「ポケモンユナイト」を、同種のシステムで人気のある「League of Legends」と比較してどのような違いがあるのかを掲載しています。
LoLとの違い
同じMOBAというジャンルのLoLですが、ポケモンユナイトではより始めやすく遊びやすいような細かい違いがいくつか存在します。
この違いはカジュアルにMOBAを遊びたい、ポケモンのゲームだから遊びたいという方には取っつき易く、自分が始めるのは勿論フレンドを誘って遊びやすい要素である一方、逆に勝利までの手順が複雑で大量の知識や経験が必要なMOBAを求めている方には物足りないと感じるものになるかもしれません。
試合時間が固定
試合時間が完全に固定で、10分という時間の中でどちらがよりスコアを獲得できるかを競うゲームルールとなっています。
どれだけ接戦であっても延長戦が行われない為最後の一押しの影響が強く、完全に公平な競技性とは言えない面もありますが、1試合にかかる時間が固定なので空いた時間や気が向いた時に手軽にプレイ出来るというメリットがあります。
試合中のビルド要素が無い
LoLではゲーム中にアイテムを購入してキャラを強化していくというビルド要素が存在しますが、ポケモンユナイトではゲームが始まってから所持アイテムが変化する事はありません。
その為、アイテムに対する必須知識が無くてもプレイ可能で環境の変化にもついていきやすいと言えます。
代わりにポケモンユナイトでは持っているアイテムを強化して最大3個試合に持ち込む事が出来、これによってポケモンのステータスを強化したり特定の効果を発動させたりと言った若干のビルド要素が存在します。
ゲーム中チャット、ピンが無い
ポケモンユナイトではゲーム中に自由にチャットを打つ事は出来ません。
代わりに定型文がいくつか用意されているので、試合前のキャラピック画面や試合中はその定型文を使って自分の意思表示を行います。
具体的な意志表示が難しい、定型文がやや使いづらいという問題はあるものの、LoLで指摘される事の多かったチャットでの暴言などは現状存在出来ない状態です。
ただしスマホ版ではボイスチャット(VC)が存在するとの予告も存在します。
キャラ数が少ない
記事作成時点(2021年6月26日)では19キャラと、LoLと比べると大幅にキャラ数が少ない状況です。
選択肢が少ないという事は自分で使う場合にも相手で出てきた場合にも知っていなければいけない事が少ないので始めやすい要因でもありますが、敵味方合わせると1試合10体のポケモンが出る事を考えると物足りない数字であるとも言えます。
ただしこれは体験版時点なので製品版で更に増える可能性もある他、ポケモン自体は全体で見れば進化前を含めると900種近くのキャラクターが存在するのでこれから大幅に増えていく可能性は非常に高いです。
ミニオンが存在しない
LoLでは敵味方のレーンをそれぞれ進行して相手を攻撃するミニオンですが、ポケモンユナイトでは完全中立の「野生のポケモン」に置き換わっています。
この中立のポケモンを倒す事で経験値を得てレベルを上げる仕様は同様です。
ワードが存在しない
LoLでは視界確保の為に重要であるワードですが、ポケモンユナイトでは草むら以外は比較的視界が明るく、通常状態のマップでも敵を視認しやすくなっています。
ピン設置などの知識が必要なくとりあえずマップを確認しておけば得られる情報が多い為、MOBA初心者がとりあえずスタートしてもプレイに慣れさえすれば状況を把握しやすいシステムです。
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