそうなときは、板を倒すと見せかけてデッド・ハードを発動させましょう。キラーは相打ちをねらって溜め攻撃をしてくることが多いので、成功しやすいです。何度かこの方法を使われたキラーは、同じ場面でデッド・ハードを警戒して板前で溜め攻撃しないようになることが多いです。状況に応じ、あえて使わずに温存しておくことで読み合いが増えてチェイス時間をより延ばせます。
板・窓枠を乗り越え中に攻撃を受けそうなとき
板・窓枠を乗り越え中に攻撃を受けそうなときに使うのも有効です。すでに倒れている板や窓枠を乗り越えると見せかけてデッド・ハードを使い、我慢状態で一発攻撃を耐えた後で負傷ブーストを発動させてキラーから距離を離しましょう。
旋回した後
旋回した後にデッド・ハードを発動させる方法です。サバイバーはデッド・ハードがないために旋回しているとキラーに思わせることが出来るため、ただデッド・ハードを使うよりも有効です。旋回のやり方に関しては、以下の記事を参考にしてください。
サバイバー向け チェイス中の旋回テクニック|キラー側での対策も解説
ブライト・鬼などが突進攻撃をしたとき
ブライトや鬼などが突進攻撃をして来ると同時にデッドハードを発動させれば、攻撃を1発耐えることができます。どちらのキラーも高速移動して攻撃してくるので、当たり判定が通常よりやや伸びます。そのため、攻撃が当たるより少し早めにアビリティ発動のボタンを押せば成功しやすいです。
ナースがブリンク攻撃をしたとき
ナースのブリンク攻撃に合わせてデッド・ハードを発動させられれば、攻撃を1発耐えられます。他の疲労系パークではブリンク攻撃に太刀打ちできないことがほとんどのため、ナース対策をしたい場合はデッド・ハードをつけるようにしましょう。
山岡凛のフェイズウォーク解除後
山岡凛(スピリット)はフェイズウォークを解除すると同時に攻撃をしてくることが多いです。そのため、フェイズウォーク解除後すぐにデッド・ハードを発動することで成功させやすくなります。
遠距離攻撃をされたとき
ハントレスの手斧、プレイグの汚濁の吐瀉などで攻撃されたときにデッド・ハードを発動させる方法です。デッド・ハードが発動している0.5秒の間に遠くから来る攻撃を受けなければいけないため、非常に難易度は高いです。しかし、成功すればキラーから距離を離すことができます。とくにハントレスは移動速度が4.4m/sであり、追いつかれるまでの時間を稼ぎやすいので有効です。
味方の肉壁をするとき
パーク調整により、旧デッド・ハードよりも味方の肉壁をしやすくなりました。負傷状態のまま味方の後ろにピッタリとくっつき、キラーの攻撃に合わせてデッド・ハードを使うことでカバーができます。通電後の救助合戦や、ラストの味方のカバーでとくに有効な方法です。
注意すべきポイント
旧デッハのタイミングでは成功しにくい
旧デッド・ハードの前方にダッシュする効果がなくなったため、板や窓枠に間に合わせるために使うやり方が出来なくなりました。そのため、前述したようなタイミングで使わなければ成功率は非常に低いです。
ステインが見えるまでは発動させない
キラーのステイン(赤い光)がサバイバーの後方に見えるまではデッド・ハードを発動させないようにしましょう。キラーの溜め攻撃が届く範囲はステインの範囲とほぼ同じため、ステインが見えていないのにデッド・ハードを発動させても不発に終わりやすいです。
深手状態では発動しない
新しくなったデッド・ハードは深手状態では発動しないため、注意しましょう。特にリージョンやデススリンガーと対峙したときに、この仕様を知らないとチェイスでミスしやすいです。また、自分が救助されたときに5秒間我慢のステータスがつきますがこの間に攻撃を受けないようにしましょう。攻撃を受けてしまうと深手状態になり、デッド・ハードを発動できなくなります。救助された後はキラーのいる方向とは真反対に距離をとるようにしましょう。
深手状態は回復しておく
深手状態になったら、非チェイス時にすぐに回復するようにしましょう。深手を放置していると、時間経過でダウンしてしまいます。また、深手状態のままでいるとデッド・ハードが発動できなくなるためパークを生かせなくなります。
成功時は障害物にぶつからないように注意
キラーの攻撃を受ける瞬間にデッド・ハードを発動させることがてきたときは、負傷ブーストで移動速度が上昇するため障害物にぶつからないように注意しましょう。せっかくデッド・ハードが成功しても、距離が離しにくくなってしまうのでチェイス時間を延ばせなくなります。
新デッハと相性の良いパーク
ウィンドウズ・オブ・オポチュニティ
ウィンドウズ・オブ・オポチュニティ
ケイト・デンソン
ウィンドウズ・オブ・オポチュニティ(オポチュニティ)は板・窓枠の位置が可視化されるためデッド・ハードと相性が良いです。板や窓枠に間に合わないときにデッド・ハードを成功させて距離を離し、オポチュニティでチェイスポジションを探してそこへ最短距離で向かうことができます。
決死の一撃
決死の一撃
ローリー・ストロード
発動中に殺人鬼に捕まった場合、スキルチェックに成功すると殺人鬼の手から逃れ、殺人鬼を3秒間怯ませることができる。
・スキルチェックに成功しても失敗しても、決死の一撃は無効になる
殺人鬼を怯ませた後、自分がオブセッション状態になる
・脱出ゲートが通電するとパークとその効果が解除される
発動中、以下の目立つアクションを行うと決死の一撃は無効になる。
・発電機の修理
・自分または他の生存者の治療
・トーテムの浄化
・フックの破壊
・フックから救助
・オブセッションになる確率が上昇する
・オブセッションの対象は一度に1人のみ
決死の一撃は深手状態でも発動するため、デッド・ハードと相性が良いです。デッド・ハードと決死の一撃を両採用すれば、本来であれば吊られてしまう場面を一回のチェイスで二度回避することも可能です。
逆境魂
逆境魂
共有
負傷状態の時、修理・破壊工作・治療・フックからの救助・乗り越え・浄化・ゲートの開放・開錠の速度が3/6/9%上昇する。
逆境魂は負傷状態であれば発動するため、同じく負傷状態で発動するデッド・ハードと相性が良いです。
新デッハと相性の悪いパーク
オフレコ
オフレコ
ザリーナ・カッシル
発動中、あなたのオーラは殺人鬼に視えず、怪我の痛みによるうめき声が100%減少し、我慢のステータス効果を得る。
発動中、以下の目立つアクションを行うか脱出ゲートが通電するとオフレコは無効になる。
・発電機の修理
・自分または他の生存者の治療
・トーテムの浄化
・フックの破壊
・フックから救助
オフレコ発動中に攻撃を受けると深手状態になってしまうため、デッド・ハードを発動できなくなってしまいます。
ソウルガード
ソウルガード
シェリル・メイソン
瀕死状態から治療されるか回復すると、4/6/8秒間我慢のステータス効果を得る。
呪われている間、瀕死状態から完全回復することができる。
この効果は30秒間のクールタイムがある。
ソウルガードで這いずりから起き上がった後に攻撃を受けると深手状態になってしまうため、デッド・ハードを発動できなくなってしまいます。
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