ドラクエ3HD-2Dリメイクから追加された新要素、新ストーリーをまとめて解説しています。
目次
追加要素
新職業:まもの使い
これまでドラクエ3には存在しなかった職業:まもの使いの存在が明らかになりました。


まもの使いはどんな職業?
呪文を覚えず基本的に多彩な特技と肉弾戦で戦っていく職業です。
モンスター側が使う特技を中心に、全体攻撃や状態異常、回復もこなせる器用な職業となっています。
はぐれモンスター集めでも大活躍
今回からの新要素として登場するバトルロードとはぐれモンスターですが、まもの使いははぐれモンスターを仲間にする能力に非常に長けているようです。
バトルロードについては下記で解説していますが、冒険に役立つ要素や新たなやり込み要素でもある為、単に戦闘で活躍する職業というだけでなく幅広い意味で冒険をサポートしてくれる職業になりそうです。
また、はぐれモンスターを仲間にすればするほど威力が上がる特技もあるようなので、後半もしっかりと戦力になってくれる可能性があります。
とくぎコマンド

リメイク前のドラクエ3には「とくぎ」の項目がありませんでしたが、今回発表された映像では「こうげき」コマンドの隣に「とくぎ」コマンドが確認出来ます。
とくぎコマンドはドラクエ6などで登場したコマンドで、呪文以外での体技や剣技と言った攻撃手段が主に分類されています。
呪文との違いとして、「MP消費の無いものが多い」「特殊効果を持ったものも多い」「マホトーンなど呪文封じ状態でも使用可能」と言ったものがある為、戦闘により幅が生まれたと言えるでしょう。
バトルシステムの調整
オートバトルや戦闘速度アップのようなバトルの利便性を上げたシステム、難易度設定も追加されるようです。※仲間の自動戦闘システムをオートバトルとして記載している可能性も?
また、3オリジナル版には無いが後続のドラクエで実装されていた便利な機能なども今回実装され、遊びやすさの面でも格段に進化している事が窺えます。
戦闘速度について
戦闘速度は
- 普通
- はやい
- 超はやい
と3種類選択出来るようです。
レベル上げや探索をしたいけど戦闘回数が増えて時間もかかってしまうという問題を解決しています。
難易度設定
本作では難易度が設定出来る事が明かされています。
冒険の途中で変更出来るかはわかりませんが、RPGに不慣れな方や逆に手応えが欲しい方も満足出来る内容となりそうです。
ドラクエ11にあった縛りプレイと比べると、ランダム行動不能や装備不可が無く使えるものは使える為プレイ感はあまり変えずにステータス面で明確に難易度を上げているのが特徴のように思います。
特に防具縛りやお店縛りはアイテム入手・新しい街に着いた時のワクワクも縛る事になっていたので、純粋にステータスで難易度を上げるのはプレイ体験としてもより良い縛りになっているのではないでしょうか。
難易度 |
追加される設定 |
---|---|
らくちん |
|
バッチリ |
これまでと同様の難易度 |
いばらの道だぜ |
|
まんたん・ほぼまんたん
メニューのコマンドに「まんたん」「ほぼまんたん」があり、自動で回復呪文を使って全員HPを完全にまんたんにしたりMP効率を優先して概ねHPを満タンにしたりとこちらもオリジナル版よりも遊びやすくなっています。
エンカウント形式
また、近年のドラクエではシンボルエンカウントになる事も多かったですが、今作はランダムエンカウントとなっておりオリジナル版を意識した作りになっているようです。
また、事前体験プレイでは体感ではあるものの敵が複数で出現するパターンが多いという意見もありました。
装備している武器のグラフィックが反映
戦闘時は味方全員の後ろ姿が見える形でコマンドを選択しますが、その際に各キャラクターが装備している武器の見た目がグラフィックに反映されるようです。
事前情報の段階では武器が反映されている情報しかありませんが、もしかすると特定の装備に関しては防具の見た目も反映されるかもしれません。
システム周りの調整
ミニマップが追加
ワールドマップとは別にミニマップが追加されました。
目的地が表示されるなどダンジョン内でも迷いづらいように設計されたようです。
また、ワールドマップにおいても次に何をするかが表示されるようになったという情報もある為、全体的にプレイヤーフレンドリーな設計になっている事が窺えます。
重要人物には目印がつくように

重要な情報を持っているNPCや進行に必要なNPCには頭の上に目印が出るようになり、初心者の方でも非常に進めやすくなりました。
ルーラ・キメラのつばさが屋内でも使用可
天井のある場所では頭をぶつけてしまい不発になっていたルーラ・キメラのつばさですが、本作では天井のある屋内でも使用可能になっているようです。
ダンジョンから一度戻りたいがリレミトを使うMPも無い!というシーンでも一瞬に街に戻って回復が出来ます。
会話の記録
会話をした際に、その会話を記録しておいていつでもメニューから確認出来るようになりました。
こちらも会話から得たギミックのヒントやアイテムのヒントなどを忘れても大丈夫なようにゲーム内でメモが可能と便利な機能となっています。

最大で30個まで保存しておける為、攻略のヒントとなる会話は勿論寄り道の情報なども十分に記録しておけそうです。
オートセーブの追加
自分でセーブをするのとは別に、定期的に自動でセーブしてくれる機能です。これによって不意に電源が落ちてしまったりエラーでゲームが強制終了してしまった場合でもある程度のリカバリーが可能となっています。
オートセーブのタイミングはゲームによって異なるので正確にはわかりませんが、「施設やダンジョンに入った時」「ストーリーやイベントが一区切りついた時」「ボスを倒した時」「戦闘の終了時」などが多い為、どうしようもない程戻ってしまうという事故は防げるようになりそうです。
また、オートセーブは手動セーブとは別枠でセーブされるようです。
冒険の書の数が増加
セーブスロットとなる冒険の書が、9枠まで増加しているようです。
こちらはオートセーブ枠とは別枠の為完全に新規データとして活用出来ます。
ドラクエ3は職業によって遊び味を変えたりやりこみがある為、一度クリアしても改めて別データで始めたいというシーンも多く非常に嬉しいポイントでしょう。
自動装備機能
そのキャラの現状の最強装備を一括で装備してくれる機能と思われます。
オプションで細かい設定が可能

前述のバトルスピード変更は勿論ですが、更に以下のような設定が確認できました
グラフィック面
- 画質を「FPS優先」か「グラフィック優先」か
- 画面を近くするか遠くするか
- ミニマップの表示サイズ
システム面
- 決定ボタンを「×」にするか「〇」にするか
- 文字表示速度
- 漢字やひらがな、ふりがなの設定
- ゲームモード(難易度)設定
サウンド面
- BGMの音量
- 環境音の音量
- 効果音の音量
- ボイスの音量(なしも設定可)
マップにキラキラが追加

マップにあるキラキラを調べるとアイテムが入手できるようです。
事前プレイ動画では「やくそう」「どくけしそう」「スタミナのたね」「ひのきのぼう」などを入手していた為、消費アイテムや安価な装備が中心なのかもしれません。
ステータス強化アイテムも拾えるのはやり込みしたい人にとっても嬉しい追加ですね。
ボイスが追加
今作には主要キャラクターにボイスが入っています。
主人公である勇者の「ルックスA」を檜山修之さん、「ルックスB」を皆口裕子さんが演じる事が明らかになっています。
ルックスA・Bというのはこれまでで言う男性・女性の見た目とそれぞれ対応していますが、あえて性別を断定していないのはポリコレ意識と言われています。
旅の仲間にもCVを設定出来る事が判明しました。約20種類の中から選択が可能です。
後述するキャラメイク要素と併せて、より自分好みのキャラクターと共に旅をする事が出来ます。
旅の仲間のキャラメイクが可能に
ルイーダの酒場で仲間に加える際に、その仲間の見た目やボイスを設定出来るようになりました。
選択出来る項目は
- 男性風の見た目か女性風の見た目か
- 髪の色は何色にするか(選択肢14色程度)
- どういうボイスにするか(見た目毎に20種類程度?)
また、ダーマ神殿に居るホイミスライムのホミちょにお金を払う事で見た目が変更可能にもなるようです。
お助け機能が追加
同じアカウントで作成している冒険の書間で、仲間のキャラクターを貸し出す事が可能なようです。
ルイーダに話しかけるお助けキャラを1人だけ設定出来、登録したキャラクターを他の冒険の書で呼び出せるという仕組みのようです。
お助けキャラは登録時のレベル・装備のままのようなので、最強の状態で登録してあげましょう!
はぐれモンスターとバトルロードが追加
町やダンジョンには「はぐれモンスター」という魔性を無くしたモンスターがおり、主人公達はそのはぐれモンスターを保護出来ます。
この保護したモンスターは、モンスターのみでパーティを組んでバトルロードに参加させる事で勝利報酬を入手出来るという新システムで活躍します。
バトルロードはいくつかの町に存在し、町によってランクが異なります。
判明している場所は
- ロマリア
- ムオル
です。
地図には表示されない「ひみつのばしょ」があり、アイテムやゴールド、そしてここにもはぐれモンスターが居る可能性があるようです。
ひみつのばしょは、フィールド上に不自然にポツンとある木や岩が該当するようです。
ランクは連戦
ランク戦は3~4連戦となり、合間に回復や入れ替えも出来ないのでパーティバランスや回復役をしっかりと入れておきましょう。
また、試合中は直接の命令が出来ない代わりに「さくせん」で大まかな行動の方針を指示出来るので、どのモンスターがどんな特技を覚えているかを覚えておきましょう。
同じ種族のモンスターを仲間にすると能力がアップ
同じ種族のモンスターを仲間にする事で前に仲間にした該当モンスターのレベルが上がり、能力値が上がるのは勿論、新しい呪文や特技を覚える場合もあるようです。
どのモンスターがどのモンスターと同じ種族なのかはモンスター画面の右下でわかるようです。
また、モンスターを仲間にした数が一定以上になるとモンスターじいさんからアイテムが貰えます。
はぐれモンスターを仲間にするにはコツが必要
町やフィールドなどで魔性を失ったモンスターを保護すると仲間になるという仕組みですが、中には人を警戒しているはぐれモンスターもいるようです。
その場合は特定の特技、アイテムが有効であると明らかにされました。
また、新職業の「まものつかい」がパーティに居ればはぐれモンスターが逃げる事は無いとの事なので、はぐれモンスターを集めたい場合はぜひともパーティに加入させておきましょう!
公開されたスクリーンショットでははぐれモンスターが近くに居るかどうかを探る、はぐれモンスター版の「とうぞくのはな」のような特技もありました。
新ストーリーの追加
ストーリーもオリジナル版を元に堀井雄二氏監修で追加がされているとの事です。
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