ポケモンユナイト(ポケユナ)の2021年10月23日に開催された「PokemonUNITE Discord Cup #2」の優勝チームである「A5ランクカジリガメ」の皆さんに独占インタビューを行いました!優勝チームのマクロ戦術やチーム編成、もちもの・わざ構成やバトルアイテムなど、全て掲載していますので、ぜひご覧ください!
目次
優勝チーム概要
チーム概要
「A5ランクカジリガメ」
「PokemonUNITE Discord Cup」を現在2連覇している大注目チームです!
大会情報
▲画像タップで大会ページに飛びます。
概要
- トーナメント形式:シングルエリミネーション
- オンライン大会
- 対戦形式:BO1
- 使用キャラ・持ち物は自由。(ヨクバリスは使用禁止になりました)
優勝賞品
- ZONe24本入りケース(参加者64人以上の場合) ▶各チームメンバーへの提供となります。(出場された5名が対象)
大会結果
チームメンバー紹介
プレイヤー名 (敬称略) |
担当ポケモン |
担当ルート |
ランクレート |
---|---|---|---|
松永燕 |
1900 |
||
NOVER |
1600 |
||
あしらむ |
1600 |
||
がらす |
1600 |
||
yuーma |
1600 |
||
リザーブ |
|||
ぽみみ |
– |
– |
1420 |
各ポケモンのビルド
ポケモン |
わざ構成 |
もちもの |
バトルアイテム |
---|---|---|---|
イワパレス |
からをやぶる |
エネコのしっぽ |
|
ルカリオ |
しんそく |
なんでもなおし |
|
ゼラオラ |
|
エネコのしっぽ |
|
プクリン |
ころがる |
だっしゅつボタン |
|
バリヤード |
ねんりき |
だっしゅつボタン |
チーム戦略について
マクロ方針
ロトム重視・カジリガメは無視
「A5ランクカジリガメ」チームはその名前とは大きく違い、ロトムを最優先してカジリガメは捨てるというマクロ戦術を採用しています。
そのため、7分時の最初のカジリガメ発生タイミングでは4.0.1マクロ(上ルートに4人、下ルートに1人)という動きをしています。
10月20日に大型アップデートとして様々なバランス調整が行われました。
その一つとして、カジリガメに大きな下方修正、ロトムに大きな上方修正がきたため、上記のようなロトム優先のマクロ戦術が流行り始めています。
敵のリソースを奪う
敵側上のファーストゴールを破壊する事で発生する上側タブンネロードと敵中央エリアの野生ポケモンを、ルカリオを中心に味方で狩りつくします。
これによって敵に亀を取られたことによって発生する経験値差を埋めるどころか、むしろ敵リソースを奪取した上で自陣リソースも味方で占有するため、結果的に敵チームよりも多くの経験値を獲得可能です。
試合終盤は”Y”で決める
最近ポケユナ界隈、特に上位プレイヤーの間で流行している通称“Y”というマクロ戦術があります。
“Y”は元々あゆみん杯という大会で上位チームが採用した事で話題になった戦術で、簡単に内容を説明すると、試合終盤サンダーを完全に無視して味方全員で敵ゴールに突撃してゴールを決める事で、サンダーを取られても埋まらない点差を付けて試合を決めてしまう戦術です。
“Y”をするためには正確な点数計算が必須となりますが、「A5ランクカジリガメ」チームはこの“Y”を全試合で採用し、全て成功させて優勝しています。
勝つために意識したこと
必ず敵の上ルートのセカンドゴールを破壊する
“Y”の成功条件を整えるために特に意識していたそうです。
これが達成できなければ、終盤は普通にサンダー戦に臨む可能性もあったとのことでした。
序盤上ルートを優勢に
味方ルカリオの最速でのしんそく獲得(Lv5)、ないしは上ルートでの優勢を目指すため、「A5ランクカジリガメ」チームは下記の戦略を行っていました。
- 中央のゼラオラがアーリーガンクからの8:50の蜂時のガンク、計2回ガンクを行う
- ルカリオに自陣中央エリア上側のヘイガニを譲る
- 敵ルカリオのダンベル積みを徹底的に妨害
残り4分からはエナジー貯蓄
“Y”達成のためにはバトル終盤時での味方のエナジー保有数が非常に重要です。
そのため、「A5ランクカジリガメ」チームは試合時間残り4分からはエナジーの貯蓄を行い、残り2分半でMAP敵上ルートのセカンドゴールエリア付近のブッシュに全員で待機、残り2分で一気にゴールを決めるという動きをしていました。
全員がゴルサポ・おたバリ所持
「A5ランクカジリガメ」チームのマクロ方針ではゴールを決める事が非常に重要なため、チーム全員がゴールサポーターを所持しています。
加えて、チーム全員がおたすけバリアも所持しているため集団戦でのゴール破壊強行を行った際の成功率が格段に上昇しています。
大会でうまくいったこと
全ての試合で“Y”が成功
やはり全ての試合で“Y”を決められた事が大きいとのことです。
大会ルールがBO1(1試合で勝敗が決まるルール)だったので、“Y”が初見殺しとして大きく機能しました。
これがBO3(3試合中2本先取)であるなら2試合目以降に対策が可能なので、また別の対策が必要だったとも。
8分50秒のビークイン戦で優勢が取れた
序盤上ルートでの優勢が重要なマクロ方針なので、特に中央のゼラオラ担当の「あしらむ」さんはこのタイミングに命を懸けていたそうです。
ロトムが実質サンダー戦
サンダーを無視するマクロ方針なので、相手にロトムを取られるのが非常に痛手となります。そのため、チーム全員がロトム戦をサンダー戦だと思ってユナイトわざもフル稼働で臨んでいたそうです。
その結果すべてのロトムを獲得できたのが大きな勝因の一つでしょう。
「A5ランクカジリガメ」チームはプクリンのユナイトわざのみ、ロトム戦では温存していました。
理由としては、プクリンのユナイトわざはロトム獲得後に敵のセカンドゴールを破壊する際に使用する事で味方にシールドと妨害無効効果を付与できるため、ゴール強行の成功率が格段に上昇します。
「A5ランクカジリガメ」に対するメタ戦術
驚くべきことに「A5ランクカジリガメ」チームの皆さんは、自分たちがやられて嫌なメタ戦術までお話してくださりました!
下記に紹介していきます!
ゲッコウガ
上ルートで序盤から優勢を取るのが「A5ランクカジリガメ」チームのマクロ方針ですが、パワースパイクが早く逃亡性能も高いゲッコウガに上ルートを荒らされることが非常に刺さるとの事です。
今後「A5ランクカジリガメ」チームのマクロ戦術が流行する可能性も非常に高いので、ぜひ皆さんもゲッコウガに注目していきましょう。
ミラー戦術
敵チームにミラー戦術(自分たちと同じ戦術を相手も採用している事)をやられると、上ルートの優勢が取りにくくなり非常にやりにくいとの事です。
相手の戦略が事前にわかっている場合は、対策としてミラー戦術も有効でしょう。
最後に
今後の意気込み・メッセージ
「PokemonUNITE Discord Cup」3連覇目指します!

リザーブだけどカジリガメのことも忘れてませんよ! byぽみみ
大会のリプレイ動画も投稿予定
中央のゼラオラを担当していた「あしらむ」さんが個人Youtube chにて大会のリプレイ動画を投稿予定との事です!
ぜひ楽しみに待ちましょう!
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