【ポケモンZA】「大ヒスイ展」徹底解説!「LEGENDS アルセウス」ファン必見の展示内容|ウォロの正装やノボリのその後も【レジェンズZ-A】

攻略大百科編集部
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本記事では、『Pokémon LEGENDS Z-A』作中のミアレ美術館で開催されている「大ヒスイ展」は、『Pokémon LEGENDS アルセウス』の舞台であるヒスイ地方の貴重な史料を多数展示しています。その詳細な展示内容や、『アルセウス』の登場人物たちのその後について解説します。

「大ヒスイ展」の概要

『Pokémon LEGENDS Z-A』(以下、Z-A)に登場するミアレ美術館では、「大ヒスイ展」なる企画展が本館2階フロアで開催されています。この企画展は、2022年に発売された『Pokémon LEGENDS アルセウス』(以下、アルセウス)の舞台である「ヒスイ地方」の史料を展示するものです。

本展は『ヒスイ地方で人とポケモンがどのようにして共生するようになったのか』を紐解く、大規模な展示企画として位置づけられています。

『Z-A』の舞台であるミアレシティにおいても、野生のポケモンがミアレシティに集まってくるという現象が起きているから、人とポケモンがどのように共生していくかというテーマが展開されており、「大ヒスイ展」の開催は、ミアレシティの住民にとっても大事な共通のテーマとなっています。

美術館のロビーにはヒスイ地方の地図が掲示されていますが、NPCの会話からはカロスの地においてヒスイ地方の知名度は高くないことが示唆されています。それもそのはず、ヒスイ地方は2006年に発売された『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(以下、DP)およびリメイク作の舞台「シンオウ地方」の遠い昔の呼称であり、『アルセウス』の舞台も現代ではなく、遠い昔のヒスイ地方です。

『アルセウス』のキャラクターたちのその後

「大ヒスイ展」では、『アルセウス』をプレイしたユーザーにとって見覚えのある要素に加え、ゲームを完遂したプレイヤーですら知らなかったヒスイの「その後」が史料として展示されています。

ウォロの驚くべき情報と古代シンオウ人の謎

特に注目を集める展示の一つに「古代シンオウ人の正装」があります。この衣装は、『アルセウス』で主人公の前に立ちはだかったウォロが着用していたものと酷似しています。

展示の近くにいるNPCの証言によると、この正装は着用していた本人が寄贈したものであり、その人物はラベン博士のスケッチを懐かしそうに眺めていたと語られています。

「何年、何十年、何百年かかったとしても、ヒスイの神話を解き明かし、アルセウスに会ってみせる」

ウォロを含む、古代シンオウ人は非常に長命であることが『アルセウス』作中で示唆されており、この情報が事実であれば、『Z-A』の時代においてもウォロらしき人物がいまだ生存している可能性が高まります。

ウォロは『アルセウス』作中の一連の行動や目的から、神話に固執し、アルセウスに謁見することを強く望んでいた人物です。彼が神事の際に着用する「正装」を手放したこと自体に、何らかの心境の変化があったことが示唆されます。これは、長い時を経てアルセウスへの執着が薄れた、あるいは古代シンオウ人の存在を後世に伝えるためといった解釈が考えられます。

ウォロの特徴的な髪型は「シンオウ結い」と呼ばれ、『アルセウス』作中でプレイヤーも再現可能でした。これは古代シンオウ人が神のような存在であるアルセウスの姿を再現することで敬意を表していたためとされています。

ノボリの消息とイッシュ地方への帰還

 

『アルセウス』において、ノボリは現代(『ポケモン ブラック・ホワイト』の舞台であるイッシュ地方)からヒスイ地方にタイムスリップし、記憶喪失の状態でした。

ですが、ミアレ美術館の「訓練場」の解説文には、ノボリの名前が挙げられています。記録によれば、ノボリは「帰るときがきました」と言い残して姿を消したとされています。

つまり、今回の展示情報により、ノボリが無事に現代のイッシュ地方へ帰還したのでしょう。

これは、NPCが言っていたように、イッシュ地方のライモンシティの「バトルサブウェイ」のマルチトレインが再開することからも裏付けられる情報です。

ヒスイ地方の地図と開拓の歴史

「大ヒスイ展」では、ヒスイ地方の地図が2枚展示されています。一枚はコトブキビレッジ周辺、もう一枚は天冠の山麓や紅蓮の湿地のリッシ湖あたりのものです。

地図には子供が多く描かれており、これはポケモンへの恐怖が薄れ、生活が安定していた『アルセウス』エンディング後の光景を表していると考察されます。

地形が現代とほぼ同じで描かれているのは、ヒスイウォーグルなどの「そらをとぶ」ポケモンに乗って上空から地形を捉えられたためと説明されています。

調査隊の装備と文化

モンスターボールとクラフト技術

『アルセウス』でプレイヤーが自作できたモンスターボール、ヘビーボール、フェザーボールが展示されています。現代においてモンスターボールを自作するのは至難の業とされており、当時の自作技術の詳細は不明です。

現代のモンスターボールについて

現代のモンスターボールは、『ポケットモンスター図鑑』という書籍によって設定が判明しています。しかし、初代ポケモンの頃の書籍のため、なくなった設定の可能性もありますが、「もやもやドガースポケモン世界紀行」でも説明されているので、完全になくなった設定ではないと思われます。

カントー地方のシルフカンパニーとホウエン地方のデボンコーポレーションによって製造され、タマムシ大学のニシノモリ教授が開発したとされています。

ニシノモリ教授がモンスターボールを開発した経緯があります。オコリザルの怒りエネルギーを抽出する実験をしていたところ、投薬量を間違え、オコリザルを衰弱させてしまいました。弱ったオコリザルは生存本能のためなのか、近くにあった教授の老眼鏡ケースに入り、胎児のように丸くなりました。この事故をきっかけにカプセルの開発が進められた、これがモンスターボールの原型です。

調査隊ポーチとシュウゾウ隊員

調査隊のポーチも展示されており、解説文には「収納できる道具の数を増やせると豪語する隊員もいたと伝わっている」という記述があります。これは、『アルセウス』で主人公のポーチを拡張してくれたNPC、シュウゾウ隊員のことを指しています。

主人公が着用した調査隊の制服

『アルセウス』のプレイヤーに最も馴染み深い調査隊の制服も展示されています。

郷土料理イモモチ

ケムリイモを調理したヒスイ地方の郷土料理「イモモチ」も紹介されています。『アルセウス』作中の「ふるいポエム13」の内容が現代まで伝わっており、イモモチの作り方が詳細に記されています。

「ケムリイモを採る」
「ケムリイモの皮をむく」
「ケムリイモに火を通す」
「焼くなり煮るなり好きにしろ」
「火の通ったケムリイモをつぶす」
「つぶしたものを練ってこねる」
「あとは焦げ目がつくまでやけ」
「ポケモンの技でいうなら ひのこでよい」
「かえんほうしゃはやりすぎ」

ラベン博士の功績

ラベン博士のスケッチが現代まで伝わっていることが展示されています。

ヒスイのポケモン図鑑

ポケモン図鑑の原本は消失したとされていましたが、シンオウ地方の民家の蔵から当時の写本の一部が発見されたとのことです。

図鑑を完成させたのは博士自身ではなく、どこからともなく現れた15歳の若者(プレイヤー)だったという情報も伝わっています。スケッチにはコリンク、チェリム、ピカチュウ、ロゼリア、コロボーシ、ムックル、ケーシィ、そしてどこかの風景が描かれています。

雑居ビルにあるラベン博士の肖像画

なぜか雑居ビルの一室にラベン博士の肖像画が飾られており、こんな場所に肖像画が飾られている理由は不明ですが、ラベン博士が現代においても有名な人物であることが示唆されます。

ギンガ団、コンゴウ団、シンジュ団の史料

ギンガ団、コンゴウ団、シンジュ団の史料や、ギンガ団の初代団長デンボクが着用していた着物と、終盤にまとった鎧が展示されています。

着物と鎧について

本人の所有物かどうかは不明で、展示されているのは本物ではなく精巧に復元されたものとされています。

鎧はガラル地方伝来のもので、カロス四天王の一人であるガンピが着ている甲冑と似ていることが言及されています。

ガンピ曰く、彼の先祖がガラルの人間に譲ったうちの一つがシンオウ地方に伝わったのではないかとのことですが、当時のカロスとガラルの関係性から真相は不明とされています。

ギンガ団の団旗

ギンガ団の団旗も展示されています。ギンガ団に所属するメンバーの出身地が様々であったことから、団旗にはガラル文字のテイストが取り入れられたというエピソードが残されていますが、こちらも真偽は不明です。

カロス地方にとってもヒスイ地方にとっても、ガラル地方は切っても切れない関係であることが間接的に言及されており、これらの地方の深い関連性が示唆されています。

偉人の肖像画

「太陽・海・大地」を表す3つの偉人の肖像画が展示されています。『アルセウス』ではコンゴウ団とシンジュ団の民家に飾られていたものですが、当時から誰なのかは一切不明でした。

現代のミアレ美術館においてもその真相は不明とされていますが、過去作のキャラクターであるアデク、マツブサ、アオギリを連想させる姿が描かれています。

ガラル地方との歴史的関連性

デンボクの鎧がガラル伝来であることや、ギンガ団旗にガラル文字のテイストが取り入れられているエピソードから、カロス地方、ヒスイ地方、ガラル地方の間に深い関係性が示唆されています。

カロスのモデルがフランス、パルデアのモデルがスペイン、ガラルのモデルはイギリス(グレートブリテン島)であることから、3つの地方が隣国であることが判明したようなものです。

NPCのセリフには「ガラル野郎!先祖のリベンジかよ」といった言葉もあり、カロスとガラルは昔何かしらの因縁があった可能性が考えられます。

つまり、この因縁とは、AZの過去からわかることとしてカロスはどこかと戦争をしていたことから、戦争の相手がガラルの可能性があり、ガラルとの戦争によりフラエッテは亡くなるのかなと思われます。

ちなみに、カロス地方では3000年前に戦争があったとされており、ガラル地方の3000年前には「ブラックナイト」と呼ばれる大災害が起きています。この戦争とブラックナイトの関係性は現時点では不明です。

シンオウさまに関する展示

ディアルガとパルキアの石像

 

コンゴウ団が信仰していた「シンオウさま」であるディアルガと、シンジュ団が信仰していた「シンオウさま」であるパルキアの石像が展示されています。『アルセウス』では、両者の対立が描かれ、真実はどちらでもなかったことが語られました。

古代シンオウ文字の解読と意味

古代シンオウで使われていたとされる象形文字が壁画のような形で展示されています。これらの文字は信仰対象や馴染み深いポケモンを模して造られたとされており、文字ごとにいくつかの意味があり、それらを組み合わせて文章を作っていたと考えられています。

古代シンオウ文字を表しているポケモンは、

アルセウス

ディアルガ

パルキア

ユクシー

アグノム

エムリット

クレセリア

ダークライ

ヒードラン

シェイミ

アヤシシ

バサギリ

ガチグマ

ヒスイ

ドレディア

イダイトウ

ヒスイ

ウインディ

オオニューラ

ヒスイ

マルマイン

ヒスイ

クレベース

ヒスイ

ウォーグル

レジギガス

ギラティナ

マナフィ

という順番で並んでいます。

古代の石切り場とシンオウ神殿の復元図

「古代の石切り場」と「シンオウ神殿」の絵も同区画に展示されています。『アルセウス』作中では、神殿を造るための石を切りだした場所が「古代の石切り場」と説明されており、シンオウ神殿もその一つであった可能性が指摘されています。

なお、現代のミアレ美術館において「シンオウ神殿」の絵はあくまで「復元図」です。『アルセウス』作中で起きた戦いによって神殿は柱だけを残して崩壊し、当時の調査団の一員が「やりのはしら」と名付け、それが現代まで伝わっているのです。

ヒスイ地方の生活と文化を伝える展示

その他にも、「大ヒスイ展」ではヒスイ地方の当時の生活や文化を伝える様々な展示物があります。

  • 雑貨屋の再現模型
  • 当時の人々の生活の様子
  • 民家の内観
  • 訓練所
  • 当時の髪型

これらの展示を通じて、ヒスイ地方における人々とポケモンの共生の歴史や、当時の人々の暮らしの様子を垣間見ることができます。

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