『Pokémon LEGENDS Z-A』の舞台のモデルについての記事です。
舞台である「カロス地方」と、巨大都市「ミアレシティ」の元ネタや、昼夜で異なる顔を見せる街の魅力を解説しています。
元ネタはフランスのパリ

ミアレシティの元ネタは、フランスの首都であるパリです。
細かな区分けがされている点が似通っており、街の中心部にある「プリズムタワー」はエッフェル塔がモデル、石畳がの道やお店の並び方がパリの町並みを連想させます。
Pokémon LEGENDS Z-Aの舞台「ミアレシティ」の全貌
カロス地方の中心都市「ミアレシティ」
『Pokémon LEGENDS Z-A』の冒険の舞台は、カロス地方に位置する大都市「ミアレシティ」です。
ミアレシティはカロス地方最大の都市であり、技術や芸術の中心地として知られています。
その構造は、フランスのパリがモチーフとされており、街のシンボルであるプリズムタワーはエッフェル塔がモデルになっています。
ポケモンと人のつながりが密接に

今作でのミアレシティは都市再開発が進み「ワイルドゾーン」が登場。
人とポケモンがより密接に共存する街へと変貌を遂げています。
『ポケモンXY』の世界から5年が経過

『Pokémon LEGENDS Z-A』の時代設定は、過去作『ポケモンXY』のフレア団事件から5年が経過した未来の世界です。
この時間経過により、ミアレシティの街並みや機能は大きく変化しています。
キャラクターたちも成長

『ポケモンXY』で登場したマチエールなどの一部のキャラクターたちも、少し成長した姿で再登場しています。
主人公のミアレシティでの冒険について

主人公は旅行でミアレシティを訪れ、「ホテルZ」というホテルに滞在します。
滞在中に「MZ団(エムゼット団)」というチームに加入し、仲間とともにミアレシティで起こる様々な事件や異変に挑むことになります。
ミアレシティで体験できる多彩な要素
昼夜で表情を変える街の様相
『Pokémon LEGENDS Z-A』のミアレシティは、ゲーム内の昼と夜で楽しめる要素が異なります。
昼にできること

街中を自由に探索し、ポケモンとの共存を目的として作られた「ワイルドゾーン」でポケモンを鍛えたり、野生ポケモンを捕まえたりする活動が中心となります。
サイドミッションもあり、それらを進めて街の問題を解決しつつ様々な報酬を集めていくのもオススメです。
夜にできること

夜になると「バトルゾーン」が出現し、最強のポケモントレーナーを決める戦い「ZAロワイヤル」が開催されます。
当然ポケモンの捕獲も可能で、 オーロット など夜間にしか出現しないポケモンも存在します。
ZAロワイヤルで頂点を目指す

夜間に開催される「ZAロワイヤル」は、ミアレシティにおける最強のポケモントレーナーを決める大規模なバトルイベントです。
ストーリーを進めつつ、このZAロワイヤルを勝ち抜き、頂点であるAランクをしていくことになります。
ランクアップのためには「チャレンジチケット」を集め、ランクアップ戦で勝利する必要があります。チャレンジチケットは、バトルゾーン内のトレーナーに勝利したり、拾ったボーナスカードの条件を満たしたりすることで入手できます。
クリア後はZAロワイヤル∞が追加!

クリア後は「ZAロワイヤル∞」が追加されます。
一定以上ポイントを獲得すると、ランクアップ戦代わりの「リワード戦」に挑戦でき、リワード戦では
ラブラブボール
などのレアなボールが入手できます。
リワード戦では15勝すると「AZのフラエッテ」が入手でき、20勝すると「スーパーユカリトーナメント」に挑戦できるようになります。
暴走メガシンカの脅威と新たなメガシンカポケモン

ミアレシティでは、野生のポケモンたちがメガシンカする異変「暴走メガシンカ」が発見されています。
暴走メガシンカしたポケモンと戦って鎮めることで、メガストーンが入手できます。
ストーリー中で入手できる新たなメガストーン
メガストーン |
ポケモン |
|---|---|
本作では、メガウツボット、メガルチャブル、メガカラマネロ、マフォクシー、ブリガロン、ゲッコウガといった新たなメガシンカポケモンも登場します。
上記の表で掲載している一部のメガシンカポケモンはストーリー中で登場し、倒すことでメガシンカが解禁されます。
上記の表に記載していないポケモンは「いしや」や「クエーサー社」でメガストーンを購入可能で、カロス御三家たちはオンライン対戦「Z-A Battle Club」のランクアップ時の報酬でメガシンカが解禁されます。
街の平和を守る「MZ団」と依頼解決
ミアレシティの平和を守る組織として「MZ団」が存在します。
主人公は探偵事務所の所長であるマチエールの助手となり、街の人々の依頼や困りごとを解決するサイドミッションに挑みます。依頼内容は、ポケモン探し、ポケモンバトル、落とし物探しなど、多岐にわたります。
ファッションで楽しむキャラメイク要素も

ミアレシティには、ヘアサロンやブティックといった施設が充実しています。
プレイヤーはこれらの施設を利用して、主人公のヘアスタイルや衣装を自由にカスタマイズし、自分好みのキャラクターで冒険を楽しむことができます。
トリミアンの容姿も変更できる
長らくSwitchタイトルに登場してこなかったトリミアンですが、今作でようやくの登場。
手持ちのトリミアンがいれば、専用のお店でカットを行い、トリミアンの見た目を変えることも可能になります。
過去作『ポケモンXY』からの進化と変化
『Pokémon LEGENDS Z-A』の舞台であるミアレシティは、『ポケモンXY』から数年後の姿を描いています。
そのため、街の様子や一部の施設には変化が見られます。
街の景観と機能の変遷
カロス地方の中心にある大都市は変わらず
ミアレシティは、『ポケモンXY』時代から変わらずカロス地方の中央に位置する大都市であり、技術や芸術の中心です。

XYから「ミアレ美術館」も健在、今作では「大ヒスイ展」という企画展が開催されており、ここでは『Pokémon LEGENDS アルセウス』の舞台の解説や史料の展示が行われています。
都市再開発で変わったところ

『ポケモンXY』当時には「ワイルドゾーン」や「ZAロワイヤル」といった要素は存在していませんでした。
ミアレシティの景観は変わらず石畳の通路や軒を連ねるお店が特徴的な街で、前述の通りファッションや美術の最先端となっています。
しかし、 『Pokémon LEGENDS Z-A』では都市再開発が進み、人とポケモンが共存する「ワイルドゾーン」、夜間はトレーナー同士が競う「ZAロワイヤル」が追加され、新たな街並みが形成されています。
ポケモン研究所とプラターヌ博士の不在
『ポケモンXY』での役割

『ポケモンXY』のミアレシティにあるポケモン研究所では、プラターヌ博士が所長を務めていました。
主人公は彼からカントー御三家ポケモンと対応するメガストーンを受け取ることができました。
『Pokémon LEGENDS Z-A』での変化

『Pokémon LEGENDS Z-A』でも研究所は健在です。
ただしプラターヌ博士の姿はなく、『XY』ではフレア団科学者として暗躍していたモミジが所長代理を務めています。

モミジとは「モミジリサーチ」で関わることになり、モミジリサーチをこなしていくことでわざマシンなどの様々な報酬を獲得することができます。
プリズムタワーの新たな役割
『ポケモンXY』での役割

『ポケモンXY』では、ミアレシティのシンボルであるプリズムタワーの内部に、でんきタイプのポケモンジム施設がありました。
『Pokémon LEGENDS Z-A』での変化

『Pokémon LEGENDS Z-A』では、プリズムタワーの外見は大きく変わらないものの、内部の施設はジムから変化しています。
また、シトロンやユリーカの姿はありませんが、作中で「シトロンは発明王、ユリーカはクイズ王となった」と語られています。
その他の主要施設
『ポケモンXY』のミアレシティには、レストラン・ド・フツー、カフェ・ひとみしり、ミアレ交通、トレーナープロモスタジオ、サロンド・ロージュ、ミアレガレット、ミアレ美術館、グランドホテルシュールリッシュ、ミアレステーション、メゾンド・ポルテ、ポケサロン・グルーミング、漢方薬局、いしや、ミアレ出版、IDくじセンター、フラダリカフェ、ハンサムハウス、レストラン・ド・キワミなど、多種多様な施設が存在していました。
これらの施設の一部は『Pokémon LEGENDS Z-A』でも登場しています。





記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。