今回の記事はMinecraft(統合版)の「ハチミツ自動回収機」の作り方について詳しく解説していきます。
主に統合版で検証していますが、プラットフォームによって違う要素がある場合は一部Java版での検証も同時に紹介しています。
目次
ハチミツについて
「ハチミツ」というアイテムについて紹介していきます。
採取場所
画像のように木に付着している「蜂の巣」から採れます。
蜂の巣はハチが最大3匹まで入れるようになっており、観察しているとハチが出入りする様子を見ることができます。
入手方法
蜂の巣はハチが出入りを繰り返して、しばらく時間が経つと画像のように蜂の巣の穴の部分からハチミツが垂れてきます。
この状態でガラス瓶を使って採取すると、ハニーボトル(Java版:ハチミツ入りの瓶)が手に入ります。
また、ハサミを使って採取すると「ハニカム」というアイテムが手に入ります。
普通に採取するとハチが怒って攻撃してくるため、蜂の巣の真下に「焚き火」を置いてから採取しましょう。
ハチミツの使い道
ハチミツ(ハニーボトル)は主に4つの使い道があります。
食料
ハニーボトルは食料として使うことができ、満腹ゲージが6回復します。(お肉マーク3個分)
毒の治療
毒の状態異常を受けた状態でハニーボトルを飲むと、毒が治ります。
「砂糖」のクラフト
作業台でハニーボトル1本を砂糖3つに変換できます。
ハチミツブロックのクラフト
作業台でハニーボトル4本でハチミツブロックをクラフトできます。
このブロックの上を通ると移動速度低下・ジャンプ力低下になったり、落下中に触れると落下速度低下、ピストンで使うと隣接するブロックを一緒に移動させるといった効果があります。
ハチミツ自動回収機の作り方
続いて「ハチミツ自動回収機」の作り方を紹介していきます。主に統合版で検証していますが、プラットフォームによって違う要素がある場合は一部Java版での検証も同時に紹介しています。
用意するもの
用意するものは以下のものになります。(自動回収機1個あたりの材料)
アイテム |
必要な数 |
---|---|
チェスト |
2個 |
ホッパー |
2個 |
ガラス瓶 |
最低64×9個~上限なし(できるだけたくさん用意する) |
ガラス |
64×3個 |
花 |
最低3本~上限なし |
タル |
1個 |
発射装置(Java版:ディスペンサー) |
1個 |
蜂の巣箱(Java版:養蜂箱) |
1個 |
レッドストーンの粉 (Java版:レッドストーンダスト) |
5個 |
レッドストーンコンパレーター |
1個 |
木材 |
1個 |
ホッパー、ガラス瓶、タル、蜂の巣箱、発射装置、レッドストーンコンパレーターのクラフトレシピは以下の画像のようになります。
ホッパー
チェストと鉄のインゴットで作れます。
ガラス瓶
ガラスは「砂ブロック」をかまどで焼くと手に入ります。
蜂の巣箱
「ハニカム」は「ハチミツについて」で述べた通り、蜂の巣からハサミを使って採れるアイテムです。
発射装置
レッドストーンの粉は地下の洞窟などにある「レッドストーン鉱石」を鉄以上のツルハシで掘ることによって取れます。
レッドストーン鉱石↓
レッドストーンコンパレーター
「レッドストーン松明」は木の棒とレッドストーンの粉で普通の松明と同じように作れます。一番下の石ブロックはかまどで「丸石」を焼くことで手に入ります。ネザークォーツは「ネザー」というダンジョンで手に入ります。
タル
統合版とJava版でクラフトレシピが異なります。木材のハーブロックを2つ使う所までは同じですが、統合版は「木の棒」、Java版は「木材」と両サイドの材料がそれぞれ異なるので注意してください。
統合版でクラフトする場合↓
ハニーボトル回収部分の作成
①地面に2マス隙間を掘り、そこにラージチェストを置きます。ラージチェストは通常のチェストを2個続けて置いたものです。
②ラージチェストのホッパーと接する面が正面に見えるように移動し、隣にしゃがみ状態でホッパーを設置します。ホッパーとチェストの間に管のようなものがあったら、つながっている状態です。
③設置したホッパーの隣のブロックの上に蜂の巣箱を置きます。
蜂の巣箱は蜂の巣と同じ役割でホッパーはハニーボトルの回収のためです。
なお注意点として、統合版ではホッパーの上には何も置かないでください。蜂の巣箱からハチが出れず、障害物になってしまいます。
ただし、Java版ではホッパーの上に養蜂箱を置きます。これはそれぞれの仕様に違いがあるためです。
統合版はハニーボトルが蜂の巣箱の手前に落ちますが、Java版はハチミツ入りの瓶が養蜂箱から直接ホッパーに回収されます。
④蜂の巣箱の上に、発射装置を置きます。発射口となる穴が下になるように置きましょう。
⑤発射装置を設置したら、チェストの隣にホッパーを設置した時と同様に、画像のようにホッパーを付けます。発射装置とホッパーの間に管のようなものがあったら、つながっている状態です。
⑥発射装置の上にタルを設置します。タルは中にガラス瓶をあらかじめ大量に入れておいて、発射装置やホッパーの中にあるガラス瓶が不足した際に補充する役割を担っています。
発射装置やホッパーの中身はなるべく常にガラス瓶で満たされている状態にしておきましょう。
レッドストーン回路の構築
今回の自動回収機の最も重要な部分ともいえる「レッドストーン回路」を作ります。
①「レッドストーンコンパレーター」を画像のように置いた後、隣にレッドストーンの粉(1つ目)、ガラスを置いていきます。
②先ほど置いたガラスの上、ホッパーの隣のガラスの上、タルの上にレッドストーンの粉(2、3、4つ目)を置いていきます。
③発射装置の上に「木材」を置き、その上にレッドストーンの粉(5つ目)を置けば回路は完成です。
ちなみにレッドコンパレーターには3つの赤いボタンのようなものがあります。このうち、レッドストーン回路側の1つの赤いボタンが回路を起動させるスイッチになり、自動回収機が機能している時は常に光っています。
ハチミツ自動回収機の仕組み
今回の自動回収機は蜂の巣箱にある「蜜レベル」という仕様を利用しています。蜜レベルは数字で表すと全部で0~5で、蜜レベル5の時に蜂の巣または蜂の巣箱からハチミツが垂れてきます。
また、蜂の巣の成長度合いを表す「巣レベル」とも呼ばれています。
蜜レベルは直接レッドストーン信号の強さに反映されます。例えば蜜レベル2の時はレッドストーン信号は強度2になり、レッドストーンコンパレーターから2個目のレッドストーンの粉まで信号が送られます。
これはレッドストーンの粉1つにつき強度1という基準があります。つまり、最大蜜レベル5まで反映するにはレッドストーンの粉は5個必要になります。
ハチミツが採取できる蜜レベル5の時は強度5のレッドストーン信号が、5個目のレッドストーンの粉がのところまで送られ、それに真下の発射装置が反応し、蜂の巣箱にガラス瓶を発射します。
その後、出てきたハニーボトルが回収されるという仕組みです。
花を植える・ガラスで囲む
回路を作り終えたら、花を植えましょう。花は特に数の指定はありませんが、最低3本植えておきましょう。
ハチは「花から蜜を集める行動」をするので、花がないと蜜を集められず、先ほど説明した「蜜レベル」が上がりません。
蜜を集めている様子↓
あとは図のようにガラスで囲ったら完成です。
利点
今回のハチミツ自動回収機は、自動でハニーボトルの生成・回収してくれることが最大のメリットです。
そのほかにも画像のように同じ自動回収機を横並びに設置していくだけで、手軽に自動回収機効率を上げることができます。
補足
ハチミツ自動回収機はプラットフォームによって完成形を横から見た時の見た目が違います。上がJava版で下が統合版です。
わかりやすいのは蜂の巣箱(Java版:養蜂箱)の前にホッパーがある方が統合版、ない方がJava版です。
統合版↓
Java版↓
また、今回の自動回収機はタルの代わりにホッパーにしたり、ラージチェストを画像のような位置にしても機能します。
まとめ
今回は簡単に作れるハチミツ自動回収機を紹介しました。少しでも参考になれば幸いです。
また、この装置は工夫次第で「ハニカム」の自動収集機にも使えるので、気になる方は是非チャレンジしてみてください。
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