ポケモンユナイト(ポケユナ)のルカリオの立ち回りを、ポケユナトッププレイヤーのお1人である「たきしま」さんに監修していただき、解説しております。ポケユナ界を代表するプレイヤーのおすすめのもちもの(持ち物)や、わざ構成(ビルド)・バトルアイテム、立ち回り方まで掲載していますので、ぜひご覧ください。
目次
本記事監修プレイヤー紹介
たきしま
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「たきしま」さんは第0回公式オンライン大会優勝やシーズン1ランクマッチ最終順位24位など、数々の輝かしい実績を誇るポケユナトッププレイヤーのお一人です。
「たきしま」さんはその中でも特にルカリオを中心に使用されているという事で、今回は「たきしま」さん流のルカリオの立ち回りやビルドをご紹介いたします。
たきしま型ルカリオのビルド構成
おすすめルート
ルカリオのおすすめルートはやはり「上ルート」です。
ルカリオはどのルートでも強いですが、現環境においてはもうこうダンベルを積んだ上ルートが一番おすすめです。
もちもの
おすすめの持ち物 |
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おすすめの持ち物は上記3点になります。
現環境ではゴール後のHP回復量が大幅に減少した関係上、どうしても序盤にもうこうダンベルのスタックが溜めにくくなっていますが、それでも未だにもうこうダンベルは必須級と言えるでしょう。
わざ構成
おすすめわざ構成 |
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しんそく |
ボーンラッシュ |
おすすめのわざ構成は上記2点になります。
「たきしま」さんは元々はグロウパンチ使いとして有名でしたが、現環境においてはグロウパンチの下方修正の影響が大きく、しんそくを選択されています。
バトルアイテム
おすすめバトルアイテム |
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おすすめのバトルアイテムはなんでもなおしです。
現環境においてはCCが多く、ルカリオはタンクキャラ等と比べると耐久は高くないので、CCでキャッチされてしまうと即座にKOされてしまう事から、やはりなんでもなおし1択との事でした。
「たきしま」型立ち回り解説
序盤(4Lvまで)
「たきしま」型ルカリオは上ルートでもうこうダンベルを採用していることから、やはり序盤のもうこうダンベルのスタック溜め(通称筋トレ)が非常に重要になってきます。
相手が113編成の場合は積極的に筋トレ
敵チームが113編成のファイト構成だった場合は、上ルートに敵が1体しかいないので、比較的安全に序盤からダンベルのスタック溜めができます。
その時に重要なのが、中間のヘイガニを優先して狩る事です。
中間の野生ポケモンをいかに奪うかで上ルートでの優勢が変わってきますので、中間の野生ポケモンは優先して奪いに行きましょう。
相手が212編成なら安全な立ち回りを
相手が212編成の場合は安全な立ち回りを心がけましょう。
現環境ではゴール後のHP回復量が大幅に減少しているので、うかつにゴールに突っ込みすぎるとゴール後のHPが減ったタイミングで狙い撃ちされてKOされてしまいます。
上記の理由から「たきしま」さんは無理をせず、最初に1ゴールを決め、そのまま上側のエイパムを狩って2ゴール目を決めて引くケースが多いそうです。
HPに余裕があれば3ゴール目以降も狙えますが、KOされない立ち回りを心がけましょう。
8分50秒のビークイン戦
現環境では8分50秒のハチ戦までにルカリオで5レベルになる事は、特殊な戦術を組まない限りは「たきしま」さんクラスのプレイヤーでも難しく、ルカリオは「しんそく」のない状態で立ち回る必要があります。
小ハチ獲得で5レベルになれる
この時、経験値は大体4レベルの後半辺りで、ビークインの周囲のミツハニーさえ獲得できれば5レベルに上がれるような状態です。
上記を踏まえて、「たきしま」型ルカリオのハチ戦の立ち回りを解説していきます。
でんこうせっかは完全に温存
「たきしま」さんはハチ戦においてはでんこうせっかは温存して、コメットパンチのみでの立ち回りを意識されています。
理由としては、でんこうせっかでのハチのラストヒットを狙うためではなく、5レベルになったあとしんそくをすぐに使用して暴れられるようにでんこうせっかを温存しています。
つまり、コメットパンチのみでハチ戦を戦う必要があります。
コメットパンチはわざの発生中であれば、CCわざを受けてもそのままわざを発動可能です。
その仕様を利用して、相手のコメットパンチ等の発生に合わせて後からコメットパンチを入力する事で、相手のコメットパンチのダメージ後にこちらのコメットパンチがハチに当たるので、高確率でラストヒットが奪えます。
「たきしま」さんのハチ戦プレイ映像
https://youtu.be/nVG5RgD8P30
上記動画は実際に「たきしま」さんがプレイされているハチ戦(冬マップなのでクマ戦)です。
短い動画ですが、ルカリオ使いに必要な要素が詰まっていますので、下記に紹介します。
- ハチ戦前に強化攻撃のスタックを空振りで溜めておく。
- 強化攻撃をハチ全体に当ててダメージ調整。
- 強化攻撃を当てることですぐに野生ポケモンをKOするつもりだと相手に思わせ、敵のわざを誘発させる。
- 敵ルカリオの「コメットパンチ」のすぐ後に「コメットパンチ」を発動し、クマシュン(小ハチ)のラストヒット獲得。
- その後覚えた「しんそく」でツンベアー(大ハチ)のラストヒットを取りつつ一気に暴れる。
わずか10秒ほどの時間ですが、上記プレイ映像にはこれだけの要素が詰まっています。
特にルカリオはパワースパイクが5レベルと早く、このハチ戦に勝利するとほぼ確実に5レベルになれるとあって、ハチ戦での立ち回りはまさにルカリオ使いの中核とも言える部分です。
最初から全て真似をするのは難しいですが、ぜひ上記要素を意識しながらルカリオをプレイしてみましょう。
最近のフルパ環境では中央のヨーテリーをルカリオに譲る戦術が流行っています。
理由は明確で、ヨーテリーを譲る事でルカリオがハチ戦前に5レベルになれるからです。
このように、戦術次第ではハチ戦前にルカリオを5レベルにあげてハチ戦を圧倒する事も可能です。
※野良でやると混乱を産むため、フルパでチームメンバーの了解を得た上で行うようにしましょう。
ビークイン戦後の立ち回り
敵の中央エリアに侵入
5レベル時点のルカリオに同レベル帯で勝てるポケモンはほぼ存在しません。
この時間を活かしてルカリオは敵の中央エリアに侵入して敵の野生ポケモンを奪いましょう。
上ルートのエイパムは中央担当ポケモンに譲る
ルカリオが敵の中央エリアに入っている分、上ルートのエイパム等の野生ポケモンは味方の中央担当ポケモンに譲りましょう。
この動きによって早く育ちたい中央のポケモンのファームを促進すると共に、相手の中央担当ポケモンのファームは妨害できるので、より戦況を有利に運ぶことができます。
ルカリオ不在時に中央担当のポケモンが上ルートの野生ポケモンを独占するためには味方のサポートが必須です。
上ルートを担当したルカリオの相方のポケモンは、味方中央担当のポケモンのファームの為に積極的に前に出て相手を下がらせ、野生ポケモンに敵が触れないように立ち回りましょう。
7分(カジリガメ)前の立ち回り
7分時点のカジリガメ戦に参加するためには、その直前の7分20秒のビークイン戦には下ルートで準備している必要があります。
「しんそく」型ルカリオは集団戦に非常に強いので、その特性を十分に活かした立ち回りを意識しましょう。
敵後衛ポケモンを狙う
優先して狙う後衛ポケモン例 |
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「しんそく」型ルカリオでこの時間帯に集団戦を行う場合は、率先して敵の後衛ポケモンを狙いましょう。
ゲッコウガやワタシラガ、サーナイトなどのポケモンは放置すると集団戦において脅威となる存在ですが、耐久自体は脆いので、最優先で狙いましょう。
このタイミングの集団戦は「先入り」
この時間帯であればルカリオは強気に出ることが可能です。特に、7レベルになってボーンラッシュを覚えていれば早々止められるポケモンはいません。
そのため、集団戦では先行して敵後衛に突っ込み、相手にリソースを吐かせつつ敵全体のHPを削りましょう。
上記「先入り」の際には、敵に突っ込む直前になんでもなおしを先に使用しておきましょう。
「しんそく」で突っ込んでも敵のCCで止められてしまえば即座にKOされますので、非常に重要です。
“倒す”のではなく”削る”
7分直前の集団戦で意識することは、ルカリオは敵を倒すのではなく、敵のHPを削りリソースを吐かせて敵を下がらせることです。
いくらルカリオといえど「先入り」して敵全員をKOすることはできないので、適度に敵を削ったら必ずボーンラッシュ等で退路を確保し下がりましょう。
敵を下がらせることも重要ですが、何よりまずは自分がKOされないことが大事です。
味方がカジリガメを触っている時はルカリオはカジリガメを削るのには参加せず、ブッシュ等に待機して近づいてきた敵を攻撃して近づかせない立ち回りを意識しましょう。
劣勢時には乱戦になる事が多いので、その場合はルカリオは「しんそく」のラストヒット性能の高さを活かしてカジリガメのスティールを狙いましょう。
集団戦には負けていてもうまくタイミングを合わせればカジリガメのラストヒットだけを掠め取る事が可能です。
中盤戦(残り3分まで)の立ち回り
ルカリオは13レベルでアップグレードされるボーンラッシュが非常に強いので、最後のサンダー戦までにいかに13レベルまでファームするかが重要になります。
ここでは終盤(残り時間3分付近)までの「たきしま」さんの立ち回りを解説します。
敵陣側の野生ポケモンをなるべく狩る
ルカリオは単体での戦闘能力も機動力も高いので、なるべく敵陣側の野生ポケモンを優先的に狩ってファームを行います。
この動きを行う事で自分のファームと同時に敵のファームを妨害できるので、非常に有効です。
劣勢時に敵陣に入り込むと、レベル差などで返り討ちに遭う可能性が高くなります。
そのため、劣勢時は敵陣にはあまり入らず、中間に位置する野生ポケモンの独占を意識しましょう。
必要であれば野生ポケモンを味方に譲ってもらう
自分のファームスケジュールをしっかり管理し、あとどれくらいで目標の13レベルになれるか把握しておくことも非常に重要です。
その際、必要であれば味方に声をかけて野生ポケモンを譲ってもらうなど連携も取りながら、しっかりサンダー戦までに13レベルに到達しましょう。
集団戦への参加が最重要
「しんそく」ルカリオを採用するからには集団戦に参加しなければ意味がありません。
そのため、上記敵陣側でのファームも重要ですが、必ず集団戦が発生しそうなタイミングで寄れる位置取りを心がけましょう。
敵陣でのファームに集中するあまり、集団戦に参加できなかったり、KOされてしまう事には十分に注意しましょう。
ルカリオが集団戦に参加しないと集団戦で味方が負ける確率が跳ね上がりますし、敵の中央エリア深くに入り込んでKOされては元も子もありません。
サンダー戦の立ち回り
サンダー戦はまさに試合を決定づける非常に重要な場面です。ルカリオの立ち回り次第でこのサンダー戦の結果が大きく変わると言っても過言ではありません。
ここでは「たきしま」流のサンダー戦でのルカリオの立ち回りを解説します。
まずは”視界確保”
レベル優勢時は先にサンダーピット周りにポジショニングするのが基本になりますが、その際、敵は上中下のいずれかから固まってサンダーピットに侵入してきます。
ルカリオはその侵入を事前に察知するための視界確保を担当します。
敵側中央エリアのジャンプ台付近で隠れる
視界確保は敵側中央エリア内の上下どちらかのジャンプ台横の草むらに隠れて行いましょう。
この位置を取ると敵の位置が大体把握する事が可能なので、おすすめです。
集団戦には敵の後ろから囲い込むように侵入
集団戦参加時には味方と合流はせず、まずは敵の後ろから囲い込むように敵の柔らかい後衛アタッカーのポケモンに「しんそく」で突っ込み、敵のHPを削りながら敵のユナイトわざを吐かせたら「しんそく」で味方側に離脱します。
この時、敵のユナイトわざ等でKOされないようにしっかり自身のHP管理を行いましょう。
https://youtu.be/mbCqeDDVJRU
前述の動きをしている「たきしま」さんのプレイ映像です。
視点は「たきしま」さんではありませんが、ルカリオに注目すると、しっかり敵の後ろから集団戦に侵入し、敵後衛のフシギバナを狙って襲い掛かっているのがわかると思います。
たきしまさんから
現環境はCCが厳しい
現環境ではCCわざ持ちのポケモンが多く採用されているため、中盤以降では集団戦での「先入り」は非常に厳しい状況です。
そのため、現環境では「後入り」を意識し、敵のわざやリソースが吐かれたのを見た後に集団戦に突撃し、敵の集団を荒らしましょう。
7分20秒の集団戦はルカリオ必須
中々ルカリオにとっても難しい環境になってきましたが、特に7分20秒でのハチ戦→カジリガメ戦のタイミングでは「しんそく」型のルカリオが居ると居ないでは大きく状況が変わります。

まだまだルカリオはフルパには必須のポケモンです。一緒に頑張りましょう。
たきしまグロウパンチ
「たきしまグロウパンチ」はたきしまさんが所属されているポケユナチームです。
元々強豪だったチームにたきしまが途中参加したにも関わらず、何故かこのチーム名に・・・
チーム名の由来は第0回公式大会の最後のサンダーをグロウパンチで取った際にやまのべさんの実況で「取ったのはたきしまグロウパンチー!」と実況されたのが由来となっています。
たきしまグロウパンチの大会実績 |
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第0回公式大会優勝 |
LogStare eSports Series Pokémon UNITE Tournament 優勝 |
NANAICUP 優勝 |
あゆみん杯 3位 |
活動の模様はすぱせるさんのchにて
「たきしまグロウパンチ」の普段の活動の模様はメンバーのすぱせるさんのYoutube chにて見ることができます。
気になる方はぜひすぱせるさんのchをチェックしましょう!
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