ポケカアプリ『ポケポケ(ポケモンTCGポケット)』の2025/4/30に追加された「双天の守護者」で強化され、環境で使用率が増加している「ゲッコウガ」+αのデッキに付いて解説する記事です。
中でも、「ギラティナex+カプ・テテフ」型の「ゲコテテフ」や「ゲコギラ」と呼ばれるデッキについて詳細に解説しています。
デッキの回し方や弱み、対戦時の対策、生成に必要なパック開封ポイントなどの情報も紹介していますので、バトルの際の参考にしてみてください。
目次
ゲッコウガデッキのレシピ
デッキレシピ
各カードはパックで入手する以外に、「パック開封ポイント」で作ることもできます。
ギラティナex+カプ・テテフ型(ゲコテテフデッキ)
デッキレシピ
×2 |
×2 |
×2 |
×2 |
×2 |
×2 |
×1 |
×2 |
×2 |
×1 |
×2 |
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各カードの生成に必要なパック開封ポイント
35Pt/枚 |
150Pt/枚 |
500Pt/枚 |
70Pt/枚 |
70Pt/枚 |
70Pt/枚 |
70Pt/枚 |
70Pt/枚 |
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ゲコテテフデッキのカードを生成する際に必要なパック開封ポイントの一覧表です。
いずれも最低レアリティのものとなりますので、★2などレアリティの高いものが欲しい場合はさらにパック開封ポイントを支払う必要があります。
※表に記載のないグッズ系カードはショップチケットで入手してください
▼ショップチケットの入手方法
ゲコテテフデッキの回し方
なるべくギラティナexでスタートする
バトル開始時、ギラティナexが手札にあればベンチに優先して出しましょう。
HPが削れてしまっても、 大きなマント や ポケモンセンターのお姉さん による回復が行えるので問題ありません。
また、初手で出せなかった場合は、2ターン目以降でも構わないので、 博士の研究 で最速でギラティナexを場に出してください。
ギラティナに3エネルギーを優先
序盤はギラティナexの「はくうのさけび」でエネルギー加速をしてターンを終えます。
この特性を使うとターンが終わってしまうので、中盤以降の攻撃できるタイミングでなるべく特性を使わないで済むよう 早い段階でエネルギー加速を終えておくのがポイントです。
別のポケモンをバトル場に置いて逃げエネルギーをつける
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ケロマツやカプ・テテフなど、サブアタッカーやギミック要員をバトル場に置き、余裕があればいつでも逃げられるように 1つだけエネルギーを付けておきましょう。
カプ・テテフの場合はベンチで育てているポケモンに対しても攻撃が可能なので、序盤を凌ぐためにアタッカーとして運用しても構いません。
ゲッコウガはHP120と序盤の壁になりうるHPがあるので、進化まで見えている場合は壁として使っても良いです。
ゲッコウガを早い段階で着地させる
ゲッコウガがベンチにいれば毎ターン20の削りができるので、 博士の研究 などのドローソースを使い、ふしぎなアメとゲッコウガを手札に揃えてゲッコウガを早い段階でベンチに出します。
アカギと合わせて確実にベンチポケモンを処理
アカギはダメージを受けているポケモンをバトル場に出す効果があります。相手ベンチの未進化ポケモンや、エネルギーが十分についていないポケモンexを優先して処理するように立ち回ってください。
ゲッコウガのベンチ20狙撃で好きな対象を選び、ギラティナexの「カオスインパクト」で合わせて1ターンで150ダメージを出すことができ、ゲッコウガを2体立てれば170のバーストダメージとなります。
狙撃ギミックとして割り切る
水エネルギーを採用すればゲッコウガでも攻撃可能になりますが、エネルギー事故を考慮して採用していません。
そのため、「かすみぎり」で攻撃することはなく ベンチからの狙撃ギミックとして割り切って使うことになります。
ギラティナexで攻撃していく
ギラティナexの準備が整ったら、「カオスインパクト」で攻撃していきます。
自身に20の反動ダメージがあるので、 大きなマント でHPを増強したり、 ポケモンセンターのお姉さん で特殊状態やHPを回復しながら戦うようにしてください。
相手の レッド までケアできそうならば、回復量が過剰でも ポケモンセンターのお姉さん を使って構いません。
これ以降は特性を使わない
ギラティナexに3エネルギーつけるまでは「はくうのさけび」を使っても構いませんが、それ以降は相手が手札事故を起こしていない限り 特性を使うことは避けてください。
ギラティナexが処理されたらマーズで相手の手札を削る
ギラティナexのHPが0になると相手に2ポイント取得されてしまいます。
この状態でマーズを使うと相手の手札を1枚にできるので、次のターンに敗北が確定していないのであれば 優先してマーズを使ってください。
終盤はカプ・テテフ+ゲッコウガで〆る
2体目のギラティナexで攻撃するには3ターンかかってしまうので、基本的には終盤はカプ・テテフとゲッコウガのベンチ狙撃でゲームエンドを狙います。
カプ・テテフの「エナジーアロー」はベンチにも攻撃可能なので、ゲッコウガの20削りと合わせて ベンチでエネルギーを蓄えている育成中のポケモンを処理しましょう。
カプ・テテフは中盤で出してもOK
自身でエネルギー加速ができる『シャイニングハイ』のリザードンexや、エネ加速ギミックで複数のエネルギーがついたベンチポケモンに対しては ゲーム中盤からカプ・テテフをバトル場に出して攻撃していっても構いません。
ゲコテテフミラーの対策
ゲコテテフデッキでミラーとなった場合の対策を紹介しています。
ゲッコウガを最優先で立てる(最優先事項)
ミラーの場合、エネルギーを付けるとカプ・テテフの攻撃で大ダメージを受けてしまいます。
この条件は相手も同じなので、互いにゲッコウガの「みずしゅりけん」による削りがメインとなります。
そのため、最優先でゲッコウガを立てる動きを意識してください。エネルギーはつけなくても構いません。
ギラティナexを処理されない(優先事項)
ギラティナexを処理されると2ポイント先取される上に、エネルギー加速に使ったターンがすべて無駄になってしまいます。
ゲームテンポが落ちてしまっても構わないので、ギラティナexを極力バトル場に出さずエネルギーもつけず、削られないことを意識しましょう。
カプ・テテフやゲッコウガによるベンチ狙撃があるため、手札に抱えてしまっても構いません。
テテフを処理してからギラティナexを育成
相手のカプ・テテフを処理できれば、ギラティナexを育てても構いません。
ギラティナexにエネルギーがついたらテテフで処理する
相手がギラティナexにエネルギーをつけてきた場合は、カプ・テテフのワザで攻撃して削っていきます。
ワザ発動のために4エネルギーついた場合は80ダメージとなり、2回攻撃できればギラティナexを倒すことができます。
攻撃してきた際の反動ダメージや回復カードも計算した上で、最悪の場合カプ・テテフを2枚使い切る形になっても良いのでギラティナexを処理してください。
デッキの解説
汎用性・カードパワーで押せるデッキ
現環境で単体性能が優れたギラティナexと、汎用性に優れたベンチ狙撃のゲッコウガ、威力は相手のエネルギーに依存するものの1エネルギーでベンチにも攻撃可能なカプ・テテフを合わせたデッキです。
ふしぎなアメでゲッコウガの進化もしやすく、簡単に相手ポケモンを処理できるようになるアカギともシナジーがあり、ゲームを終わらせるプランが立てやすいのが特徴です。
ex/非exが混在しているので1-1-2プラン、2-1/2-2プランと柔軟な動きもでき、マーズを強く使いやすいというのもこのデッキが強力である要因の一つです。
少し拡張性は低め
- ギラティナex(2)
- ふしぎなアメ+ケロマツ+ゲッコウガ(計6)
- モンスターボール+博士の研究(計4)
- マーズ(1)
- ポケモンセンターのお姉さん(2)
でデッキの15/20が埋まります。
ギラティナex1枚採用のデッキレシピもありますが、デッキの必要カード枠が非常に多く デッキの拡張性が少し乏しく このデッキを対策できるカードやデッキが環境に増えていくと厳しくなります。
▼入れ替え候補
カード |
効果 |
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HP90,2エネルギー70打点と優秀 バトル場で育てるとねむりになってしまうのでベンチで育成する ミラーになると低速での削り合いになるので、裏で育てるサブアタッカー運用となる |
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厳密に言うと雷エネルギーを採用しないので攻撃できず、サブアタッカー運用は不可 exのワザのダメージを受けないので、非exを採用しないデッキを詰ませるためのカード 環境にオドリドリが刺さりやすい場合に採用 |
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HP140でギラティナexのカオスインパクトを耐えることができる ジュン を採用すれば2エネルギーで100打点の攻撃が可能 ただし逃げエネが4と非常に重いので使い捨てになりがち |
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