【ワンピース】ヒグマは再登場するのか?56皇殺しや海軍大将説、緋熊の由来、正体など【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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ONE PIECE

シャンクスの双子

ロキについて

ガープの死

くまの死

ベガパンクの死

イム様の正体

軍子について

ギャバンについて

ハラルドについて

ロックス海賊団

黒ひげ海賊団

神典(ハーレイ)

エルバフ

ロッキーポート事件

ゴッドバレー事件

Dの一族

108巻

109巻

110巻

111巻

112巻

本記事は『ONE PIECE』に登場するヒグマの解説・考察です。モチーフと思われる要素にも言及しています。

本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊および、ジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。

これまでのヒグマ

出典: one-piece.com

回を追う毎にシャンクスの強さに付随して再評価される異質な存在、ヒグマ。その異質さから数々の憶測が建てられ、考察界隈では話題が絶えません。

果たしてネタなのかガチなのか、主に考察されてきた再登場説や海軍大将説を中心に徹底的に検証していきます。

再登場説

ビブルカードに享年の記載無し

出典: www.amazon.co.jp

『VIVRE CARDS ~ONE PIECE図鑑~ STARTER SET VOL.1』に収録されているヒグマの年齢の項目に享年の記載はありません。エースや白ひげと言った作中で明確に死亡したキャラは、いずれも享年と記載されます。

つまり近海の主に食べられた後も生存している決定的な証拠になります。またサウロのように享年の記載があっても後に再登場する場合もあります。

ブエナ・フェスタの前例

出典: www.onepiece-movie.jp

ブエナ・フェスタとは、映画『ONE PIECE STAMPEDE』の悪役キャラです。ロジャーへの対抗心に燃える海賊で、10年前に海王類に襲撃されてから行方不明となり死亡したと思われていました。

同じように海王類に襲われたヒグマも生存しているのではないかと疑いが強まりました。

神の騎士団と1121話のシルエット

出典: x.com

神の騎士団の方は中央がシャンクスの兄であり団長のフィガーランド・シャムロックと考えられます。ただしアニメと漫画で細部が異なっており、まだヒグマの線を完全に捨てきれないでしょう。

1121話の方は利き手に注目してください。

鞘はゾロのように「利き手側に重心があると落ち着くから」と言った特別な理由を除けば、利き手の反対側に置くのが一般的です。

ヒグマは右側に鞘を置いてますが、右利きのように扱われています。この不自然な点はヒグマが実は両利き(どちらかと言えば左利き)だけど、右利きであるかのように見せる巧妙なミスリードと言えるでしょう。

シャムロックは左側に置いていたので右利きの可能性が高く、シャンクスが左利きなので対比関係にあると言えます。

101巻PV

 

冒頭にゴムゴムの実、宴、そしてヒグマの手配書が登場しています。

シャンクスとの出会いを差し置いてわざわざヒグマを抜擢したのは、単なる噛ませ犬ではなく実は重要なキャラだったと示唆しています。

「ワノ国で、全てがつながっていく」という意味深な題名も、ヒグマの役割の重要性を高めています。

56人殺した=ゴム殺し

ヒグマ

『56人殺したのさてめェのような生意気な奴をな』

『おれを怒らせた奴は過去56人みんな殺してきた』

出典: 『ONE PIECE』1巻1話〝ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-〟

たった1つの回で2回も56の数字が登場しています。

作中の数字は誕生日や懸賞金などの語呂合わせで用いられており、56人殺した = ゴム殺しと解釈できます。

ゴム人間であるルフィの天敵となり得ると示唆されており、その証拠に普通の打撃ならは効かない筈のルフィにダメージを与えていました。

つまりヒグマはゴムに特効効果を持つ悪魔の実の能力者であり、主人公キラーポジションにあると言えます。そんな重要な能力を持つキャラをたった1話限りで使い捨てるでしょうか?

ラスボス説

出典: one-piece.com

「1話に既にラスボスとルフィの母親が登場している」と作者が公言した言われています。フーシャ村の住民は明らかに力不足なので、候補はシャンクスとヒグマに絞られます。

しかし作者が公言した確かな情報はなく、そもそもデマと考えられます。匿名掲示板でもONE PIECEの展開を予言する真偽不明の投稿がありました。

ただし強さに関しては、未来視を可能にする見聞色の覇気使いのシャンクスから煙幕一つで逃亡しており、見聞色殺し能力とルフィに打撃を加えるくらいには最低限武装色も扱えると、覇気に関しては一線級の実力を秘めています。

既に再登場していた?

出典: www.onepiece-movie.jp

映画『ONE PIECE STAMPEDE』でヒグマに酷似したキャラの目撃情報が報告されています。しかし、入場特典コミック『巻壱萬八拾九』に記載されている海賊万博の登場リストにヒグマは記載されていません。

ただし茶色の羽織、チョンマゲと明らかにヒグマを意識したキャラデザインだったので、リストに漏れがあった可能性も捨てきれません。死亡した白ひげは像として登場していており、その他のサブキャラは普通に登場していたので、仮にヒグマだった場合は生存を決定付けられます。

海軍大将説

元ネタはファンアート

ヒグマ海軍大将説の発端はファンアートでした。

初期の作画と非常によく似ており、あまりの巧妙さから最新話のネタバレとまで誤解されていました。

色 + 動物の法則

海軍大将の異名は色 + 動物になる法則性があります。ヒグマも以下のように法則に当てはめられます。

キャラ

色 + 動物

出典: one-piece.com

ヒグマ

緋 + 熊

出典: one-piece.com

サカズキ

赤 + 犬

出典: one-piece.com

ボルサリーノ

黄 + 猿

SBSでの言及

海軍大将の異名の法則性はSBSでの言及されていました。

出典: www.safari.co.jp

質問者

『新大将を「牛」「虎」にした理由は、未申(坤)→桃太郎。丑寅(艮)→鬼門→鬼 「鬼」とはつまり「海賊」の事を指します。』

『藤虎が七武海制度の完全撤廃を目指すように、2人の新大将は海軍の人間でありながらどこか世界政府に反感の気持ちを抱いているという設定で作られたのではないでしょーか?』

出典: 『ONE PIECE』76巻

上記の質問に対して、わざとらしく焦ったように回答しています。「正解です」と暗に伝えたかったのでしょう。

伏線

火の傷の男説

出典: one-piece.com

火の傷の男説の主な根拠は以下の3つです。

  • 額の十字傷
  • 政府の関係者との疑い
  • 名前の由来

単純に漫画的にも死んだと思っていた人物が最重要キャラとして復活する展開から採用される可能性は十分考えられます。

名前の由来は、約100年前に北海道で起きた日本史上最悪のヒグマ襲撃事件「三毛別羆事件」に「火を恐れなかった」との記録が根拠に挙げられます。名前にもなっている火と傷の2つ特徴を併せ持つと現時点では有力候補と言えるでしょう。

SWORDとの関連性も示唆されています。

火の傷の男に関する情報

出典: one-piece.com

火の傷の男は以下の特徴を持つ人物と示唆されています。

  1. トラファルガー・ローと知り合い
  2. ロードポーネグリフを持っている
  3. 傷がある
  4. 黒い船に乗っている
  5. 渦を操る能力者
  6. 政府の関係者

現時点でヒグマが該当するのは3のみです。

過去に56皇を殺した?

ヒグマ

『56人殺したのさ。てめェ(シャンクス)のような生意気な奴をな』

出典: 『ONE PIECE』1巻1話〝ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-〟

ルフィとウソップの初会合でシャンクスの名前が挙がった際には「赤髪海賊団と言えば大海賊」と言われるくらいの評判でした。

ヒグマも賞金首だったので、世間体に疎いとは考えにくくシャンクスの評判は周知の上だったのでしょう。なのでヒグマの発言の真意とは、56人の四皇クラスの人間を殺してきた。つまり元々四皇ではなく60皇だったと言えます。

またシャンクスは、12年後の時点で懸賞金は10億4,000万ベリーと四皇幹部クラスでした。

SWORDとの関連性

コビー

X・ドレーク

出典: one-piece.com

出典: one-piece.com

SWORDの主要メンバーであるコビー、X・ドレークは特徴的な十字傷があり、ヒグマも額に十字傷を持っています。コビーは海軍の若き英雄、ドレークは隊長クラスと、ヒグマもSWORDだとしたらSWORDの中核を担う重要人物と考えられます。

仮にヒグマSWORDの一員だったとしたら「上の許可なく四皇にも喧嘩をふっかけられる」ので、四皇幹部クラスのシャンクスに目を付け、山賊と正体を隠して近付いたとの疑いがあります。

またフーシャ村のあるドーン島「ゴア王国」は世界政府加盟国です。裏ではブルージャム海賊団に賄賂を渡して共謀していました。

そして、SWORDを率いていたガープもフーシャ村に定期的に訪れており、全盛期には山賊のダダンを捕えています。

しかし、ガープはヒグマに一切言及されていません。見逃されたのはガープの管轄下にあり、山賊と正体を隠してフーシャ村で独断で活動している件も黙認されたのではないかと考えられます。

特徴的な手配書

出典: www.youtube.com

ヒグマの手配書はやや影がかかった特徴的な手配書です。一般的な手配書は人物がハッキリ分かるように明瞭に写されており、簡単に撮影すらもさせないという情報操作に長けた一面もあります。

懸賞金も800万ベリーと一味と比較にもならない程低い金額ですが、東の海の懸賞金平均300万ベリーを超えています。

懸賞金の査定は個ではなく群としての脅威度も参照されており、ベックマンに惨敗したとは言え、単純な腕っぷしだけでは測れないところにヒグマの強さが隠されているのかもしれません。

実写版のヒグマ

実写版のヒグマは、原作アニメとの変更点はありません。

劇中では尺の都合か台詞は大幅にカットされていますが、重要なシャンクスとの小競り合いから近海の主に襲われるシーンはしっかり描かれています。

基本情報

出典: one-piece.com

本名

ヒグマ

所属

ヒグマ山賊団棟梁

懸賞金

800万

出身

東の海

年齢

46歳(12年前)

身長

190cm

誕生日

11月18日(熊の日)

星座

蠍座

血液型

X型(現実世界でA型)

好物

酒、山菜、熊肉

初登場

アニメ:4話〝ルフィの過去!赤髪のシャンクス登場〟

漫画:1巻1話〝ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-〟

声優

岸野幸正

まとめ

結論、ヒグマは完全にネタキャラ。

1話限りと思われた敵キャラが実は最強格だったというのは非常に夢のある話ですが、どの考察も矛盾します。

例えば覇気が後付け設定である点。25年以上に渡る長期連載も当初予定になかった可能性も高く、次々と設定が注ぎ足されています。なのでヒグマの正体とは、こうした設定的な問題と作中の時系列との齟齬によって生まれてしまったキャラと言えるでしょう。

ただしビブルカードに享年の記載が無く、仮にヒグマが生存したとしても設定的な矛盾も生じないので、ファンの熱い要望に応えて何らかの形で再登場する可能性は十分考えられます。

SBSでも全く言及されていない点もやや怪しく、もしかしたら既に何か考案されているのかもしれません。

似たような立ち位置にあるミゲルの強さも当サイトで考察しています。

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