『Pokémon LEGENDS Z-A』におけるマチエールについての記事です。
今作におけるマチエールの基本的な情報と、過去作からのマチエールの情報・過去作とのつながりなどの情報を紹介しています。
目次
『ポケモンZA』のマチエールとは?
探偵事務所の頼れる所長

『Pokémon LEGENDS Z-A』で主人公の前に現れるマチエールは、ミアレシティの平和を願う探偵事務所の2代目所長になっています。
彼女はミアレシティナンバー1の凄腕探偵であり、同時に優れたポケモントレーナーでもあります。
主人公は彼女の助手として、ミアレの街で起こる様々な事件や困りごとの解決に協力することになります。
『ポケモンXY』から成長した姿

マチエールは、過去作『ポケットモンスターX・Y』で初登場したキャラクターで、ニャスパーの「もこお」とともに路地裏で生活をしていました。
なぜかストリートギャングより腕っぷしが強く、外国の言葉が話せる中で、国際警察のハンサムに拾われ、読み書きができるようになり、人並みの生活を送れるようになります。
フレア団とも関係が

ハンサムに助けられてばかりでは嫌だという思いから、内緒で元フレア団科学者のクセロシキが開発した特殊なスーツ「イクスパンションスーツ」の開発計画に関するアルバイトを行っていました。これに関わっていたことが、ハンサムと『XY』の主人公の手によって判明し、それらを解決していくのが『XY』の本編後にある物語です。
『ZA』では、マチエールがハンサムハウスの二代目所長を務めています。ハンサムハウスには、ハンサムとクセロシキの写真が飾られています。

また、Z-Aで彼女がジャケットの下に着用している黒のスーツも、オートコントロール機能を破壊した状態のイクスパンションスーツです。
ZAはXYから5年後の世界
『ポケモンXY』の殿堂入り後のシナリオで、国際警察のハンサムと出会った後、彼の探偵事務所で暮らすようになった少女が成長した姿が『ポケモンZA』のマチエールです。
『ポケモンXY』の時点では16歳でしたが、作中で「フレア団事件から5年」と明記されているため、今作はXYの世界から5年が経過しており マチエールは21歳になっています。
『ポケモンXY』では社会問題の被害者という側面が強く描かれていましたが、『ポケモンZA』では探偵事務所の所長として、主体性のある自立した大人の女性へと成長しています。
マチエールの手持ちポケモン
手持ちポケモン一覧

マチエールのメインパーティとは、メインミッション35「ランクAをめざして」中に戦うことになります。
新たなメガシンカポケモン「メガカラマネロ」を使う

出典: www.youtube.com
マチエールは、今作で新たにメガシンカを獲得した「メガカラマネロ」を使用します。
恐らくクセロシキのカラマネロとは別個体
『XY』当時、クセロシキと和解した際に託されたカラマネロのレベルは70でした。
本作では58と下がっているため、託されたカラマネロの子どもという可能性もあります。
他にもクロバットも託されていましたが、本編では未登場(DLCでは登場が確定)のため、ストーリー中でクロバットの姿はありませんでした。
相棒のニャスパー「もこお」とは?

『ポケモンXY』でのマチエールは、「もこお」という名前のニャスパーと共に暮らしていました。
ZAでもマチエールとニャスパーが事務所で一緒に映り込むシーンが確認されており、このニャスパーが『ポケモンXY』と同じ「もこお」です。
「もこお」はマチエールの家族のような存在であり、モンスターボールには入っていないため、バトルで手持ちポケモンとして登場することはありません。
ただし、メインミッションやサイドミッションで活躍する姿を確認することができます。
『ポケモンXY』におけるマチエールの過去と『ZA』への繋が
ハンサムとの出会いと成長の軌跡

『ポケモンXY』でマチエールは、ニャスパーの「もこお」と共に路地裏で暮らす身寄りのない少女でした。
そこで国際警察のハンサムと主人公に出会い、ハンサムハウスと呼ばれる探偵事務所で暮らすようになります。
当初、言葉の読み書きができなかったマチエールですが、外国の言葉を話すことができ、腕っぷしも強く、ギャングから「ヘッド」と呼ばれるほどでした。
これらの能力を活かし、観光客のポケモンが盗まれた事件を解決するなど、ハンサムの助手として活躍しました。
ハンサムに家を与えられ、勉強も教えてもらう中で、マチエールは自分もハンサムのために何かしたいと考えるようになります。
字が読めるようになった彼女はアルバイト募集の張り紙を見つけ、ハンサムには内緒で働くことを決めました。
謎の人物「エスプリ」とイクスパンションスーツ

マチエールがアルバイトを始めた頃、ミアレ美術館での落書き事件や連続ポケモン強奪事件が次々と発生します。
ハンサムと主人公が真相を追う中で、犯行現場に現れる謎の人物「エスプリ」の存在が浮かび上がります。
やがて、「エスプリ」の正体が、フレア団の科学者クセロシキが開発した「イクスパンションスーツ」を着用したマチエールであることが判明します。
しかし、これはクセロシキが遠隔操作しており、マチエール自身には意識がない状態でした。
このイクスパンションスーツは、着用者の身体能力を高めたり、リモートコントロールする機能を持っています。
『ポケモンZA』のマチエールもコートの下にイクスパンションスーツを着用していますが、リモート操作に関する機能はオミットされているようです。
『ポケモンXY』の物語の最終盤では、悪の組織「フレア団」の科学者であったクセロシキとマチエールは、最終的にお互いを大切に思う関係へと変化していきました。
ハンサムから受け継いだ探偵の意思

主人公と共に事件を解決した後、ハンサムは次の仕事のために旅立つことを手紙に書き残し、ミアレを去ろうとします。
しかし、クセロシキの計らいによって飛び立つ前に再会を果たし、マチエールはハンサムハウスの二代目所長として任命された後、ハンサムと別れを告げました。
この経験が、彼女が『ポケモンZA』で探偵事務所の所長を務めるに至るまでの重要な背景となっています。







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