マインクラフトでは、2025年10月1日に新ゲームドロップ(アップデート)が配信されました。
この記事では、アップデートVer1.21.9「The Copper Age (銅の時代)」で実装された要素や遊び方などを紹介しています。
目次
Ver1.21.9アップデート情報
Ver1.21.9(統合版1.21.110、2025 Drop 3)のアップデートについて、判明している情報をまとめています。
配信時期はいつ?

Ver1.21.9は、2025年のゲームドロップ第三弾(2025 Drop 3)「The Copper Age (銅の時代)」として配信されました。
配信日 |
2025年10月1日 |
|---|---|
Java版のバージョン |
1.21.9 |
統合版のバージョン |
1.21.110 |
アップデート内容

現時点で公開されている新要素や、変更された要素は以下の通りです。
- 銅ゴーレム、銅ゴーレムの像、銅のチェスト
- 棚ブロック
- 銅の防具、銅のツール、銅塊
- 銅の馬鎧
- 銅の装飾品(松明、ランタン、鎖、銅格子)
- 避雷針が錆びる/錆止め可能に
- 染料の見た目が変更
- エンドで光の点滅が発生
- チャットの下書き機能が追加
アップデート内容の詳細
Ver1.21.9に含まれる主な内容の詳細を紹介します。
銅ゴーレム、銅のチェスト

「銅ゴーレム(Copper Golem)」は、銅でできたゴーレムです。
銅ゴーレムは、「銅のチェスト(Copper Chest)」からアイテムを取り出し、近くのチェストへと収納してくれます。

銅ゴーレムは、活動を続けると徐々に錆びてしまい、完全に錆びると「銅ゴーレムの像(Copper Golem Statue)」へと変化します。
銅ゴーレムの像は、斧を使用し錆を落とすことで再度動くようになります。
銅ゴーレムの像は、ツルハシで回収し好きな場所に設置できるため、装飾の像として見守ってもらうことも可能です。
棚ブロック

「棚ブロック(Shelf)」は、アイテムを飾りながら収納することができるブロックです。
レッドストーン信号を与えることで、棚ブロック同士を接続し一括でアイテムを交換することも可能になります。

豊富なバリエーションから装飾としても扱いやすいうえ、珍しい形状から縦ハーフブロックの代用品としての活躍も期待できます。
銅の防具とツール、銅塊

長らく実装されていなかった銅の防具一式、銅のツール一式、銅塊が実装されます!
サバイバルにおいて、銅は簡単に入手できることが多いため冒険の序盤に活躍する装備となりそうです。
銅の防具一覧

- 銅のヘルメット(Copper Helmet)
- 銅のチェストプレート(Copper Chestplate)
- 銅のレギンス(Copper Leggings)
- 銅のブーツ(Copper Boots)
銅の防具の防御力や耐久値は、革の防具より高く、鉄の防具より低い性能となっています。
銅のツール一覧

- 銅の剣(Copper Sword)
- 銅の斧(Copper Axe)
- 銅のシャベル(Copper Shovel)
- 銅のツルハシ(Copper Pickaxe)
- 銅のクワ(Copper Hoe)
銅のツールの破壊速度や耐久値は、石のツールより高く、鉄のツールより低い性能となっています。
銅塊

銅の防具やツールをかまどなどで精錬すると、「銅塊(Copper Nugget)」を入手できます。
銅塊は、鉄塊や金塊などと同様に、9つクラフトすることで銅インゴットにすることができます。
銅の馬鎧

新たに「銅の馬鎧(Copper Horse Armor)」が追加されました。
銅の馬鎧の防御力は4であり、革より高く鉄より低い性能となっています。

銅の馬鎧は、鉄の馬鎧と同じようにダンジョン(スポナー部屋)や砂漠の寺院(ピラミッド)などの構造物のチェストから入手できます。
銅の装飾品4種

「銅の松明」「銅のランタン」「銅の鎖」「銅格子」という4種類の銅の装飾品が追加されました。

出典: x.com
銅の装飾品は、それぞれ既存の松明やランタン、鎖、鉄格子と色違いの見た目となっています。
また、「銅のランタン」「銅の鎖」「銅格子」は、時間の経過とともに酸化します。
銅の松明

「銅の松明(Copper Torch)」は、松明と同じ機能を持つ光源ブロックです。
銅塊1つ、石炭1つ、棒1つをクラフトすることで作成できます。
銅のランタン

「銅のランタン」は、ランタンと同じ機能を持つ光源ブロックです。
銅塊8つと銅の松明1つをクラフトすることで作成できます。

銅のランタンは、銅の電球とは異なり酸化度による明るさの変化はありません。
銅の鎖

「銅の鎖(Copper Chain)」は、鎖と同じ機能を持つブロックです。
銅インゴット1つと銅塊2つでクラフトできます。
この追加に伴って、既存の「鎖」は「鉄の鎖(Iron Chain)」へと名称が変更されました。
銅格子

「銅格子(Copper Bars)」は、鉄格子と同じ機能を持つブロックです。
銅インゴット6つでクラフトできます。
銅格子は、既存の「銅の格子」ブロックとは異なります。
避雷針が錆びるように

今回のアップデートでは、避雷針が錆びるように変更されます。
見た目が変化するのみであり、性能は変化しません。
この変更に伴い、酸化の度合いの違う避雷針が追加されました。
錆止めすると色を固定できる
避雷針に対してハニカムを使用することで錆止めができるようになりました。
錆止めされた避雷針は、周囲に雷が落ちた影響を受けても酸化の度合いは変化せず、好みの酸化状態のまま使うことができます。
染料の見た目が変更
Ver1.21.9では、16種類の染料の見た目が変更されました。
この変更により、染料16種類はそれぞれ異なる形になり見分けやすくなります。
エンドで光の点滅が発生(Java版)

Java版では、エンドディメンションにスカイライトが追加されました。
スカイライトとは、エンドにいる間に時々発生する紫色の閃光を指します。
統合版では、以前のアップデートにて実装されている要素です(バイブランドビジュアル適応時)。
スカイライトが発生すると、効果音と共にエンドの空が紫色に光ったのち、徐々に光が強くなりエンド全体が紫色の光で満たされます。
十数秒でスカイライトは消え、またしばらくすると発生します。
スカイライトを弱くする方法
アクセシビリティ設定の、「空の明滅を非表示」をオンにすると、スカイライトの閃光が弱くなります。
完全に消えるわけではなく、エンドの地面や構造物などを覆う点滅が無効になり、空に発生する光源は消えません。
「空の明滅を非表示」をオンにした場合も、スカイライトに伴う効果音は再生されます。
スカイライトにより目がチカチカしてしまう場合は、非表示にすることをおすすめします。
チャットの下書き機能(Java版)
Java版にて、チャットが強制的に閉じられた場合、未送信のチャットメッセージがチャットの下書きとして保存されるようになりました。
強制的に閉じられるとは、死亡やダイアログの開始などの外部ソースによって閉じられることです。
また、設定を変更することで、どのような場合でもチャットを下書きとして保存できるようになります。
- 下書きは、次にチャットを開いたときに自動入力されている
- 下書きは、復元されるまでグレーの斜体で表示される
- 下書きは、以下の方法で復元できる
- 追加で文字を入力する
- クリックする
- 矢印キーの左右でテキストカーソルを移動する
- 矢印キーの上下で選択する
- 下書きの復元前にEnterキーを押すとそのまま送信
- 下書きの復元前にバックスペースキーを押すと全削除
常にチャットを下書きとして保存する方法
設定のチャット設定メニュー内の「未送信のチャットの保存」をオンにすることで、常にチャットが下書きとして保存されます。
このオプションを有効にすると、未送信のチャットはプレイヤーが意図的にチャットを閉じた場合でも下書きとして保存されます。
デバッグ画面カスタマイズ(Java版)

Java版スナップショット25w31aでは、デバッグ画面に表示する要素をカスタマイズできるようになりました。
デバッグ画面は、F3キーを押すことで表示される画面のことです。
デバッグ画面では、現在の座標やフレームレート、バイオームなど様々な情報を確認できます。

VEr1.21.9以降は、F3+F5キーを押すことでデバッグ画面に関する設定を開くことができ、表示したい要素を選択できます。
情報を常に表示できるように
この変更で、選択した要素を常に表示する(Always)状態も選べるようになります。
常に表示するように選んだ要素は、デバッグ画面を閉じても表示され続けます。
スポーンチャンク廃止(Java版)
Java版1.21.9では、スポーンチャンクが廃止されました。
スポーンチャンクは、メモリやパフォーマンスへ負荷をかけてしまうため廃止になると説明されています。
Java版では、初期スポーン地点周辺のチャンクは「スポーンチャンク」と呼ばれ、プレイ中は常に読み込み続けられていました。
スポーンチャンクが廃止されても、エンダーパールが存在しているチャンクや、ネザーゲートが存在しているチャンクなどの特定の要素のあるチャンクが読み込まれ続ける仕様は継続しています。
これらを活用することで、目的のチャンクを読み込ませ続けることが可能です。












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