【ワンピース】ゲッコーモリアは死亡した？生きている？若い頃からの時系列まとめ、今後の活躍も予想【ネタバレ注意】

「モリアって死亡したの？」

黒ひげ海賊団に捕まり、ペローナに解放される直前まで描かれたモリアですが、その後の詳しい動向についてはまだ分かっていません。

この記事では、これまでの時系列を整理しながらモリアが死亡しているのか生きているのかの解説と、扉絵で言及された正体について考察しています。

再登場するとしたら、どのように活躍するかも予想しています。

モリアは死亡した？生きている？

出典： one-piece.com

1180話以降のモリアの動向は最新話でも言及されておらず、その後どうなったかまでは分かっていません。

元々アブサロムを探すためにハチノスに乗り込んでいたので、解放された後はペローナと一緒にどこかで身を潜めていると考えられます。

モリアの過去～現在の時系列まとめ

ゲッコー海賊団時代

出典： one-piece.com

23年前のモリアは、ゲッコー海賊団船長として活躍しており、ワノ国鈴後にて、百獣海賊団と戦争して敗北したと言及されています。（96巻969話〝バカ殿〟より）

当時は異様に伸びた首と縫合跡が無く、刀を持っていました。恐らく百獣海賊団との戦いが原因で首に傷を負ったのだと考えられます。

現在刀を使っていないのも、カゲカゲの実を手に入れて戦闘スタイルが変化したのかもしれません。

また、カイドウから生き延びたという点で一定の評価がされました。

リューマの墓を荒らす

出典： one-piece.com

百獣海賊団との戦争と同時期に、リューマの墓荒らし事件が起きています。次の理由から、犯人はモリアだと凡そ判明しています。

• 将軍ゾンビ化したリューマを使役していた
• ゾロがリューマの墓を荒らした犯人だと疑われた際に「まあモリアだろうな」と推測

どうしてリューマの墓を荒らしたの？

モリアがリューマの墓を荒らした理由は、百獣海賊団との戦争で部下を失ったトラウマが原因と考えられます。

ルフィとの戦いでは、「新世界での航海途中に有能な部下達を失い、ゾンビに執着するようになった」と語っていました。

また、意外にも仲間とは非常に友好的な関係を築けています。

• 麦わらの一味に敗れた後、アブサロムとホグバックが危険を承知でモリアを救出していた
• ペローナに敬愛されている
• 連絡が途絶えたアブサロムを心配して探しに行った

当時はルフィの様に「自力と野心に溢れていた」と本人も語っています。

そんなモリアだったからこそ、部下を失った喪失感に耐え切れずにゾンビに執着するようになったのかもしれません。

スリラーバーグで麦わらの一味に敗北する

出典： one-piece.com

モリアが最も活躍したスリラーバーグ編では、麦わらの一味と奪った影を巡っての戦いが繰り広げられます。

麦わらの一味に敗北した後は、バーソロミュー・くまに助けられる形となり、くまと一味が戦っている最中にアブサロムとホグバックに救出されて、島から脱出しています。

頂上戦争後、行方不明に

出典： one-piece.com

王下七武海はマリンフォードに招集されていたため、モリアも頂上戦争に参戦していました。

エースまであと一歩のところまで迫ったリトルオーズJr.に止めを刺したり、戦場の死体を操ってゾンビ軍団を率いて交戦します。

乱入したルフィへ復讐しようと影の兵士を仕向けますが、海水を操るジンベエに阻まれていました。

影は塩が弱点なのもあって相性は最悪で、巨大化して対抗するも敗北し、その後は目立った活躍はありませんでした。

センゴクから終戦宣言されたコマでは満面の笑みを浮かべており、死体や影は大量に補充できたのでしょう。

しかし、その後に何者かから指令を受けたドフラミンゴに急襲されます。

ドフラミンゴと政府の思惑

出典： one-piece.com

戦争後、ドフラミンゴはCP0と思われる人物に、重傷を負わせたものの、途中で「パっと消えた」と止めはさせなかったと報告しています。

モリア抹殺指令は政府との裏取引が関係していたらしく、「面白いから」受けたと語っています。

指令を出した人物については、一般天竜人やイム様がモリアを名指しするとは考えにくいので、五老星か神の騎士団からの指令でしょう。

原因として考えられるのは、ワノ国の関係者だと発覚したからだと考えられます。

扉絵「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」でも、モリアがワノ国の侍だったと示唆されており、危険性ありと判断したのでしょう。

また、ドフラミンゴの悪行が発覚したのを機に王下七武海を撤廃され、代替の戦闘員としてセラフィムが各地に派遣されるようになりました。

モリアは他の王下七武海と比較すると、実力的にやや劣っていたのも相まって人員整理も兼ねて排除しようとした可能性もありますね。

戦死報道は嘘の情報だった

戦争終結後にモリアは戦死したと報道されました。

しかし、ミホークから「戦場ではまだ生きていた」との目撃情報が挙がっており、実際は虚偽の報道でした。

アブサロムの暗躍

出典： one-piece.com

モリアがドフラミンゴから逃げられたのは、次の理由から、スケスケの実の能力を持つアブサロムが関係していました。

• ドフラミンゴ談「突然パッと消えた」「カゲカゲの実にそんな能力あったか？」
• 71巻SBSより「アブサロムは頂上戦争に居合わせていた」との回答

頂上戦争後のアブサロムはフリーライター「アブサ」と正体を隠して報道陣に潜り込み、モリアとは定期的に連絡を取っていたようです。

しかし、ハチノスで黒ひげ海賊団に殺され、スケスケの実の能力をシリュウに奪われてしまいます。

ちなみにキッド海賊団、オンエア海賊団、ホーキンス海賊団の海賊同盟の特集記事を書いたのもアブサロムでした。

死亡キャラまとめ

【ワンピース】最新死亡キャラ一覧｜生存・生死不明キャラの動向やビブルカードの内容まで【ネタバレ注意】

続きを読む

モリア率いるゾンビ軍団の襲撃事件

92巻925話〝ブランク〟では、頂上戦争後に行方不明だったモリアがゾンビ軍団と襲撃事件を起こしたと報道され、生存が確定しました。

後にゾンビ軍団を率いてハチノスへ殴り込んでおり、襲撃事件の目的は戦力補強だと考えられます。

アブサロムを助けるためにハチノスへ潜入

襲撃事件を起こした92巻925話では、定期的に連絡を取っていたアブサロムがハチノスで消息を絶ったことが理由で、アブサロムを探しにゾンビ軍団を率いてハチノスに殴り込んでいます。

「ティーチはどこだ」と暴れ回っている際中、アブサロムに変装していたデボンとスケスケの実の能力を奪ったシリュウに騙し討ちに遭い、そのまま捕まってしまいます。

デボンから「死体ならあるけど持って帰る？」と煽られた際には、「てめぇらアブサロムを…!」と怒るシーンもあり、仲間想いなモリアの一面が表れていました。

ペローナに救出される

出典： one-piece.com

黒ひげ海賊団に捕まった後は、今度はペローナがモリアを助けに島に潜入しました。

途中、捕まっていたコビーに「助けるから奥の牢屋のモリア様を解放しろ」と交渉しており、コビーが脱獄していたことから、モリアも解放されたものと考えられます。

モリアの正体は光月の分家？

出典： one-piece.com

モリアの正体は扉絵連載「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」で光月家の一族「光月もりあ」だと間接的に触れられていました。

これまでも百獣海賊団との戦争やリューマの墓荒らしなど、ワノ国の関連性は示唆されていました。

扉絵の伏線

【ワンピース】 扉絵連載の伏線について｜エネルやゲダツ、ヤマト、クロッカスなど今後の展開予想も(2/11更新)【ネタバレ注意】

続きを読む

光月もりあとは

出典： one-piece.com

光月もりあについて判明している情報は以下の通りです。

元は海賊だった点や出身、鈴後での百獣海賊団との戦争など、モリアの経歴とほぼ一致しており、同一人物説が濃厚です。

リューマの墓荒らしもワノ国の内情に詳しかったのであれば、説明が付きます。

またスキヤキ、おでん、モモの助と光月家はワノ国の将軍の家系でしたが、光月もりあ一大名だったので、本家ではなく分家の可能性が高いでしょう。

実際にワノ国を旅立った霜月コウ三郎がシモツキ村を創設し、ゾロとくいなの誕生にもかかわっていたように国外に侍の血筋を繁栄させた例があります。

ワノ国を奪還するつもりだった？

出典： one-piece.com

光月もりあはワノ国に祀られていたり、「正義の海賊」「英雄」などと呼ばれているようにワノ国にとって価値のある人物だと分かります。

モリアも、23年前にゲッコー海賊団船長として百獣海賊団と戦争しており、敗北していました。

以降から首の縫合跡が見られるようになり、一度死んで、カゲカゲの実の能力で蘇生したのではないでしょうか？

光月もりあの遺体が見つからなかったトリックに説明が付きます。

元はルフィのような人物だったとモリア自身も語っており、百獣海賊団との戦争はカイドウの支配からワノ国を救おうとしていたからなのかもしれません。

「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」まとめ

扉絵連載「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」の内容は、ザックリ言うとワノ国を漫遊するヤマトの小冒険です。

全42回で、モリアの正体につながる回は以下のVol.38~40にあたります。

名前に隠された仕掛け

モリアの名前には光月家を示す仕掛けが施されていました。

モリアの十字架は光月家の名残り？

モリアの十字架の先端にある半円のようなデザインは、光月家の服装に刺繡された月のマークと少し似ています。

十字架は死体を操る能力者としての印象付けと考えられますが、半円のようなものは、月をモチーフにする光月家の名残を表していたのではないでしょうか？

▼月の刺繍は光月家の伝統？

出典： one-piece.com

おでんとの類似点

モリアとおでんを比較してみると、頭部のM字ハゲの形状が似ているのが分かります。鼻の形状も少し似ています。

23年前は、もっとおでんと似た見た目をしていましたが、百獣海賊団との戦闘に敗れてから首が異様に伸びて、現在の容姿になっています。

63巻SBSで描かれた幼少期の姿

出典： one-piece.com

63巻SBS内では、モリア含む王下七武海の幼少期の姿がまとめられています。

モリアは縫合された人形の足部をちぎって遊んでいる姿で描かれており、幼少期から死体やゾンビに興味を持っていたのでしょう。

また刀ではなく短剣を携帯しており、幼少期の姿だけではワノ国に通ずる部分はほとんどありません。

このことから、当初の設定では光月家との関連性を特に持たせる予定は無かったと考えられます。

逆に言うと、急な路線変更は、光月家の一族としての活躍を考えているからこそだとも言えますね。

モリアは今後どう活躍する？

現在生存がほぼ確定しているモリアですが、再登場時には次のような活躍が考えられるでしょう。

• クロスギルドに加入
• 黒ひげに暗殺される
• ペローナと一緒にワノ国へ戻る

腐っても元王下七武海なので最低限の活躍は見込めそうですが、本筋に大きく食い込む程の活躍は期待できないかもしれません。

しかし、超人系の悪魔の実は既に覚醒フラグが立っているので、潜在能力は高いです。

クロスギルドに加入

出典： one-piece.com

今後、モリアが最も活躍が見込めそうな展開はクロスギルドの加入でしょう。

クロスギルドにはシャンクスと互角の剣技を持つミホークが居ますが、総合戦闘力では他の四皇海賊団に明らかに劣ります。

バギーの意志は強く、ひとつなぎの大秘宝争奪戦には食い込んでくると思われるので、戦力補強も兼ねてモリアが加入する流れにあります。

クロスギルドのメンバー、システム解説

【ワンピース】クロスギルドのメンバーの動向と今後加入するキャラを考察｜懸賞金システムや手配書も【ネタバレ注意】

続きを読む

クロスギルドのポスターラフ画に…

出典： one-piece.com

『VIVRECARD～ONE PIECE図鑑～BOOSTER PACK 〝新世界〟の強者達!!』で掲載されたクロスギルドのポスターラフ画には、ペローナとよく似た人物が描かれていました。

ペローナは過去、ミホークと半同棲した仲でもあります（ミホークが居たところに勝手に住み着いた）。

孤独を好むミホークの性格的にすぐに追い返してしまいそうなところですが、わざわざ食事まで用意していたりと、意外に馬が合っていたのかもしれません。

そんなペローナは、現在モリアと一緒に行動している可能性が高く、ミホークつながりで一緒にクロスギルドに加入する可能性があります。

ミホークの過去について

【ワンピース】108巻の伏線とSBS情報の考察｜収録話や内容まとめ【ネタバレ注意】

続きを読む

他勢力とクロスギルドの戦力差が大きい

出典： one-piece.com

バギーの強引な計らいによって、クロスギルドの組織目標はひとつなぎの大秘宝になってしまいました。

しかしミホーク、クロコダイルは戦力的な観点から反対していました。

それもその筈、戦力として期待できそうなのはミホーク、クロコダイル、Mr.1くらいしか居ません。

ミホークが四皇クラスと仮定しても、麦わらの一味にすら負けかねない程の大きな戦力差があるというのが現状です。

そう言った戦力的な観点から見ても、モリアはクロスギルドにとって貴重な戦力になってくれるでしょう。

モリアは古代文字を解読できる？

出典： one-piece.com

光月家の古代文字の読み書きは一子相伝の技術です。モリアの正体が光月もりあだったとしても、ワノ国出身ではないので、教わっていない可能性が高いでしょう。

しかし、ワノ国の英雄が関係者に居るというネタと、おでんと間接的につながりがあるバギーの立ち回り次第では、何らかの情報を得られるかもしれません。

赤髪海賊団は元ロジャー海賊団であるシャンクスの伝手で光月家とつながりを持ち、黒ひげ海賊団は万物の声を聞ける三つ目族のプリンを誘拐しています。

現状、クロスギルドだけひとつなぎの大秘宝争奪戦のスタートラインにすら立てていないような状況なので、モリアを切り口にしてくる展開は十分考えられるでしょう。

黒ひげに暗殺される

出典： one-piece.com

モリアのようなサブキャラは、既に物語上の役割を持てないとの厳しい視点もあります。

実際、エドワード・ウィーブルやハナフダのように特に役割が与えられなかった王下七武海の前例が居ます。

黒ひげ海賊団徹底解説

【ワンピース】黒ひげ海賊団を徹底解説！黒ひげの正体・目的やロックスとの関係を考察【ネタバレ注意】

続きを読む

黒ひげ海賊団は各地で能力者狩りをしている

出典： one-piece.com

黒ひげ海賊団は各地の能力者を狩り、戦力を増やしています。

スリラーバーグ海賊団は、船長のモリアが重傷、アブサロム死亡と半壊しており、格好の標的です。

総合力で勝るアマゾン・リリーすら標的にされていたので、モリアが黒ひげ海賊団の手に落ちるのも時間の問題かもしれません。

黒ひげにスカウトされていた

出典： one-piece.com

モリアが海賊島ハチノスに訪れた時には、黒ひげからスカウトされています。

どこまで本気だったか不明ですが、少なくとも必要な戦力の1人には数えられているのでしょう。つまり、悪い意味でも良い意味でも黒ひげのターゲットにされています。

モリアは黒ひげに強い怨みを抱いてる

モリアはアブサロムを殺されたことで黒ひげに強い怨みを抱いています。

ハチノスに単独で乗り込むくらいだったので、近いうちにリベンジマッチを仕掛ける展開も考えられます。

ただし絶望的に勝ち目が薄いので、再度敗れ、そのまま退場してしまうかもしれません。

ペローナと一緒にワノ国へ向かう

出典： one-piece.com

ワノ国はモモの助の意志で、あえて開国せずに、プルトンの使用機会を窺っているような状況です。

モリアの正体が光月もりあだったとして、傷が治るまでの避難場所としてワノ国に戻ったとしたら、そのままワノ国の侍として麦わらの大船団と共闘する流れが考えられます。

光月もりあは、ワノ国をカイドウの支配から解放しようと戦った可能性も高く、故郷を守るためならば手を貸してくれる可能性は高いでしょう。

扉絵で唐突にワノ国との関連性が浮上したのも、今後、ワノ国つながりでの活躍を予定しているからだとも言えます。

カゲカゲの実の能力について

超人系悪魔の実の覚醒フラグ

出典： one-piece.com

超人系と動物系の悪魔の実は覚醒フラグが立っています。

超人系はドフラミンゴのイトイトの実、動物系はルフィやインペルダウンの獄卒獣など既に様々な人物が覚醒済みです。

今後のパワーインフレに合わせてモリアもカゲカゲの実を覚醒させるとしたら、軍事力と言う面で非常に大きな意味を持つでしょう。

カゲカゲの実が覚醒するとしたら…

出典： one-piece.com

カゲカゲの実の能力が覚醒した場合、ソルソルの実の能力のように物体を意のままに軍隊化させる能力になると考えられます。

元は抜き取った影を死体に入れることでゾンビ軍団を作る能力でしたが、超人系は覚醒すると自然系のように建造物などにも影響を与えるようになります。

1人で国を転覆させかねないポテンシャルを持つようになり、現状のインフレにも追い付けるポテンシャルを持つと言えるでしょう。

ちなみに自然系に関しては未だ覚醒者が居ません。

モリアのプロフィール、基本情報まとめ

年齢ごとの容姿変化

実は熱い男モリア！意外な活躍があるか

ワノ国編～エッグヘッド編にかけて、生存がほぼ確定したモリアですが、今後どのように再登場を果たすのかで物語に影響を与えそうです。

1番有力な展開は、クロスギルドへの加入でしょう。

ポーネグリフを解読できる可能性があったり、単純に戦力差を埋める要因としても綺麗に当てはまります。

ビジネスパートナーとしても、クロコダイルやミホークとの相性も悪くなさそうです。

ワノ国に戻って、侍達に協力するパターンもあり得そうですが、スリラーバーグでの一件からルフィに恨みを抱いていたので、麦わらの一味との共闘路線は若干薄いでしょう。

ただ、扉絵で新たにワノ国との関連性が深くなった点から、可能性としては十分考えられそうです。