ポケモンユナイト(ポケユナ)の12月11日に行われた非公式オンライン大会である「ポケモンユナイトCS大会」の大会概要やソロ参加OK大会の魅力、大会の優勝チームの勝利の秘訣まで掲載していますので、ぜひご覧ください。
第5回 ポケモンユナイトCS
大会概要
開催日時 |
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2021/12/11(土) 13:00 〜 |
参加募集締切 |
12/11(土) 12:00まで |
エントリー方法
- LINE公式アカウントを登録
- DiscordURLから 「#参加受付」で参加連絡
大会本配信枠
大会結果
優勝チーム特集
叛逆のららふぇち
「叛逆のららふぇち」チームはトリオ+ソロ2名の大会開始30分前に即興で組まれたチームです。
やはり即興という事で凝ったマクロ戦術は組めませんが、即興だからこその戦術や工夫を多くしていた事で「叛逆のららふぇち」チームは優勝を手にしました。
ここではその工夫や戦術を紹介していきます。
チームメンバー紹介
名前(敬称略) |
ポケモン |
担当ルート |
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しすてぃー |
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エノピッピŸT |
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叛逆のサトシ |
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SQ_ruro |
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ららふぇち |
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各ポケモンのビルド
ポケモン |
わざ構成 |
もちもの |
バトルアイテム |
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ボーンラッシュ |
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スパーク |
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そらをとぶ |
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コットンガード |
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アマージョ |
ふみつけ |
チームの戦術方針
ポケユナ専門用語解説 |
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ゴールマクロ |
ポケユナの戦術の一つ。ラストスパートでのサンダー戦(フリーザー戦)までに多くの点数差を付け、最後のサンダーを無視して全員で敵の3rdゴールに点数を入れることで、相手にサンダーを獲得されても逆転されない点数差を叩きつけ勝利する。 最後のサンダー戦を行わない関係上、集団戦が発生しにくく、勝敗に運の要素が少ないのが特徴。 |
マクロ |
戦術の事。戦場を俯瞰して状況を判断し、適切な行動を取ること。チーム単位での動きはマクロと言える。 |
オブジェクト |
ポケユナでは野生ポケモンのこと。大型オブジェクトと言えば、カジリガメ・ロトム・サンダー(フリーザー)を指して表す事が多い。 |
ファイト |
敵ポケモンと戦う事。ポケユナでは特に集団戦の事を指して言うことが多い。 ファイト構成と言った際は、そのチームのマクロ方針が集団戦を積極的に起こして勝ちに行く構成ということ。 |
AOE |
範囲攻撃のこと。単体ヒットではなく、わざに範囲が設定されていて、範囲内にさえ敵が居れば複数体に攻撃がヒットするようなわざはAOEと言える。 |
バーストダメージ |
瞬間火力のこと。基本的にはコンボ等で一気にわざを吐き切り、そのポケモンが瞬間的に与えられる最大ダメージを相手に与えることを指す。 |
スティール |
敵が削った野生ポケモンのラストヒットだけを遠距離攻撃や高機動系スキルで掠め取る行為。ポケユナでは必須技能と言っても過言ではない。相手エリア側の野生ポケモンを狩る行為もスティールと呼ばれることもある。 |
カジリガメ優先
「叛逆のららふぇち」チームは7分時点での大型オブジェクトはカジリガメが優先でした。
そのため、カジリガメ直前のタイミング7分20秒ではチーム5人全員が下に集まると決めていました。
順当に経験値有利を
「叛逆のららふぇち」チームがカジリガメを優先していた一番の理由は、カジリガメを取る事で順当に経験値を獲得し、敵チームとのレベル差を付けることです。
やはりゴールマクロ等のマクロの練度が必要な戦術は即興のチームでは採用が難しく、そうなると終盤のフリーザー戦で必ずファイトを行うことになるので、ファイトを見据えてレベル差を付けて、集団戦で勝ちに行きました。
フリーザー戦は奇襲
フリーザー戦では視界確保はあえてせず、集団でフリーザーピット横のブッシュに待機し、一気に奇襲を掛けました。
ダメージを与える順番を意識
まずはアマージョが敵の塊に突っ込みAOEダメージで敵に一気にダメージを与えます。
次に敵にユナイトわざを吐かせる前にゼラオラがユナイトわざで一気に敵をKOします。
そこからも逃れて下がった敵をファイアローが決して逃がさずそらをとぶでKOするという完全奇襲の形でフリーザー戦での勝利を獲得しました。
個人ごとの勝つための工夫
ららふぇち
「ららふぇち」さんはアマージョを使っていたので、特に意識したことは味方のルカリオとファイアローが動きやすくなるように積極的に前に出ることでした。
特にアマージョは継戦能力が高く、AOEの攻撃を使えるため対集団性能が高く、チーム構成的にも前を張って壁になれるようなポケモンが採用されていなかったため、特に意識していたとのことです。
サーナイトは集中狙い
特にサーナイトが敵に居た場合は、「ららふぇち」さんは集中的に狙いました。
サーナイトはそのまま放置すると集団戦で高い火力を叩き出されて戦線が崩壊してしまいますが、逆に接近戦には非常に弱いため、火力が出てかつ継戦能力に優れるアマージョがサーナイトを狙う適役でした。
ららふぇちさんから一言

私の戦術はサトシだ
SQ_ruro
「SQ_ruro」さんはチームメイトであり、この大会以外でも一緒にチームを組んでいる「ららふぇち」さんに怒られないことを一番意識されていたそうです。
ユナイトわざを使うタイミング
「SQ_ruro」さんが「ららふぇち」さんに怒られないために特に意識されていたことは、ワタシラガのユナイトわざのタイミングです。
ワタシラガのユナイトわざは集団戦において非常に強力ですが、だからこそ使うタイミングの選定が難しいのが特徴です。
「SQ_ruro」さんの場合は常に味方のファイアローのHPに気を配り、ファイアローのHPが削れるとすかさずユナイトわざを使用し、ファイアローを死なせないように立ち回っていました。
しすてぃー
上ルートのゼラオラを担当されていた「しすてぃー」さんは、序盤のレーン戦ではもうこうダンベルのスタックを貯めにゴールしに来た敵のルカリオを集中的に狙いました。
ゴール後のHPが減ったタイミングを狙う
先日のアプデ調整によってゴール後のHP回復がほとんどなくなりました。
そのため、「しすてぃー」さんはルカリオのゴールを阻止するのではなく、ゴールした後のHPも回復せず無防備になったタイミングでバーストダメージを与え、確実に敵のルカリオをKOしました。
集団戦時にはサーナイトとゲッコウガを倒す
集団戦時には「しすてぃー」さんは敵のキャリー役となるサーナイトとゲッコウガを確実に落とせる立ち回りを心がけていたそうです。
具体的には、集団戦が始まった際にはブッシュに隠れ、敵のサーナイトやゲッコウガのHPが減ったタイミングやリソースを使い切ったタイミングを見計らって奇襲し、一気にバーストダメージを与えてKOしていました。
叛逆のサトシ
「叛逆のサトシ」さんはファイアローでは敵を削る事ではなく、そらをとぶで相手のHPが残り少なくなり、下がっていった敵を確実にKOする立ち回りをされていました。
基本は引き気味で
ファイアローは耐久面に関しては非常に脆く、うかつに攻撃を受ければすぐにKOされてしまいます。
そのため、基本的には引き気味で戦い、KOされないことを優先して立ち回っていました。
リコールで敵を釣る
「叛逆のサトシ」さんはわざと姿を見せながらリコールをすることで、リコールを邪魔しに出てきた敵に対して逆襲をお見舞いしていました。
その際に重要なことは、追い詰められてリコールするのではなく、しっかりわざのCTも全て上がっており、逃げる手段と逆襲の手段が全て潤沢にある状態で待ち構えることでした。
「叛逆のサトシ」さんは普段はニトロチャージではなくつばめがえしを使用されていました。
つばめがえしだとラストヒットを取りやすくスティールがしやすいため通常であれば採用していましたが、試合中に誤ってニトロチャージを選択してしまったため、ニトロチャージの特徴である逃げやすさを活かして立ち回りました。
エノピッピŸT
「エノピッピŸT」さんが意識されていたことは、オブジェクトのラストヒットを取る事です。
グロウパンチが下方修正され、しんそく型の採用が主流となっている現環境ですが、それでも使い慣れているグロウパンチを採用するからにはと、グロウパンチの強みであるスティール性能の高さを存分に活かして立ち回りました。
「エノピッピŸT」さんはルカリオランキング21位を獲得された経験のある、ルカリオ界のトッププレイヤーの一人です。
「エノピッピŸT」さんは今後Youtube活動もされる予定との事なので、ぜひ今後の活躍に注目しましょう。
CS大会に参加してみての感想
思ったより連携が取れた
ポケユナCS大会はソロ参加OKの大会で、実際に「叛逆のららふぇち」チームもトリオ+ソロ2名という構成で、大会開始30分前に初めて出会うという形でした。
しかし、その割には思ったより「叛逆のららふぇち」チームはしっかりと連携が取れたという感想を持ったそうです。
コミュニケーションが大事
「叛逆のららふぇち」チームが優勝できた理由の一つは、初対面の相手ともしっかりコミュニケーションを取れたことでした。
やはりVCを繋ぐからには意思疎通や状況報告がしっかりできないと意味が薄くなってしまうため、それをしっかりと実現できた点が「叛逆のららふぇち」チームの強みと言えるでしょう。
一番楽しんだチームが勝てる
ポケユナCS大会は他のチーム参加限定の大会とは違い、ソロ参加もOKという事で、エンジョイ大会という要素が強いのが特徴です。
だからこそ、「叛逆のららふぇち」チームの皆さんは大会を非常に楽しんでおり、大会参加チームの中で一番楽しんだからこそ優勝できたという言葉を頂戴できました。
実況・解説がよかった
本大会の本配信では実況に「やまのべ」さん、解説に「もぎのて」さんをお迎えし、実況解説を行いました。
その実況・解説のレベルが非常に高く、「叛逆のららふぇち」チームとしても見る側としても参加する側としても、とても楽しかったとの事でした。
やまのべさん
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もぎのてさん
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チームとしての大会の感想
エオスビスケットは最強
チームメンバーの告知
ScarletQupid
「叛逆のららふぇち」チームのうち、「しすてぃー」さん「ららふぇち」さん「SQ_ruro」さんの3名は「ScarletQupid」というポケユナセミプロチームに所属されています。
チームでYoutube生配信等で活動されておりますので、ぜひ気になる方は「しすてぃー」さんのYoutube chをチェックしましょう!
サークルメンバー募集
「叛逆のサトシ」さんが運営されているポケユナのサークルがメンバーの募集を行っています。
興味のある人はゲーム内からぜひ応募してみましょう。
今後のポケモンユナイトCSについて
ソロユーザーにもポケユナをもっと楽しめる場所を提供
▲画像タップでTwitterに飛びます
ポケモンユナイトCSでは毎月第2土曜日13時〜ソロエントリーOKの大会を開催しています。
大会には出たいけれど、チームメンバーが中々集まらないという方でも気軽に参加ができるので、まずは気軽に参加してみましょう。
友達との出会いのきっかけに
今回の優勝チームである「叛逆のららふぇち」は初対面同士でも楽しく遊んだ結果、優勝を果たしました。
しかし、重要なのは優勝という結果だけではなく、その後大会のチームメンバーとポケユナを一緒にプレイするというきっかけが生まれたことです。
大会に一緒に参加すれば、その後の遊ぶ約束もしやすくなるはずです。ぜひこの大会をきっかけにポケユナの友達を増やしましょう。
大会以外でもオープンチャットがおすすめ
今回大会エントリーに使用されたポケモンユナイトCSのLINEオープンチャットでは、大会以外でも、日々1200人以上のポケユナユーザーの交流の場となっています。
中々ポケユナを一緒にプレイする友達を作る機会や場所がない、という方はぜひこちらのLINEオープンチャットで友達を探しましょう。
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