ポケカアプリ『ポケポケ(ポケモンTCGポケット)』で、5月29日の「異次元クライシス」で追加されたウルトラビースト「マッシブーンex」「フェローチェ」「カミツルギ」の3枚を主軸にしたデッキについての記事です。
デッキの回し方や弱み、対戦時の対策、生成に必要なパック開封ポイントなどの情報も紹介していますので、バトルの際の参考にしてみてください。
マッシブーンexデッキのレシピ
デッキレシピ
各カードはパックで入手する以外に、「パック開封ポイント」で作ることもできます。
デッキレシピ
×2 |
×2 |
×1 |
×2 |
×2 |
×1 |
×2 |
×2 |
×1 |
×1 |
×2 |
×2 |
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カスタムは自在
デッキに採用しているカードはあくまで一例です。
主軸となるマッシブーンexとウルトラビーストポケモンとルザミーネを採用しておけば、デッキレシピと異なるポケモンを採用したり、枚数を変更しても構いません。
周りのグッズカード・サポートカードも自分の好みのものや 環境に応じて変えていっても良いです。
その他の採用候補カードと理由
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- ビーストウォール
→相手がポイントを取得していない事が前提になる序盤~中盤限定のカードですが、次のターン場のウルトラビースト全員が受けるダメージを-20できます。
序盤から強い動きを押し付けていきたい場合に。 - ビーストナイト
→こちらは逆に中盤~終盤に活躍するカードです。
ウルトラビーストのワザのダメージが、相手が取得したポイント×10アップします。
終盤少し物足りなくなってくるカミツルギのワザが最大60まで伸び、マッシブーンexの下ワザも140ダメージまで上がるので射程圏内のポケモンが増えます。
ただし「ポケモンのどうぐ」に分類されるカードのため、 リーフマント と競合してしまう点に注意が必要です。
各カードの生成に必要なパック開封ポイント
500Pt/枚 |
70Pt/枚 |
35Pt/枚 |
150Pt/枚 |
70Pt/枚 |
70Pt/枚 |
70Pt/枚 |
70Pt/枚 |
70Pt/枚 |
マッシブーンexデッキのカードを生成する際に必要なパック開封ポイントの一覧表です。
いずれも最低レアリティのものとなりますので、★2などレアリティの高いものが欲しい場合はさらにパック開封ポイントを支払う必要があります。
※表に記載のないグッズ系カードはショップチケットで入手してください
デッキを作るときに引くべきパック
優先度 |
パック名 |
封入カード |
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① |
異次元クライシス |
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➁ |
時空の激闘 パルキア |
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③ |
双天の守護者 ソルガレオ |
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④ |
超克の光 |
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⑤ |
最強の遺伝子 リザードン |
異次元クライシス 封入率
※99.950%の通常のパックを引いた場合の、1パック当たりのおおよその封入率を掲載しています。
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時空の激闘 パルキア 封入率
※99.950%の通常のパックを引いた場合の、1パック当たりのおおよその封入率を掲載しています。
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双天の守護者 ソルガレオ 封入率
※99.950%の通常のパックを引いた場合の、1パック当たりのおおよその封入率を掲載しています。
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超克の光 封入率
※99.950%の通常のパックを引いた場合の、1パック当たりのおおよその封入率を掲載しています。
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最強の遺伝子 リザードン 封入率
※99.950%の通常のパックを引いた場合の、1パック当たりのおおよその封入率を掲載しています。
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一部はゲットチャレンジで入手する
マッシブーンexデッキの主要なカードは「異次元クライシス」パックから入手できます。
それ以外ではシナジーが強くゲームを終わらせやすい アカギ 、草タイプのHPを伸ばせる リーフマント などが様々なパックに入っています。それぞれ足りないカードが封入されているパックを開封したり、ゲットチャレンジでカードを集めていきましょう。
▼ゲットチャレンジの詳細はこちら
残りのカードはショップで購入
「 モンスターボール 」「 博士の研究 」などのプロモカードは、それぞれショップチケット×2で購入できます。
「 博士の研究 」や「 モンスターボール 」は初期デッキで2枚ずつ手に入りますが、それ以外のグッズなど足りないものがあれば別途購入してください。
▼ショップチケットの入手方法
マッシブーンexデッキの解説
たねポケモンメインで事故が起きづらい
ウルトラビースト系のカードは全てたねポケモンのため、進化先や ふしぎなアメ を引けないという事故が起きません。
カミツルギ・フェローチェは1エネルギーで攻撃可能、テッカグヤは壁/ギミック要員として優秀なため、初動が非常に安定しやすいのが明確な強みの1つとなっています。
各種非exの強み・理由
ポケモン |
強み |
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ベンチにダメージを飛ばせるのでマッシブーンexの火力を補ったり、 アカギ を強く使える 単体に対するダメージが少なめで きずぐすり やシェイミなどの回復ギミックが重い |
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単体ダメージが40と高く、アグロ(速攻)寄りの立ち回りが狙いやすい マッシブーンexが苦手なオドリドリ(ぱちぱち)をワザ2発で処理できる |
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2枚展開できれば逃げエネルギーを無駄にせずマッシブーンexのビッグビートを連打できる HP110と高いので壁要員として動かしやすく、最悪の場合3エネルギー100打点としても使える |
各非exポケモンの強みは上記の通りです。
フェローチェ・カミツルギはどちらもアグロ(速攻)寄りの動きが狙えますが、採用枚数を増やしすぎるとマッシブーンexを引けなくなるので、非exの合計枚数は4~5枚が望ましい(全カードを2枚ずつ採用しない)です。
テッカグヤ2枚はほぼ固定となるので、フェローチェ・カミツルギから2~3枚採用するようにしましょう。
序盤は非exウルトラビーストで攻める
序盤は1エネルギーで攻撃できる2種のウルトラビーストのいずれかを場に出せるのが理想です。
40打点を出せるカミツルギと、バトル場・ベンチに20ダメージを飛ばせるフェローチェのどちらも強力です。ダメージ総量自体は変わらないので、環境デッキを見てどちらがの刺さりが良いかを見定めて採用枚数を変えてください。
非exはマッシブーンexが育つまで延命
サブアタッカーとなるウルトラビーストはいずれも1エネルギーで攻撃できるので、裏のマッシブーンexが攻撃可能になるか、ルザミーネを手札に引き込めるまでは リーフマント をつけたり、 エリカ などの回復系カードで延命します。
フェローチェのベンチ狙撃+アカギで終盤も詰めやすい
フェローチェの「ジャンプブルース」で裏のポケモンにダメージを入れておくことで、アカギで呼び出して簡単にポイントを取ることができます。
1-1-2プラン/2-2プランなど状況に応じて動きやすい
テッカグヤの特性「ウルトラスラスター」を使うことで ウルトラビーストであれば、逃げエネルギーなしで入れ替えることができます。
非ex→非ex→マッシブーンexの1-1-2プランで攻めたり、序盤の非exが生き残った場合は マッシブーンex×2の2-2プランを押し付けたりと柔軟な立ち回りが可能です。
また、テッカグヤ自身もHP110と高く壁役としても機能するため、バトルスタート時にテッカグヤやマッシブーンexが場に出てしまった場合でも、後から他のたねポケモンを引いて立て直しやすいというのも利点です。
テッカグヤと合わせるとマッシブーンexのデメリットを踏み倒せる
- エネルギー付きのマッシブーンex×2+テッカグヤ
→マッシブーン①とマッシブーン②を入れ替え - エネルギー付きのマッシブーンex+テッカグヤ×2
→テッカグヤ①のウルトラスラスターで何らかのポケモンと交代→テッカグヤ②のウルトラスラスターでマッシブーンを場に出す - エネルギー付きのマッシブーンex+テッカグヤ+逃げエネがついたポケモン
→バトル場のマッシブーンをウルトラスラスターで逃げエネ付きのポケモンと交代→逃げてマッシブーンexを再展開
上記いずれかのボードを作れた場合、マッシブーンexの「ビッグビート」の”次のターンビッグビートを使えない”というデメリットを無効化することができます。
中盤~終盤はルザミーネでマッシブーンexを立てる
相手がポイントを取得したら、ルザミーネを使うことで トラッシュにあるエネルギーを2つウルトラビーストに付けることができます。
マッシブーンexはワザの使用に3エネルギー必要なので、エネルギーゾーンのエネルギーを合わせることで 場に出したターン即座に攻撃を仕掛けることができます。
あえて「にげる」でエネルギーをトラッシュに
バトル場のポケモンで「にげる」を選択することで、エネルギーをトラッシュに送ることができます。
カミツルギやフェローチェが処理されていない状況でマッシブーンexにエネルギーを移すため、あえて「にげる」を選択→ルザミーネ使用でエネルギー移動というプランも頭に入れておいてください。
バトル場の非exウルトラビーストにエネルギーを2つつけておくのも◯
序盤に場に出したいカミツルギやフェローチェが攻撃するには1エネルギーで充分ですが、次のターンこれらのポケモンが倒され、ルザミーネを使用できる状況であれば、トラッシュにエネルギーを2つ置いておきたいので、あえてバトル場の非exにエネルギーを2個つけておくのも有効な戦術になります。
マッシブーンexのビッグビートで大型を処理
マッシブーンexのワザ「ビッグビート」は120ダメージと強力なものの、連続してこのワザを使用できないというデメリットがあります。
サブウェポンの「パンチ」は30打点と少し弱めなので、なるべく相手の育ったポケモンを「ビッグビート」で処理することで 次ターンの被ダメージを減らし、マッシブーンexを延命しやすくなります。
高HPはフェローチェの削りと合わせる
相手のベンチで2進化ポケモンなどが育っている場合は、フェローチェのベンチ狙撃で予め削っておき、なるべくオーバーキルしない形で「ビッグビート」を使って処理していきましょう。
ギラティナex+ダークライexに有利
デッキのメインギミックが草タイプで、草弱点であるダークライexに対して大きなダメージが見込めます。
さらにマッシブーンの下ワザ「ビッグビート」が弱点込みで140打点となり、ダークライexを一撃で処理可能です。
ギラティナexに対してもフェローチェ/カミツルギでの削りや、ビーストナイトの打点増強を合わせることでうまく処理ができ、ダークライex+ギラティナexデッキに優位を取りやすくなっています。
マッシブーンexデッキの対策・弱み
ソルガレオex最速着地ができれば優位
ソルガレオexはHP180、120打点のワザを2エネルギーで発動でき、動けるようになったタイミングで 特性「ライジングロード」を使えば即座にバトル場に出ることができます。
最速で後攻2ターン/先行3ターンで場に出せるので マッシブーン側より早い段階で起動でき、反動ダメージ込みでも一撃処理されないので 後手からでもまくりやすい対面になっています。
▼ソルガレオexデッキ
マシェードで安定感アップ
『異次元クライシス』で登場したマシェードを採用しておくことで、より安定してソルガレオexを着地させられるようになります。
毎ターンポケモンをサーチしてデッキ圧縮を行うことで、強力なサポートカードも引き込みやすくなり、 アカギ などによるリーサルプランも安定します。
リザードンex(ばくねつほう)が非常に有利
リザードンex(シャイニングハイ)の「ばくねつほう」は弱点込みで170ダメージで、 リーフマント つきのマッシブーンexを一撃で処理可能です。
マッシブーンexを処理すると2ポイント取得でき、何らかの非exポケモンを1体処理するだけで勝利となります。
リザードンexはHP180と高く、マッシブーンex側から一撃では処理されないので ベンチで最速でリザードンexを育て、バトル場に出して もえあがる→ばくねつほう×2でゲームエンドを狙えます。
炎タイプポケモンで弱点を突く
マッシブーンex・フェローチェ・カミツルギの3種は共通して炎タイプが弱点となっています。
テッカグヤの弱点は付けませんが、炎タイプのポケモンのワザの通りが良いので 環境でマッシブーンexが流行し始めると炎タイプのデッキを使うのがおすすめです。
HP130以上あれば耐えやすい
マッシブーンexのワザの最大威力が120なので、 レッド などの打点増強カードを加味しなければ HP130以上のポケモンで耐えることができます。
マッシブーンexのデメリットを把握しておく
マッシブーンexのワザ「ビッグビート」は連続して使用することができません。
3エネルギー120ダメージと強力ですが、2ターン目は30打点の「パンチ」もしくはカミツルギに交代して40打点の「デスラッシュ」になりがちなので、基本的には2ターンで合わせて150~160打点となります。
特定のボードだと連続でビッグビートが飛んでくる
先ほどデッキ解説で紹介した「マッシブーンex×2+テッカグヤ」「マッシブーンex+テッカグヤ×2」「マッシブーンex+テッカグヤ+逃げエネつきのポケモン」のボードの場合は連続で120ダメージを出してくることになります。
相手のボードをしっかり確認しておくようにしましょう。
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