『ONE PIECE』113巻のSBSでは、「海円歴と天歴の設定」「扉絵の意図」など、これまで明かされてこなかった謎に踏み込んでいます。
本編では、前巻112巻で動き出した神の騎士団が本格的に動き出し、戦闘フェーズへ突入して、物語は大きな転換点を迎えました。
この記事では、113巻SBSの要約・考察を中心に、本編の展開や収録話、発売記念PVなどの関連情報と合わせて、次巻114巻の発売日も予想しています。
本記事は『ONE PIECE』113巻および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
SBS要約・考察
631話扉絵の人物の正体
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Q.631話扉絵の後ろ姿の人物は誰なの? |
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A.ギャバンです。旅癖が抜けずに結構旅しています。航海士ですしね。 |
扉絵連載19弾「世界の甲板から Vol.16 『双子岬』」に登場していた網笠の人物の正体は、やはりスコッパー・ギャバンでしたね。
既に112巻で網笠を被って登場していたので、答え合わせのタイミングとしてはちょうど良かったのでしょう。
今後も、本編で謎が判明すると、次巻SBSで補足説明の流れになるかもしれません。
偉大なる航路の旅には航海士が不可欠
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偉大なる航路の不規則に変化する気象に対応するには、航海士が不可欠です。
実際、ナミが居なければ、リヴァース・マウンテンの運河や突き上げる海流などに対応できず、一味は全滅していたことでしょう。
ギャバンが1人で旅をできたのも、こうした設定が上手く落とし込まれています。
ボニーの見た目はどうなっている?
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Q.ボニーは12歳なのに、20代の外見を保っているのはどうして? |
A.子供の船長だとナメられるから。エルバフでは安心していて、本来の子供の姿になっています。 |
ボニーは基本的に成人女性の見た目でしたが、エッグヘッドから脱出した後は何故か年相応の見た目になっていましたね。
元々、ボニーが旅をするようになったのは、父くまを探すためでした。
故郷のソルベ王国から旅立ったのも、僅か9歳。現実世界で言えば、小学3年生です。
他の海賊や船員にナメられない強い女として振る舞わなければならなかった、というボニーの苦労が色々察せますね…。
トシトシの実の能力の効果制限
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トシトシの実の能力は、生物に対しては永久の効力はありません。つまり、ある程度の時間制限があります。
ボニーは戦闘時に年齢操作を超えて巨人やニカなど様々な姿に変化する能力を披露していましたが、それほど長く持続しませんでした。
幼児化させられたベガパンクも、一定時間後に元に戻っています。
そんなボニーが成人女性の見た目を維持し続けていたのは、内心ではずっと不安で、気を張り続けていたからなのかもしれません。
シービーストウェポンのモデル
Q.シービーストウェポンのモデルは、アニメ『ヤッターマン』のヤッターキングやヤッターメカですか? |
A.その辺です!日本のロボットアニメのデザイン力や色彩が魅力的でした。僕は常に「タイムポカン」「ロボダッチ」を目指して描いています。 |
タイムボカン |
ロボダッチ |
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エジソンとピタゴラスのデザインとかなり似ていますね。
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これまでも実在の人物や神話などをモデルにしていると思われる要素が度々登場しており、特にエルバフ編では北欧神話の神々の名前がいくつも登場していました。
DOMシューズはガンダムオマージュ
Q.1064話に出てきたDOMシューズは『機動戦士ガンダム』に出てくるドムの足のオマージュですか? |
A.そうです!足が太いと言ったら僕の中では「ドム」なんです。 |
シービーストウェポンに続き、モデルが判明しました。
ある程度共通するテーマであれば、同じ作品内から着想を得ているケースも少なくなさそうです。
天歴と海円歴の設定
Q.海円歴と天歴は何年前のこと?また、現在は何歴何年ですか? |
A.現在は天歴4131年、海円歴1541年。2つとも使われています。空島では暦の概念はなく、400年単位で計測されています。 |
計測開始地点が異なっていますが、併用されている点は興味深いですね。年数的に天歴が発祥で、海円歴が後続の暦と解釈できます。
「忘れていい」とのことなので、本編に深く関連する要素ではなさそうです。
天歴と海円歴の計測地点
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これまで天歴と海円歴は、紀元前と紀元後、もしくは平成 ➡ 令和のように計測地点で分けられているか、昔と現在の暦ではないかと推測されてきました。
該当しそうなのは神典(ハーレイ)の第一、第二世界です。
- 第一世界を指していたと思われるエルバフの壁画には月が描かれていた。
➡ 天 = 宇宙(第一世界 = 天歴の計測開始地点)
- 第二世界の記述にはジョイボーイの軌跡と一致している箇所が多い。
- 「海の神(800年前の人魚姫?)」が登場している。
- ジョイボーイは原初の海賊と呼ばれていた。
➡ ジョイボーイの時代に海は存在していた(第二世界 = 海円歴の計測開始地点)
「”業炎の蛇”が世界を死と闇で包んだ」との記述とハラルドがレッドラインを”血の蛇”と呼んでいたのも気になりますね。
イーダ
『私は南の海のサムワナイ島の生まれ。色々あって、この海に来たの。』
ハラルド
『血の蛇を超えたのか!!』
イーダ
『赤い土の大陸のこと?』
ビビの40歳60歳と何かあった未来が公開
ビビ版の40歳と60歳のデザインが公開されました。
しかし、なぜかビビだけ「何かあった未来」の2パターンが用意されており、非常に意味深ですね。
1つ目は作中のビビが順当に歳を重ねたパターンと解釈できますが、2つ目は今のビビから想像できないようなあくどい表情をしており、もはや顔が似ているだけの別キャラです。
恩人であるルフィの記憶も朧気です。没ネタか、今後の展開を示唆しているのでしょうか?
パターンA:作中の世界線から順当に予想される未来
パターンB:海賊 ➡ 天竜人?になった未来
イム様に乗っ取られる伏線?
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イム様は800年前に実在していたネフェルタリ王国の王女リリィに執着しており、よく似たビビのことも「欲しい」と誘拐を仄めかしています。
パターンBが一味の仲間になれずにアラバスタ王国がクロコダイルに乗っ取られてた世界線だったとしたら、イム様に簡単に捕まってしまいそうです。
イム様に乗っ取られた軍子は記憶障害を起こしていたので、イム様に乗っ取られたビビもルフィの記憶が朧気になったのかもしれません。
フランキーの親はクイーンで確定?
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Q.フランキーとクイーンは親子ですか? |
A.ち…ちがに…なすにょ!(誤魔化しているつもり) |
これは、フランキーとクイーンの親子関係がほぼ確定したと見ていいでしょう。
『ONE PIECE 図鑑 VIVRECARD』で判明した、クイーンの子供が生まれた時期とフランキーが生まれた時期が一致していたことを例にしていました。
他にも、
- フランキーは海賊の親に捨てられた
- 39巻と93巻の匂わせ
- 2人とも機械仕掛けの体
などなど、親子関係を示唆している描写は色々ありました。
フランキーとクイーンの年表比較
フランキーとクイーンは【36年前】【26年前】の経歴が完全に一致しています。
時期 |
フランキー |
クイーン |
|---|---|---|
36年前 |
誕生 |
子供が生まれる |
26年前 |
海賊の親に捨てられる |
息子を捨て、百獣海賊団に加入 |
表紙の匂わせ
39巻と93巻のフランキーとクイーンの【構図】【ポーズ】も完全に一致しています。
39巻 |
93巻 |
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赤鞘九人男が大名に選出された背景
出典: one-piece.com
Q.赤鞘九人男はどのようにして各郷の大名に選ばれたの? |
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A.錦えもんの采配。モモの助の精神年齢はまだ8歳なので、錦えもんが大老(将軍に次ぐ最高位の役職)として支えています。 裏の顔役はネコマムシで、ヤマトは世の中を学んでいる最中です。 |
カイドウとオロチの支配から解放されたワノ国は、「各郷のおこぼれ町」「囚人採掘場」「工場」「鬼ヶ島」は無くなったようです。
ワノ国編後の赤鞘九人男などの近況は、扉絵連載シリーズ「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」で判明しています。
ヤマトの礼拝した慰霊碑の中には「光月もりあ」という名前も登場しており、モリアとワノ国の関連性も示唆されていました。
ロズワード一家の家名
ロズワード一家 |
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出典: one-piece.com ロズワード聖 |
出典: one-piece.com チャルロス聖 |
出典: one-piece.com シャルリア宮 |
Q.ロズワード聖、チャルロス聖、シャルリア宮の家名は? |
A.「ロズワード家」です。ロズワード聖の親はアホなんでしょうね。 |
つまり、ロズワード聖の本名は「ロズワード・ロズワード」…。
尾田先生はサブキャラのネーミングや扱いは、かなりネタ方向に走っている傾向がありました。
いずれまた、作者の遊び心という名の被害者が出ることでしょう…。
扉絵連載登場キャラの扱い
Q.扉絵連載に出てきたキャラはもう出てこないの? |
A.ほとんどのキャラクターが本編に帰ってきてます。扉絵連載は、”登場するまで何をしているか”を説明する役割が多いです。 |
扉絵連載の意図が「背景情報の補完」であると初めて明らかになりましたね。
見逃せないのは、現在本編で活躍中のロードが初登場したのが、扉絵である点。今後も、本編と密接にかかわる背景情報が出てくる可能性は高そうです。
くまの船の名前
Q.くまの船の名前は何? |
A.「リープアウト・ジュエリー号」です。 |
リープアウト(leap out)の和訳は「飛び出す宝石」です。
くまは青玉鱗に悩むボニーを勇気付けようと、石化した部分を”宝石”と呼んでいました。
船の名前の由来はボニーの青玉鱗が完治して、いずれ世界に羽ばたくのを夢見ていたからなのかもしれません。
▼青玉鱗が原因で、いじめられたこともありましたが、くまの励ましもあって青玉鱗をポジティブに捉えています。
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完治後の目元のマーキングも「お父さんが私だとすぐ分かるように」したものでした。
本編解説
ロキはロックスに憧れていた
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ロキのロックスへの憧れは、ルフィが抱くシャンクスへの尊敬と似たようなものでした。
ただ、ロキとルフィの幼少期の背景は大きく異なります。
2人の出で立ちを整理すると、
- ロキ
母親に見捨てられて、国中に悪評を吹聴される。結果、国中から忌み嫌われて孤独な幼少期を過ごし、身も心も荒んでいた。
➡ ロックスの強い野心に惹かれ、孤独で無意味な人生に”野望”と言う価値を見出せた。 - ルフィ
両親も友人もいない中でも、フーシャ村の住人に愛されて不自由なく過ごしていた。
➡ さらにシャンクスを通して、海賊の偉大さや自由な世界を教えてもらい、”夢”を持った。
ハラルドのしくじり
ハラルドのしくじりは、ソマーズ聖「ハラルドの野郎しくじりやがって」イム様「あの時ハラルドがしくじらなければ」と短いスパンの中で2度も描写されており、明らかに強調されていました。
生前のハラルドは外交に精力的で、最終的にはロックスを倒す代わりに世界政府への加盟する交渉を受け入れていたので、進んで政府に敵対するとは考えにくいでしょう。
軍子とブルックの関係
記憶を取り戻した軍子は、すぐさまブルックの元へ駆け付け、52年以上前に2人の間でなにかがあったと示唆されています。
- 生前のブルックは、とある王国の護衛戦団の団長だった
- 記憶を取り戻した後は「お父様」ではなく、「ブルック」呼び
「お父様」呼びから、相応の気位を感じさせます。軍子は、どこかの王国の姫だったのでしょうか?
少なくとも、ブルックは軍子の父親ではなさそうですね。
モサ公の正体とは?
未だ電伝虫越しでしか登場していない正体不明のロキの友人 モサ公について、その正体は大きく2つの説が考えられます。
- 完全新キャラ
- イエティ COOL BROTHERS
イエティ COOL BROTHERSとは
スコッチ |
ロック |
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出典: one-piece.com |
出典: one-piece.com |
イエティ COOL BROTHERSとは、パンクハザード編に登場した正体不明の殺し屋です。
海軍に捕まってパンクハザードに連行された後にシーザー部下となり、麦わらの一味と対峙しています。
VIVRE CARDでは、巨人族の設定が追加されていました。
パンクハザードに氷漬けにされていた巨人族が隠されており、他にも巨人族と政府にはいくつか接点があります。
- パンクハザードになぜか氷漬けにされた巨人族がいた
- 大槌船団が行方不明
- ロキの居た冥界も、イエティ COOL BROTHERSの登場したパンクハザードも極寒の地
不死身の攻略の鍵は覇王色の覇気
これまで、どんな攻撃を受けてもすぐに回復してしまう驚異的な回復力を持っていた神の騎士団でしたが、ギャバンの攻撃は効いていました。
38年前のゴッドバレー事件でも、レイリーの攻撃も同様に効いていました。
「覇王色の扱い方を肝に銘じろ」「あいつらは決して不死身じゃない」と今後、覇王色の覇気による攻略が期待されています。
レイリーもルフィに技術面の指導をしていた
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2年前の修業期間では、ルフィはレイリーに覇気について教わっていました。
同じように、次はギャバンから技術面の指導を受けるかもしれません。
ただ、既に敵との戦闘が目前に控えているので、ルフィは自力で会得して、ゾロやサンジなど他の目ぼしい戦闘員を中心に指導しそうです。
ロキの能力は本人も理解しきれていない
ロキはギャバンとの会話を経て「自分の能力を上手く言語化できていなかった」と語っていました。
仮に能力者だとしたら、ギャバンの方が詳しく知っていたことになり、非常に不自然です。
ロキはエルバフに伝わる伝説の悪魔の実を食べた疑惑がありますが、ハラルド殺害事件の冤罪はほぼ確定しており、悪魔の実を強奪する動機も曖昧です。
やはり、ロキはエルバフに伝わる悪魔の実は食べていないのでしょう。
事件現場にはシャンクスも居たようですが、3人は国中を騙していることになり、何か企んでいそうです。
シャンクスの腕のマーク
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14年前にエルバフを訪れ、ギャバンと一緒に入浴していたシャンクスの左肩には、ソマーズ聖の左腕のマークと似たような模様が確認できます。
シャンクスは既に天竜人の家系だと確定していますが、天竜人に相応しくない人物はミョスガルド聖のように処刑されます。
未だに天竜人として籍を残しているのか、残していないのか、今後大きな争点となるでしょう。
シャンクスは2度マリージョアへ戻っていた?
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シャムロックによると、「シャンクスは一度だけ聖地に戻った」ようです。
14年前のギャバンとの回想シーンで、「ああ 聖地で会って少し話をした(ハラルドと)」と明かしていたので、戻った時期は24~14年前になります。
しかし、発売記念PV「この男、シャンクスではない」でシャムロックの声優が「津田健次郎」と公開されたことで、五老星と謁見していたのはシャンクスで確定しました。(該当回のシャンクスの声優は「池田秀一」)
シャムロックの知らないところでマリージョアに転移していたことになります。
つまり、現在もマークを持っている可能性が高くなります。
運命の子とは?
シャンクス
『ああ…人生は一変した!!本当はバギーと気楽な海賊をやるつもりだったから…。このエルバフでも、まだまだ知りたいことがあるんだ』
スコッパー・ギャバン
『お前は”運命の子”だな。今日は小難しいことは考えるな、シャンクス』
文脈的に「シャンクス本人が望まなくても、運命に導かれるようにエルバフに来て、これまでも似たようなことがあった」と解釈できます。
シャンクスがロジャー海賊団関連で運命的な事例と言えば、
- ゴッドバレー事件で宝箱から発見された
- ラフテル帰還後のロジャーとシャンクスの問答で、シャンクスが泣き崩れた
ひとつなぎの大秘宝を発見したおでんの書記には、”空白の100年”、”Dの一族”、”古代兵器”を例に「世界の全てがあった」との記述がありました。
シャンクスには、それらに匹敵する程の謎が隠されているのでしょう。
ロキの目隠しはコンプレックス?
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ロキは初登場時からずっと包帯で目を覆っており、能力との関連を示唆されてきました。
「悪魔のような目」が原因で母親のエストリッダから虐待されていたので、コンプレックスによるものが濃厚になりました。
しかし、ロキは未だに能力らしい能力を使用しておらず、目を用いた何らかの能力との関連性を匂わせています。
大槌船団(ガレイラ)とは?
大槌船団について分かっている事は、
- 船大工集団であること
- 何者かに捕まったとの旨の手紙がエルバフに残されていた
- 実在した筈なのに痕跡がほとんどなく、一般的には神話上の存在として扱われている
- 古代巨人族含む100人の巨人族で構成されている = 戦闘力が高い
- ロックスも捜索しており、世界の王の野望と関連している
- 記録は海に沈んでいる = 空白の100年の登場人物?
ロックスの野望はイム様も警戒しており、ロックスの崇拝者であるデービー・ジョーンズはジョイボーイと同列に扱われていました。
大槌船団は、空白の100年の戦争に大きくかかわっていると見ていいでしょう。
パンクハザードに氷漬けにされた巨人族
パンクハザードには、なぜか氷漬けにされた巨人族が居ました。原因や背景は、現在も全く不明です。
大槌船団は「何者かに捕まった」との手紙を残していたので、もしかしたら、氷漬けにされた巨人族の正体は大槌船団なのかもしれません。
パンクハザードは政府の管轄なので、存在自体を隠ぺいするにはちょうど良いでしょう。
ノアは巨人族により造られた可能性が高い
出典: one-piece.com
“ある一族とは”、巨人族を指していたのでしょうか?
ノアの巨船を魚人族だけで作れるとも考えにくいです。大槌船団は船大工集団であり、巨人族です。
ノアの制作に携わっていた可能性はかなり高そうですね。
ロックスとロジャーの剣技が似ていた
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ロックスとロジャーは、野球で言う所のバッティングのフォームと若干似た構えを取っています。
神避を見よう見まねで習得したシャンクスも、若干2人と構えが似ていました。ロックスとロジャーは、同じ出所の剣術から教わったものなのでしょうか?
▼キッド戦でのシャンクスの構え
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何話から何話まで?
113巻は1145~1155話の計11話が収録されています。
112巻から続く神の騎士団の暗躍から、本格的な戦闘に突入しています。
フェーズ |
話数 |
|---|---|
【神の騎士団の暗躍】 |
1142話〝わたしのこわいもの〟 |
1143話〝神の騎士団〟 |
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1144話〝戦士の時間〟 |
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⇩ここから113巻 |
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1145話〝樹道8号線第2樹林区火災〟 |
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1146話〝静中に動あり〟 |
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1147話〝我々の恐いもの〟 |
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1148話〝ローニャ〟 |
|
1149話〝一秒〟 |
|
1150話〝黒転支配(ドミ・リバーシ)〟 |
|
1151話〝もういいわかった!!!〟 |
|
【56~14年前の回想】 |
1152話〝ヒドい一日〟 |
1153話〝ロキ誕生〟 |
|
1154話〝死ねもしねェ〟 |
|
1155話〝ロックス海賊団〟 |
記念PV「この男、シャンクスではない」
アニメ化に先立って、シャムロックの声優が「津田健次郎」と発表されました。
ちなみに五老星と謁見していた回では、シャンクスの声優は「池田秀一」でした。
PVは主に112巻からの引用で、113巻にシャムロックは一切登場していないので、ご注意ください。
電子書籍版の発売日はいつ?
113巻の電子書籍版は2025年12月4日に発売予定です。
紙版は2025年11月4日なので、ちょうど1カ月遅れになります。
これまでも1カ月程度のスパンで電子書籍版が発売されていたので、今後も同様のスパンで電子書籍版が発売されるでしょう。
114巻の発売日はいつ?
『ONE PIECE』114巻の発売日は2026年2月4日と予想されます。
直近の単行本はちょうど4カ月ペースで発売されています。
該当巻 |
発売日(同年) |
|---|---|
111巻 |
3月4日 |
112巻 |
7月4日 |
113巻 |
11月4日 |
114巻 |
2026年2月4日? |
110巻は2024年11月1日発売だったので、多少前後する場合もあります。
まとめ
113巻は「海円歴と天歴の設定」が遂に明らかになったり、扉絵が「背景情報の補完」の意図があったと、長年謎だった要素が判明しました。
ボニーの見た目問題などの背景情報にも言及されており、本編の補完という意味では満足度の高いSBSだったと言えるでしょう。
本編では、神の騎士団が遂に本格的に動き出し、フェーズの切り替わりとロックスの回想への移行と、物語の流れを追うために特に重要な内容となっていました。
本記事は113巻の内容を一部要約・解説したものです。
ぜひ実際に手を取って、自分なりの考察を広げてみてください。













































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